旧友を訪ねて約30年ぶりの「シンガポール・ペナン島」の旅〔ペナンで食事（屋台飯）編／シンガポール・マレーシア〕

2023/10/24 - 2023/10/27

2006年から2011年まで香港に駐在していた時のゴルフ仲間が現在シンガポールで駐在している。

また、2011年から2022年までブラジル（サンパウロ）に駐在していた時の飲み仲間の友人が数ヶ月前に、ブラジルからマレーシア（ペナン島）に異動して来た。

もう私自身、「タイ一択」で十分...（過去何十年も掛け、学生時代も含めて、かなり国や場所を興味に任せて、覗いて来たし、足跡を残して来たので）、もう腹一杯というか...現時点では、もう残り少ない人生において（心身ともに苦労したり、大変な思いをしてまで）これ以上、行ってみたい国や場所は残り少ない...

ただ、上記の様に、知り合いがいる間に、（1～2時間で行ける）近場なので、もう一度行ってみようかな...という気になった..

シンガポールは、実に25年以上ぶりで、ペナンは、なんと34年ぶり...

まあ、でも恐らくこれが、最後のシンガポール／ペナンになるのかなぁぁ...という気持ちを抱えて、飛行機に搭乗。

エリア ペナン島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

さて、ペナンに駐在する友人から夕刻、「ここに来てねぇ～」と言うメッセージとともに、住所が送られて来た。

早速、「Grab」を呼んで、その場に行って見る事にした。

Song River Coffee Shop カフェ

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

ガーニー地区（外国人やらお金に余裕のある若者が集まる地域らしい...）にある屋台村『ソング・リバー』

Evergreen Hotel ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

最初は「ゲゲゲっ...」、なかなかジモティーな場所だなぁぁ...とか、一人で苦笑していたのだが...

ジュリーク (ガーニーパラゴンモール店) 専門店

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

友人は、実は、食通で且つ「ソムリエ資格」を持つ、味には少々うるさい男...

アスコット ガーニー ペナン ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

彼に任せておけば、間違いないであろう...と、最初から全て、おんぶに抱っこのつもりで来ているので....そー言う意味では、（招かれたこの食事処のビジュアル）ギャップがまた楽しい...ワクワクさせられる...

HideoutSixty4 ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

高級マンションやモールが立ち並ぶど真ん中にあるこのボロボロの屋台村。

ガーニー プラザ ショッピングセンター

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

まずは「Song River Uncle Chicken」というグリルチキン。このおじさんは、この道30年以上の大ベテランらしい。

この炭火で丹念に炙られた焼き鳥。

バリハイ シーフードマーケット アジア料理

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

炭火で丹念にグリルされているこのチキン...マジにヤベェよ...これ!!

海洋青海鮮楼 (オーシャングリーンレストラン) シーフード

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）】

テバサキ、テバモト、ムネ、ボンジリ...と各部位を食べながら『尻好きの国：ブラジル』帰りの我々は...

やっぱ『ぼんじり（鳥の尻肉）』ウメェ～よぉ～と、互いに確認し合いながら大好きな『尻』にかぶり付く...

アマンダリ 地元の料理

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

丁度、マレーシアはこの時期、乾季から雨季に入る端境期。

この時間には、25度前後と最も過ごし易い気候...ああ、最高...

こう言うの～んびりした時間が良い...あゝ、黄昏るには最高～！

やっぱ、アジアってええわぁぁ...（しばらく忘れていたなぁ...この感覚）

ザ ノルタム オール スイート ペナン ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

次に、彼が注文してくれたのは「バクテー （骨肉茶）」。

Sushi Kappo Miyasaka 和食

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

バクテー には、大雑把に二種類あるのだが、

●マレーシア式バクテー の特徴（from福建）：醬油ベースの濃いスープ／豚肉（色々な部位）／漢方のスパイス

●シンパポール式バクテー の特徴（from広東）：白っぽい透明スープ／スペアリブ／漢方スパイス／ニンニク×胡椒

1926 ヘリテージ ホテル ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

私が住むバンコクでは、バクテー 屋はある事はあるのだが、比較的「シンガポール式」が多い...何故か、綺麗なレストランは（薄味の）シンガポール式ばかりで、たまに見つけるマレーシア式のお店は、ボロボロで汚すぎ、ちょっと入る気にならない...（恐らく、タイ南部まで行けば、マレーシア式がメインなのであろうが...）

G ホテル ケラワイ ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

ああ、それにしても、マレーシアで食べる本場のバクテーは、激ウマだわ。

「アジアの食文化」は想像以上に奥が深い...と改めて納得...特に、ここペナンは「中華文化」が根付いているので、本当に食事が美味い...


写真：「魚介類」もあるじょ!!

ベルジャヤ ペナン ホテル ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

入店の際には、ガラガラだったのに...

YMCA ペナン ホテル ホテル

【＝Kopitiam Song River（松花江茶室）＝】

帰る時間には、もう一杯になっていた...と言っても、ここはペナン島...

他の（人気）観光スポットとは異なり、非常に落ち着いた混み具合（恐らく地元民ばかりだと思う）

...あゝ、お気軽で、良き、良き...

ガーニードライブ ホーカーセンター 露店・屋台

【＝Eki（益）＝】

次に、一杯引っ掛けようと誘われた日本料理店兼Bar...

eki sake bar バー

【＝Eki（益）＝】

最初、店名を聞いた時は、Stationの「駅」かと思ったが、なんと!?...利益の『益』でした...みたいな。

これは、明らかに「世の中、金が全てやