電車とツアーバスで巡った冬の美瑛

2024/02/01 - 2024/02/03

2024年2月上旬。
旅行ついでに冬道講習を受けられる教習所を探して札幌に来た時に、初となる冬の美瑛と、20年近くぶりになる雪まつりを見ました。

この旅行記は美瑛の観光のものです。
青い池・白ひげの滝のライトアップを見ることのできるツアーバスがあったので、ツアーに入って見学しました。（さすがに冬道講習の成果を即日発揮する気にはならず・・・ｗ）

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

２月２日（金）に北海道での冬道講習を予約し、そこに合わせて冬の美瑛、さらに４日からのさっぽろ雪まつりを合わせて観光を企画しました。

冬道講習の前日の１日夜に移動。
ただ、新千歳空港悪天候で、条件付き運航。
１９：４０の便でしたが、前の便が空いてるので振替可能と言われ、１８：３０の便に乗りました。

飛行機が若干遅れていたのも幸いし、振替できました。

ただ、表示よりもう少し遅れたため、新千歳空港で食事をすることは叶わず。
２０：３０ラストオーダーなんですよねぇ。

新千歳も結構雪で、フライトカメラで機外カメラを見るとこんな感じ。
よく滑らないなこれ。

宿泊は、新さっぽろの「ホテルエミシア札幌」。
新さっぽろでは吹雪の中で移動。

遅めの到着なので、朝食も含めゆっくりできて、チェックアウトも遅くのんびりできるホテルを基準に選びました。

最初は新さっぽろｘ２＋千歳で考えていたのですが、後続の宿泊は札幌の大通沿いに変更しています。

この移動は雪で苦しんだので、良かったのか悪かったのか・・

ホテルエミシア札幌 宿・ホテル

翌日は、スカッと朝は晴れ。

エミシアの最上階のレストランからの眺望です。

朝食は９時からの空いている時間でのプラン。

大きな鮭のちゃんちゃん焼き、海鮮丼、ザンギなどの北海道食材を楽しめるプランでした。

この日は、先に書いた冬道講習。

教習所に行く前に、この日宿泊するホテルに荷物を預けることにしました。
新さっぽろから地下鉄で西１２丁目に行き、そこから歩く予定。

前日夜に降った雪が舞い上がって、ちょっとした地吹雪状態。

西１２丁目から、翌々日に備えて準備中の雪まつり会場を横目で見ながら、この日の宿泊先・Ｔマークシティホテル札幌大通に移動し、荷物を預けました。

地理が分かると、ここはすすきの駅で降りて、ポールタウンを歩いて、屋根のある狸小路を歩くのが楽そうでした。（狸小路の屋根が切れる所が、このホテルのあたり）

Ｔマークシティホテル札幌大通 宿・ホテル

雪道講習が終わると夕方なので、すすきののドトールで簡単に腹ごしらえ。

雪まつりの会場の一つである、すすきの駅あたりをチラ見して、すすきの駅から南北線に乗りました。

すすきの 名所・史跡

３０分ぐらい時間がありそうだったので、北１２条で下車して北海道大学を爆速見学。

セイコーマートで北大グッズを買って、急いで駅へ。

セイコーマート 北海道大学店 スーパー・コンビニ・量販店

コンビニの一角に、北大グッズは売ってます。
入口のすぐ右手のあたりです。

北海道大学 名所・史跡

南北線で麻布駅→バスで、冬道講習の会場へ。

そこでなんと講習日を１日間違えていることが判明・・
遠くから来た人に講習を受けさせないわけにはいかないとなったのか、無理にねじ込んでいただけました。

最悪、翌日の観光をキャンセルして受講しようと思ってキャンセルの仕方を調べていたら、「今日入っていただけます」と。感謝感謝。

冬道でやるとアウトな危険な運転と、それを踏まえた安全な運転の講習。

オリエンテーションの後、１－２名につき１名の教官が付いて、最初は教官による見本運転、その後実際に危険運転、安全運転を受講者が体験する流れでした。

朝は晴れていたはずなのに。

夕方になるとかなり暗く、しかも雪もガンガン吹雪いてきて、プチホワイトアウトみたいな状況。実際にこの中を運転しました。

ホワイトアウトの時にどうすればいいかも、教えてくれました。

教習後は、入場は終わっていますがライトアップはしている白い恋人パーク。

白い恋人パーク テーマパーク

混んでいるかと思ったら、ひともまばら。

無料エリアのライトアップも非常にきれいで、雰囲気ありました。

ヨーロッパみたいでしたね。（脳内変換）

建物は一見ドイツ風なのに

お店の名前がピカデリーとはこれいかに？

と突っ込んでましたが、ここでお菓子のお土産を買いました。

白い恋人パークショップピカデリー 専門店

夜ご飯はどうしよう、、と思っていた所、白い恋人パークの前に大好きなファイヤーバーグがあったので即決。

ファイヤーバーグ 宮の沢店 グルメ・レストラン

今回はメンチ・ザンギ・豚汁大の組み合わせ。

キャベツ付いてくるのが頭になく、ミニサラダまでつけちゃいました。

野菜はいくら食べてもOK！

帰り道は、吹雪いておりました・・・

白い恋人パーク出た時は雪降ってなかったんですけどねぇ。

翌朝。

Ｔマークシティホテル札幌大通の「地産地消」な朝ご飯を頂いてから。

次の日に宿泊するホテルまで、３００ｍぐらいこんな歩道をスーツケース引いて歩きました。

歩道は除雪されてるんだろう、と考えたのが間違いの元。
されてません！いや、されてるけど降雪には追いつきません！

次に行くときは、このことを忘れないようにします。
僅か３００ｍほどですが、下が新雪なので筋肉痛になりました。

この日は、初めての冬の美瑛です。

９時発の特急カムイで出発です。

特急カムイ。

まぁ、JR北海道内の特急は統一されているに近くて、路線ごとの車両の楽しみはあまりありません。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

