2024/01/02 - 2024/01/04
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トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2024/01/03
-
Coco Supermarket Jimbaran
2024/01/04
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この旅行記スケジュールを元に
近年開発が始まったロンボク島スコトン半島にある南部のギリ。静かな内海に浮かぶ”ギリアサハン”。
4日間はあっという間に過ぎて、リゾートステイも最終日。
帰国はオープンジョーで、ングラライ国際空港からのフライト。海路でバリ島を目指します。
【旅程】
<0>2023/12/29 (FRI)
22:55 HND ----- 05:15 SIN パスポートトリニカエル
<1>2023/12/30 (SAT)
06:50 SIN ----- 07:35 CGK プレエコラッキー!
11:00 CGK ----- 14:00 LOP
・フルーツ屋台 ゼッピンマンギス
・Amahelia Luxury Resort カワイイオヘヤ
<2>2023/12/31 (SUN)
・朝のお散歩 トリサンポ
・スノーケリング(島南部)キレイ
・Oceanway Dive Resort オセワニナリマス
・スノーケリング(島西部)シゼン!ユウダイ!!
・BBQ&花火 オナカイッパイ
<3>2024/1/1 (MON)
・朝のお散歩 トリサンポ
・スノーケリング(島東部)スゴクカワイイ!
・Warung DEVIDA コレオイシイ
・スノーケリング(島西部) ヤッパリコッチガスキ
<4>2024/1/2 (TUE)
・DIVE DAY ファンタスティック
GiriRengit "Wave Corner" "Batu Putih"
・Warung LangeTours ネイティブレストラン
・千の階段展望台へ(島西部)ミハラシ
・NAUTILUS RESTAURANT オトナリニオジャマ
<5>2024/1/3 (WEN)
・Gili Gede ←イマココ
・Gili GataWay
<6>2024/1/4 (THU)
10:30 DPS ----- 13:05 SIN
14:05 SIN ----- 21:40 HND
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
最終日の朝になりました。
夜のうちにあらかたチェックアウトの準備はして、少しAmaheliaの周りで鳥さんを撮った後、昨晩クローズドだったGili Asahan Eco Lodgeのスーベニアショップに伺います。Amahelia Luxury Resort ホテル
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鳥さんを待っている間に蝶々も飛んできました。
-
ヴィラの周りにお花が多いので、たくさんの虫も遊びにきます。
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まずはGili Asahan Eco Lodgeさんのスーベニアショップへ。
今朝は鍵はかかっていませんが、中にスタッフさんがおられません。Gili Asahan Eco Lodge & Restaurant ホテル
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レストランの方に声をかけたら、空いてるよー!と中に入れて貰えました。中には色々なお土産が並んでいます。
朝の光で明るく輝くお店のなかでショッピングです。Amaheliaにはスーベニアコーナーはないので、ワクワクしながらお店を回ります。
小物類とか、思ったよりカワイイものがたくさん置いてあります。 -
バティックもたくさん、色々な布がおいてあります。
「この島で作ってるとは思えないけどな?」
「そうでしょうね」
「でもタグは”Gili Asahan”ってつけてくれてるわよ」 -
Tシャツとか、リゾートファッションもたくさん置いてあります。
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布バッグのかわいいのもありました。気に入ったのを購入して、レセプションでお勘定して貰います。
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お買い物もしたので、AmaheliaのNAGAレストランで朝食にします。
毎朝量が多いので、今日もセーブしてフルーツグラノーラとヨーグルトにしました。NAGA Restaurant アジア料理
