2010/12/25 - 2010/12/25
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かっちんさん
平成22年(2010)北陸本線筒石駅では珍しい赤地紋「青春18きっぷ」を発売していたのでわざわざ買いに行きました。
現在の「青春18きっぷ」はマルス端末で発行する磁気券ですが、当時は紙の「青春18きっぷ」で鉄道マニアの間では貴重なきっぷでした。
青春18きっぷは国鉄時代の昭和57年(1982)「青春18のびのびきっぷ」として発売。
翌昭和58年から「青春18きっぷ」と改称し、現在に至ります。
普通列車にしか乗れませんが、日本全国の在来線に格安で利用できるので、私たちの旅行にはもってこいのきっぷです。
我が家のコレクションを調べると昭和58年(1983)「青春18きっぷ」がありました。
それ以降、現在までの変遷を紹介していきます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・ウィキペディア「青春18きっぷ」「国鉄419系・715系電車」「筒石駅」「マルスシステム」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
変わった形の普通電車(直江津駅)
これから富山行きに乗り、筒石駅へ向かいます。 -
元は寝台電車の車内(富山行き)
かつて九州直通・東北など夜行寝台特急電車として活躍した車両です。
昼間は座席として利用し、夜間の寝台は天井付近に格納されているベッドを下ろしてセットします。 -
419形-2
寝台電車時代は583形。
交直流電車だったので、信越(直流)・北陸本線(交流)を走るには最適です。 -
トンネル内の「筒石駅」に到着
昭和44年(1969)複線化ルート変更時、地すべり地帯を避けて頸城トンネル内の駅になりました。 -
地下ホームの駅名標「筒石」
-
地上への階段(筒石駅)
改札口まで290段を上がります。 -
きっぷ売り場(筒石駅)
改札口の横にある「きっぷ売り場」。
赤い「青春18きっぷ」を買います。 -
イチオシ
これが赤地紋「青春18きっぷ」(筒石駅)
JR全線を普通列車で5日分乗車できます。 -
駅舎の外は雪(筒石駅)
真冬の12月25日ですから。
すでに夕方なので、今回はまっすぐ東京へ帰ります。
後日、筒石の魅力にひかれて町歩きに訪れます。 -
風情のある「舟小屋」(2014/6/18に訪問)
筒石駅より日本海の海岸へ向かって下ると高い屋根の「舟小屋」が並んでいます。
旅行記にしているのでご覧ください。
『日本海に面した舟小屋と3階建ての家並みが美しい筒石を訪ねて(新潟県糸魚川)』
https://4travel.jp/travelogue/10900261 -
色鮮やかな「枝垂れ桜」(2019/4/21訪問)
筒石駅より山の集落へ向かうと、枝垂れ桜の美しい里山があります。
旅行記にしているのでご覧ください。
『徳合集落の枝垂れ桜2019~民家の軒先と棚田の里山風景を彩ります~(新潟県糸魚川)』
https://4travel.jp/travelogue/11512225 -
現在の「青春18きっぷ」
ここから青春18きっぷの変遷を紹介します。
マルス端末で発行された磁気券。
上段は平成26年(2014)発行の11,500円。
下段は令和 3年(2021)発行の12,500円。
1枚に5日分を印刷しています。
券名は「旅客鉄道会社全線(JR全線)」。
使用開始時に駅名・日付スタンプを押してもらいます。 -
イチオシ
国鉄時代の「青春18きっぷ」
昭和58年(1983)発行の10,000円
表紙があり、1日券4枚(赤色)と2日券1枚(青色)が綴じられています。
券名は「国鉄全線」。
使用開始時に横型の日付スタンプを押してもらいます。 -
JRになってからの「青春18きっぷ」
平成2年(1990)発行の11,300円。
表紙があり、1日券5枚(赤色)が綴じられています。
券名は「旅客鉄道会社全線」。 -
マルス端末発行の「青春18きっぷ」
平成3年(1991)発行の120mm券、11,300円。
表紙、1日券5枚、ご案内を各々発行。
券名は「旅客鉄道会社全線」。 -
マルス端末(L端末)発行の「青春18きっぷ」
平成3年(1991)発行の漢字ドットプリンター印刷の券、11,300円。
表紙、1日券5枚、ご案内がつながり、ミシン目で切り離します。
券名は「旅客鉄道会社全線」。
青春でなくても使える便利な「青春18きっぷ」をたびたび利用しました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 横浜臨海公園さん 2024/02/23 09:53:38
- 18きっぷ変遷
- かっちんさま、おはようございます。
旅行記を篤と拝見させて頂きました。
発売当初と異なり、廃止路線や第三セクター化の為に、18きっぷも乗れる範囲が狭まり、以前ほど有難い存在では無くなってしまったのは残念です。
民営化当初は周遊券をはじめ18きっぷも印刷券で発売されておりましたが、マルス機能拡張とPOS導入にに依り、殆どの企画券がマル発券となり、18きっぷ印刷券も北海道、西日本、四国のみ限定駅での販売が行われておりましたが、返信用封筒切手未貼同封等の郵送依頼でのトラブル頻発から廃止の止む無きに至ってしまいました。
筒石界隈は単線時代は日本海に面し、車窓風光の良さで知られた区間でしたが、鐵道省時代から再三に亙る地滑り事故発生を忌避する為に、複線電化と同時に隧道化され、単線時代跡地の殆どが北陸自動車道用地に転用され、現在では車からの風景限定になってしまいました。
北陸新幹線金沢-敦賀間、昨年12月に試乗させて頂きましたが、予想通り殆どの区間が隧道ばかりで車窓の楽しみなど全くと言ってございませんでした。
在来時代の食堂車連結白鳥号時代が懐かしく思い出されます。
横浜臨海公園
- かっちんさん からの返信 2024/02/24 16:31:09
- Re: 18きっぷ変遷
- 横浜臨海公園さま こんにちは
18きっぷと筒石界隈のいろんな話をお聞きし、在来線時代が本当に懐かしいです。
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