2024/02/04 - 2024/02/11
186位(同エリア946件中)
アインスさん
この旅行記スケジュールを元に
3日目はルクソールの西岸にある王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像を観光します。
ツタンカーメンのお墓や、その他3つのお墓を見学して、それぞれ作りが違うのが面白かったです。1つのお墓の前でスマホを見つけたら、イタリア人女性にものすごく感謝され、楽しい時間を過ごせました。
2/4(日)MS0965 2030成田発
2/5(月)0400カイロ着 MS0062 615カイロ発720ルクソール着 ルクソール東岸(カルナック神殿・ルクソール神殿)ナイル川クルーズ船(アレッサンドラ)昼食 夕食 ベリーダンスショー 船中泊
★2/6(火)530ルクソール西岸(王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像)カルトゥーシュ店 昼食 エスナ門通過 ティータイム カクテルパーティー 夕食 船中泊
2/7(水)700ホルス神殿 昼食 1530コムオンボ神殿 夕食 ガラペイヤパーティー 船中泊
2/8(木)700イシス神殿とファルーカ乗船(OP) アスワンハイダム 1400昼食 1500ホテル 1830アブシンベル神殿「音と光のショー」 2000夕食 アブシンベル泊
2/9(金)アブシンベル(大神殿・小神殿)1200昼食 香水店 1700夕食 MS0087 2050アスワン発2220カイロ着 ギザ泊
2/10(土)ギザ(3大ピラミッド・スフィンクス足元エリア・パノラマポイント)昼食 パピルス店 第エジプト博物館ソフトオープンエリア エジプト考古学博物館 MS0964 2310カイロ発
2/11(日)1810成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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2日目、モーニングコールは4時半、朝食は5時から、出発は5時45分でした。エジプトの朝は早いです。ただ、早く出かけると空いているのでその後船で休めるなら時差ぼけもあるし、これもありだな、と思いました。
写真はツアーに含まれていた和食。 -
朝食もブッフェ。船の食事は朝昼晩全部ブッフェでした。さすがに途中で飽きてきました。
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カットフルーツは用心のため食べられないし自分で剥くのは面倒くさい。
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結果、生野菜なし、フルーツなしの朝食になります。
エジプトの日本の会社で和食を作っているというシェフの方がいらして和食を提供してくれました。だし巻き卵がエジプトに来て一番おいしいと思った料理でした。 -
5時45分、まだ暗いうちに出発です。
船を降りてこの道はいいけど、そこから上には行かないように言われていました。 -
30分ほどでルクソールの西岸、王家の谷に到着しました。
王家の谷 史跡・遺跡
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この辺りでファラオの墓が62個発見されたそうです。
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谷の地下の模型がありました。
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西岸は死者のエリアと考えられていたので、お墓が沢山つくられています。
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チケット。600エジプトポンドは3000円。
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カートに乗って行きます。
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すぐに到着しました。
ツタンカーメンのお墓は通年開いていますが、その他はメンテの関係で3か所、交代で公開されているそうです。 -
一番上がピラミッドのようになっている山が見下ろしています。
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最初にツタンカーメンのお墓を見学します。
ガイドさんが、本当は「トゥト アンク アメン」という名前なのにどうして日本だけツタンカーメンになったのか、本当に不思議です、と話していました。 -
お墓の中、神殿内部など、全てスマホなら撮影OKでした。
階段を少し降りていくとご本人のミイラが置かれています。 -
こちら、別料金のツタンカーメンのお墓のチケット。
500エジプトポンドは2500円。 -
発見された時はもっとみずみずしく、若いお顔だったけど、今は水分も抜けてこんなお顔になっていました。
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奥には壁があって、その壁の向こう側が玄室でした。今は壁は取り払われて開けています。
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ここに黄金の棺が置かれていたんですね。
最終日、カイロの考古学博物館で見ることが出来ました。 -
壁には壁画がきれいに残っています。
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スカラベの絵もありました。
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お葬式の様子が描かれているそうです。
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口開けの儀式。
死後の世界でも飲食したり、話したりできるように、口を開けておくそうです。 -
カルトゥーシュにはツタンカーメンと書かれているらしい。
18歳で亡くなったらしいので、顔が若いですね。 -
こちらのツタンカーメンの顔色が死者っぽいです。
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見えにくいのですが、入口側の壁にもきれいな壁画が残っていました。
