2024/02/02 - 2024/02/02
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たれたびさん
突然ですが、今回の旅は下見が目的です( ̄▽ ̄)
今年の冬旅は北海道。
いっかい子供たちにめちゃくちゃ寒いのを体験させるぞ、と11月から計画開始。
当初は旭川冬祭り&層雲峡氷瀑祭りを狙い2月前半の3連休で計画したところ、期末テストとバッティングが判明。仕方ねえな、と他を当たったら、支笏湖で氷濤祭りを2月末までやっていた。
ゴールデンカムイを完読したし、支笏湖から近いウポポイとセットだ!完璧なプランだ!との自画自賛に立ちはだかったのが雪道問題。
公共交通機関が弱い冬の北海道、クルマ無しでは回れないという結論に至ったが雪道なんて15年も運転しとらん。ぶっつけ本番はさすがに怖い。
うーん、だったら下見に行けばいいじゃん、ひとりでクルマ借りればいいじゃん、と下見旅を決行。行きは成田からLCC、帰りは函館からANAのトク旅マイルと極力切り詰めます。
下見なので当然ソロ活動。毎度のちいさなカビゴンさんがお供です。
なお、下見後は函館に抜けるため支笏湖もウポポイもほとんど扱いませんのでご了承くださいm(_ _)m
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 AIR DO Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回のスタートは朝6時の成田エクスプレス。
新宿発の場合、えきねっとのチケットレス特急券(35%オフ)を使うと京成スカイライナーより安くなります。金券ショップで京成の株主優待券を入手できればさらに安くなりますが、今回は乗り換えなしで行ける成田エクスプレスでラクします新宿駅 駅
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ピーチは成田1タミということに直前に気づきました。
国内線はターミナルの端っこだけど3タミほどは歩かなくて済むので楽成田空港第1ターミナル 空港
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バスで沖積み。鮮やかなピンクの機体に搭乗。LCCあるあるでエンジンまでしっかり塗るんですよね。コストかかるだろうに。それとも目立ったもん勝ちなのか(^_^;)
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ややくたびれ気味のレザーシート。メンテが楽だからLCC定番です。
なんかいつものひこーきより足元狭くないか?、とちびカビちゃん。座ってしまえばさほどでもないけど、窓側からはトイレ行けないなぁと改めて実感。
帰りのAIRDOがずいぶん広く感じられました -
定刻でテイクオフ。
新千歳行きの機内は、雪まつり前日なせいか満席。インバウンドの方が多いのは成田発だから? -
一路、北へ。途中、北上山地とか陸奥半島とか見えた気がする。LCCなのでサービスはありませんが、その分機内は静かで、それはそれで良いかも。
お、北海道上陸だ! -
15分くらい早く新千歳空港到着。早着は嬉しい
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早着したし、まずは腹ごしらえだじぇ!@雪印パーラー空港ソフト
あっさりめでうまいじぇー雪印パーラー 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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さて早速取り掛かったのは今回の重要任務。雪道運転(の下見)です。
空港で借りたのは日産NOTE e-powerの4WD。
空港からウポポイのある白老方面へ走り、その後、宿泊予定の支笏湖まで。
15年ぶりの雪道なのでレンタカーは厳選しました。四駆はマスト。いろいろ調べ雪道最強と言われる日産NOTEをチョイス。前後輪に積まれた強力なモーターを1万分の1秒単位(!)で制御し、がっちり路面をグリップするそうな。
実際に凍結路でも不安感なし。発進時の空転は皆無。しっかり路面をつかんでスタートします。試しに誰もいない安全そうな場所で強くブレーキを踏んでも、すぐにシステムが介入して安全に止まれました。15年前に来たときは急ブレーキでスリップ。追突しかけたトラウマがあるのでこれは嬉しいです(幸い前方車が気付いて前に出てくれて事故回避しました)
何でもNOTEの設計者は北海道ご出身だそうです。雪道はス○ルの四駆だよね、と言われて奮起して開発されたとか。
▼雪道に強いNOTEの説明動画
https://youtu.be/dLDREgtu4CQ?si=j-kWYk5QixguRCsM -
もっとも主要道路はドライ路面で快適なドライブができました
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というわけで、千歳から白老経由で支笏湖まで無事に移動。特に危険は感じず、下見は成功です
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任務を完了したので千歳に戻っておひるごはーん。地元の寿司チェーン、北々亭
北々亭 千歳店 グルメ・レストラン
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平日だったのでちょうどランチサービスにすべりこみ。
このボリュームで税込み1100円はやすい! -
地物のホッキ貝もおまけにいただきました。甘味と旨味たっぷりで大満足(^^)/
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車を返したらそのまま南千歳駅まで歩きます。
日産レンタカーのお店からは10分程度。途中の大型アウトレットモール・レラにお立ち寄り千歳アウトレットモール レラ アウトレット
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年明けに運営終了のニュースが流れたのは知っていましたが、すでにほぼ明るい廃墟状態。開いているお店は3割あるかないか。
写真は室内ですが基本は屋外モールというのが弱点だったか。お店の外は氷点下6℃とか、そんな世界。夏はいいけど冬はキツいかも -
南千歳駅からは帰りのヒコーキがでる函館に移動します。
特急「北斗」で3時間ちょっと。さっき乗った成田ー新千歳より長い。 -
車内でのんびりするじぇ。
特急列車にこんなに長く乗るのは何年ぶりでしょうか。乗り慣れている電車じゃなく気動車というのも良い。エンジンならではのリズム感というか鼓動が素敵です。
函館まで車内販売も自販機もない長丁場なので乗る前の飲食物手配が重要です -
時折雪が混じる中、列車は走り続けます。まもなく函館だ!
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ついたじぇー!
旧型の普通列車を見つけて思わずパチリ函館駅 駅
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駅前はマイナス6度くらいで吹雪いていました。
とりあえずばんごはんだ!前から行ってみたかったラッキーピエロに駆け込みます。色使いがドン・○ホーテラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン
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一番人気のチャイニーズチキンバーガーのセット。正規のドリンクはウーロン茶なんだけど、この日はラッキーデーとかで、200円くらいでビールに変更可。
一瞬迷ったけど、外は寒いからアルコールで身体を温めなきゃ、とか自分に言い訳してビールにした(^-^; -
チャイニーズチキンバーガー、でかい唐揚げがゴロゴロとバンズに挟まってる。甘辛チキンは確かに美味しいが、ちょっとボリューミーかなと思いました。
次に行くときは、普通のバーガーにしてみたいです -
名物のラッキーポテト。
ミートソースとチーズソースがかかっていて、これは素直に旨い!
入っているマグカップを持ち帰れたらよいのですが、さすがにダメでした -
お店を出たら雪がやんでいて、ホテルに行く前にお散歩。レトロな街並みを楽しみます。
写真は旧丸井今井百貨店(今はまちづくりセンター)。東北以北で最古のエレベータがあるとか(しかも乗れる)函館市地域交流まちづくりセンター 名所・史跡
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八幡坂まで登ってきました。
ライトアップされてます。海までまっすぐ見下ろせて気持ち良い!
誰もいないように見えますが、皆さんクルマでやってきて、写真をとって帰られます(歩いてくる阿呆はいませんでした^^;) -
区公会堂も金色に輝いています。
なんだかんだいってここ2年で3回くらいきたぞ( ̄▽ ̄)旧函館区公会堂 名所・史跡
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函館港を一望。本当に素敵な夜景でした。
スマホカメラ明るく撮りすぎ
だいぶ寒くなったのでホテルに帰ります -
よくあさー。
昨日とは打って変わっていい天気 -
軽く朝飯を済ませてお散歩開始。
朝市だ!
