【ミッション失敗だけど満喫したぞ、の本編】ウポポイと支笏湖水濤祭りで真冬の北海道を満喫せよ

2024/02/22 - 2024/02/24

2月後半の3連休で支笏湖周辺を回ってきました。

〔 おことわり(*_ _) 〕
タイトルにあるウポポイと支笏湖水濤祭りは、本旅行記に出てきません。
ウポポイは冬の長期休業中
（渋谷で出張公演してたらしい）、
支笏湖の祭りは打ち切りに。
（2月半ばの猛暑で溶けた。タイトル写真は跡地）
詳しい経緯は【下見編】にありますが、祭もウポポイも記載がない旅行記です(^_^;)

行く前からミッション失敗が確定という前代未聞の旅(￣口￣∥)
11月にチケット取っちゃったからどうにもならんし、まぁそれはそれでヨシ、さむーい北海道を楽しもう、という開き直って出かけます。

早朝成田発のLCCで千歳に飛び、札幌郊外と支笏湖界隈を回ります。宿泊も支笏湖。氷点下10度の世界を楽しんできました。


前回【とりあえず下見で雪道練習編】の続きです。


今回は家族旅行。おくさんとお姉ちゃん（中１）＆坊主（小３）のフル編成で催行します。あとはいつものカビゴンさんとヤドンさんが写真要員としてついてきます

エリア 支笏湖(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のスタートは東京駅19時。
午後半休をもらって都心の職場から川崎の自宅に帰り、子どもたちを引率して再度東京駅へ。

成田は泊まるだけだからのんびり行こうとTYO-NRTバスで進みます。が、激混みで10分前到着では乗れず、次便まで30分待つ羽目に(>_<)

インバウンドだらけで誘導のオッチャンも英語日本語がチャンポン(^_^;)。英語で話しかけられた我が家も日本語で返したら、外国の方多すぎて自分でも訳わからんわー、とボヤいてました(￣∇￣)

東京駅JR高速バスターミナル 乗り物

成田空港だー。2年前に来た時は静まりかえってた2タミも賑わいを取り戻しました

成田空港第2ターミナル 空港

到着ロビー。

YOUは何しに日本へ、の場所だ！

早朝便に備えて成田東武ホテルに前泊。
エアポートホテルだからか、フォースルームがたくさん。早期予約で1室15,200円。

立地も良く前泊に便利なホテルですが送迎バス激混み。2タミ→1タミで拾うけど1タミでは積み残しも。朝の送迎バスも大混雑していました。天気良ければ3タミから歩きもありです。

成田東武ホテルエアポート 宿・ホテル

東京駅で買い込んだ駅弁で遅い晩ごはん。これで1500円。駅弁も高くなりましたね

おくさんの買った押し寿司と半分こします。
酒のつまみに楽しみました。

家族全員で泊まれるフォースの部屋は快適でしたが、4人いるとお風呂は渋滞します(^_^)

翌朝。7時40分のひこーきにあわせ3タミに6時半についたらこの状態。恐るべし三連休。制限区域に入るまで30分。LCCはJALANAみたいに時間ギリギリの人を優先させないから、乗り遅れも出た様子です。ダメ元で割り込みを申し出た人が、優先はないからちゃんと並んでねーとバッサリ斬られてました。まあ仕方ない

成田空港第3ターミナル 空港

今回予約したのはスプリングジャパン。
知名度が低いせいか11月の予約時点ではいちばん席が空いていてお安めでした。
とはいえ三連休ですので満席

バス積みだ！3タミの場合、長距離歩かなくて済むからラッキーです

比較的近くで待っていた乗機。ほぼ一番乗り！

B737-800が本日の機材。親会社JALの地方路線と同じ機種です。買って10年ほどなのでまだキレイ

座席はほぼ直角。3cmくらいリクライニングします、一応。
後ろの人には気を使わなくて良い、と言うかリクライニングしても気づかないんじゃないかという程度(^_^;)
これで沖縄行けって言われたら少ししんどいかも

