2024年正月熊野参り②那智山、熊野古道かけぬけ道登山（妙法山阿弥陀寺）へ

2024/01/05 - 2024/01/06

ほぼ毎年熊野参りをしており、今年も正月休みに2泊で本宮大社、那智大社、妙法山登山、飛瀧神社（那智の滝）に。
この3年はANA修行のためわざわざ時間もお金もかかる伊丹経由で行っていたが、今年はJALのセールで南紀白浜が安かったので、南紀白浜経由で行くことに。
しかし1月2日に羽田でJAL機炎上事故が発生し、C滑走路閉鎖のため、影響を被ることとなる。

1月4日（木）
7：40（→8：10）羽田→8：55（9：28）南紀白浜
白浜駅→紀伊田辺→本宮大社前（バスで移動約3時間＋乗継時間＝約4時間）
本宮大社、大斎原参拝
川湯温泉（バスで移動）
川湯みどりや泊
◯1月5日（金）
川湯温泉→新宮高校前→紀伊勝浦→那智山（バスで移動）
那智大社、青岸渡寺参拝
熊野古道かけぬけ道（往復約4時間半）妙法山阿弥陀寺参拝
飛瀧神社（那智の滝）参拝
那智山→紀伊勝浦（バス）
万清楼泊
◯1月6日（土）
ノープラン
18：25南紀白浜→19：30羽田予定→まさかの欠航に。

毎年ほぼ同じルートを旅しているが、今年はJALを使った（復路欠航で結果的に往路のみ）ことと、万清楼に初めて泊まったことが新しい試み。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

熊野の定宿、川湯みどりやの朝食バイキング。7時スタートすぐに行く。温泉卵は食べやすいように殻がむいてある。このあと勝浦までバス2時間なのであまり水分は取れない。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

窓際席からの眺め

部屋からの朝の眺め。霧がかかって水墨画のよう。

８：３９川湯温泉発の新宮行バスに乗るため８：３０チェックアウト。

みどりやからバス停まで徒歩3分。新宮行は山側のバス停。これは川側から撮った千人風呂方面の眺め。バス停で先に待っていた一人旅のお兄さんが何やらブツブツ独り言を言っていて目が合ったら睨まれた。熊野古道に来るような人はいい人なイメージがあるが、そうでない人もいるみたい。

川の上に霧が

だんだん霧が晴れていく

川湯から新宮までは約1時間ずっと大塔川沿いを走るが、この眺めが大好き

またしても太陽のまわりの雲が虹色に色づいて彩雲に見える

これなんか不思議な雲？が写っている

那智山までのバス最短ルートは新宮高校前で紀伊勝浦行のバスに乗り換え。

ここでメールの着信あり。懸念していた明日の帰路JAL最終便が、羽田炎上事故によるC滑走路閉鎖の影響で欠航のお知らせが！1便、2便は飛ぶようだが、最終便はだめだった。飛行機飛ばないなら仕方ないのでJRで帰るしか無い。サイバーステーションでJRの空席照会したら特急南紀も新幹線もまだ空きがあるようなので、すぐに予約しなくても大丈夫そう。

勝浦行のバスに乗ったら今度は「那智駅」で那智山行のバスに乗るのが最短ルートであるが、コインロッカーに荷物を預けたいのと、本日の宿が紀伊勝浦であるため、私は那智駅ではなく紀伊勝浦駅まで乗車し、ロッカーに預けて那智山行のバスに乗り換えた。勝浦までのバスが遅れ（10:18予定が10：23：30秒着位）、ロッカーに預ける時間がほとんどなかったが、急いで預けてバスに向かって「乗りまーす」と大声でアピールして30秒ほど待ってもらい10：25発の那智山行に間に合う。那智山に到着して登山に備えおにぎり弁当（550円）のおにぎりを1個だけ食べる。

ここから那智大社まで476段の階段が

那智山 自然・景勝地

運動不足には息が上がる

足が悪いと来れない

那智大社

熊野那智大社 寺・神社・教会

御神木の大樟

すぐ隣に青岸渡寺。

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

那智の滝と三重塔

青岸渡寺の先のこの階段から熊野古道かけぬけ道へ。１１：３０登山スタート

新しく行者堂なるものができていた。修験道の開祖、役行者を祀っているようだ

10分ほどで妙法山（左）と那智高原公園（右）の分岐に。大雲取越に行くには右へ。妙法山に向かうので左に行く。

妙法山 自然・景勝地

正月5日だというのにここからは誰にも会わない。

12:05数年前の豪雨による山崩れで道が寸断されたところに出る。那智高原公園方向に向かう迂回路あり。

12：11三方向分岐点。ここからまた妙法山方向へ戻る

だんだん山の南側に向かうので木漏れ陽が差してくる

12：51十五丁石を過ぎた辺り、明るくていい感じ

アップダウンを繰り返し

巨岩がたくさん

落ち葉が半端なくあり滑りやすく危険、慎重に

いよいよ海が見えてくる

１３：１８妙法山阿弥陀寺近くの月見が原に到着。勝浦を一望する絶景。ここまで私の足では１：５０もかかる。ここでお昼休憩。

妙法山阿弥陀寺。ここにはとてもきれいなお手洗いと水飲み場がある。

人があの世に行く前に突いていくという、ひとつ鐘

火生三昧後

14：04阿弥陀寺の奥から、奥の院への道を上がリ始める

急な上りが続いて、14:31奥の院に到着

奥の院の裏から高原公園に向かう。すぐにこのルートの一番の難所、急な下り。ここも慎重に、三点確保で

14：46この看板を高原公園方面へ。昔この辺りで道迷いになったことがあるので、十五丁石方面には行かない方がいいと思う。

山の西側、明るい尾根道

14：58富士見台展望台。富士山が見れる最遠の地とか。この展望台は昔は入れたが、今は床が朽ちて抜け落ちてしまい、立入禁止に。

15:26高原公園に到着

那智高原公園 公園・植物園

那智山方面へ戻る。この後ひたすら石段を下る。下りは息は苦しくないが、足に来る。。

16:00頃青岸渡寺脇の階段まで戻ってくる。かけぬけ道～阿弥陀寺～奥の院～高原公園経由の妙法山一周でコースタイム3時間40分のところ休憩入れて4時間半かかる。。
那智の滝と三重の塔のフォトスポット。

