Ａ･Ｒ･Ｅ祝いで、賀露若林から皆生温泉つるやで湯浴み三昧

2023/09/15 - 2023/09/16

2022年12月に、ほぼ奥様の実家の片付けの目途が立ち、色々な事を考えずに、ゆっくりと山陰を楽しめるようになった私達。

6月は皆生温泉と三朝温泉、7月には玉造温泉で美味しい料理を頂き、山陰の名湯でリラックスして楽しんできました。

奥様は「もういいんじゃない。」と思っているのでしょうが、お得なプランを見つけるとザワザワしてしまう私、今回も皆生温泉の老舗旅館で、お得なプランを見つけました。
旅行割は終了しましたが、探すと色々あるものですね。

という事で、偶然ですが阪神タイガース優勝決定の翌日でもあり、お祝いにと奥様大好物の「鯛のあら炊き」を急遽追加して貰い、夜は少し涼しくなってきた山陰、皆生温泉の老舗旅館で、ゆっくりと湯浴みを楽しんできました。

翌日は、倉吉で奥様の女子会にオッサンが飛び入り参加し、ゆっくりと帰宅しました。

＊6月の皆生・三朝温泉の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11845626
https://4travel.jp/travelogue/11845628
＊7月の玉造温泉の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11845630

エリア 皆生温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

川西のマンションを9時過ぎに出発し、いつもの新名神～中国道～鳥取道～山陰道を通り、鳥取に昼前に到着です。

今日のランチは、2020年7月以来となる、賀露の若林で頂きます。
倉吉在住時は、週末の買い物がてらのお出かけで、月一回位は立ち寄っていたのですが、3年振りとはチョット驚きでした。

お食事処 若林 グルメ・レストラン

確かに、倉吉在住の時は、ランチで鳥取に行くなら若林、米子方面なら、赤崎の海や日吉津の山芳亭と、海鮮系のお店を結構贔屓にしていたのですが、関西から片付け等で戻る際は、夕食は旅館でしたので和食、海鮮系が多いからと、ランチは洋食が多かった気がします。

3年振りですが、メニューは大きくは変わっていませんでした。
ただ、やはり料金は値上げされているようですね。

人気店なのは変わらず、私達が入店した時は残っていた限定メニューが、退店時には軒並み売り切れとなっていました。

私は限定10食の花籠御膳を発注。

値上げしたとはいえ1,300円で、刺身、天ぷら、茶碗蒸し、小鉢等がこれだけあればお得ですよね。

干し魚を炙って頂けるようになっています。

単に、汁と書かれていますが、私、山陰のお店で食べる際はお味噌汁が凄いなと思います。
時には親ガニであったり、今日は海老でしたが、凄く美味しいんです。
ご飯も美味しいし、やはり鳥取の食事は良いですねぇ。

奥様は彩御膳。

こちらも1,300円で、刺身、天ぷら、焼き物に煮物、お魚のしゃぶしゃぶまで付いています。

ごちそうさまでした。

賀露を出て、一路皆生温泉に向かいます。

9月とは言え日中は猛暑の鳥取、途中寄り道する元気もなく、15時過ぎに本日の宿「皆生温泉　四季を奏でるさらさの宿　皆生つるや」にチェックインしました。

皆生温泉　四季を奏でるさらさの宿　皆生つるや 宿・ホテル

部屋は南館の和室。
ライトアップされる旅館自慢の庭園「つくよみの庭」側の、スタンダードの客室です。

窓からは皆生海岸方向も望めます。

部屋の風呂は、大浴場を利用したので入りませんでしたが、トイレも別でアメニティもマズマズと言った感じでしょうか。
（高級ホテルの宿泊経験が少ないので、良く分かりません。）

廊下のコーナーからは米子の市街地方向を望めます。

この空き地には、1957年オープンの水族館があったそうです。
設備も、ノウハウもない状況で1965年に閉館、昭和の初期から戦後にかけては、皆生温泉に競馬場もあったそうです。
色々な歴史があるんですね。

今回は公式HPから予約したので、色々な特典が付いていました。

始めは一休のプランを予約したのですが、お得感があったので、変更させて貰いました。
予約時のHP割引で2,680円、館内利用券3,000円（追加料理と飲み物で使用）ラウンジの珈琲券、テラスダイセンのソフトクリーム、次回割引等、色々特典が付いていました。

小市民の私、結構嬉しいです。

つくよみの庭という、旅館自慢の庭です。

2020年12月から、中庭池に水中照明、庭樹木にはガーデン照明等、LEDによるライトアップが行われ、幻想的な空間となっています。

こちらは、1961年に鶴の湯別館として、7部屋の小さな旅館を創業したのが始まりで、1987年には6階建を増築、1995年には9階建ての新館が完成し、67室、最大収容300人という、山陰を代表する温泉旅館となっています。