検査場混雑のせいで少し遅れて離陸。自分たちのバスのあと2台目が15分くらい来なかったからなあ。相当検査場が混んでたのでしょう。

LCCはJALANAより30分は早く行動した方が良いですね

揺れることもなく快適なフライトでしたが、1列後ろに座る千葉産（推定）の山猿3匹が大変騒々しい。

すすきのキャバ嬢をどう落とすかの談義はまあ良い。陸地が見えるたびにロシアだロシアだと騒ぐのも許す。
だが、駐機しているANAを見てはアナ○アナ○と大声で連呼する等、放送禁止用語のオンパレードはアウト。今日びの中学生でも言わんぞ。満席の機内でまあよく大声で(￣^￣)
　
LCCにも千葉にも偏見はないが、衝撃の大きすぎる1時間半でした。つかれた

とか何とか言ってるうちに2週間ぶりの北の大地。後ろは相変わらずうるさいが無事に着陸！

着いたらお約束のソフトクリームやーん！

雪印パーラー フードコート店 グルメ・レストラン

新千歳空港3階、フードコートの横には小さな航空ミュージアムがありました。機体模型や航空グッズ、千歳空港の歩みなどが展示されています。こういうの大好き！

新千歳空港 空港

プロデューサーの趣味かやたら多かったJASのMD-90。私も好きな機種でした。黒澤明デザインも素敵だったし、リアエンジンだから前方に座るととても静かだったんだよねー

さて最初の目的地、とりあえずグルメ系地元回転寿司行っとけと、なごやか亭福住店。

北見のトリトン、根室のはなまる、釧路のなごやか亭と、北海道３大回転寿司チェーンのひとつです。ウポポイの仇は旨い寿司で返すと意気込んでやってきました。新千歳からはクルマで1時間弱。
写真にうつり込むくらいガッツリ雪降ってる

鮨処 なごやか亭 福住店 グルメ・レストラン

ホッキ貝、ホタテ、アワビすべて道産の貝盛り合わせ。どれも甘くて美味しい(^ ^)

道産ニシンの握り。
北海道では光物というとニシンなんですね。旨かった

道産フグの唐揚げ。とてもおすすめ！
骨のまわりの身のおいしいこと。淡白ながらしっかりした味のフグは美味しかったです

そしてなごやか亭のメーンエベント、「こぼれいくら」に突入。おねだん高っ！
そして実演あり、なしの謎メニュー。当然実演ありをポチッといきます

オーダー後、しばらく待ったあと準備が整い、鐘の音とともに威勢よく実演スタート！

○番さんこぼれイクラの注文いだだきました（ドドドン）～それでは元気よくやっていきまーす！

ワッショイ！ワッショイ！ワッショイ！最後にワーーッショイ！（ドドン）
この間店員さん全員でワッショイの掛け声と鳴子が鳴り響きます。

これって、ホストクラブの「シャンパン入りましたぁ！」のコールと同じだよなぁ。行ったことないけど(^_^;)
YouTubeの動画にもあがってるので気になる人は検索を

いくらの軍艦に1100円は安くないけどアトラクションとして考えるならアリです（とはいえコロナ前は800円くらいだった）

お皿にいくらがこぼれまくって、まるでミニいくら丼。

以前、お姉ちゃんと二人で行ったことがあって、今回は坊主に食べさせたくてはるばるやってきました

インパクトある食べ物の記憶って、なかなか忘れないから、これで旅好きになるといいな、いつか誰かと来るといいな、と思いながら注文しました

満腹になって次に訪れたのは羊ヶ丘スノーパーク。
って、遠くにあの方の銅像がある羊ヶ丘展望台です。冬は雪遊びのできるスノーパークに変身中。
なごやか亭から10分ぐらいで着きます