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旦那のアメリカンブレックファースト。シェアして食べました。この4日間、美味しかったです。NAGAレストランさんありがとうございます。
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マンゴースムージーとバナナスムージーもいただいて、チェックアウトしにレセプションに向かいます。
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出入りのたびにキーデポジットでお話ししていたレセプションのお兄さんともすっかり仲良しになりました。
昨晩、今日の送迎で、ギリグデ行きのボート手配をお願いした時に持ってきてくれると約束してくれたヤングマンゴーも忘れずに持ってきてくれました。 -
鍵をお返しして、精算も済ませて10時30分にチェックアウト。
手配してくださったバンカーボートにスーツケースを積んでくださいます。
持ってくださっているスタッフさんは、日本のサブカル大好きな子です。ミント黒糖を差し上げて、記念撮影もしてお別れしました! -
ボートはギリアサハンのビーチから離れていきます。楽しかったし、もちぷよお肌にもなりました。名残惜しいです。
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今日も海はすごく静かで青いです。目指すロンボク南部のギリ最大の島、ギリアサハンのお隣の「ギリグデ(GiliGede)」まではのんびりとした20分程の船旅です。
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朝方は透明度も高くて、通り過ぎていく海中もこんなに美しく。後ろ髪を引かれる思いです。
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ギリアサハンを出て、ボートは昨日ダイビングしたGiriRengitを過ぎて、ギリグデの東側に回り込みます。
GiriRengitは、Amaheliaで申し込めるスノーケリングツアーでも訪れる島で、このへんでは最もポピュラーなスノーケリングスポットです。ギリアサハン東岸と向かいのギリレイヤー、それにギリレンギットを回るのがアイランドホッピングの定番のようです。 -
ギリグデのビーチもすごく綺麗です。
「こっちの島も綺麗だねえ」
「そうね~。ギリグデにもリゾートあるんでしょ」
「そう。今日乗るバリ島行きのスピードボートも、KOKOMOリゾートっていうリゾートのジェティから出てるんだ」
「へ~、今度はギリグデもいいかもね」 -
イチオシ
バンカーボートから見える海中の澄んでいることときたら。
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島の東側、KOKOMOリゾートのジェティが近づいてきました。
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ジェティにスピードボートのスタッフさんがいて、荷物を運んでくださいます。
話を聞いてみると、KOKOMOリゾートの横にあるオフィスでチェックインを済ませた後は、隣のレストランでボートが来るのを待っていてくれとのお話です。ココモ リゾート ギリ グデ ホテル
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KOKOMOのジェティの周りも遠浅で綺麗な海が広がっています。ところどころ海中に珊瑚があるのも見えます。
-
ジェティの先にある建物がレストランで、その向かって左側が今日乗るスピードボートのオフィスになっています。
オフィスには、スピードボートを運営するギリゲータウェイ(Gili getaway)のスタッフさんがいて、名前を告げると予約を確認してくれます。
ギリゲータウェイさんは、HPで事前予約できます。
ホームページでの価格表記は960,000IDR/人の表記があり2人で1,920,000IDR(約18,500円)。曜日で発着時間が違い、水曜日は12時チェックイン、12時45分にギリグデを出発します。14時45分にバリ島のセランガン(Serangan)に到着します。
時間的にも空港まで車移動して飛行機を使うより楽で、インドネシアへの出入口をングラライ国際空港としてロンボク南部のギリにやビーチとの往来なら、このギリゲータウェイさんのセランガン→ギリグデ線が便利です。(北部のギリに行く路線はまた別にあります)
ちなみにボートの料金には「バリ島のホテルまでの送迎」が含まれており、料金的にも飛行機よりお安く移動できます。セランガンは小さなローカルジェティですが、サヌールと空港の間にあるので、バリ島の各リゾートエリアへの距離が空港経由よりも近く、渋滞の多いバリ島で移動時間を短縮できます。
【URL】Gili getaway
