2024/02/03 - 2024/02/03
28位(同エリア202件中)
Reiseさん
- ReiseさんTOP
- 旅行記443冊
- クチコミ845件
- Q&A回答0件
- 351,237アクセス
- フォロワー55人
三木市へ行きました。
今回は、湯山街道を歩いてみました。羽柴秀吉の時代に、三木攻めの際に利用した道でもあり、有馬温泉に負傷した兵士たちを送るための道でもあったところ。昔ながらの家々もあって、風情のある街道でした。
途中、湯の山みちというギャラリーに立ち寄ります。ここでは個人で蒐集された貴重な三木の特産品であった染形紙を保存、展示されています。また、海外で蒐集されたという化石類もみごとで、圧倒されました。
ご主人が定年に説明をしてくださいました。こちらの蒐集された染形紙は三木市立歴史資料館でも展示されており、いまはもう途絶えてしまった技術の貴重な資料です。とても美しい型紙でした。
堀光美術館では二人の美しい写真集を鑑賞しました。
三木市立歴史資料館は、二階でちょうど、三木の染形紙の特別企画展をしており、偶然にも湯の山街道で見学できた染形紙とも合わせて、みごとな技術を堪能しました。
三木の特産だった染形紙、、、もういまは途絶えてしまったようです。大変残念です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
湯山街道、有名なのは、羽柴氏秀吉の時代から、戦いの際の道でもあり、負傷した兵士を運ぶ道でもあり、重要な街道だったようです。
古代からは神功皇后にも関わりがあり、また
源義経が密かに一の谷へと進んだ道、羽柴秀吉が三木合戦のためにも使った道、
西国大名の参勤交代の道、赤穂の早駕籠が走り抜けた道、、
乗合馬車も通っていた道、、
とも、ゆのやまギャラリーでお聞きました。大切な道、街道だったことがわかります。
私は、戎神社から出発します。 -
説明板がありました。
戎神社、西宮の戎神社から勧請して創建されたといわれています。
1747年にも記録があるそうです。
御祭神は事代主命と蛭子命の両方が祀られているのが特徴。
にぎやかなお祭りの様子の写真もありました。 -
赤い実がたわわに。
-
ご神木のようですが。
-
拝殿。
-
参道から。
-
静かな街並みです。
羽柴秀吉の時代には、戦いの光景があったことが、信じられないです。 -
昔ながらの家、丁寧に住まれている様子がわかります。
-
長治せんべい、、、三木藩主だった別所長治の名前からでしょうか。。
-
こちらはお店?
美しい二階の部分をリフォームされてあり、絵になります~。 -
昔ながらの家々が残っています。
-
ギャラリーという文字にひかれ、
-
こちらに入ってびっくりです!!
三木の染形紙の展示がずらり。
とても端正な細かいデザインのものばかり。あまりの美しさにしばし、うっとりしました。
こちらのお部屋、写真禁止のマークがあったので、撮影はしませんでした。
あとで、三木市立歴史資料館で染形紙の特別企画展をしており、見学しましたが、
こちらのご主人の写真と、企画展で、染型紙を多く提供して、展示されている紹介がありました。こちでは、大量の染形紙を保存されています。 -
湯のやまみち、、、というギャラリーになっていました。
二階にも展示室があります。 -
外からすでに、アンモナイト、、、
-
イチオシ
こちらのギャラリーのご主人が出て来られ、説明をしてくれました。
ここからは写真撮影可能とのことでした。
まず、この街道沿いにあった家々を詳しく明してあります。
1804年のものです。
こんなに沢山の家々があったのですね~。
しかも、絵図には書き込まれた部分があり、それは御免許地というところです。鎌倉時代より始まり、三木町では年貢や賦役を免じられる土地があり、江戸時代には義民の闘いもあり、さらに明治時代までその免除は続き、
多くの職人を守ることになり、特産の染形紙や金物、算盤などの技術が守られることになったそうです。
そんな特権、歴史的名背景があって、三木の技術は守られ、発達していったのですね~。 -
この部分に御免許地についての記述があるそうです。
-
古地図。
-
きめ細かい地図と説明がありました。
-
もういちど、看板をみますと、化石の展示もあるとか、、
二階に案内されました。 -
円広志さんのとなりの人間国宝さん、、も来ていたんだ!!
関西のローカル番組です。大好きな番組。 -
びっくりです!!
