2023/12/29 - 2024/01/02
95位(同エリア555件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記695冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,039,237アクセス
- フォロワー48人
2024年元旦です。「旦」は、日の出を意味するので、正に文字通りです。午前5時にホテルを出発し、「初日の出特別列車」に乗車します。6時にウランバートル駅を出発し、8:10ハンガイ駅に到着。8時半の日の出を鑑賞してから、また列車でウランバートルに戻ります。車内は4人1組で1コンパートメント。寝台車になっています。朝食はホテルのお弁当、これは予想通りサンドイッチでした。到着までの間、夜明け前なので寝て過ごす人もいましたが、馬頭琴のミニコンサートがあったので、会場になっている車両まで遠征しました。
ハンガイ駅と言っても駅舎は無く、ただの野原に少しだけ明るくなって来た時分に降り立ちました。離れた場所にキャンプファイヤーが3基焚かれ、もうもうと煙をたなびかせていました。段々と明るくなっていく間、モンゴル舞踊が猛々しく披露されました。
日の出を待つ間、「鉄ちゃん」には機関車交換のイベントがあります。ここで機関車を切り離して反対側に取り付けるのです。
初日の出は予想以上に感動的でした。モンゴル人は「ウラー」と大声で叫んで太陽を迎えます。星空観賞は曇っていたけれど、初日の出は見事に現れて良かったです。
帰りは明るくなったので車窓を楽しめます。20輌近い車体がカーブに差し掛かると、ずうっと先の車体までが見えます。これは「鉄」冥利に尽きます。
最後にウランバートル駅に到着したら、絶対に逃せない被写体が待っています。それは「鉄」のためのモニュメント。最後のお楽しみです。
初日の出をわざわざ列車に乗って見に行くのが、そんなにおもしろいのかと思っていたのですが、予想以上に大層おもしろかったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
午前5時にホテルを出発し、ウランバートル駅にやって来ました。
カウントダウンの花火を見てから、まだ5時間です。寝る暇がない・・・
予測のつかないモンゴル。この日も突然、列車の出発時刻が6時から
5時40分に変更となりました。1年に1回、この日にしか出ない特別列車なのに、当日の未明に時間変更なんて、日本では考えられません。
団体なので、駅舎には入らず、向かって右側の通路から直にホームに入ります。ウランバートル駅 駅
-
ホーム側から見たウランバートル駅です。
駅舎の壁にDUTY FREEの文字が見えます。
シベリア鉄道が代表する国際列車が発着するからでしょう。ウランバートル駅 駅
-
ウランバートル駅の正面には「モンゴルへようこそ」という文字がありました。
ウランバートル駅 駅
-
ホームには既に列車が停まっています。先頭に近い車輛なので、とにかくずんずん進みます。このツアーは、4・5・6日間の3種類が来ていますが、この列車だけは同時進行です。170名が勢揃いします。7輌貸切なのだそうです。
-
おや?窓ガラスに「HIS」の文字が。ひょっとしてあの旅行会社?
-
各車両ごとに客室乗務員が出迎えています。
-
おや?白い車体に♪が。馬頭琴のミニコンサートをやる車両かな?
-
でも洋楽器を演奏している絵が描かれています。ちょっと変?