旭川に到着。

お昼に旭川ラーメンを食べてから美瑛に行くことに決めました。
天気も良かったので少し歩いてみました。

駅の東側の永隆橋通。

気温はマイナス１５度ぐらい。風がないので辛さはなかったものの、寒いというより痛かった。

橋の上からの旭川駅。

駅前が自然の広場で、川に面しているのが好きです。

あさひかわ北彩都ガーデン 自然・景勝地

旭川駅南側の忠別川。

凍ってるのかと思ったら、そうでもないんですね。

ラーメン食いに北口に出ました。

街路樹が雪をかぶってる景色が、とてもきれいでした。

で、向かったのは赤梅光軒の旭川本店。

赤梅光軒（誰も言ってない）と書いたのは、梅光軒には赤い看板と黄色い看板があるのです。黄色はのれん分けらしいのですが、味はかなり違います。

梅光軒 旭川本店 グルメ・レストラン

自分は赤の方が好きで。

道の駅まで行こうかと思ったんですが、北口に本店があると知り、そこで食べました。この野菜味噌ラーメンは大好物です。

僕の旅行記を読むと、たぶん何回も出てきてると思います。香港で食べたりね。

電車に乗るため、駅に戻ります。

旭川駅前の広いショッピングストリート。
昔は色々なデパートが出てたようです。

平和通買物公園 名所・史跡

駅前ではちょっとした冬の遊びもの会場ができていて、スケートリンクがあったり、こんな雪だるまが飾られていました。

冬の北海道に来たなと。

旭川駅構内にはいくつか施設があります。

アイヌ文化情報コーナー。
そこまで大きな展示ではなかったです。

アイヌ文化情報コーナー ル シロシ 美術館・博物館

隣にはフィンランドのアールトを中心とした展示がありました。

観光物産センターもあり、お土産を売っていたりラーメンなどの食事もあります。

旭川観光物産情報センター 名所・史跡

富良野線で美瑛に電車で移動です。

JR富良野線 乗り物

美瑛駅。

美瑛軟石を使った駅舎で、1952年建造。
カッコいいんですよ。

美瑛駅 駅

駅前のラヴニールの鐘。

ラヴニール・・？

La Venir（フランス語で「未来」）の意味なんですね。

美瑛に来たのは、後で出てきますが夜の青い池などに行くバスツアーに入るため。

少し時間があったので、美瑛町役場にある四季の塔に歩いて行ってみました。

四季の塔 名所・史跡

天気が良ければ、十勝岳連峰ぐらいまで見えるんでしょうね。

駅前の「四季の情報館」

ここからバスが出るので、下見しておきました。

四季の情報館 名所・史跡

道の駅よりお土産も多いのではないかと思いました。

美瑛の街のレストランなどの案内があったり、ツアーもここから出るのが多いので休憩所も充溢していました。

道の駅の方にも行ってみました。

道の駅 びえい 丘のくら 道の駅

この後、ツアーに入って帰ってくると19時。

美瑛の街で飯にありつけないと夕ご飯は20時半。

ということで、コロッケバーガーとカフェラテで休憩しました。

オプトブックマークさんで予約した、美瑛の名所を巡った後にライトアップされた青い池と白ひげの滝に行くツアーバスに入りました。

結構バスは埋まってたんですが、だいたい４０人の客の中で日本人は自分含めて１０人までいなかったのではないでしょうか・・・

いわゆるケンメリです。

冬の美瑛の丘は勿論初めて。
気温が低く下は凍ってるので、もしツアーに入る場合は冬用の靴はお忘れなく。

ケンとメリーの木 自然・景勝地

ケンメリの隣にあるペンション（その名もケンとメリー）

冬は休業だと思いますが、ペンションの建物と木、そこに積もった雪が素晴らしい景色を構成してました。

セブンスターの木。

セブンスターの木 名所・史跡

ブラウマンの空庭。

セブンスターの隣に、こんなのあったかなぁと・・・
正直、セブンスターより美しい景色です。

「北方短歌」を主宰した小林考虎の歌碑が、セブンスターの駐車場わきに建ってました。