化石類がずらり~。
どこをどうみてよいのか、わかりませんが、とにかく、珍しい化石がいっぱい。 -
イチオシ
海外で蒐集されてきた、恐竜の化石。
大きなものです。
運ぶのに苦労されたそうです。 -
下に恐竜の絵がありました。
-
イチオシ
ここにも、大きなアンモナイト。
大きなものは船便などで、長い期間がかかって、やっと届いたとか。。 -
珍しいもの、、、
サハラ砂漠にも行かれたそうです。 -
アンモナイトもいろんな種類、、
-
イチオシ
三葉虫の化石。
こんなに大きいんですね~。びっくり。
その後ろにあるのも、サハラ砂漠で蒐集された石器だそうです。 -
化石やパネルがずらり~。
-
膨大な数々の化石類。
-
三葉虫とヒトデ、、、はっきり。
-
こちらにも大きな三葉虫。
こんな時代もあったのですね~。 -
イチオシ
円広志さん、、番組の収録の様子の写真がありました。
まどかさんも、びっくりされたはず。
番組みたかったなぁ~。 -
現地の様子など。
-
サハラ砂漠の様子でしょうか。
ご主人も、息子さんも行かれたといわれていました。 -
孫も連れてきたいなぁ~とおもいました。
きっと興味津々です。 -
こんな美しい貝も。
-
展示室にあった、化石の机。
多くの生物がそのまま化石になってました。
円広志さんも、ここで休んでいたそうです。 -
そして、隕石もありました。。。
ご主人がも持ってみますか、、、といわれ、私は人生初 隕石を触らせていただきました。
小さい隕石なのですが、重い!!
びっくりです。
貴重な体験ありがとうございます。 -
そして、そのお隣の部屋には算盤の展示。
-
算盤も三木の特産物なんですが、物差しも特産なんだそうです。
染型紙などを造る際に発達してったのでしょうか。 -
算盤の歴史も古いです。
-
昔、こちらのお宅でも蚕を飼っておられたようで、その器材も残されていました。
奥の部屋に通されました。
こちらには染形紙を大量に保存されている展示室です。
こんなに細かいデザイン、技術、途絶えてしまったことが、本当に残念です。
この染形紙も、大量に保存され、また貴重な布なども蒐集されているようで、そちらもこれから整理して展示したい、、といわれていました。
こちらの染形紙の展示は撮影が禁止とマークがありましたのでお写真、ありません。 -
こちらは昔家で、使っておられたという、骨董の数々。
バスケット、、、素敵でした。 -
素敵な徳利などもありました。
染形紙も化石も算盤も、骨董も、、盛りだくさんのギャラリーでした。
丁寧な説明をしていただき、本当にありがとうございました。 -
ギャラリーを出て、歩き始めます。
昔からのお店でしょうか。 -
ひょうたんのマーク。
お店でしょうか。。 -
家紋がうつくしい建物。
-
伝統家屋請負業とありました。
-
とても可愛い燈籠がありました。
急須?やかん?のマークがあります。 -
空き地にあった説明板。
一円の寺社の瓦を担っていた職人さんの居住地跡。
街の長老として代々ここちらに住んでいたそうです。
三木市、、職人さん、技術の街です。 -
更に歩いて、極楽寺というお寺へ。
-
拝殿。
-
すぐ近くに薬師堂。
-
薬師如来の説明があります。
昔は、医療も今のように発達もしておらず、信仰に頼る部分も多かったです。
病の平癒を祈った場所。 -
小さなお堂がありました。
-
端正な伝統的な家々があります。
-
こちらはお花屋さんです。古民家を利用。
いろんな種類のお花、ドライフラワーも変わった種類のものも多くて、
楽しいです。
雑貨もありました。
いろんなイベントもあるようです。 -
こちらは酒屋さん。
-
こちらも古い家をそのまま利用。
-
しるしの杉玉がありました。
-
こちらも整然とした建物です。
-
こちらのお宅にも古い看板が。
-
歴史を感じる静かな街道めぐりでした。
-
湯の山街道の詳しい説明板もあります。
-
にぎやかなお祭りのようす。
-
公民館の隣の建物。
-
近くにお地蔵さんのお堂があります。
-
大手の地蔵堂。
-
靴を脱いで上がって拝観。
一番左にあるのは、道標です。 -
神戸電鉄です。
-
駅の近くに、栗のお菓子のお店がありました。
-
可愛いぬいぐるみ。
パフェやクリのお菓子が沢山ありました。 -
こんないまどきの看板も。
-
堀光美術館へ向かいます。
-
商店街ですが、ほとんどシャッターになってました。レトロなお店の看板が沢山。
-
三木城跡の二の丸跡のほうから行きます。坂道。
-
ここは、昔の小学校の跡地。
こちらの建物、、何かに使われるのでしょうか~。
木造の学校、なつかしいです。 -
二つの写真展をしていました。
-
お二人の写真展をしていました。
入場はフリー。 -