-
「WELCOME TO MONGOLIA」の文字が嬉しいです。
日本ではモンゴルと言いますが、表記はモンゴリアが正しいのでしょうね。 -
ようやくうちのツアーの表示が現れました。でもまだ先の車輛です。
-
駅舎を通り越して、車両基地の隣まで歩いて来ましたが、まだ先です。
-
出発時刻がすぐだったので、慌てて指定された車輛に飛び乗ります。
寝台車なので、真っ直ぐ通路が伸びています。何故かクリスマス飾り。 -
モンゴルでは、クリスマスは正月明けに終わります。
12/25が過ぎると、一気にお正月に邁進する日本人には、ちょっと違和感があります。モンゴルは旧正月なので、今はまだクリスマスなんですね。 -
窓の下に壁収納型の椅子が無いくらいで、日本の寝台車と変わりません。
レースのカーテンは無かったなあ。 -
朝食が配られました。ホテルに依頼してお弁当にしてもらったものです。
手前の小袋にはカップケーキと書いてあるようです。 -
お湯の入ったポットと、コーヒーセットが配られました。
そう言えば、外国の列車ではこうしたお茶のサービスがある所が結構ありますね。寒い時期には一層嬉しいサービスです。 -
深夜にカウントダウンに出掛けて、早朝出発ですから、同室の人達は寝台でしばし休憩。ポットを持って来てくれた係員がベッドを使ってもいいと言ってくれたのです。
でも、私はせっかくのモンゴルの寝台車で寝ている訳には行きません。日本の寝台車の梯子は、窓の前にある鉄棒の取っ手を左右に引くと現れますが、車窓を損ねるので残念な仕様でした。モンゴルの梯子は入り口の扉の側にある短い3段だけです。取っ手を引っ張ると出て来ます。 -
ハンガイ駅にはトイレが無く、初日の出イベントが終わって列車が動き出すまではトイレに行かれないので、各自随時済ませておくように言われました。ハンガイ駅と言っても信号所だけなのか、駅舎はありません。ホームもありません。周りは見渡す限りの草原で、かなり離れた所に道路が見えます。まあ、草原トイレはあると言えばあります。
車内のトイレは男女別に1つずつあります。 -
予想以上に小綺麗な洋式トイレがありました。
ここで絶対に守らなければならないのは、使用後のペーパーを便器に流さない事。女性は、あちこちの国でそうなので慣れているのですが、男性トイレはハンガイ到着前に詰まって使用不可となりました。つい忘れたでは済みません。全員が迷惑します。 -
まるで飛行機の中のような洗面台です。
このトイレは貯蔵タンクがありません。つまりは昔の日本の寝台車と同じで、線路に置いて行くのです。だから駅に停車している間は、使用できないのです。
モンゴルの大地に同化して行くんだね~~~ -
この列車の時刻表が掲示されていました。
ハンガイ駅に7:35到着、9:35出発です。ウランバートルの次の駅には停車して乗り込んだ乗客がいたようですが、その後はノンストップでした。 -
馬頭琴のミニコンサートが行われました。2輌に分かれて乗車した34名がこの部屋に集められました。馬頭琴は初日のテレルジ国立公園でも聞きましたが、今回は鉄琴との合奏です。男性はホーミーの歌い手でもありました。2本しかない弦を用いて、まるで馬がいなないているような演奏をします。それを聞いて、かなりの人が慌ててスマホを構えていました。それ程すごい演奏だったのです。帰り道でも、最後の曲が良かったねと言う声が随分聞かれました。
-
予定通りハンガイ駅に到着しました。
まだ日の出までは相当ありそうです。それまで何をやって待つのだろう。外は寒いから中で待ちたいなあ。昨日から忙しくてろくに寝ていないので、お疲れモードです。 -
全員、客車から降ろされて、線路脇を歩いて行きます。
線路は草原の中に盛り土をして造られており、斜面は雪が深くなっているので線路に沿って歩くよう指示されます。だいぶ歩いて斜面が緩くなると、それまで線路と草原を隔てていた鉄条網が外されて行き来できるようになり、キャンプファイヤーが待っていました。
何を燃やすとあんなに煙が出るんだろうと言う程、モクモクです。 -
列車の進行方向が明るくなって来ています。
ウランバートルを出発した列車は東に向かい、大きく南に下って来ました。 -
吹きっ晒しで寒いので、乗客たちは固まって立っています。
私は近寄らなかったのであの周辺がどうなっていたのかわかりませんが、行った人によると、キャンプファイヤーに近寄っても全然暖かくなくて、ゲルの中にも入れなくて、ずっと寒かったのだそうです。
日本なら新年なので、ここでお餅をついてお雑煮かお汁粉が振る舞われそうです。せめて甘酒が出ると良かったですね。 -
こんな何もない草原に列車の長い車体が停まっているなんて、ちょっと「銀河鉄道999」の気分です。夢の一場面のようです。
-
それにしても、この煙は多過ぎます。太陽の出る辺りに漂って行くではありませんか。この煙のせいで初日の出が見えないなんてことがあったら、オオボケです。
-
いや~、夜明け前の列車の風景って絵になるなあ。煙がちょっと邪魔だけど。
-
天空に下弦の月が輝いています。その下に、何やら人々が集まっています。何か催し物が行われているようですが、私は鉄道を撮るので忙しいです。
-
イチオシ
風向きが変わったのか、煙が東に流れて行かなくなりました。
これで、すっきりと写真が撮れます。もう少し右から撮りたかったのですが、斜面から落ちると雪に嵌るので、立ち位置が確保できないのです。 -
ようやく先頭の機関車まで辿り着きました。2重連でした。編成が長いからねえ。意外に機関車に群がる人々が多くて、驚きました。この列車目当てで参加した「鉄」たちでしょうか。私、出遅れた?