https://giligetaway.com/ -
チェックインも済んだので、少し島を探索してみます。海岸線に沿って道路が伸びていて、島の方が自転車で通りかかります。
「せっかくギリグデにきたから、島の様子を見て歩こう」
「ここから北に街になってるみたいね、歩いてみる?」
「そうだね。いってみよ」 -
イチオシ
ビーチサイドで小さいカツオを塩漬けにしているのを見つけました。ギリアサハンでも同じ魚をその場で輪切りにしてはしていたので、同じように処置されるのでしょう。グデの方が集落が大きいのでしょう。扱っている魚の数が多いです。
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ビーチの脇に座席のあるTOKOを見つけました。
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冷蔵庫のあるお店でしたので冷たい飲み物をいただきました。ハチミツ風味のお茶とスプライトの仲間の炭酸飲料です。
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ちょうど木陰もあって、涼しくて快適です。行き交う島の人々をのんびり見ながら、鳥さんも待ってみたりして出発までの時間を潰します。
「ギリアサハンと違って、お店も大きい」
「今回、ローカルのお店で冷蔵庫初めて見た」
「やっぱりギリグデの方が発展してるんだね」 -
船の運行によっては時間より前に出発するよとスタッフさんからあまり離れないように注意を受けていたので、乗船待ち合わせのレストランに早めに戻りました。
時間が近づくにつれ、色々な島から旅行者が集まってきています。 -
乗船時間になってボートが桟橋につきました。みんなてんでバラバラに桟橋に向かって歩きます。荷物はスタッフさんがボートまで運んでくれるので、手ぶらで楽々です。
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おおー!速そうなスピードボート!
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イチオシ
アナウンスがかかり、いよいよ出発です。座席指定はありません。運転手さんの手元に、2個あるスロットルレバー。発進!かっこいい!
スピードボートは波たててギリグデからヌサベニダへ向かいます。 -
運転席の横にはテレビがあって、2時間の船旅の間、映画を流していました。
それに思ったより揺れません。寛げます。 -
いったんヌサペニダに寄港します。ちょうど1時間程で休憩って感じです。ヌサペニダは一度検討して結局行かなかったので、機会があれば行ってみたい島です。
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だんだん曇ってしまったので輝いてはいませんが、ヌサペニダの海も青くて綺麗。
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せっかくなので上陸してみたくて、降りてみました。桟橋じゃあ、ヌサペニダの地面を踏んだとは言えないような気もしますけど。いいんです。
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ひと眠りしている間に、ボートはスランガンのジェティに近づいてきました。スロットルを落として港に近づきます。
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荷物はスタッフさんが降ろしてくださいます。思っていたより至れり尽くせりで、むしろ戸惑っている自分がいます。
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ジェティを渡って、スランガンの港に。左手すぐの建物に入って待つようにスタッフさんに指示されます。
スラガン島 自然・景勝地
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荷物をピックアップして、思い思いの席に座っていると、マイクを持ったスタッフさんからアナウンスが入ります。
「お客さまー、順番にお名前をお呼びしますので、呼ばれた方は順番の番号の座席にお掛けになってお待ちください~!」
「○○さーん、ナンバー1のテーブルに行ってください」
呼ばれた方がテーブルに移動して座ります。
「ふんふん、テーブルに番号があったから気になってたんだけど、そういうことか」
「○○さーん、ナンバー2のテーブルです!」
「いきなりうちじゃない!」
「実はナンバー2が好きなんだ」
「はいはい、ほら行くわよ」
「真面目な話。チェックインした順番なんだろうね。うち早かったから」
テーブルに移動してしばらく。すぐに送迎のドライバーさんがやってきて、車に案内してくださいます。