まず岡野靖彦氏の写真展から。
自然の写真。 -
大山(だいせん)が遠くに見えます。
-
きれいな赤い色。
-
海外の写真などもありました。
-
イチオシ
静かな風景が広がっていました。
-
色も綺麗で、静かな風景が心に残りました。
-
くめだなおこ氏の和紙プリント作品展。
-
伊勢和紙を使用した和紙プリントの作品の数々。
-
イチオシ
繊細さと大胆さが合わさった作品、、素敵でした。
-
イチオシ
優しい色合いの作品でした。
-
和紙のプリント、、、日本画をみているような気持になりました。
-
イチオシ
美術館外に、堀田光雄氏の像。
かつての三木町長、東洋金物株式会社社長であった堀田光雄氏が三木市に寄贈した彫刻や日本画、書、工芸品などが展示されている美術館です。
今回は写真展でした。 -
前回は展示品の入れ替えでお休み中。
-
ネコヤナギもふっくら。
でもまだ、2月です。
あと少しで、春とおもうことにします。 -
イチオシ
次に、お隣の三木市立歴史資料館へ。
以前、二階は休館中でしたが、今回は特別の企画展をしており見学します。
テーマが三木の染形紙。
ちょうど、少し前に湯山街道のゆのやまギャラリーで染形紙の展示をみせてみらったところだったので、ラッキーポンキチです。
ギャラリーのご主人の蒐集された染形紙が多く展示されていました。
貴重な資料です。
二階の特別企画展は撮影が禁止でした。 -
1階は撮影可能です。
左の古図はゆのやまギャラリーでご主人に説明してもらったもの。
染形紙もいろんなデザインがあって、どれも見飽きません。 -
1階に展示されてあった、染形紙のデザインや特産物の紹介。
金物や算盤なども。
こちらも入場はフリーです。 -
外に出て、しばらく歩きます。
これは、銀杏?にしては、実が小さいです。
冬の景色。 -
三木市役所まで歩きました。
-
大きな建物建設中でした。
-
なんだか、おしゃれな雰囲気。
-
モニュメントも素敵でしたよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。^^
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- sukecoさん 2024/02/06 11:31:38
- 湯山街道!
- Reiseさん、こんにちは!
湯山街道、昔と今を想像しながら散策するのは楽しいですね♪。
静かな街並みも、昔は戦いの場だったとは・・・。
燈籠の急須?、和みますねー(笑)。
どうしてこのマークにしたんだろう???と妄想してしまいます。。。
そして、化石に隕石、算盤と、興味深いものも沢山!!!。
わくわくが止まらない~。
栗のお菓子のパフェ、気になりましたー。
やっぱり私は食いしん坊のようです(笑)。
sukeco
- Reiseさん からの返信 2024/02/06 12:56:14
- 栗のお菓子、、パフェを食べればよかった、、、です。泣
- sucekoさん
こんにちは
お便りをありがとうございます。^^
街道を歩くのは楽しいですね〜。
昔の風情も感じつつ、新しい風家も混じっていて。
三木市は城下町だったところで、いまもそんな雰囲気があります。
そうなんです、化石に隕石、算盤、、そして染形紙の膨大な蒐集、、
このギャラリーには偶然行きつき、驚きの連続でした。
とくに、染形紙の数といったら、、。
もう造られることもない染型紙、博物館級、、と思っていましたら、本当に
三木市歴史資料館に特別展示されていて、ほとんどがこのギャラリーからの出品で、またまた驚いた次第です。
化石にも、腰が抜けそうなくらい←おおげさ
本当にびっくりしました。アンモナイトの化石も半端なく多くて、大きくて。
化石のテーブルにも驚きでした。(+_+)
あの栗のお店で実はパフェを食べようと思っていましたが、バスの時間が気になり
やめました。人気のお店のようで、ひっきりなしにお客さんがいました。
相当後悔しています。笑
sucekoさんのクチコミや旅行記を読んでいますと、本当に地元の美味しいものが次から次に出てきて、楽しくなります♪!
やはり、食べることは何より大切ですよね〜元気のもとです!
sucekoさんの旅行記 クチコミの松島の風景、高台からや福浦島からの景色が素敵ですね〜。
船で周るばかりではなく、こんな場所からも眺めることもできるんだと知りました。
つぎの東北旅行は必ず行ってみたい、松島です。
Reise
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Reiseさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
102