年末のウィーン①

2023/12/27 - 2024/01/02

12/27
関西国際空港→台湾桃園国際空港→
12/28
ウィーン国際空港到着
音楽の家
楽友協会ガイドツアー
オペラ鑑賞
12/29
ベートーヴェンの散歩
お買い物
クラシックコンサート
12/30
旧王宮(シシィ博物館)
クラシックコンサート
12/31
シェーンブルク宮殿
中央墓地
1/1
ウィーン国際空港→
1/2
台湾桃園国際空港→関西国際空港

エリア ウィーン(オーストリア)

コロナが明けて初めての海外旅行です。冬のヨーロッパは雪が積もると長距離移動が難しくなるので、一つの都市で滞在できるところをと考えて、前から行きたかったウィーンに行くことにしました。夫と私の2人旅です。クラシックコンサートやベートーヴェンの散歩道に行ったりと音楽づくしの旅を計画しました。

今回はチャイナエアラインを利用しました。座席指定で追加料金がかかりましたが（2人で16000円くらい。）それでもチケットが20万円以内と安く、機内も快適だったので、チャイナエアラインにして良かったです。

まずは関空から台北まで、3.5時間ほどのフライトです。14:30に出発して１時間くらいで食事が運ばれて来ました。
ハンバーグかチキンカレーで、ハンバーグを選びました。チャイナエアラインの食事は全て美味しかったです。食後の温かい烏龍茶もほっとする味でお勧めです。

16:45頃、台北に到着。台湾では乗り換えのみです。出発まで５時間ほど待ち時間がありました。
すいすいと保安検査をすませ、出国エリアへ。ちゃんと調べてなかったのが悪かったのですが、出国してしまうと飲食店がほとんどありませんでした。フードコートで台湾料理を食べようと思っていたので残念…ちゃんと調べとけば良かったです。
無料の休憩スポット（ターミナル1 、４階のラウンジ横です。）の長椅子に横になって仮眠しながら時間が来るまで待ちました。

ウィーンへの到着は翌日の朝になるため、待ち時間の間に休憩スポットに併設されているシャワー室でシャワーも浴びました。シャワー室にはシャンプーとボディーソープは備え付けられています。コンディショナーはないのが分かっていたので持参していました。またタオルも無いので自分で用意する必要があります。 備え付けのドライヤーもすぐに切れてしまい、（多分加熱しすぎると止まる仕組み？）切れてからは自前で持って来ていたドライヤーを使用しました。
12月末なのですが台湾は蒸し暑かったので（外気は20度くらい）、空港の中で過ごす用にTシャツも準備していれば良かったです。
また台湾ドルを持っていなかったので、自動販売機で飲み物が買えず…、仕方なく飲食店の高めの水をクレジットカードで買いました。空港内には給水機があったので空のペットボトルを持っていくのも良かったと思います。

時間を潰してようやく台湾を出発です。台北を出発して１時間くらいしてから、食事が配られました。
日本時間では夜の1:00。全然食べる気はしなかったのですが、大阪→台湾までの機内食以外食べてなかったので完食しました。チキンごはんかシーフードヌードルの選択肢でチキンご飯を選びました。

チキンご飯はチキンカレーだったみたいです。ドロドロしてて見た目は悪いのですが、結構美味しかったです。

その後はひたすら睡眠です。途中、クラッカーと飲み物を配っていましたが、軽食はありませんでした。空腹が心配な人は日本でおやつを準備した方がいいですよ。

大阪→台湾の機内は少し古かったのですが、台湾→ウィーンの機内は新しくモニターにUSBがありスマフォの充電もできました。とても快適に過ごせました。

到着3時間前にようやく食事です。ヌードルかオムレツの選択肢でヌードルにしました。ヌードルは汁無し坦々麺みたいなやつです。コレも美味しかったです。

14時間のフライトでようやくウィーンに到着しました。ほとんど寝てたので、それほど辛くは無かったです。

ウィーンには6:00着なので早朝で空いていたのか？入国審査に時間はかからず、すいすいと終わりました。

まずはWien Hbfにあるホテルに向かいます。google mapで乗り換えを調べるとレイルジェットが一番に出て来たのでこちらに乗りました。

ÖBBの販売機でチケットを購入してホームへ向かいます。

チケットはWien mobileというアプリで事前に7days Viennaというチケット（17ユーロくらいで一週間乗り放題！日本で購入してから行きました。）を買っていたので、市外券だけを買いました。
市外券の買い方はこちらのサイトを参考にしました。
https://sekaimeguru.com/wien/access-comparison/

