鳥取県大栄町はスイカの名産地～（三朝館から大栄西瓜まつりへ）

2023/06/30 - 2023/07/01

奥様の実家の片付けの目途が立ち、色々な事を考えずに、ゆっくりと鳥取を楽しめるようになった私達。。。
6月初めに、皆生温泉を訪れたばかりですが、この時期は『鳥取の夏の恵み』のスイカ、メロンが凄く美味しくなる季節です。

鳥取を離れてからも、片付けの合間に贈答用の買い出しをしていましたが、今年は片付け抜きで、旧大栄町（現在は北栄町）のスイカ選果場で開催される「大栄西瓜祭り」の日程に合わせて、久し振りの三朝温泉の湯に癒されてきました。
今回は、いつもの清流荘では無く、一寸豪華に三朝館に宿泊しましたが、三朝の湯はどの旅館も素晴らしいですね。

＊過去の大栄西瓜備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11633119
https://4travel.jp/travelogue/10904706

私は果物の中で一番メロンが大好きで、夏になるとメロンに埋もれていたい位なのですが、奥様はスイカ派ですし、周りにもスイカ大好きと言う方が多く、持ち帰りだけでなく、イベント期間中は発送料金が大出血サービスとなっていて、沖縄、滋賀、東京等の、普段お世話になっている方々へ発送でき、甘～い大栄西瓜を楽しんで貰うことが出来ました。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

いつものように、新名神川西ICから8時過ぎに出発、中国道、鳥取道経由で倉吉には11時過ぎに到着です。

今日のランチは、奥様の実家近くにある、街中華の扇雀食堂で頂く事としました。
お店の歴史は古く1961年創業で、2015年3月発生した大きな火災に巻き込まれ、旧店舗が焼失した後に再建され、綺麗になっています。

扇雀食堂 グルメ・レストラン

このお店は、大相撲で活躍中の、落合君の実家近くで、子供の頃から良く来ていたようです。
彼のお気に入りの、唐揚げ、ギョーザ、明石焼きに豚汁を加えた「令和の怪物さん定食」は、落合君命名のランチメニューのようです。

私は、残り1だった「おまかせ定食」を発注、ボリュウムタップリで、メインになるものが3品もあり、他にも蕎麦等色々付いています。

お得感一杯の定食ですね。

奥様は、子供の頃からあったという「たこやき（明石焼き）」を発注。

中華食堂と言われていますが、10種の定食やカレー、親子丼、オムライスにうどんまで、何でもある町の食堂ですね。
美味しかったです。

中学生の落合君のサインを飾っているお店、一緒に応援していきたいと思います。

今日の宿は、三朝温泉　三朝館です。

楽天トラベルの「迷ったらコチラ、山陰鳥取の恵み満喫・癒し温泉旅」という旅行支援対象のプランで、結構お得なプランとなっていたので、いつも清流荘では芸が無いねという事で、こちらにいたしました。

倉吉在住時に、数回日帰り温泉に来たことがあり、お風呂が大きく、特に女性用のバラ風呂が有名な旅館です。

三朝温泉 三朝館 宿・ホテル

1938年1月開業の、「依山楼岩崎」や「万翠楼」、「斎木別館」等と並ぶ、三朝を代表する大型旅館の一つでしたが、斎木別館は、湯快リゾートの経営となっています。

三朝館も経営が厳しくなり、2014年8月から佳松苑グループの一つとなっています。
三朝館の露天風呂付特別室の「はなれ琳」、鳥取市にあった市町村職員共済組合の施設「ホープスターとっとり」をリニューアルした「BIRD-STAY HOTEL＆THE BEEHIVE」を経営されているようです。