-
客車と連結している方の機関車。重量級でがっちりしています。
-
その先にもう1輌機関車が連結されています。これが先頭の機関車です。
-
振り返って2輌目の機関車を見ると、車体にはたくさんの馬が描かれています。あはは、鉄道にも馬をあしらう程、馬が好きなんですね。これは世界広しと言えどもモンゴルだけなんじゃないかなあ。
-
ああ、夜明け前の空とごっつい機関車が、なんていいんだろう。
「撮り鉄」向け間違いなし。 -
ブルートレインたちのラストランの時のように、感慨を持って機関車を撮影してしまいます。これはウランバートル鉄道であって、シベリア鉄道ではないけれど、この大地を走る機関車です。
-
線路は意外と雪に埋もれています。適度に通行していれば、これより積もる事が無いのでしょう。
果たしてモンゴルに除雪車はあるのかしら。脇に除ける作業車はあるにしても、日本のような、雪を吹き飛ばす車輛はないでしょうね。北海道の除雪作業を見たら、腰を抜かすかもしれません。
北海道の鉄道は滅多に雪では止まりません。たまたまそういう時に訪れましたが、正に緊急事態の降雪量で、除雪された雪はバスの屋根よりも高く積もり、鉄道だけでなく高速道路も不通、国道も雪に埋もれて大渋滞になりました。気温こそモンゴルのように-30~-40℃にはなりませんが、日本の冬の方がやはり大変なのだと思います。 -
ああ、地平線が随分明るくなって来ました。線路に光が当たって白く浮かび上がっています。
-
キャンプファイヤー付近はものすごい人です。この列車は、初日の出のために特別に設えられた列車です。日の出までの間を盛り上げる企画もある筈。
でも「鉄」の感がここを動くなと言っています。何があるのかは知らないけれど、何かがある筈。もう少し機関車の横で粘ります。 -
やがて、鉄道員たちが群がっていた乗客たちを排除し始めました。
機関車の横からどかせたいようです。一般人がいなくなると、機関車は客車との連結を外して前進を始めました。 -
残された客車。なんとも侘しい佇まいです。これが1号車です。
-
客車から離れた機関車たちは、少し前で停車しました。
ああこれがあったのか。鉄の感は命中。機関車の切り離しを、普段見るのはホームの上からですが、線路の真横で見られたのは珍しかったです。 -
キャンプファイヤーの辺りもだいぶ明るくなって来て、人々が初日の出を待つ場所を探して動き始めました。
-
あれ?進行方向から別の列車が近付いて来ます。
-
長い!!画面の左端から右端まで全部、繋がっています。
-
私達の列車とすれ違います。
-
私達の客車の向こう側を通って行きます。機関車が吐き出す煙が目印です。
-
私達の列車の最後尾辺りまで到達しました。
-
それでもまだ後ろは残っています。長いなあ。でも、貨物が長いことはいいことです。貨物輸送が盛んなら、トラック輸送に頼り切っている今の日本よりは、鉄道を維持することも出来るし、環境にもいいでしょう。
-
キャンプファイヤーの向こうで、何やらお祭りが行われているようです。
-
モンゴルの騎馬民族の舞踏なのでしょう。衣装が華やかですね。
女性の踊りもあったのかしら?見たかったな。 -
何か劇のようなものをやっているようです。
-
こちらが演奏者たち。もう終わりみたいですね。
-
あれ?いつの間にか機関車が移動を始めました。反対側の線路に進入して行きます。そうか、この列車はここでUターンするので、機関車は最後尾に付いて進行方向が逆になるのです。「鉄」の熟練度が足りないなあ。
-
西側に見える丘の向こうに集落の明かりが点き始めています。
-
地平線が色を変えて行きます。短い間に、どんどん変化して行くので、どう撮ればいいのやら。盲滅法シャッターを切ってもいいのですが、最も寒い時間でおそらく-20℃以下です。カメラのバッテリーがもちません。カメラが冷え切ってしまわないように、少し撮ってはしまい込み、カイロで温めます。それでもどんどんバッテリーが切れてしまいます。肝腎の初日の出の時に電池切れで撮れなかったら、悲惨です。
-
あ、機関車が動き出しました。
-
少しずつ前進して来ています。
-
客車の所まで来ました。そのまま向こう側を通過して最後尾に連結します。
-