最初はもう少し離れた国営の滝野すずらん丘陵公園スノーワールドに行こうと思ったのですが、時間のこともありこちらになりました。

街中だけど十分な雪やーん。

昨日、大雪警報が出て1日で45センチつもったそう(ﾟдﾟ)！
一面さらっさらの新雪。本当にいいタイミングにやってこれた

とりあえずお約束のポーズで。
と思ったら、ちがってるやーん(￣◇￣;)

さっぽろ羊ヶ丘展望台 名所・史跡

羊ヶ丘展望台、改めスノーワールド、雪遊びでいっぱい。
皆楽しそうに取り組んでいたのがミニ雪だるま作りでした。ボウルふたつに雪を詰め込んで合体！
これを2回繰り返すとスノーマンのできあがり！！

子どもも大人もせっせと雪だるま作りにいそしみます

お姉ちゃんはシンプルな雪だるま

弟くん作
なんか、作ってるうちに情がわいたらしく帰り際は半ベソになってました(^_^;)

雪原を埋めつくす雪だるまたち。
これだけ仲間がいればきっと寂しくない

ほかにもスノーチューブ（チューブに乗って滑り降りる）や歩くスキーなど雪遊びメニューが用意されていて、観光客の雪遊び需要を十分まかなう内容です

地下鉄福住駅から30分に1本バス便があって、クルマなしでもアクセスは便利です。
子連れにはおすすめ！

羊ヶ丘から千歳を経由し2時間ほどで今夜のお宿に到着。我が家恒例の休暇村さんにお世話になります

札幌は大雪。30キロ離れた千歳は晴れで雪も少なく、そこから20キロ離れた支笏湖はまあまあの雪。同じ道央でもかなり違います

休暇村 支笏湖 宿・ホテル

お部屋。8畳プラス広縁。広くはないけど不自由もなく過ごせました。北国だけに暖房は強力。廊下もトイレも暖かなので内地よりぬくぬくと過ごせます

着いたらとりあえず風呂！支笏湖温泉、こもれびの湯。
アルカリ系のトロッとした美肌の湯。トロみがあるわりに肌離れはあっさりしたお湯。何度でも入れるいいお湯

お楽しみの晩ごはん。ビールはサッポロクラシックだ！
うえーい(￣∇￣)

主菜はラムのジンギスカン。臭み全くなし！美味しくいただきました

きのこ釜飯も美味しい。食事中ずっと火がついているのでたいへん暖かです

デザートバイキングでつくるシマエナガ。

でもなんか違う(^_^;)