旅行新聞社の「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」や観光経済新聞社の「5つ星の宿とホテル」等を毎年受賞しており、大女将は観光事業の功績により2009年に、黄綬褒章が授与されているようです。

陽も傾いてきて、少し涼しくなってきたので、少し夕食に備え運動がてら、皆生海岸を散歩しました。

日本の白砂青松100選にも選ばれた、美しい弓ヶ浜海岸にあり、夏になると温泉と海水浴場が一度に楽しめるという、鳥取を代表するリゾート地です。
公園内には、無料開放の足湯スポット「潮風の足湯」もあり、結構楽しめますね。

波の音を聞きながら、海を見ているとお腹が空いてきたので、旅館に戻ります。

皆生海浜公園 公園・植物園

　今日の料理は、境港直送の産直鮮魚や大山の麓で育った地元野菜を中心に、厳選した四季折々の山陰の豊かな旬の食材を使ったスタンダード会席です。

また、A･R･Eのお祝いにと、G党の私から奥様の好きな鯛の荒炊きを追加いたしました。

食事は、別個室で頂きます。

先ずは、食前酒としてノンアルの柚子酒（これって食前酒って呼ぶのかな？）
先付の寄せ長芋、前菜の旬菜7種盛りです。

椀物の弓ヶ浜の葱の磨り潰し、出汁で延ばした上品な料理です。

合鴨、葱煎、糸雲丹が味に膨らみを持たせています。

山陰に来たら、やはり造里には期待しますね。
境港直送の4種盛りで、境港はマグロも有名ですし美味しいですね。

ここで、鯛のあら炊き登場。。。。

甘ったるく無く、上品な味付けで美味しかったです。

A･R･Eを、お頭付きでは無く、お頭のみでお祝いです。

次は、台物です。

鳥取牛の蒸籠蒸しを黄身ポン酢で頂きます。

鳥取って、海産物だけでなくオレイン55に代表される、牛肉等の畜産品も有名ですからね。

焼き物は、鮎蓼焼き。
鰻の山椒寿司も美味しいです。

油物は、海老湯葉、鱚、丸十、青唐の天ぷらです。
抹茶塩で頂きます。

丸十って何かと思い調べると、薩摩藩島津氏の家紋が、丸に十字という事から呼ばれている野菜で、薩摩藩が有名な産地ということで、「さつまいも」です。

蓋物の鱧養老蒸し、鳥取県産のこしひかり、香の物と清し汁でお腹一杯になりました。　　

最後は、水菓子のフルーツワインジュレ掛けで締め、ゆっくりと時間をかけて美味しく頂きました。

お腹が一杯になって、一旦部屋に戻り少し休憩してから、私は何度目かの温泉に繰り出します。

皆生温泉の湯は、地球を大循環する地下水が温められ、海水も一部混入した、カルシウム分の多い地球の恵みの湯です。
塩類が皮脂を溶かして「石けん」をつくり、皮膚に薄い膜をまとった状態になり、肌の老化を防ぎ、健康にも良い効果を与えるようです。

皆生の湯は、湧出量は4,400?/分、源泉数19カ所で、源泉温度は65度と高温で、大浴場、露天風呂は、加水ありの源泉掛け流しと、循環式の併用らしいです。

効能としては、神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病などが挙げられ、ホカホカ、ツルツルの健康と美肌をつくる、と言われています。

ちなみに、某TVで皆生温泉の塩分濃度は、全国6位という濃さで効果が証明されたらしいです。

昨夜は、数えきれない位、露天と大浴場に浸かり、爆睡しました。
翌朝も、夜明けから湯浴みに走り、奥様から「よく身体がふやけないね。」と、いつもの言葉を貰いましたが、温泉の効能か、頗る目覚めの良い朝です。

朝食も、別個室で頂きます。
豆腐ちくわやイカ、鳥取の味を満喫し、帰路に着きます。

昼過ぎに、奥様は倉吉で友人達とお茶するようですが、それまで時間もあるので、倉吉時代の週末のレジャーランド、日吉津のイオンモールに寄り道です。

もうハロウィンの飾り付けがされていましたが、此方では映画を見たり、買い物をしたり等、子供達と良く来たお店だけに、懐かしく色々な事を思い出しました。

14時過ぎに、倉吉の元町珈琲に奥様を送り届け、私は大好きな牛骨ラーメンの香味徳へ。

やはり美味しいなと食べていると、奥様からLINEが、一寸聞きたい事があるのでお店に来てとの事で、急遽私も奥様の女子会に飛び入り参加です。

たわいのない話をして、16時過ぎに解散となり、帰路に着きました。

今回、これまで。

元町珈琲 鳥取倉吉の離れ グルメ・レストラン