なんだか流氷を見に来ているような風景ですね。
今年の流氷は随分と早く接岸しました。網走では流氷が川を遡る珍しい現象が起こっています。2022年に流氷を見に行きましたが、爆弾低気圧でひどい目に遭いました。わずか3日しか滞在していませんが、モンゴルは随分と穏やかで過ごしやすいです。 -
どうやら初日の出は、機関車が駐留していた辺りから顔を出すようです。
-
ようやく、何故ここまで初日の出を見に連れて来られたのか、わかって来ました。モンゴルと言えども、太陽の出る場所まで地平線が広がっている場所はそうはないでしょう。
-
太陽が明るくなって来たので、画面が暗くなります。
一日で一番寒い時間です。さすがに腰にホッカイロを貼って来ました。が、あまり暖かさを感じないなあ。ちゃんと効いてる?寒すぎるのかしら。 -
要所要所に配置された人達が、大きな声で「ウラー」と叫びます。
モンゴルの風習なのでしょう。そう言えばロシアも掛け声は「ウラー」ですね。 -
これだけ何もない状態で初日の出を見られるなんて、すごく贅沢な事ですね。日本にいても初日の出なんて見ないのに、どうしちゃったんだろう。この年末年始は人生でも特別なものになりそうです。
-
青かった空が、水色になって来ました。雲も見えるようになっています。
-
あ、そろそろ片鱗が来たかな?
-
手前の地面が金色に輝き始めました。
-
輝く部分が広がって行きます。
-
その光は、平原にも広がって来ました。ご来光です。
-
2024年1月1日の日の出です。太陽が見られて良かったです。
-
イチオシ
カウントダウンの時にも言いましたが、改めまして明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
-
元旦の朝日に照らされながら、人々が列車に戻って行きます。
これが今回の表紙です。皆様に初日の出のご利益がありますように。 -
イチオシ
この写真が一番、自分的には傑作です。
自分の客車に向かって歩いていて撮りました。反対方向の客車だったら撮れませんでした。天照大神様、ありがとうございます。 -
「初日の出特別列車」たいへん良かったです。
-
機関車を付け替えた特別列車は、定刻通りハンガイを発ち、ウランバートルに戻って行きます。
-
客室の扉を開け放ち、通路の窓から外を見ます。
どの客室もドアをピッタリ閉めて閉じこもっているのですが、開けた方が開放感は抜群です。通路を歩く人は、扉が開いているとついこちらを見てしまうのですが、慌てて目を逸らして去って行きます。却って悪いみたい。私の客室は誰も閉めたいとは言いませんでした。気が合う人達で良かったです。 -
行きはホテルのお弁当(サンドイッチ)を食べたのですが、
なんと列車の方でもサンドイッチを提供されました。しかもシャンパン付き。同室の方々は、あまりシャンパンを飲まれなかったので、私は随分千鳥足になりました。カウントダウンのシャンメリーより、豪華な気分になれました。 -
すっかり明るくなった雪原。見事に何もないなあ。
-
先日、NHKでモンゴルの特集をしていました。
本来はモンゴルのような気候の土地では草原は出来ないのだそうです。
しかし、モンゴルの大地の下には永久凍土が豊富にあり、それがゴビ砂漠のそばであっても地下水として湧き出し、川となり、湖を作ります。
モンゴルの南東部にあるアルタイ山脈の北部に広がる大湖盆地はそうして成り立っています。
また、永久凍土があるお陰で、少ない雨が地面に吸い込まれても地表近くで氷として蓄積し、気温が上がると溶けて水分を供給するのです。お陰で草が生育し、国土の8割を占める草原が出来、遊牧民が暮らせたのです。永久凍土は、国土の北側半分を覆っています。なんとも壮大な話です。 -
廊下で車窓を撮影していたら、進行方向に機関車から連なる客車が見えました。
-
あの馬頭琴のミニコンサートが行われた白い客車まで見えます。
ここまで繋がっているのだから、長い編成です。 -
牛がいました。胴体に布を被せられている牛が多く見られます。
牛も寒いのでしょうね。 -
S字カーブの場所に工場が見えます。地下資源を利用したプラントか何かでしょうか。ノコルのムルーデル社もこういう事業をしていたのかな?