インバウンドであふれてました
海産品を目利きする力がないのでスルーします(^ ^)
いつも通ってる床屋のマスターに函館行くよーと話したら、朝市は津軽弁でまくしたてるとボラれないとアドバイス。昔から交流が盛んだったせいか、青森県人は地元民扱いらしいです(といっても津軽弁しゃべれんけど)。
あと、カニを送るときはすり替えられないよう甲羅にマジックで名前書くくらい全然当たり前だよと豪語してました。江戸っ子のくせにそんなこと知ってるあんた何者だよ(^_^.)函館朝市 名所・史跡
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朝市を通り抜けて、お目あての青函連絡船記念館、摩周丸に到着
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88年の終航まで活躍していた摩周丸。
いまは青森港にいる八甲田丸とあわせ、記念館として青函航路の歴史を伝えています青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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船内のうち上の2層ほどが公開されています。
重厚なグリーン席。今の新幹線みたいなフワフワした席とは違って背もたれやひじ掛けがガッシリと作られています。さすがは国鉄。
肩口にあるのは読書灯。今ならフレキシブルなLEDなのでしょうがゴツい電球仕様。
このレトロ感がたまりません -
2等座敷席。我々庶民の指定席です。タコ部屋ではないですよ(^_^)
旭川の近くに住んでいた幼い頃、帰省の帰りに一度上野から寝台特急「ゆうづる」、青函連絡船、特急「北海」を乗り継いだことがありました。「ゆうづる」のベッドと「北海」の食堂車は覚えてますが、連絡船の記憶はすっぽり飛んでます(^_^) -
青函トンネル開業間近のポスター。昭和62年ごろのものか。
世の中バブルと去り行く昭和で盛り上がっていた時代。
レーダー?衛星アンテナ?なのかゴツい物体が船上に載ってますね -
客船らしさといえば、飾り毛布。
今は豪華客船の一部に残る程度ですが、連絡船の寝台にも飾られていたそうです。職人級の方がわんさかいたそうな。
横浜の氷川丸でも展示されてます -
無線室だじぇ。船上から電報とかも打てたんだじぇ
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ブリッジも見学できます。アナログな機器ですが、スッキリ機能的な配置が目を引きました
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ブリッジからは函館湾の絶景が。
もう航海することのない船ですが、ブリッジからの風景はそう感じさせません -
次に向かったのは、函館レンガ倉庫はスルーで
(観光地感が強いところは苦手)金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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オサレなスタバ発見
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函館市立の北方民族資料館に到着。
昨日行った八幡坂のそばです函館市北方民族資料館 美術館・博物館
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北方民族資料館、つまりアイヌをテーマとした民俗資料館です。映画公開を機にようやく読破したゴールデンカムイの影響でやってきました
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アイヌ文様の衣服や日用品などさまざまな品が展示されています
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生活用品の数々。独自の道具もあれば、和人との交易で手に入れた漆器などもあり、思った以上にバリエーション豊かです
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首飾り。ゴールデンカムイのヒロイン、アシリパも素敵なのを身につけてましたね
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メノコマキリ。女性用の小刀。アシリパが携帯してるのと同じものです。
今までならふーん、で流したであろうこれらアイヌのさまざまな工夫や生活様式、文化が漫画の各シーンか相まって理解が深まりました。
アシリパはアイヌ文化のガイド役だったという作中での位置づけがよく分かります -
キセル入れと煙草入れ。
キロランケでしたっけ、こんなの愛用してたキャラもいました。今さらながらゴールデンカムイの時代考証はすごいなと思います -
これ知ってるじぇ。
お仕置き棒だ!悪いことしたらペンペンするんだじぇ -
ちなみにこの建物、日本銀行函館支店として使われていた歴史的建造物です。1926年(大正15年)築、約100年前の歴史を持つ建物。天井が高くてがっしりした作り、ドア上の飾り窓もモダンです
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今は倉庫のドアですが、かつては大金が眠っていたのでしょうか
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トイレのノブもガラス製でモダンです。上の「使用中」もいい味出してます。
もちろん現役で使われています。歴史あるものでも使ってこそ価値がある気がします -
とりあえずお約束で喰われるカビゴン(^_^;)
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ウロウロしてたらもうお昼。今日のお昼は五稜郭の繁華街でスープカレー
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ベルさんのスープカレーは熱々の小鍋に入って供されます。
小鍋は小宇宙と言われますが、フタを開ける瞬間が嬉しい。
沢山の野菜とモモ一本肉に舌つづみを打ちますスープカレーBeLL グルメ・レストラン
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食べ終わったら最後の訪問地、五稜郭跡へ
五稜郭公園 公園・植物園
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おととし夏にのぼった五稜郭タワーはスキップ。
箱館戦争の新政府軍の気分で五稜郭内側に突入します。エイエイオー(^_^;) -
箱館奉行所に到着。1864年に建てられた奉行所を復元したものです。中は見学可能
箱館奉行所 名所・史跡
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60畳、だったかな?大広間です。
ちょうど地元のガイド人の説明時間にあたって、いろいろと聞くことができました -
お奉行さまの席だ!
