2023/12/26 - 2024/01/01
8419位(同エリア16682件中)
れむさん
2日目の朝食はヴィラでフローティングブレックファースト。その後、1日車をチャーターし、ウブド近郊の寺院や棚田を巡る。
夕食はウブド中心部のインドネシア料理レストラン、ヌサンタラで。
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朝6時、目覚めて2階の部屋から外を眺めると朝焼けで青空が広がる。いちおう雨季ではあるのだが、朝の天気を見る限りはしっかりと行動できそうだ。
外では合鴨が相変わらずガーガー鳴いている。 -
7時になって子供も起きてきたので、朝食前に周辺の散策に出かけてみる。ヴィラは周囲を田んぼに囲まれて建つ。二階建ての建物のほうが泊まっているヴィラで、右側にもう一軒別のヴィラがある。
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北東の方角には、バリ島の最高峰、標高3142mのアグン山を望むことができる。アグン山のふもとにはバリを代表する寺院であるブサキ寺院もある。今回は行くことができなかったが、ウブドからチャーターで日帰りができ、バリ北部のほうは是非また訪れてみたいところである。
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この日の朝食は、オプションで頼めるフローティングプラックファーストをオーダー。メニューはコンチネンタル、アメリカン、パンケーキ、インドネシア料理などから選べ、朝食セットが運ばれてくるのかと思いきや、時間になったらお父さんと子供が食材を持ってやってきて、キッチンで卵料理を作ったりフライパンでパンケーキを温めるなど調理を始めた。
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フルーツはカットしたものが予め用意され、お父さんが調理して子供は花びらなどの飾り付け。最後に全体のバランスを取ってプールに浮かべて完了。ジュースはドラゴンフルーツの、こちらも予め準備されていたが生搾りジュース。
朝はやや涼しく、プールに最初入る時はちょっと冷たいが、中に入って慣れるとそこまででもない。プールの水で濡れたりで食べるのが大変かとも思ったが、意外と快適に、不思議なスタイルの朝食を楽しめた。 -
この日は1日、観光で車をチャーター。まずはウブドの西に少し行ったところにあるタマンアユン寺院を目指す。
途中、バリスイングというブランコの施設があり、ドライバーが寄ってみるかというので寄ってみたが、受付で話を聞くと、いくつかのブランコに乗って写真撮影するコースのようで1人3-4000円、家族4人で10,000円以上かかる。
インスタ映えとかするのだろうが、特にそこまで興味があるわけでもなかったので、そこまで払ってまで、ということで結局入場はパスした。 -
ということで、タマンアユン寺院からスタート。寺院前の駐車場に車を停めてもらい観光開始。バリ島の世界遺産の構成遺産のひとつである。
周りを堀のように囲まれて、門を抜けて入場料を払い、寺院内に入る。 -
てっきりドライバーは車で待っているのかと思いきや、一緒に寺院内まで同行してくる。寺院は入場料がかかるのだが、観光振興の面もあるのだろう、ドライバーというかガイドは無料となっているようだ。
バリ島の寺院はこうした、割れ門と言われる、左右対称に石を割ったような門構えとなっている。 -
寺院内には、メルと呼ばれるこうした塔のようなものが立ち並ぶ。メルが立ち並ぶ本殿は内堀のようなものに囲まれ、この中には観光客は立ち入れないが、信者と思われる方々がお祈りをしていた。
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メルは、ヴィラからも見えたバリ島最高峰のアグン山の精霊を祀るようだ。この周りは静寂で神聖な雰囲気に包まれている。
メルが並ぶ本殿の周り、内堀の周囲をぐるっと一周し、さらに資料館や展示物をいくつか見学していく。 -
地球の歩き方によれば、バリ島の世界遺産はスバックという灌漑システムが世界文化遺産として登録されており、タマンアユン寺院のほか、棚田などの遺産から構成されているそう。
タマンアユン寺院は周囲を囲む水路が灌漑にも重要な役割を果たすという点から構成遺産となっているようだ。 -
そのように考えると、タマンアユン寺院中心のアグン山を祀るメルもとても美しいが、世界遺産という観点からは周囲を取り巻くこうした堀のような水路が重要な役割を果たしているようだ。
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タマンアユン寺院を後にし、次の目的地へ。世界遺産に登録されている棚田はジャディルウィというところだが、ウブドの北西で少し距離があるので、ウブド近郊の棚田トゥガラランを目指す。
移動中ににわか雨があったが、幸いにもちょうどトゥガラランに到着した頃に雨が上がった。まず棚田を望むレストラン(というかカフェ)で昼食。カフェにはブランコもあって、棚田をバックに写真を好きなだけ撮れる。 -
棚田沿いにカフェレストランが並んでおりどこも同じような感じだが、口コミなども見てTeri Sawah Waroengというお店にしてみた。
2層構造になっているが、棚田に面した席で空いていたのがカウンター席のみだったので、カウンター席に4人横並びで座る。娘はこの日もスイカジュース。食事はハンバーガー。 -
上の息子はイチゴのスムージーと、カルボナーラ。やはりピザやスパゲッティが良いらしい。
メニューはインドネシア料理や洋食などひととおり揃っている。飲み物もフレッシュジュースからコーヒー、アルコールまで。 -
マンゴーとチキンのサラダと、モヒート。大人はこの他にナシゴレンを頼んだ。