荷物も持っていただいて…楽なものです。
予めホテルまでのカーチャーターがボート代にインクルードされているという話は、小さく断り書きが書いてあるだけで、チェックインの時も確認はしていたものの、内心不安に思っていたのですけれど…
拍子抜けするほど、何も戸惑うことなくスムーズに進みました。 -
ドライバーさんに促されて車に移動します。
「システマチックに進んだから想定してたより30分早くつきそうだよ」
「海外で予定より早く着けそうなんて珍しい」
「そだねー、初めてじゃない?」
最近は待ち合わせに会えないとか、遅れることが多かったので想定外に順調な移動に感動すら覚えます。 -
明日の帰国便が10時30分DPS発なので、空港から近いエリアで今回はジンバランに宿をとりました。スランガンのジェティからは30分程です。
ドライバーさん曰く、コロナの後は日本人は少なくなって、今はオーストラリアの人が多いんだそうです。
高速だけでなく、車窓からの眺めはバリはやっぱり人も多いし街も大きくて、良くも悪くも「都会」の雰囲気です。 -
イチオシ
3時20分ごろには、宿泊先のBalquisse Heritage Hotelに到着しました。荷物を車から出して、ガラガラ引きながら歩きます。
入口に古いVW181が置いてあります。
ホテルの入り口にいつもいるツアー業者の方がいて、彼に後で聞いてみたところ、ちゃんと動く車で、なんとレンタルしてドライブにいけるんだそうです。 -
ホテルの看板…車の影で絶対見えないし。隠れ家にも程があります。
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雰囲気のある門をくぐって…
バルキーゼ ヘリテージ ホテル ホテル
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イチオシ
香炉が置いてあるたたずまいも美しく印象的です。
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窪地がそのまま敷地になっているようで、入り口の門を入ると少し降ります。ちなみに移動中ここまで来て初めて荷物を自分で持ち運びしています。
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門から入るとすぐレセプションです。表の通りも車も多く走っているジンバランにいるとは思えない自然あふれる静かなお宿です。
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事務作業をしているスタッフさんに声をかけると、席に案内されてチェックインのお手続きです。
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お部屋にご案内いただいて、キーをもらいます。
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お部屋の説明中に、ウェルカムドリンクをお部屋の入り口にある丸テーブルに持ってきてくださいました。さっぱりしたライムのドリンクでした。
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イチオシ
バリキーゼは、インテリアの素敵なブティックホテルです。
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クラシックでかわいいインテリアですが、今回泊まったお部屋は一階で、湿気臭さを感じました。
「ちょっと換気換気!すごい湿気てる」
「長期滞在したら病気になりそうな部屋だな」
「かわいいお部屋だけど、ちょっと酷いわよ」
しばらく戸を開けて空気を通して、エアコン全開に着けたら鼻の慣れもあってマシになりましたが、土地が窪地なことから水の溜まりやすい立地と思われます。そのため部屋の湿気のこもりになるのではないかと思います。 -
イチオシ
バスタブとか超絶カワイイです。お部屋とはカーテンで仕切られていて、使う時はカーテンを閉めて使います。
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洗面台もかわいいけど、使ってみると水が溜まりっぱなしになる受け皿の形で、気になります。
クローゼットの中にはネイチャーな感じのバスローブと、プールに持って出るためのタオルセットと麦わら帽子の入った籠バッグがありました。テレビも大型。下の収納にカトラリー入っています。
「換気も済んだからカーテンしめよ。外から丸見え」
「オープンなのはいいけど、すぐそこレセプションだしね」
目隠ししたら、しばらくウェルカムドリンクをいただきながら少し休んで、ベッドでゴロゴロ。このままホテルステイでゴロゴロしていたいところですが、少しお買い物したいものもあるので、街に出ることにしました。 -
リゾートっぽい籠バッグは気分上がります!