那智山青岸渡寺三重塔 名所・史跡

那智の滝まではここからさらに階段を下る。疲れた足に効く高さのある石段。火まつりのときは大松明を持った男衆がここをかけ下る。

16：18飛瀧神社入り口到着

飛瀧神社 寺・神社・教会

御瀧拝所はやはり午後4時までか・・・

御神体の滝にお参り。拝所まで行けなくても滝の神々しさは拝められる。
しかし、他の人が「まだ入れますか？」と聞いていて5時までなら大丈夫とのこと。正月だから延長していたのだろうか、私も300円払って滝の近くの拝所まで行く。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

水みくじがあったのでやってみる。吉。

久しぶりの拝所からの滝。ここに来たくて毎年遥々来てしまう。

そろそろ5時なので戻る。拝所舞台を振り返って

17:05のバスに乗り紀伊勝浦へ。駅前のボダイでいつもの中トロカツ定食。それに今回はノンアルの梅ジュース。これも美味。

bodai グルメ・レストラン

食後は駅でコインロッカー荷物を回収し、JAL欠航となった明日の帰路の切符を買っておく。明日の予定が決まってなかったし、この時点ではほとんど空席ありだったので、自由席にしておく。（翌日1/6の結果、名古屋までの特急南紀は勝浦始発なので1両のみの自由席でも座れたが、途中から少し立ってる人もいた。名古屋からの新幹線は直前には指定の空きが△になる便が増えて行ったので、名古屋の窓口で指定に変更したが、自由席でも座れた。）

本日は初めて泊まる万清楼。勝浦港の近く、駅から徒歩10分弱。
受付時に隣で他の宿泊客も明日の便が欠航になったから切符を買ってくると話していたので、思わず私も今買ってきましたと声をかける。

南紀勝浦温泉　くつろぎの宿　料理旅館　万清楼 宿・ホテル

6畳和室禁煙。何か昔の下宿っぽい？

洗面、風呂。お風呂はもちろん温泉に行く。写真は撮れなかったのでこちらを
http://www.urashimachain.co.jp/manseiro/sub03.html
広くは無いが、露天風呂もあり、登山の疲れが癒える。

トイレが部屋の奥の窓際という珍しい位置にある

ハーバービュー

本日の成果

翌朝の眺め

ホテル浦島とかは港から船で行く。
万清楼はホテル浦島の姉妹館なので（お値段お高め）ホテル浦島の温泉も利用できるそうだが、翌日は10時のチェックアウトまでに帰ってこないといけないし、船の時間が限られているので実質到着日しか利用しづらく、今回は利用せず。

万清楼の朝食。ご飯が個別の釜で炊きたてでおいしい

中辺路の地図と案内が掲げてあった。昔、当時小学生だった息子と近露から本宮大社まで2日かけて歩いたのは良い思い出（小広峠からバスに乗り川湯で泊まり、翌日また小広峠まで戻って歩く）

宿の目の前に紀の松島めぐりの船乗り場。何度も勝浦に来ているがまだ一度も乗ったことが無いので乗っても良かったが

万清楼外観

紀伊勝浦駅前。いつも元気なおばあさんがいたお土産屋さんのシャッターが閉じていた。

駅前に足湯

特急南紀

紀伊勝浦駅 駅

飛行機に比べると足元広い

紀伊勝浦から名古屋までは海岸沿いを北上

新幹線自由席で買ったけど、発車時間が近くなると空席が△になっていくので、安心のために名古屋の乗換口窓口で指定席に変えてもらうことにする。差額は500円位と思ったら繁忙期のせいか730円もした。
結果はあるあるだが、指定はほぼ満席でも自由席は若干空席あり、座れた。

名古屋駅新幹線ホームのきしめん住よし。並んているが回転はいい

名古屋駅 駅

かき揚げうどん530円。名古屋駅に来ると食べたくなる。

きしめん 住よし JR名古屋駅 新幹線上りホーム店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• メイリンさん 2024/01/20 12:19:44

  マイナスイオン

  たまこさん、こんにちは😃
  熊野大社旅行、いつもながらたまこさんのお写真にマイナスイオンを感じます。
  階段は476段もあるんですか！
  私はきっと登れません😅
  欠航は大変でしたね。無事に帰れてよかったです。

  たまこさん からの返信 2024/01/20 22:51:01

  Re: マイナスイオン

  メイリンさんコメントありがとうございます😊
  私も毎年同じで芸が無いですよね💦
  でも本当にいい所なんですよ。
  476段、メイリンさんなら大丈夫ですよ！この間も2万歩近く歩いていたとか言ってませんでしたっけ？
  JALとは縁が無かったみたいですね。SFC＆株主としてまじめにANAに乗ります。