モンゴルの主要輸出品目は、鉱物資源と牧畜産品です。石炭、銅精鉱、蛍石などが豊富に採れるので各国が注目しています。特にフローライトと呼ばれる蛍石は半導体に必要な希少資源なので、日本がなんとしてもモンゴルと仲良くしたい大きな理由となっています。外務省のHPでは、2022年モンゴルの主要輸出国上位5か国に日本は入っていません。出遅れるのは日本の得意技ですが、脱落する訳には行きません。幸いモンゴルは今では数少なくなった親日国なので、今のうちに盛り返して欲しいものです。 -
これだけ、はっきりと先頭車両が見える鉄路は、そうはありません。
いつも、どれだけ苦労して先頭を伺っていることか。 -
これは、一つの名所です。鉄道好きにとって、とびっきりの観光名所です。実はウランバートル鉄道はトンネルを作らず、地表を曲がりくねって線路を敷いています。そのため、地図を見ると手を叩いて笑いたくなるほどのループだらけの鉄路が続くのです。編成が長ければ長い程、見ものです。
-
これが自分の乗っている編成の姿だなんて、あまりにダイナミックです。しかも、人工物は電柱以外何もないのです。白銀の平原と青い空だけ。すごい世界です。
-
機関車は、その鼻先で向きを変え、奥に見えているプラント施設に向かって行きます。
-
くるりくるりと曲がりくねって走る列車。たまに、こうした切り通しを通過しますが、都市部でない限り、直線が続きません。地形に沿って線路を敷く。技術が無かったのか、大地の形に寄り添いたかったのか。聞いてみたかったな。
-
今走って来た線路を振り返って見ています。なんて静かな世界なのでしょう。なんの喧騒も無い、雪の大地と空と太陽だけがある世界。モンゴルに行った人がよく「何にもない」と言いますが、こういう事を言うのでしょうね。
-
あれ?前方に機関車だけが見えます。うちの機関車のすぐ前です。
S字カーブの先に対向車が見えたのです。こんな写真、狙っても撮れません。 -
背中に防寒用の布を乗せた牛たちの向こうに風力発電の風車が並びます。モンゴルは日照時間も存分にあるので、これからは太陽光発電も発達して来るでしょうね。一昨日訪れたゲルには既に設置されていました。
-
集落に風車。急に現代社会に戻ってしまいました。この場所には引き込み線がありました。
現地ガイドのチングンさんが言っていましたが、今、モンゴルでは急激な遊牧民の都市部への移住が進み、馬に乗れない遊牧民の子供が増えているのだそうです。都市の学校に通い、そのまま都市に残ってしまう子供も多いようです。モンゴルはどうなってしまうのだろうかと心配です、と言っていました。
学校の夏休みは6~8月です。こんなに長いのは、遊牧民が放牧に忙しい時期だからです。18歳から結婚でき、平均寿命は68歳。18~40才の間に1年間の兵役があります。お金を積むと免除されるらしい。 -
丘と丘の間を通って行く列車。いい眺め~~
-
青と白の世界に余計な言葉はいりません。
-
自分の乗っている列車の影。
-
大きな集落が現れました。そろそろウランバートルに近付いて来たのかな?