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玄室の右側にもお部屋があるようですが、閉じられていました。
カイロの考古学博物館で見た内臓を入れた容器などがあちらに置かれていたようです。 -
階段を登って戻ります。
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木の下にはオリジナルの階段が見えました。
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1922年、ハワード・カーターの隊のお手伝いの少年が、ロバを使って水を運んでいた時にロバが転んで水が流れ、その水がどんどん下に流れていくので驚いた少年がカーターを呼びに行って発見したそうです。
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他のお墓の下に潜り込むような形でお墓があったため、お墓の下にお墓があると思われずにそれまで発見されなかったそうです。
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7時20分、ここから40分ほどフリータイムになって各自3か所のお墓を見学します。ガイドさんは2か所くらいしか見れないと思います、とおっしゃっていましたが、さくっと3か所見ることが出来ました。
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最初は結構階段がある、という8番目のメルエンプタハ。
王家の谷には発見順に番号が振られています。
ツタンカーメンは最後なので62番。 -
中は結構広かったです。
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彩色が残っている壁画もありました。
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玄室もツタンカーメンの10倍くらいありそうです。
ツタンカーメンは急死したため、当時の宰相のお墓を急遽使ったそうです。
壁画も完全に乾く前に閉じられたのでカビが生えた部分もあったとか。 -
石の棺が置かれていました。
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これだけの坂を上って戻ります。
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へびは、邪魔をするものとして描かれているそうです。
出たところにあったベンチの上にピンクのカバーのついたスマホがあり、事務所かどこかに届けようかと思ったら近くにエジプト人の係員がいたので、あの人がいるなら大丈夫かな、とそのまま放置して階段を降りると降りた場所で夫婦が荷物をごそごそしていました。もしや、と思って声をかけると「そう!スマホ探しているの!」と。入口のベンチの上にありましたよ、と教えると奥さんが走って行ってすぐに戻ってきてすごくすごく感謝されました。よかった、よかった、と別れようとすると「連絡取り合いたいからここに連絡して!」と自分のフェイスブックの名前を教えられました。まだ連絡はしていませんけど、無事にスマホが戻って本当に良かったです。 -
次にガイドさんお勧めの入り口近くのお墓、2番目に発見されたラムセス4世のお墓です。
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色が本当にきれいで、今でも夏のワンピースとかにありそうな色彩です。
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こちらにも蛇が。
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ガイドさんお勧めなだけあって、天井も美しかったです。
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わかりづらいですが、女神が左中央で太陽を口に入れようとしており、手は左中央から奥へ伸び、足は右中央から奥へ伸びています。
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古代エジプトでは女神が太陽を食べると夜になり、下から出てくると朝になる、と考えられていたそうです。
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女神は2人描かれていました。
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壁の彩色は薄かったけれど天井はきれいに残っているので、女神がわかりやすかったです。
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入口から。
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ガイドさんは2つくらい観られます、と話していましたけど、2つ見終えて後15分あったので、もう一つも見てみることにしました。
6番目、ラムセス9世のお墓です。 -
こちらは、奥へ奥へと一本道です。
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ヒエログリフがとても細かく、ひとつひとつじっくり見ていきたいくらい面白かったです。
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命のアンクを渡されるファラオ。
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最後の玄室へは階段を降りるようになっていましたが、その手前で柵があり、実際に降りていくことはできませんでした。そこにいたエジプト人がいいよ、中に入って降りて!と手ぶりで言ってきましたけど、チップを請求されそうだし、話しかけてくる人は相手にしないようにと言われていたのでスルーしました。
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はち?何でしょう。
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アンクを持っているのは誰でしょう??