-
バリキーゼを出ると、道の向かいはインターコンチネンタルでした。いい目印です。南北に走るジンバランの目抜通りウルワツ通りを、まずは南に向かいます。近くのショッピングモールにブリトゥン島のペッパーを使ったペッパーズシークレットの商品を扱うお店が入っているらしいのです。
「そういえば、お金が10000IDRしかないのよ」
「いつの間にそんな使ったっけ?」
「行きのスーパーとか、レストランも現金で結構払ったしね」
「どこかでATM探さないとね」
「そうだねえ…」 -
歩いて15分くらいでサマスタライフスタイルヴィレッジに着きました。
サマスタ ライフスタイル ヴィレッジ ショッピングセンター
-
大きくはありませんが、ビレッジの名前の通り、屋外型のモールになっています。噴水があったり、お店だけでなくて小さな露店があったり、通り一本がちょっとお洒落にまとまっています。
-
ATMコーナーもありました。町場のATMボックスより、こういうところのほうが安心感が高いです。現金10000IDRのほぼ一文無し状態から脱却できました。
-
中にあるLAKONセレクトショップにお邪魔しました。
-
「あった!ペッパーズシークレット!」
「でもマッスルバウムはないわ」
「え?そうなんだ」
「残念ー。扱ってるのは扱ってるけど。一部の品物なのね」
「仕方ないよ。せっかくだからお店少しみていこう」
「そうね、ショッピングしよう」 -
エコプリントのシャツとか。色々お洋服も売っていました。
-
お洋服も気にはなるものの購入にはちょっと至らず。疲れてきたのでジェラートをいただいて休憩します。
前にサヌールでも食べたGayaジェラートがお店を出していたのでそこにしました。空いてたのでゆっくり食べれてよかったです。 -
帰り道。ロードサイドに果物屋さんをみつけました。
「マンゴーいっぱい売ってる」
「ほんとだ」
「買ってみない?」
「貰ったヤングマンゴーもあるんだし、そんなにたくさん食べられないわよ」
「そっか。じゃあちょっとだけ」
「はいはい」 -
マンゴーだけでなく、マンギスも売っていました。
-
いくつか選んで、ちょっとだけ試してみます。
「買っちゃったけど、持って歩くわけにもいかないでしょ」
「そうかな。持って歩けばいいんじゃない」
「重いわよ。ジンバランのビーチに行く前に、一回お宿に戻らないと」
「そっか。一緒に冷やしておこう」 -
冷蔵庫に買ってきたフルーツを入れて、改めてビーチと晩ごはんに出かけます。
-
ジンバランのビーチは入口を探すのが難しくて、探してもビーチを囲うように建ったカフェやシーフード屋さんに阻まれて、すぐそこのハズのビーチにたどり着けません。
観光の車がたくさん来ているシーフードショップがビーチの前に居並ぶムアヤビーチカフェを通り過ぎて、もう少し南に歩くとようやく「GO TO BEACH」のサインがある入口をみつけました。 -
お店の間を縫って、ビーチにたどり着きます。白砂のロングビーチ沿いには、お店がたくさん。たくさんの人がビーチでくつろいでいました。
ジンバラン ビーチ ビーチ
-
イチオシ
「おお~!!観光地!」
「どこか座るとこ探して、夕陽楽しみましょ」
「ビーチカフェいく?」
「砂浜に座ればいいじゃない、パブリックビーチなんだし」
「そりゃそうだ」 -
人の少ないエリアを見つけて、ちょこんと座って陽が沈むのを眺めます。この日は雲が多くて真っ赤な夕陽とは行きませんでしたが、それでも美しい夕暮れでした。
-
ビーチから出るときは、入った入口より少し先の割れ門から出たのですが、その出たところで、唐突に嫁が1人の年配の男性に話しかけられました。
「コンニチハ~、日本人ですか?」(日本語)
「…こんにちは」
「ワタシドバイから来たんですが、日本大好きで、来月大阪に行くんです」
「はあ…??」
「日本のお金を教えて欲しいです~」
怪しい奴と思ってあしらっていたところに、少し遅れて門を出てきた旦那が、ちょうど合流します。
「なになに?どうしたの」
「実は日本に今度行くので、日本のお金見せてほしくてお願いします」
「へー、そうなんですか」
「ワタシドバイからきたので、ドルはたくさん持ってるけど10000円札は持ってないから教えてください」(ドル札の束を見せびらかす)
「教えてあげるのはいいけど、10000円札はないから1000円なら見せてあげるよ」(1000円出す)
「おー、これ1000円なのか、10000円は?」
「オジサン、ここにいたのかい」(若い男登場)
「ああ、こいつは甥なんだよ。よろしく、私たち仲良くしましょう、友達なろう」
「オジサンまたお金見せびらかして、ダメだよ」
「いいんだよ、教えてもらうんだから」
「だから10000円は無いから」
「ああ、このオジサンはアラブの大富豪でね。ほら」
(ボコボコに割れた携帯取り出してアラブの写真見せる)
「友達だから写真撮ろう」
「別にいいけど、撮るくらい」
「へ?!」
(いや、ちょっと何考えてんの)
(なんか楽しそうだし、写真くらいいいんじゃないか)
パシャ
「それで10000円を見せてくれよ」
(ダメよ、あからさまに怪しいよ。金持ちボロボロの携帯持ってないし)
(そりゃそうだ)
「申し訳ないね、ブラザー!本当にないんだよ。他に聞いてよ」
こんな顛末で、被害なく別れましたが、最近バリ島で増えている「お金見せて詐欺」だったようです。
日本円はお財布に入れておらず、財布を出さずに1000円だけカードケースから出したので何の被害もありませんでしたが、危ないところでした。
「あなた騙されてたでしょ」
「まさか」
「1000円出したし、ノリノリで写真撮ったりして」
「怪しいなと思って1000円にしたんだよ。あと何を企んでるか面白そうだったから話に乗ってたんだ」
「ふーん。そういうことにしときましょ」 -
危機一髪のあと、晩ごはんを食べるところを探してホテルに向かって歩いてきましたが、あまり食指の動くお店に行き当たりません。
結局、ホテルと同じオーナーが経営するバリークレストラン(BALIQUE RESTAURANT)まで歩いてきてしまいました。
「ここ、食べたいと思ってたんだよ」
「レストランの隣のショップにあるお皿がかわいいの売ってる!」
「じゃあここにしよっか、あまり歩くと疲れるしね」
時間がまだ少し早く、予約なしでも入ることができました。でもしばらくするとお客さんがどんどん来て、お客さんでいっぱいになりましたので、人気のあるレストランなようです。バリク カフェ
-
お店のなかにあるでっかいクリスマスツリー。
-
並んだキャンドルスタンドもかわいいです。
「ねえ、なに頼む?」
「正直、あまりお腹空いてないのよね。あとマンゴーも食べなきゃだし」
「じゃあ、サラダなら食べられるんじゃない?」
「そうね。ツナサラダがあるから、それにしよう」
「じゃあ、僕はロティにするかな。シェアして食べやすいし」
注文を決めて、素敵なレストランの雰囲気を楽しみます。
こういうふうにお洒落なのは、バリ島ならではです。 -
しばらくすると注文したお品が届きます。
旦那の頼んだチキンラップサンド。スパイシーチキンにフレンチフライとサラダ添えです。
チキンも美味しいしポテトも美味しくいただきました。
「へー、ここ美味しいね」
「そだねえ、ポテトも甘くておいしいわ」
「それにバゲットがめちゃくちゃ美味しい」
「ほんとだ!」 -
そしてツナサラダがテーブルに到着です。
「え?!想像してたツナサラダじゃない」
「ツナがタタキで出てきた」
「やば、美味しい。食べてみて」
「ほんとだ。食べ応えあるね~」
ツナとサラダで、てっきりシーチキンのツナサラダが出てくると勝手に思い込んでいたのですが、怪我の功名というか、すごく美味しかったです。
忘れずに併設のショップでお皿も買っていきました。 -
ご飯をいただいた後、旅のお土産探しに近くのCOCOスーパーマーケットにやってきました。
-
むむ…マンゴー。フルーツはスーパーのほうが品質が良いものを売ってました。
-
インドネシア人の大好きなインスタントコーヒー。色々種類があるので、甘~いのを探していたところ…棚の向こうから話し声が聞こえてきます。
「コンニチハ~、ワタシドバイから来たんですが、日本大好きで~す」
「日本のお金を教えて欲しいです~」
(ねえ、これって…)
(お金見せて詐欺じゃないの?)