-
線路は右回り、左回りどちらもしているので、通路側だけでなく、窓側からも先頭の機関車や客車を見ることが出来ます。でも、ずっと廊下の先まで見通せるので通路から眺めるのが一番です。
-
うわあ、町が現れました。何もない平原に慣れていたので、すごい都会に見えます。
-
ビルも立ち並ぶようになり、そろそろウランバートル駅に着くかという頃、窓の外にSLが何輌も見えました。慌てて最後の1輌を捉えました。「Steam Locomotive Museum」SLの博物館です。
写真の小さなSL以外に、通常サイズのSLが3輌、電気機関車が3輌屋外展示されています。場所はスフバートル広場からチンギス通りを南に下って、平和橋で線路を跨ぐと西側にちょっと離れて見えます。橋のすぐそばに転車台もあります。 -
すかさず、もう1枚。今度はちょっとマシ。ああ、大きい方を撮りたかったなあ。まさかこんなものが線路脇に並んでいるなんて、思わなかったから。冬季閉鎖中かもしれません。
-
11:35定刻通りにウランバートル駅に到着しました。
また、駅舎の端から端まで歩いて行きます。 -
行きは真っ暗だったので、よく見られなかった車体です。
-
「日の出特別列車」のエンブレム。これ記念に欲しいなあ。
-
代わりに、これをくれました。乗車記念のチケットです。
今年からこの絵柄を表紙にした箱入りクッキーだったかな?を車内販売したそうです。チングンさんが「これから押し売りに行きますよ~」と言っていたのに、来なかったんです。 -
チケットの裏はこれです。「SUN TRAIN2024」
方角が正反対ですが、下がウランバートル、上がハンガイです。
何故か蒸気機関車の絵柄になっています。モンゴルは石炭がたくさん採れるので、SLは走っていたと思いますが、現役の車輛はあるのかな?
チケットにはよく見ると黄色い点々が散らばっています。これは星座を表しています。 -
青空の下で見るウランバートル駅舎です。
さて、予告していた最後の「鉄」向けのお楽しみはこちら。ウランバートル駅 駅
-
ウランバートル駅の外れに、SLが展示されています。
-
「I LOVE UBTZ(ウランバートル)」の文字と一緒です。
日本のSLと違って、ボイラーが浮き上がっています。先輪1つと従輪5つの1E型で、アメリカ式ではデカポットと呼ばれる貨物用機関車です。 -
170名が同時に移動するツアーが、SL撮影のためになど時間を割いてくれる訳がありません。必死で走り寄り、それでも正面にまで回り込む時間はなく、ツアーを追いながらSLの背後を通過します。
-
根性で反対側も頑張りました。この先でバスに乗り込み、昼食のレストランに向かいます。
-
最後の1枚は、今朝、早暁に撮ったものです。クリスマス仕様だからなのか、電飾が施されていました。
初日の出を見る旅でしたが、随分、鉄道を楽しめる旅でした。シベリア鉄道本線は無理でも、モンゴルでその雰囲気を味わえました。
次回は最終回。ウランバートルの市内観光です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2023年末年始 モンゴル
-
前の旅行記
2023年末はVIVAってモンゴル4 (スフバートル広場のカウントダウン)
2023/12/29~
ウランバートル
-
次の旅行記
2023年末はVIVAってモンゴル6 (ウランバートルのガンダン寺)
2023/12/29~
ウランバートル
-
2023年末はVIVAってモンゴル1 (ウランバートルとチンギス・ハーン騎馬像)
2023/12/29~
テレルジ
-
2023年末はVIVAってモンゴル2 (テレルジ国立公園)
2023/12/29~
テレルジ
-
2023年末はVIVAってモンゴル3 (ホスタイ国立公園)
2023/12/29~
その他の観光地
-
2023年末はVIVAってモンゴル4 (スフバートル広場のカウントダウン)
2023/12/29~
ウランバートル
-
2023年末はVIVAってモンゴル5 (初日の出特別列車)
2023/12/29~
ウランバートル
-
2023年末はVIVAってモンゴル6 (ウランバートルのガンダン寺)
2023/12/29~
ウランバートル
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
ウランバートル(モンゴル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023年末年始 モンゴル
0
113