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ジャガーみたいなのもいました。
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8時に集合してカートで戻り、次はハトシェプスト女王葬祭殿へ向かいます。
気球が沢山見えました。 -
現在も発掘作業はされているようです。
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バスで10分ほどでハトシェプスト女王葬祭殿に到着。
360エジプトポンド、1800円。ハトシェプスト女王葬祭殿 山・渓谷
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遠くに見えました。
ここは、1997年にイスラム原理主義者6人によるテロが起きた場所で、200人いた観光客のうち日本人10人を含む62人が亡くなりました。添乗員さんやハネムーンの方が亡くなったことで当時とてもショックを受けました。
その後観光地を中心に警備が厳重になって、現在は安全に観光することができています。 -
こちらもカートで行きます。
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カートだとすぐですが、歩くとなると結構ありそうなので、助かります。
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ハトシェプスト女王は、トトメス1世の娘で、甥のトトメス3世がまだ幼かったので22年間初めての女性ファラオとして統治しました。平和外交をして、内政に力を入れたので評判は良かったそうですが、シリアの留学から戻った甥にファラオの座を譲りました。その後、女性がファラオだったことを恥だと思う人たちによって顔など削られて存在を抹消されたそうです。当時の女性の地位は低かったから、人前に出る時はあごひげなどを付けて男装していたそうです。
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ハトシェプスト女王葬祭殿は、お葬式が行われた場所です。
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看板。
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遠くには気球が見えました。
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ハトシェプスト女王葬祭殿の向かって左側には弟のトトメス3世の葬祭殿があったのですが、奥に作られたため、山が崩落した際に崩れてしまったそうです。
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土台しか残っていません。
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入口で説明を受けて、各自で見学します。
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スフィンクス。
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なだらかな坂。
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全体。
確かに隠れる場所がほとんどないところです。 -
階段の下には
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ホルス神??
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登る前に1階の奥を少し見学しました。
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小さな神殿だった場所。
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こじんまりして素敵な場所です。
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削られているのはハトシェプスト女王が描かれていた場所。
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柱の1本1本、違う絵柄で面白いですが、じっくり見る時間はありません。
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アンクはどこでも見られます。
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2階に登ってきました。
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ミイラポーズは死者を表しています。
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崩れたトトメス3世の葬祭殿。
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ここは結構残っていますね。
皆さん、この像の前で同じミイラポーズで写真を撮っていました。 -
中へ入るとこんな中庭。
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奥の壁と天井。
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天井には
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お星さまが描かれていました。
中庭を出るところで先ほど、スマホを見つけたイタリア人女性に再会して、お互いびっくり。息子さんは去年日本に行ってすごく気に入っていた、とか少し話して再度フェイスブックに連絡ちょうだいね!と言われてお別れしました。 -
トトメス3世の葬祭殿がなんとなく気になる私。
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9時に葬祭殿を出発、10分ほど走って連れてこられたのは
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あの、ツタンカーメンのお墓を最初に見つけたお手伝いの少年の家。
左下の写真、お礼に、とネックレスをプレゼントされたのですが、少年は3日ほどつけて返したそうです。ネックレスは考古学博物館で見ることが出来ました。 -
茶葉がたくさん入っていましたけどお茶をいただきました。
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こちらがあの少年のお孫さんだそうです。
一族で発掘を手伝う仕事をしていて、発掘に関して色々細かい事も知っているので重宝されているそうです。 -
ロバート・カーターと発掘品を運ぶ人たち。警護がすごい。
希望者はお孫さんと写真と一緒に写真を撮っていました。 -
メムノンの巨像に行く途中の遺跡。
ギリシャやローマと同じでエジプトも遺跡だらけに見えました。 -
9時50分、メムノンの巨像に到着。
メムノンの巨像 建造物
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後ろにあった建物はなくなってこの像だけが残っているそうです。
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人と比べると確かに巨大です。
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色々撮ってほしい夫(笑)。
葬祭殿の像と一緒にミイラポーズをもしていました。 -
参道だったのか、遠くにも同じような像が見えました。
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バスのナンバープレート。
エジプトのナンバープレートはアラビア語。
賞味期限もアラビア語表記なので全然わかりませんでした。 -
巨像近くには畑とロバののどかな風景。
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かわいい。
結構普通に荷物運びなどに使われていて、町中でも見かけました。 -
畑には白い鳥。サギでしょうか??
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10時にバスにもどり、オプショナルツアーでネフェルタリのお墓を見に行く人たちとガイドさんをおろして私たちは添乗員さんとボートで船に戻ります。
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ネフェルタリのお墓、きれいだろうけど、10分で2万円、二人だと4万円がもったいなくて行くのをやめました。エジプトは一度見たい程度で、そこまで思い入れがなかったので。皆さん、結構いらっしゃっていて、行かないのは22名中6名だけでした。
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かわいらしい。
オプショナルツアーの方はバスで戻るので、これはこれで無料オプショナルツアーのようでした。 -
こちらに乗ってナイル川を西岸から東岸へ渡ります。
暑くなってきていたので水の上は気持ちよかったです。 -
中もパーティーのような飾りつけで華やかでした。
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いい感じ。
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時々他の船と行き交います。
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この後何回かこういうジェットボートに乗ったので、通常の交通手段なんでしょうね。
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10分もかからずにあっという間に到着。
向こう側に王家の谷が見えます。 -
10時半に船に戻ると部屋の前で清掃スタッフが「お部屋にベイビーがいるよ」と。ベッドの上にこちら(笑)。
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テーブルの上にお菓子も置かれていました。
夫が全て完食。 -
12時半から、オプショナルツアーから戻ってきた人たちと一緒にランチです。
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テーブルは毎回ツアーとして同じ場所を決められていましたが、その中は自由席でした。
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エジプトのスパイスは苦手ですけど、スープだけはいつも美味しくいただけました。
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デザートに珍しくアイスがあったので美味しくいただきました。
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ウエイターさんがフォークでバランスを取って作ったもの。
撮れ、撮れ、と言われて撮影(笑)。 -
食事している間に船が出航していました。
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4階のデッキに行ってみました。
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王家の谷とファルーカ。
王家の谷、夫が気に入って毎日散歩に来たいそうです。 -
どの船も同じスケジュールで運航されるようで前後に同じような客船が走っています。
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航跡。
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そして航海が始まるとなぜかwifiのスピードが上がって普通に使える速度になりました。謎です。
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16時からのティータイム。
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時々中州に牛やヤギなどが見えました。
放牧して、水が増える前に迎えに来るそうです。 -
18時15分、そろそろエスナ水門が近づいてきましたが待っている船多数でいつ通れるのかわかりません。
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19時からのカクテルパーティ。
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カナッペもありました。
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私はお酒なしのレモンライム。レモンライムの爽やかさはなく、お砂糖をめっちゃ入れたみたいな味でした。夫はいちごにバーボンを追加してもらったそうです。
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19時半から夕食。
お肉や野菜は慣れないスパイスの味だし、デザートは全部甘すぎるしで、私は、スープしか普通に飲めません;; -
19時過ぎ、止まっていた船が少し進んだのでデッキへ。
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遠くにエスナ水門が見えました。
エスナの水門 建造物
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21時24分、前の船を4艘くらい追い抜いて水門に進みました。
ここは先着順なんだそうです。だから、ただ、後ろの方で待っていたっていうことですね。 -
ゲートを通り抜けて
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閉まっていきます。
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完全に閉じてから
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水が入り始めました。
上の濡れて暗くなっているところまで水が入れられます。
と同時に船の位置もだんだん上がっていって -
最終的にはここまで上がって、水門を通り抜けます。
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こちらとあちらの水位の差は10メートルほどだそうです。
21時40分になっていました。 -
振り返って。
通り道は上りと下り用に2つあるようです。
今日は朝早くから観光でしたけど、昼間はお部屋で休めたのでそこまで疲れは感じませんでした。歩いた歩数は9500歩程度。
wifiが速くなったのが嬉しかったです。お風呂は相変わらず一斉に使うと水になるので、意識してずらして入るようにしました。
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