見ると日本人男性2人組に、男性が声をかけています。そして、レジ近くに並んでいた子供連れの女性が、それを見て静かにバタバタっと子供の手を引いてそちらのほうに近寄って、声をかけた男性と合流。2人組と会話を続けます。
(どうする?詐欺だって教えてあげようか…)
(変に声かけて邪魔してみろよ、それこそこっちが怖いぞ)
(あの子供連れの女性が仲間とは思わなかったわ)
(なんか色んな人が組織立って動いてるっぽいな)
(でも放っておくわけにもいかなくない)
(騙されそうになったら、日本人同士ってことで声かけてみよう)
(しかし、こんなスーパー内でお金盗めるものなの?)
(気づかれたらどうする気なんだろね?)
幸いその男性たちも被害には合わなかったみたいに聞こえましたが、この「お金見せて詐欺」。普通の見た目の方、観光客のように見える外国人が複数人で関わっています。ご注意ください。 -
豆のほうのコーヒーや、ショウガ飴とか、お菓子とか。色々と買い込んで、COCOスーパーを後にしました。
ただジンバランのCOCOスーパーマーケットには、ムスティカラトゥ(Mustika ratu)やサリアユ(SARIAYU)のパウダー系のコスメは全く置いてありませんでした。少なくとも、2023年5月にデンパサールのラーマヤナには、ムスティカラトゥはありましたので、ジンバランというエリア特性なのか、買い足せなかったのは残念でした。
ピーリングやスクラブとしての化粧品なのですが、使うと美白効果とが感じられるのと、詳しく書くと、なによりステロイド系のお薬を使ってお肌の症状を抑えた場合にはれぼったさや症状が消えても肌に残る”赤み”を綺麗に抑えてくれる効果が感じられるのです。これまでターメリックやブコイダンのものを試しましたが、ターメリックのものは劇的に効きます。ブコイダンも悪くない感じです。 -
バリキーゼのお部屋に戻って、デザートにいただいたギリアサハンのヤング地マンゴーをいただきます。
-
皮を剥いてみると、若すぎるのが1つありましたが、他の3つは若いながらもマンゴーの香りと爽やかな酸味とちょっと甘みもあって、美味しくいただきました。
ちなみに、買って来たマンゴーは大きいほうは美味しくいただきましたが、黄色いのは少し古くてイマイチ。マンギスは古くてギリアサハンの露店で買ったものとは比べることができないくらい別物で、期待外れでした。マンギスは新鮮なものが美味しいです。 -
翌朝。最終日の朝です。今日は10時30分の帰国便に乗らないといけません。空港まで20分はかかりますので、8時にはチェックアウトです。
食事は奥のレストランでいただきます。お部屋から出て、プールサイドを歩いて抜けて建物の向こう側のレストランまで歩いていきます。
バリキーゼホテル、3つもプールがあるそうです。水着を濡らすと荷物の重量が増すのと、街をいったりきたりしているうちに半日あっという間だったので、今回は入りませんでしたが…ビーチいかずにここでゴロゴロするのもとても魅力的です。バルキーゼ ヘリテージ ホテル ホテル
-
中庭の向こうの長い建物に入って、回り込んでいくとレストランです。途中のインテリアもかわいい造りです。
-
レストランの奥にもプールがあって、プールサイドにテーブルが並んでいます。
「あ~、もう今日帰るの~?」
「今回はいつもより1日滞在が長いんだけどね」
「バリ島短い」
「また今度来たらいいよ」
「いつの話よ」
「バリなら3連休でも来れるんだからさ、そのうちさ」 -
注文の際、意識高い系の飲み物が…
「これは、絶対危険なやつよね」
「うん、うげ…体に良さそうな味がする」
「飲むほうのお薬ターメリックかしらね」
「たぶんね」 -
健康になったと思って、ラテでお口直し。
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スターターはワッフルを。チョコとベリーを頼んで、こっちはチョコレートです。
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旦那のベリーのほうがかわいい。
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メインはアボガドチョップに、卵をお好みの調理でということでスクランブルエッグ。
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旦那はエッグベネディクト。2つくるので一個づつシェアできるのだけど、あまり違わない。
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窓の飾り。こういう「ちょっとしたとこ」のかわいさは秀逸でした。
チェックアウトもつつがなく終わり、お宿を後にします。湿気臭いけど、街中とは思えない静かなお宿でした。ジンバランも、また来ることがあったら、もっと北側のエリアとか色々歩いてみたいです。
荷物を持って門を出ると、いつもホテル前にいる観光ツアーのオジサンが、待ってたよ~!と、明るく車まで荷物を運んでくださいました。 -
ングラライ国際空港までは予定通り20分程で到着。余裕を持って飛行機に搭乗することができました。
デンパサール国際空港 (DPS) 空港
-
さよならバリ島!