マイルドセブンの丘。

2021年にカラマツの林が伐採されたそうで、今見られるのは「新・マイルドセブンの丘」らしいです。

バスが停まった時に「え、ここじゃないよな？」と思ってガイドさんに聞いたら、教えてくれました。

マイルドセブンの丘 自然・景勝地

休憩に立ち寄った美瑛選果。

JAの施設で、トイレ休憩だったのですが地産のお土産があったので速攻購入しました。

美瑛選果 お土産屋・直売所・特産品

クリスマスツリーの木。

太陽が丁度沈んだぐらいの時間です。

夏に一度来たことがあるような気もします。
その時は誰も居なかった記憶ですが、この日はクルマで来た人も多くて混みあってました。

クリスマスツリーの木 名所・史跡

青い池に到着。

照明はほぼ完全に落とされ、時々池のあたりが青色にライトアップされていました。
幻想的な風景でした。

なお、青い池は冬に来ると別に青くないのだそうです。
夢を壊してすいません。昼間に来なくてよかった。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

もう1枚どうぞ。

ライトアップの加減がいろいろ変わっていくので、バスの時間ギリギリまで見てました。（夏は何度も来ているので、どのぐらいまで粘れるかも大体わかってたので）

最後に、脇の方から見ました。

この先、美瑛川方面への道は通行止め（というか雪で入れない）でした。

続いて白ひげの滝です。

こちらは、温泉を含む水が流れ落ちているので、そのあたりは温度も高くて青い水を見ることができます。

白ひげの滝 自然・景勝地

写真だとうまく表現できていませんが、正直青い池よりもこちらがきれいで、こちらはガイドさんを見失わない範囲で、ギリギリのギリギリまで見ていました。

同じく、土地勘があって、バスまでのルートで迷うリスクがなかったので・・
良い子はマネしないでください。

美瑛駅に戻ったのは18時50分ぐらいで。

その少し前に、旭川行の電車は発ってしまっていました。
19時前とはいえ、美瑛の駅前で気軽に入れる店はほぼ開いてなく。

セブンイレブンに行って飲み物を買って、あとは駅の構内で暇してました。

＋1000円取っていいから旭川駅前まで送るオプション作ればいいのに。
外国の方も含め、バスに乗っていた多くの人が同じように、美瑛駅で時間を潰してましたからね。

夕食は、旭川駅直結のイオンモール。

美瑛からの電車の後、食事の時間を残して札幌までの特急は取りました。
じゃないと、最後までご飯食べられないですからね・・・

全く北海道らしくないですが、いいでしょうｗ

旭川駅を出てイオンモールに入ると、目の前がすぐフードコート。
駅のレストラン的な機能をイオンに持たせてるのは、駅側もイオン側もWIN-WINではないかと思います。

遅めの時間までオープンしてるのも良いです。

伝説のすた丼屋 イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン

勿論ご飯はすた丼です。

空腹には丁度良い！

特急まで少し時間があったので、ライトアップされた旭川駅前も見学。

札幌行の最終の特急で移動。

この特急が運休になると札幌に戻れないので、この美瑛行はずっと天気をにらんでました。ほぼ雪も降らず風も穏やかな予報で、問題ないなと。

入線してきたおおぞら号。

終点が札幌なので、ゆっくり寝ましたｗ

特急 おおぞら 乗り物

宿泊はラフィナート札幌。

すすきの駅に出て、狸小路を歩いて、狸小路の屋根が切れたところから2ブロックぐらいの南側です。
翌日の雪まつりを見るのに便利な立地、かつ手頃なお値段であることを合わせて決めました。

雪まつり開催前日、雪まつり会場まで歩いて数分で、1万ちょっとなら贅沢は言えないかなと・・

見た目場所が不便な分、少し安かったんでしょうね。

ホテルラフィナート札幌 宿・ホテル