お酒も入れて全員分で52万ルピア、5000円ほど。JTBの2,3組ほどの現地ツアー(?)の方とかも利用されていた。食事はまあそれなりだが、周りのお店も似たり寄ったりだろう。お手頃価格で棚田を見ながら開放的なテラスでお酒と食事を楽しめ、ブランコなどでの写真も撮れる。 -
カフェレストランのすぐ隣にレジャー施設があって、棚田の対岸までジップラインやスカイサイクルでいけるほか、大きな空中ブランコもある。
子供がスカイサイクルをやりたいというので行ってみた。 -
先ほどのカフェレストランTeri Sawah Waroengから車ですぐのところにある、Alam Bali swingというところ。入場料を取られるがたしか1人100円くらい。
あとは園内の棚田の散策は自由、ブランコやジップライン等は別途それぞれひとり1500円くらい料金がかかる。 -
しかしながらいずれのアトラクションも身長150センチ以上という身長制限があり、子供はスカイサイクルも他のアトラクションも乗れないとのこと。
仕方ないので、棚田を散策。残念がるかと思いきや、棚田歩きはそれはそれで探検気分で楽しかったようでどんどん歩いていく。 -
谷を降りて橋を渡って対岸の棚田を再び登り、対岸の棚田の上まで来てしまった。谷の下の方は湿気があって蒸し蒸ししており、同じ棚田の中でも湿気や温度に違いを感じる。
対岸の棚田の頂上には休憩所みたいなのがあって、ちょっとした飲み物などを売っている。 -
バリ島は三毛作が行われるとのことで、この辺りの水田は稲穂がたわわに実っていて、子供たちはお米が取れるのを見て大喜び。その辺りに落ちていた、もみを、大切に持って帰っていた。
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棚田散策を終えて時刻は午後4時前。夕方6時からウブド中心部でレストランの予約をしているが、まだ少し時間があるので、ドライバーからの提案で、近くのグヌンカウイという寺院を訪れた。
ひとり150円ほどの入場料を払い入場。腰巻きは貸してもらえる。大きく静かな池が広がり、鯉が泳いでいる。 -
沐浴場。この上に水が湧き出る泉があり、そこは神聖な場所で立ち入らないが、そこから流れてくる水がここに注ぎ、沐浴を行うのだという。実際に沐浴をされている人もいた。自分たちも手をつけたりするのはオッケーとのことで、手を注いでみた。
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グヌンカウイは世界遺産の関連遺産としてガイドブックにも記載があるのだが、石窟という説明があり、見ているものとどうも異なる。
調べると、有名な方はグヌンカウイ寺院遺跡、今見ているのはグヌンカウイスバトウ寺院で、隣接して関連はしているが異なるようだ。遺跡の方が主だが、300段の石段を歩かないといけないようで、時間の兼ね合いもあってドライバーはこちらに連れてきたようだ。
近くにはやはり世界遺産のティルタエンプル寺院などもあるので、次回来る時に訪れてみたい。 -
昨夜にレストラン ヌサンタラを夕方6時に予約していたので、ウブド中心部へ。中心部付近は渋滞しており歩いたほうが早いので、近くで車を降りて5分ほど歩いてお店へ。
6時からの開始で、店の前のテラスで待ち、順に席に通される。予約はネットの専用サイトからの受付で、前日自分が予約した時点で6時が最後の一枠だったが、やはり予約で一杯のようだ。 -
少し暗めの照明で落ち着いた雰囲気のレストラン。15分ごとくらいの予約で、サービス提供時間に差をつけている。オープンテラスの店が多いウブドだが、この店は完全に室内。
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ビールを注文。これまで置いてあるビールの銘柄は基本的にビンタンだったが、このレストランでアイランドブリューイングというビールを発見。さっそく頼んで飲んでみるとすっきりしていてとても美味しい。どうやらバリ島で作られているクラフトビールのようだ。
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アラカルトメニューもあるが、この店ではシグネチャー料理を集めたコース料理がおすすめとのことで、大人2名はコースを注文。子供たちにはそこから取り分けるのと、個別にアラカルトで辛くない魚料理を注文。
コース料理の前菜として、小鉢8皿のセットが出てくる。インドネシア家庭料理をアレンジしたもので、個性的な味のものも多く楽しめる。 -
左の皿が子供用に頼んだ魚料理だったが、少し地味な味付けだったこともあって子供たちはそこまで箸が進まなかった。かわりに他のコース料理のものから食べたいものを食べる感じ。
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メイン料理の数々。こちらも一斉にテーブルに並べられ、好きなように取り分けて食べていく。インドネシア料理が上品にアレンジされているようで、決して派手ではないが美味しい。辛いものも多いが、タイのようにもの凄く辛いというものはなく、辛くないものも多いので子供たちも結構食べていた。
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デザートはキャッサバにココナッツアイスをのせたもので、ババのような味付け。
コース料理はひとり5000円ほどし、飲み物も含めて全部で180万ルピア、17,000円ほどだった。バリ島では決して安い値段ではないが、落ち着いた店内で洗練されたインドネシア料理を味わえた。
レストラン前でドライバーと合流して、ヴィラまで戻り2日目が終了。
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