大相撲名古屋場所観戦2023　Ver.3（大相撲名古屋場所六日目～夕食、バンテリンドーム　編）

2023/07/13 - 2023/07/15

2023年7月、大相撲名古屋場所観戦がメインの寄り道旅、Ver.3です。

伊勢神宮～相差で美味しい料理と温泉に癒された私たち夫婦、いよいよ今回のメイン行事、大相撲名古屋場所六日目の観戦に向かいます。

今回の席は桝席では無く、西6列目の溜席という事で、奥様の観戦に向けた気合も少し違う気がします。

昼過ぎに、名古屋場所観戦の常宿となっているKKRホテル名古屋に到着、車を預け、いそいそと会場のドルフィンズアリーナに向かいます。
途中、金シャチ横丁でランチ用に弁当等を購入し、じっくりと三段目上位の取り組みから観戦しました。
相撲の写真は、初入幕の倉吉市出身の（落合改め）伯桜鵬関中心の構成となっています。

打出し後は一旦ホテルに戻り、地下鉄で名古屋駅に出て、三重県各地の朝獲れ鮮魚が売りのお店で反省会をしてホテルに戻り、ライトアップされた名古屋城を見ながらラウンジでクールダウン後に風呂で汗を流しベッドイン、集中して相撲を見て、疲れていたのか爆睡しました。

3度目の名古屋場所観戦ですが、名古屋は大阪から思っていたより断然近く、来年も是非観戦したいな、と思いました。

翌日はチェックアウト後、コメダ珈琲でモーニングを頂き、バンテリンドーム名古屋を見てみたいねという事で立ち寄りましたが、思いがけない収穫がありました。

Ver.1　猨田彦神社から伊勢神宮↓
https://4travel.jp/travelogue/11881882
Ver.2　相差海女文化資料館、神明神社からアルカディア鳥羽宿泊↓
https://4travel.jp/travelogue/11883843
Ver.4　岐阜長良川うかいミュージアムと魚勝の食事（予定）

エリア 名古屋(愛知)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

鳥羽のホテルを、10時前に出発したのですが、伊勢自動車道の混雑や、思っていたより距離があり、1時前にホテル到着です。

ゆっくりとランチ････、という予定だったのですが、13時過ぎには会場に入りたいので、何か買って簡単に済ますことにして、会場に向かいます。

KKRホテル名古屋からドルフィンズアリーナは近いのが魅力ですね。

名城公園 公園・植物園

金シャチ横丁を通りかかると、ランチ弁当の看板が目に入りました。

朝食をしっかり頂いているので、軽めにという事で、徳川忠兵衛で天むす弁当を購入し、シェァする事としました。

尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛 グルメ・レストラン

地下鉄名古屋城駅から会場に向かうと、御免札と櫓が迎えてくれます。

会場に近づくと、午前中に取り組みを終えた力士や、これから取り組みに向かう幕下以下（関取は歩いての場所入りは無いでしょうからね。）の力士とすれ違う機会も多いです。
前の力士は素足にエナメル製の雪駄ですので、三段目力士のようです。
十両に上がり、晴れて関取と呼ばれるように頑張って下さいね。

会場周辺には幟旗が建っています。

今場所新入幕した、伯桜鵬の幟もありました。
力士以外でも、行司さんの式守勘太夫さんの幟が建っていました。

相撲協会も色々と考えられているようで、「ゆかたデー」なるものを、設けられているようです。
当日、和装（浴衣、着物）で来場すると、先着400名に記念品が贈られるそうです。
名古屋場所は7月開催ですから、浴衣って良いですねぇ。

愛知県体育館 名所・史跡

「愛知県体育館 大相撲名古屋場所開催50周年」を記念して設置された木彫り力士像のマスクも外されていました。

優勝賜杯、内閣総理大臣杯等々、優勝や成績優秀者に贈呈されるトロフィーや賞品が展示されています。

外国からの友好杯や、地方自治体、企業からの表彰と続き、表彰式は40分以上かかるようです。
因みに、愛知県からは表彰状、知事杯に加え副賞が贈られますが、名古屋コーチン（肉100キロ・卵1,000個）及び花束（バラ、キク等あいちの花 合計200本）等、他の副賞も実用的な物が多いですから、部屋も潤いますね。