デザートはバイキング形式で部屋に持ち帰りOK。
シマエナガさんは一口で丸呑みされましたとさ

よる！

空気が澄んでる、思わず見とれる！

浴衣1枚は一瞬で凍える！

あさ！

休暇村 支笏湖 宿・ホテル

朝6時、マイナス10度。
予報よりは高かったけどそれでも氷点下ふた桁。これを楽しみにしてました

濡れタオルを振り回す坊主

ちゃんと凍ったじぇ！
生地がたれ下がらずピンと張っています

あさごはんー
すりこぎなのは自分で作るポテサラ。ふかしたジャガイモにお好みの具を入れ、マッシュしてポテサラに。
これは楽しい！

お約束のスープカレーも。
なかなか辛い！

チェックアウト後はしばらく支笏湖周辺を散策。
一昨日降ったばかりで、内地の雪とは違うサクサクした感触を楽しみます。

寒い時には寒いところに行って寒さを楽しむ！
暑いときは寒いところに行って涼しさを楽しむ！
（単に暑いのが苦手）

ヒト以外の足跡もたくさん。
休暇村って、国立公園内の保養施設として旧厚生省か整備した経緯から、自然の中のポツンと立地＆素敵な眺望が強みでお気に入りなのです

敷地内の展望台から眺める支笏湖。空気も澄んでます

湖畔まで降りてみる。
休暇村から湖畔まで遊歩道が整備されてますが、階段がガチガチに凍っていて、最後は滑り降りるようにたどり着きました。危なすぎて帰りは遠回り

支笏湖 自然・景勝地

支笏湖のシンボル。山線鉄橋。
鉄橋の名の通り、昔は軽便鉄道が走ってたとか。

雪の白に空の青、
赤い幾何学模様を描くトラス鉄骨。
ありそうでなかなかない風景ですね

橋を渡った先には、もともとの旅の目的地。支笏湖氷濤（ひょうとう）祭り会場。

暑さで打ち切りになってしまいました。

確かに溶けてて悲しい状況に…コロナ明けで、お客さんも運営さんもみんな楽しみにしてたのにね。合掌。
来年リベンジを狙います

千歳 支笏湖氷濤まつり 祭り・イベント

昼前に支笏湖を発って、飛行機まであと5時間ほど。千歳のノーザンホースパークにやってきました

ノーザンホースパーク テーマパーク

競走馬など馬の牧場というと日高が有名ですが、ここノーザンホースパークにもたくさんの馬がいます。わが家はお姉ちゃんが生き物好き、馬好きなので寄り道します

やさしい目をしたお馬さん

馬用カロリーメイト？
300円で餌やりできます

ただいま手入れ中。

うちの娘はずーつと見てました

ひき馬体験も。
もっと本格的な乗馬体験もできるそうですが予約でいっぱい。残念

そこまで動物との触れ合いが好きでない坊主とポニーショーへ。思ったよりちっちゃい！

とてもおとなしく尾根遺産の指示に従います

ノーザンホースパーク、よくある観光農場かと思ったら、まあまあ楽しかった！千歳で時間がある時はおすすめです。オンシーズンは空港から送迎バスも出てます

そろそろ撤収！
最後に雪遊びに興じる子どもたち。降りやんでから数日経ってるのでサラサラはしてませんがらサクサクしています。冷たーい

新千歳空港に早めに戻っておひるごはーん。
帯広の豚丼にしようかと思ったけど、

小樽の若鶏半身揚げに変更ー
ビールに合うから、の完全にオトナの事情だ（笑）。

いや、こちらのお店の方がファミレスみたいに席広かったというのも大きい

小樽 ニュー三幸 新千歳空港店 グルメ・レストラン

赤星ラガーでうえーい(￣▽￣)
2時間以上前に空港に着いたけど、あっというまに時間がすぎさります

さて帰り。帰路もスプリングジャパンの成田行きです。

国内線は新千歳と広島しか飛んでいないシンプルなネットワークで定時運航率が高いのも魅力です。今日もオンタイム

夕暮れの新千歳を飛び立ちます。
行きと違い静かなフライト、

と思ったら3列後ろでギャン泣きする赤子。気圧の加減がと思ったが着陸してもずっと泣く。降機間際にようやく落ち着いたところでパパさんがひとこと。
「のどに卵ぼうろ詰まってたみたい！」

それアカンやつやん！！本当に無事で良かった

無事に成田到着。何だかすごーく離れた場所に駐機。バスは６、7分走ってようやくターミナルへ。
おかげでたくさんひこーきが見れました

帰りは京成スカイライナー。
新宿へは成田エクスプレスが乗り換え無しで楽だけど、スカイライナー日暮里乗り換えが30分近く早い。がんばって乗り換えって帰りました。

ちなみに新千歳空港やLCCの機内ではスカイライナーの割引券を売っています。ただ、駅窓口での座席指定が必要なため、並びたくない人は定価だけどオンライン予約の方が良いかも

日暮里駅 駅

今回のおみやげ。セイコーマートのようかんパン。

外はようかんコーティングでな、中はクリームなんだじぇ

というわけで、ウポポイにも氷祭りにも行けなかった冬の旅行はいったんおしまい。
子どもたちも北海道の寒さの一端を知り、雪遊びもできたから上出来でしょう。
でも、夏にはウポポイのリベンジをやらねば、と堅く心中に誓うのでした。

リベンジ編に続きます（たぶん）