ロビーには鳥取関連で、青山剛昌さんの「サイン入りコナン君」、石浦関（2023年6月1日引退、年寄「間垣」襲名）のサインが展示されていました。

「三朝館」は、美しい日本庭園、広い露天風呂、内湯大浴場を持ち、全ての湯が豊富な自家源泉掛け流しという、温泉好きの私好みです。

お部屋は10畳の和室、窓からは道路越しに三朝川が望めます。

風呂は立派な大浴場があるので、利用しませんでしたが、トイレ、洗面もゆったりとレイアウトされていて、部屋が広く感じました。

楽しみにしていた夕食です。

レストランの仕切りで区切られた半個室スペースで頂きます。
先ずは、食前酒の梨ワインで乾杯し、季節の前菜8品盛からスタートです。

山陰とれサザエ他四種盛りです。

新鮮な山陰サザエに、鮪、サーモン、ハマチ、甘えびの4種盛りです。

山陰の刺身はやはり美味しいですねぇ。醤油は青谷町の山崎醸造本舗の「イナサ醤油」、こちらも魚の味を際立たせてくれています。

彩り野菜と蓋物、茶碗蒸し、季節の炊き込みご飯、赤出汁、香物3種です。

三朝館の名物、鳥取和牛のとろたますき焼きです。

肉質日本一と言われる鳥取和牛を、料理長秘伝の割下ですき焼きにしたものです。
地元の卵にとろろを加えた、特製ダレで頂きます。

のどぐろの柚庵焼きです。

日本海のどぐろを、清々しい柚庵焼きにして提供されます。
のどぐろって、山陰に住んでいた時もめったに食べる機会が無い魚ですが、食べるとやはり美味しいですね。

最後は、杏仁プリンと季節のフルーツゼリーです。

美味しく、お腹一杯になりました。

部屋に帰って少し休んで、再度湯浴みに出発です。

ぽかぽかの身体でぐっすりと寝て、翌朝も数回お風呂に入り、朝食タイムです。

2022年11月リニューアルオープンした、ライブキッチンも設置された「dining三徳」の別室で頂きます。

地元産の新鮮野菜等、地産地消に拘った約40種の料理を頂きます。

奥様は、ハタハタや岩ノリ、長芋等々、倉吉の時から好きだった食材に手を伸ばしますが、私は禁断のカレーに手を出してしまいました。

最後にもう一度露天風呂に浸かり、10時チェックアウトで、スイカ選果場に向かいます。

東伯郡北栄町妻波にあるスイカ選果場は、倉吉在住時から通いなれた場所です。

こちらで年に一度、7月上旬頃に「大栄西瓜まつり」が開催されます。

都会のイベントとは違い、何処かのんびりとした緩い雰囲気の中、先ずはスイカの試食を頂きます。

試食と言っても、ひと切れが大きいですよ。

このくり抜かれたお化けスイカですが、5Lサイズ位の大きさです。

大栄スイカは、口当たりが格段に違います。
シャリ～ンとした口当たりですが、繊維質が口に残らないまろやかな粒子で構成されています。
甘い、美味しいとしか表現できません。

流石、ドバイ王国に献上されたこともある、世界に誇る大栄スイカです。

試食は幾つ迄等の制限が無いのも、凄いですね。

4切れ試食したら、1/4玉食べた位のボリュウムがあります。
大きなスイカを切ってくれていますから、なにより甘い！！！！。

スイカは大きいほど甘い、これは間違いないですね。

メロンも販売していますが、メインはスイカ。。。

持ち帰りと発送のコーナーが分かれていますが、大きさは一緒です。

こちらで見ると2Lって小さく見えるのですが、冷蔵庫に丸々は入りません。
私達が送る方々は、スイカ大好きの人達ですので、やはり大きく甘いスイカを送りたいと思いますので、特大をチョイス。
1箱入り、12～13㎏という大きさですが、後から送った人に聞くと、冷蔵庫がスイカで溢れたとか、知り合いにお裾分けして、半分位にしても、半割では入らなかったという事でした。

毎回恒例の重量当てクイズ。。。

私達は奥様115kg、私100.5kgと予想しましたが、結果は96kgだったようです。

北栄町が誇る「大栄西瓜」のマスコットキャラクター、夏味ちゃんです。

大栄西瓜の栽培開始100周年を記念し、大栄西瓜のPRのために2007年に誕生したキャラクターです。

大玉の「大栄西瓜」をイメージして、ちょっと大きなスイカに、黄色いスイカの花をあしらった帽子を被っています。
真っ赤な果肉を思わせる赤いワンピース、赤い靴がチャームポイントのようです。

沖縄の友人や滋賀の義母の所等5か所に、特大を送ったのですが、娘の所や大阪の友人、自宅用と持ち帰りの特大スイカ3箱、私と娘用のメロン、3個入が4箱でパンパンの軽自動車に、頑張ってくれよとお願いし、帰路に着きます。

鳥取でいつもの焼肉屋さんで夕食をとり、中国自動車道 社PAで休憩し、無事帰着いたしました。

社PSには、東経135度子午線タイルがあったのを、始めて知りました。

社パーキングエリア 道の駅

購入したメロン、タカミとペルルです。

私はこの2つが好みですね。
娘もメロン派なので、購入してきたメロンを山分けして、私の取り分がこちらとなりました。

食べ頃を少しずらして購入したので、暫くの間は、毎日お腹一杯メロンを食べることが出来るので、嬉しいですね。

今回、これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• ｍａｒｓｙさん 2024/02/01 12:56:33

  大栄町は

  まつじゅんさんこんにちは、marsyといいます。
  大栄町はコナンの街ですが、コナン巡りは行かれなかったのかな？
  では失礼いたします。まつじゅんさん旅行記にポチッとな！

  まつじゅんさん からの返信 2024/02/01 14:00:08

  Re: 大栄町は

  ｍａｒｓｙ　様
  
  いつも拙い私のページへのご訪問＆コメントありがとうございます。
  私、平成30年3月まで、24年間大栄町（現北栄町）の隣町、倉吉に住んでいましたので、日常的にコナン君関連の地には、買い物等で良く立ち寄っていました。
  昔、子供達が小さい時には、家族で何回か記念館やストリートを歩いたり、スイカマラソンに参加した事もありました。
  また、何回かは、正月青山先生の帰省に合わせて、実家前の公民館でのトークショーにも何回か参加して、面白かった記憶があります。
  
  その事やコナンの里については、私のページの鳥取県で検索頂いたら、結構昔の物が出てくる（かも）と思いますので、また覗いて頂ければ幸いです。
  
  ちなみに、子供達もコナン君のファンですが、悪の組織の本部は倉吉にある、という都市伝説を、いまだに信じているのが面白いです。
  
  matujyunn