「あー、旅行が終わっちゃう」
「ここまで来ると乗り継ぎだけ間違えなければだしね」
「ギリアサハン良かったねー」
「海綺麗だったし、お肌も整ったね」
「もちもちが長続きしてくれるといいんだけどね」
「バリであまりお買い物できなかったね、ごめんね」
「そう?結構色々買えたよ」
「ムスタファラトゥも買えなかったしさ」
「仕方ないわよ、また来ましょう」
「え?!また来るの?」
「そうよ。でないとインドネシア語も忘れちゃうでしょ。バリでないかもしれないけど、また来るでしょ?」
「インドネシア、行きたいけど行きにくい所が多いんだよなあ。逆にバリ島なら三連休でも来れる」
「前に空港で会った台湾の子のオススメも行ってないでしょ」
「ウェー島ね。マレーシア経由でうまく繋がれば行きたいね」 -
DPS→SINは、また紙の小箱の機内食でした。ビーフorチキンで、ルアーパックのバターも同じです。
-
チキンは照り焼き?和風のような中華のような。味もバッチリ美味しかったです。
-
イチオシ
シンガポールが近づきました。タンカーがたくさん浮いています。帰りは流石に学習して、ターミナル移動もスムーズに行きました。
-
乗り継いだ羽田行きの便の機内食。チキンorビーフはいいとしてメインが前のフライトと被っていました。付け合わせはインゲン豆になってるけど…紙パックの機内食の方が心なし美味しい気がします。
でも嬉しいことにアイスクリームが出ました。Uddersはシンガポールのアイスクリームブティックだそう。乾燥しているので喉に嬉しい冷たいものです。
今回の旅行はこれでおしまい。後は寝ていれば羽田です。
ギリアサハンは、海を超えてくるアザーンの歌声と、豊かなリーフに囲まれた、とても素敵な海の島でした。
ここ数年でホテルも増え、道路や交通網の整備も進んで、行きやすくなっています。日本語情報の発信が島の変化においつかないのが現状でしょう。
北ギリよりもロンボク国際空港からの移動時間が短く、マタラム周辺も通らない。バリとの接続もバタンバイまで行く必要もなく、移動時間も北ギリ諸島(ギリメノなどギリ3島)より短い。この島は田舎ですが、けっして”秘境”ではありません。
もうお気づきでしょうが、ここは日本から出ても”出発日のうちに海に入ることができる”場所なのです。そしてバリ経由にすることで、街ブラを楽しむこともできる場所です。
いつまでギリアサハンやギリグデが、素朴な田舎の島でいられるのかはわかりません。それでも今はまだ、良くも悪くも素朴な田舎の島でした。
南部ギリ諸島に興味のある皆さんが、より旅行を楽しんでこれる一助になり、また、南部ギリ諸島に興味を持ってもらうことに、この旅行記が役立てば幸いです。
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旅行記グループ 海を渡るアザーン、うる肌求めてギリアサハンへの旅
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