風水的にとても良いらしく、ここに座るとなにかいいことが起きるかも、だそうで、みんな座っていました。
みんないなくなってからそっと出てくるカビゴンさん -
は!、これは!?
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そう、例の井戸だ!
(ネタバレになるのでわかる人だけ頷いてください)
周りにいたボランティアガイドさんによると、今日さんにんめだそう(^_^;)
看板はないけどちゃんと除雪されてましたよ -
日もかたむいてきたのでそろそろ撤収します。
気温はプラス3度くらい。風が吹くと寒かったです -
函館マンホールはイカでした。最近捕れなくなって貴重品だとも聞きます。このマンホールは3杯もいてなかなか高価そう(^_^)
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空港に行く前に最後のミッション!
ハセガワストアによってやきとり弁当と串を大量調達します。下見旅なのでお土産不要の前提ながら、これだけは外せん!
マップで店舗位置とバス停までの距離、調理時間を見越して分単位のスケジュールでお店に突入しますハセガワストア 五稜郭店 グルメ・レストラン
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五稜郭バス停から路線バスで30分。函館空港に到着。
搭乗予定は上から2番目のAIRDO。
もちろん私の旅では恒例のディレイ。写真は1755発ですが最終的には1805までずれ込みました。お茶代もらえたけどやきとりが冷めてしまう(;_;)函館空港 空港
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カードラウンジで時間をつぶします
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カツゲンのみ放題( ̄∀ ̄)
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展望台にあがると香港からの便が出発準備ちう。
週4くらいで飛んできてほぼ満席だ、とちょうどニュースでやってました。機材もでかい。A330? -
ようやく帰りの便が到着。
なんと、ロコンジェットじゃないですか!!
名機と言われるB767に乗りたくてこの時間の便を選んだけど、ロコンジェットだったのは二重に嬉しいです -
北海道の公式ご当地ポケモンとなったきつねポケモンのロコン(茶)とアローラロコン(白)。
ロコンジェットも2種類があしらわれています。機体デザインは進行方向右側は普通のロコン、左側はアローラロコンで冬の北海道っぽくなっています -
カップもロコンデザイン。
おともだちのヒコーキだじぇ、とカビゴンさんもご満悦。AIRDOオリジナルの帆立スープをいただきます -
1時間半近く遅れましたが無事羽田着。
もうこれ以上落ちる心配はないじぇー羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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というわけで無事に帰還。下見なのでお土産なしのつもりが空港でなんと「赤いサイロ」を見つけてしまい衝動買い。カーリングチームもぐもぐタイムのアレ。
函館で売ってるとは全道みやげの仲間入りをしたのでしょうか(たしかに旨かった)。
最後に残念なお知らせ。
ここ数日の猛暑(とあえて言おう)のため支笏湖氷濤まつりが中断→打ち切りに。溶けちゃった。
そしてウポポイは2月19日から月内休園。オイラが行く予定の23日はなんとウポポイの皆さまそろって渋谷公演だとか(゚ω゚)
旅立つ前に色々終わっちまったじぇ(>_<)
こうなったら意地でも楽しんでやる!、とリカバリー案を練ってます
(本編につづく)
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