名古屋場所恒例の七夕飾り。

昨年は、逸ノ城関が優勝したのですが、その時書いていたのが「かちこしすること。」とでしたが、色々と面白く、個性が出た短冊がありました。

今場所は、大関 貴景勝も初日から休場、新大関 霧島も肋骨の負傷により初日から休場していましたが、4日目から出場となり、今日の結びで正代との取り組みが組まれています。
その正代の短冊には「勝ち越し」････。
島津海の「幕内昇進」のように、もう少し上を目指しましょうよ。

照ノ富士の短冊には「無事に15日間終わらせられますように。」とありましたが、3日目の翔猿戦で、相手の伸びたまわしに力加減を誤ったか、場所前から痛めていた腰を悪くして、4日目から休場となってしまい、土俵入りを見ることが出来なかったのは残念です。

溜席は、流石に良く見えるし迫力を感じます。

国技館だと、座布団の下に靴入れがあるようなのですが、こちらでは前の通路に、靴を並べて置くようです。

また、溜のシールを張っていることで、入場の目印になるようです。

先場所負け越して、再び十両から落ちてしまった、東幕下15枚目の徳勝龍。

我らが徳ちゃんですが、今日も寄り切りで、東幕下14枚目の西乃龍に負けて、1勝2敗となってしまいました。

今場所は1勝6敗と大きく負け越し、9月場所を東幕下37枚目で迎えましたが、初日から休場し、3日目に現役引退が発表され、年寄「千田川」を襲名されました。

通算成績：553勝570敗1休（87場所）
幕内成績：211勝269敗（32場所）
史上初の再入幕優勝、2人目となる幕尻優勝という記録を作った徳勝龍。
指導者として、強いだけでなく愛らしい、人間味のある力士を育てて欲しいです。

十両土俵入り、先ずは西方から。

結構、見ていて面白いので応援している熱海富士関も、西の筆頭ですので、来場所の新入幕を狙って欲しいです。

東方からは、福岡空港で見て以来気になっている、島津海関や愛くるしい千代丸関、
伯桜鵬と同部屋で、恐らく鎬を削ることになるだろう、輝鵬関等、十両力士に楽しみな人が多いです。

千代丸関は、叩き込みで美ノ海関に勝ち、5勝1敗となり調子良さそうと思ったのですが、最終成績は、何とか8勝7敗と勝ち越しできたようです。

推しの島津海関は、こちらも好きな力士の一人の熱海富士関との対戦となり、寄り切 で敗れて3勝3敗の五分、熱海富士は4勝2敗となりました。
最終成績は島津海関は5勝10敗と、十両上位の壁に跳ね返された格好ですが、念願の幕内昇進を目指して、頑張って欲しいです。