電車のマークに向かってスロープを降りていけばホームです。
電車内ではチケットの確認があり、お兄さんがQRコードを読み込んでいました。

朝8時くらい。車窓から。曇ってました。

今回はアムジットホテルに４泊しました。
Wien Hbfから徒歩５分くらいです。このホテルの良いところはお湯が自由に使えるところです。私は毎朝水筒にお茶を入れて持って行ったり、カップ麺やインスタントのお味噌汁を食べたりと活用出来ました。ただ冷蔵庫が無かったので冷たい水が飲みたい場合は不便だと思います。

またWien Hbfには遅くまで営業しているスーパーとフードコートがあるので、夜遅く帰って来た時に飲み物と食べ物を買ってからホテルに帰れるのが便利でした。

ホテルでスーツケースを預けようとしたところ、アーリーチェックインをさせてもらえることになりました。（部屋が丁度空いていたみたいです。）
部屋でシャワーを浴びてから市街地へ向かいました。汗臭かったのでとても助かりました。
まずはU1でKarlsPlatz まで向かいました。7days viennaがあるのでトラムと地下鉄は乗り放題。短い距離でもどんどん使用します。

最初に音楽の家に行きました。まだ開館直後の10:30なので人が少なかったです。ここでは上着と荷物を預かってくれます。

ウィーンでは他の博物館でもほぼクロークがありました。預けるのが自由な場所もあれば、必須の場所もありました。大きめのリュックを使っている人は、小さめのバックも持っていると貴重品預けずに済むので安心かもしれません。

1～３階は後回しにして、真っ先に4階の指揮者体験コーナーに行きました。ここではバーチャルのオーケストラに対して指揮をすることが出来ます。
誰も並んでいないのですぐにスタートできました。指揮者体験アトラクションは２個あるので、夫と私でそれぞれ別れて指揮します。
６曲から選べて、私はアイネクにしました。普通に振っているつもりがオケの演奏は少しずつ遅くなってしまいます。指揮って難しい…力んだ指揮でしたがなんとか完走する事が出来ました。
その後はじっくり3階、2階と見学して行きました。

音楽の家を見学し終わるとお昼前だったので、カフェで休むことにしました。ANKERというパン屋さんでサンドイッチと紅茶でお昼休憩です。
このANKERはチェーン店で市内の至るところにあります。この店舗にはトイレもあったので、ゆっくりすることができました。

次は楽友協会のガイドツアーです。このサイトから事前に申し込んでいました。
https://tickets.musikverein.at/Events?lang=en&venuesubid1=3

女性ガイドが歴史も含めて説明してくれます。黄金のホールでは写真撮影OKで、みんなしっかり記念撮影をしていました。いつかコンサートをここで聴きたいですね。

ここで一度ホテルに戻ります。15時から17時までホテルでお昼寝をしました。夜のコンサートに備えるためです。17時に起きるとドレスアップして国立歌劇場に向かいました。

国立歌劇場ではヘンゼルとグレーテルのオペラを鑑賞しました。オーケストラはウィーンフィルハーモニーです。ヨーロッパでは年末にヘンゼルとグレーテルというのはよくある演目みたいです。
チケットは、国立歌劇場のホームページから安い席を予約していました。
https://www.wiener-staatsoper.at/en/

2人で58ユーロ。ラングロージュというボックス席でした。１階の３列目で本来ならほとんど舞台が見えない席なのですが、たまたま私達の前は子供達だったので舞台の半分以上を見ることが出来ました。

ボックス席は入ってすぐ小部屋があり荷物やコートを置くことができました。クロークにコートを預ける必要が無いので、楽だしお金がかからず良かったです。
他の参加者を見るとドレスアップしている方がほとんどです。夫はスーツ、私はジャケットにプリーツのロングスカートでした。ジーパンにスニーカーだと居心地が悪かったかもしれません。もしオペラを見に行かれるなら少しドレスアップをしていくことをお勧めします。

私は眠くて後半ほとんど寝てしまいました。（私は音楽に疎いので、コンサートは寝てしまうひどい客なのです…）夫は音楽好きなので最後までしっかり見て、このオペラがこの旅で１番良かったと言っていました。ウィーンフィルハーモニーだよ！と言われたのですが、私は言われるがままに予約しただけなのでした。

オペラを見終わったあとはホテル近くのレストランで夕食を取りました。der Ringsmuth というウィーン料理のレストランです。

シュニッツェルとパンプキンリゾットを食べました。2人で50ユーロくらい。日本で言う突き出しも含まれています。味も良いし安めの値段設定で良い選択肢でした。ご飯中も眠くて、その後はなんとかホテルに戻り1日目終了です。