2024/01/18 - 2024/01/18
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chemireさん
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当日は、中津駅 ~ 村上医家史料館 ~ 中津城・中津市歴史博物館(別記) ~ 福沢諭吉旧居 ~ 大江医家史料館 ~ 鷹匠町おかこい山 ~ 自性寺(別記)~ 中津駅の順で回りましたが、村上医家史料館と自性寺は近いため、こちらをまとめて見学した方が効率的です。
パンフレットによれば、中津城をスタート地点にした場合の所要時間は徒歩約60分(中津駅からの移動と各地点の見学時間は含めず)くらいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
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村上医家史料館。江戸時代後期の当主・村上玄水が行った人体解剖に関する史料をはじめ、歴代の当主が残した数千点に及ぶ医学関係資料が残され、その所蔵品が1826年 (文政9 )築の旧医院に展示されています。
敷地内には、1828年に起きたシーボルト事件で追われる身となった高野長英をかくまった蔵もありました。 -
村上医家は、寛永17年(1640年)に初代の宗伯が諸町に医院を開き、以来、中津藩・奥平家の御典医を務めた家柄で、現在も医師の家系が続いています(近くに大きな病院が建っていました)。
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村上医家史料館
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中津駅から徒歩約7分中津城・福澤諭吉旧居共通観覧券の持参で入場料100円。土足禁止。
あとで知りましたが、館内は撮影可(フラッシュ・動画撮影は禁止)でした。お話しに集中して、撮る暇は無かったけど。 -
杉田玄白がターへルアナトミアを訳し『解体新書』として刊行したことは有名ですが、前野良沢の名は記憶になくて・・・
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館務員さんが監修された資料をいただきました。
前野良沢は翻訳作業の中心でしたが、著者としての名は『解体新書』にありません。一説には、訳文が完全なものでないと、学究肌の良沢は名前を出さなかったと言われているそうです。 -
1957年(昭和32年)まで薬局として使用されていた部屋もあって、薬棚や薬籠には,当時使用されていた医薬品がそのまま残されていました。
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村上医家史料館
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村上医家史料館
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大江医家史料館。
中津駅から徒歩10分。中津城・福澤諭吉旧居共通観覧券の持参で入場料100円。土足禁止。
現在の建屋が出来たのは幕末で、明治時代に待合室や診察室を設ける改築が行われています。
館内は撮影可(フラッシュ・動画撮影は禁止)。
大江医家の旧宅と史料を中心に、『解体新書』の刊行などオランダ語の医学書の翻訳から始まる蘭学者の誕生や、中津における種痘の実施に関すること、心臓拍動の謎を解明した田原淳博士などの資料を展示。 -
醫
不仁之術 欲務為仁
医は仁ならずの術 務めて仁をなさんと欲す
宝暦8年(1758)初代大江玄仙以来、代々中津藩の御典医を勤めた大江医家に伝えられた言葉だそうです。 -
ここから薬を渡していましたと館務員さんが小窓を開けてくれました。
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結霜ガラス。機械では作れないという繊細な柄は、とてもお洒落。
・・・・・
綺麗なガラスをどこかで見たことがあったなと、旅の記憶をたどることも楽しいです。
名古屋市市政資料館で見学
https://4travel.jp/travelogue/11744296 -
電話四十九番は、いまも受け継がれています。
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釘隠しもお洒落。
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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本物です!
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ターへルアナトミアの扉絵は死体を解剖しているものだったため、倫理的に当時の日本では受け入れられないものとして、他の解剖書の表紙を参考に描かれたそうです。
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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和歌山にある華岡青洲の記念館を訪ねたと話したら、そこから話がさらに広がって、村上史料館に次いでここでも長居してしまいました。
華岡青洲 春林軒を訪ねた旅
https://4travel.jp/travelogue/11822369 -
大江医家史料館
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大江医家第5代の大江雲澤が華岡流医学を学び、薬草を栽培して薬湯療法を行っていたことに因んで、敷地内に薬草園を設置。華岡青洲が世界初の全身麻酔に用いた薬草「マンダラゲ」も見学することができます。
雨の中、館務員さんが傘を用意して、わざわざ薬草園も案内してくれました。
この旅の印象、中津の人は優しいです。
ここだけではなく、天守閣でも神社でも村上医家史料館でも、いろいろお話させていただきました。ありがとうございます。 -
大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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心臓拍動の謎を解明した田原淳博士。
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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パンフレット以外に、この史料も分かりやすいですよといただきました。
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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電話番号「49」。
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大江医家史料館
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大江医家史料館
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大江医家史料館の近くにあったのは、鷹匠町おかこい山。外堀のおかこい山の一部で東西16m、南北10mの範囲に土塁が残存。復元整備工事され見学は自由。
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外堀と中堀の城内側には守りを強化するため、堀を掘った土を盛った「おかこい山」といわれる土塁が築かれ、その始まりは黒田時代に遡る可能性があるそうです。
城下を囲む総構えの土塁が残る城下町は、九州では中津城が唯一で、現在でも幾つかの「おかこい山」を見ることができます。 -
せっかくだから、おかこい山に上ってみました。
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中津城から武家屋敷跡を抜け福沢諭吉旧居へ向かっている時、目に入った看板が気になって思わず撮影。
美容室のようですが「ギャル」という響きと、落ち着いた町並みとの間にギャップを感じて笑ってしまった。 -
福沢公園。立ち寄りませんでしたが、福澤諭吉が日本で初めてcurryを「コルリ」と紹介したことにちなみ、「諭吉コルリ」というカレー店(食べ放題?)がありました。
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福沢諭吉旧居・福沢記念館。
3館共通券700円で入館。中津城から徒歩15分。
記念館内は撮影禁止。「学問のすすめ」初版本や一万円札の1号券など、福澤諭吉に関する物が多数展示されています。 -
旧宅図
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旧居
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福沢諭吉自ら改造し勉学に励んだ土蔵。
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旧居
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旧居
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旧居
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旧居
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旧居
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旧居
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稲荷社が敷地内に祀られていました。
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