熱海富士関は、11勝4敗で見事十両優勝となり、来場所の幕内昇進は間違いないですね。

幕内土俵入りです。

西方最初に土俵に上がるのは、伯桜鵬関です。
堂々たる土俵入りですね。

まだ髷は結えませんが、鳥取城北高校から送られた化粧まわし、麒麟獅子と色が良いですね。

元大関、奥様推しの正代はんは、いつもながら下を見ての土俵入り。

呼び出しさんが、きちんと掃き清めているから、画鋲等落ちていないから前を向いて、堂々として下さい。

伯桜鵬関の今日の相手は、強敵の豪ノ山関です。

お互い新入幕のライバル、今日まで全勝で、十両時代も優勝を持っていかれた相手だけに、少々不安がありましたが、叩き込みで勝つことが出来ました。

3日目に宝富士に土をつけられ、昨日の竜電関にも敗れていただけに、連敗は避けて欲しいな、と願っておりました。

相撲は、最初の立ち合いで伯桜鵬関が突っかけ、2度目で立ったのですが、豪の山の突き放しに堪え、最後に叩きが決まり、豪の山に土をつけることが出来ました。

これで伯桜鵬関は4勝2敗、豪の山関は5勝1敗となりました。

勝ち名乗りを受け、懸賞を受け取り花道から戻る伯桜鵬関。

土俵に向かって、きちんと礼をする姿を、いつまでも忘れないで欲しいですね。

東前頭4枚目に戻って来た、朝乃山関の相手は王鵬関。

富山出身の朝の山にとって、名古屋は準ご当地場所になり、応援が凄いです。

寄り切りで勝って4勝2敗となりました。
このまま順調に勝星を積み重ねていき、大勝ちすれば来場所の三役復帰も見えてくるのではと思っていたのですが、7日目の大関 豊昇龍戦で左上腕を負傷し、8日目から休場となりました。
12日目から再出場し、8勝4敗3休で勝ち越しに持っていけましたが、再大関を目指すには、一寸不安が残りますね。

こちらも準ご当地の、御嶽海関の大応援団。。。。

今日の相手は、翔猿関でしたが送り出しで敗れて0勝6敗となりました。
一方の翔猿関は3勝3敗と五分に戻しました。

最終成績は、西前頭筆頭の翔猿関は、9勝6敗で来場所の三役復帰が見えてきました。
一方の西前頭2枚目の御嶽海関は、3勝12敗と大きく負け越し、来場所大負けしたら十両陥落もあり得る位置まで下がりそうですね。

本日結びの一番は、新大関 霧島と正代はんです。

勝負はあっけなく、3秒ほどで突き落としで勝負がつきました。

これで、正代はんは2勝4敗、途中出場の霧島関は、2勝2敗2休となりました。

最終成績は、新大関の場所であった霧島関は6勝7敗2休で、来場所大関カド番ですし、東前頭2枚目の正代はんは、6勝9敗の負け越し、来場所頑張って三役返り咲きを狙える位置まで上がってきて欲しいです。
元大関、今でも実力は落ちていないと思うのですが････。

聡ノ富士の弓取式は、見ていて安心感がありますし、流れるような所作は、本当に綺麗です。

ただ、今場所10日目から体調不良で休場（勿論、本場所の取り組みが）となり、46歳と言う年齢もあり、心配しています。

COVID-19が5類移行して初めての地方場所、4年振りの通常開催となった今場所は満員御礼が続き、序盤に横綱、大関の休場、途中出場とざわついた場所でしたが、新入幕勢の活躍もあり、優勝は千秋楽まで3敗の3人が並び、北勝富士関が錦木関に勝ち3敗をキープし、3敗同士の直接対決となった、豊昇龍関と伯桜鵬関は、豊昇龍関が上手投げで勝った事で、3敗2人の優勝決定戦となり、豊昇龍関が押し出しで勝利し、初優勝を決めました。
豊昇龍関はこの優勝により、大関昇進が確実になりました。
また、三賞受賞者は7人、受賞数8つは歴代最多記録となったようです。

新入幕の伯桜鵬関は、千秋楽まで優勝争いをし、最後豊昇龍関に敗れて一歩賜杯には届きませんでしたが、新入幕で敢闘、技能賞を受賞するという大活躍を見せてくれ、これからが楽しみです。

・最高優勝：関脇 豊昇龍（12勝3敗）
・三賞
殊勲賞：錦木（初受賞）
敢闘賞：豊昇龍（初受賞）、琴ノ若（4回目）、北勝富士（初受賞）、湘南乃海（初受賞）、豪ノ山（初受賞）、伯桜鵬（初受賞）
技能賞：伯桜鵬（初受賞）

・各段優勝
十両優勝：熱海富士（11勝4敗）
幕下優勝：時疾風（7戦全勝）
三段目優勝：若碇（7戦全勝）
序二段優勝：小城ノ正（7戦全勝）
序ノ口優勝：安大翔大和（7戦全勝）

今回、お茶屋さん通して溜席を購入したので、お土産が付きました。
（まぁ、このお土産も代金に含んでいるので、好きな物を選ばせて欲しいと思いますが。）
席では、飲食できないので弁当類はありませんが、グッズやお菓子等、大阪場所でのお土産より使い道がありましたし、美味しかったです。

私達が溜席で相撲を見たのは2度目で、最初は35年以上も目の事ですので、殆ど覚えていませんが、若貴がまだ十両から幕内に上がってきた頃でした。
相撲ブームで、チケットは入手しにくい時代でしたが、仕事関係で世話して頂ける方がいて、何とか確保できたのですが、それが初めての相撲観戦で、衝撃を受けたのを覚えています。

追記：
名古屋場所を終え、暫くして家に届いた伯桜鵬関後援会の会報に、伯桜鵬関の手紙が入っていました。
地元の大きな期待に応える為にも、肩の手術を決断したとの気持ちが、熱く記されていました。
そのため9，11月場所は休場し、しっかりとリハビリを行い、2024年初場所での復帰を目指すとの事でした。
一旦、幕下まで番付を落とすかもしれませんが、大関、横綱を目指し頑張って欲しいと願っています。

今回お世話になったKKRホテル名古屋です。

ドルフィンズアリーナまで、徒歩圏と言うのが気に入っています。

駄菓子やドリンクフリーのセルフラウンジも、面白い取り組みだと思います。

KKRホテル名古屋 宿・ホテル

ホテルにいったん戻り、直ぐに夕食を予約していた、名古屋駅近くのお店に向かいます。

三重人名駅店です。
「三重を世界へ」というコンセプトで、老舗の活魚問屋が営む大人の居酒屋のようです。
料理の評判が良かったので、こちらに決めたのですが、雰囲気も味もヒットでした。

先ずは、一杯のビールで奥様と二人、今日を振り返ります。

三重人 名駅店 グルメ・レストラン

おばんざい3種盛は、今日のおばんざいメニュー15種程からチョイスして、桜豚の肉じゃが、マグロ山椒煮、焼き茄子をお願いしました。

アジフライはサクサク、大判で美味しかったです。
また、お刺身は2名盛で、マグロ、鯛等5種が新鮮でおいしく頂きました。

豚の角煮温玉添にしゃぶしゃぶサラダ、鮮魚チリメン焼おにぎりです。

美味しい料理にお酒も進み、私にしては珍しくビールをお代わりし、宮崎ハイボールなるものまで頂きました。

少し分かり難い、ビルの2階にあるお店でしたが、美味しくゆっくりと過ごすことが出来ました。

昨晩は、ホテルに戻ったのが11時前でしたので、それから風呂に入りうたた寝から爆睡の流れで、少し朝寝坊となりました。

ホテル近くのモーニングのお店まで散歩がてら出かけたのですが、臨時休業との事で、10時前にチェックアウトしイオンモールナゴヤドーム前に向かいます。

途中、コメダ珈琲 白壁店でモーニングを頂きます。
奥様はローブパン＋ゆで玉子＋いちごジャム、私は山食パン＋おぐらあん+マーガリンに珈琲です。

イオンモールナゴヤドーム前の駐車場に車を入れ、隣接したナゴヤドームに向かいます。

奥様、各チームのホーム球場を見るという目標があるので、今回初めてナゴヤドームを訪れ、内部を見ることが出来るのかな、と期待しましたが、ドームツァーの類は無いようです。
また今日はDREAM SCOME TRUEのツァーが予定されているようで、会場6時間前からグッズ売り場は長蛇の列が出来ていました。

イオンモールの中をグルグルしていると、ドアラをあちらこちらで見かけます。
ドラゴンズグッズやチケット案内のコーナーもあり、そこで8月の阪神戦のチケットが売り切れていないことを知りました。

バンテリンドーム ナゴヤ 名所・史跡

グッズ売り場も覗きましたが、甲子園のグッズ売り場の充実度は、比較にならないくらい際立った印象を受けました。

甲子園のチケットは全て売り切れているので、他の球場も同じかと思っていたのですが、急いで日程調整し試合観戦＆ドーム探検に出かけることを決定しました。↓
https://4travel.jp/travelogue/11862091

Ver.3これまで。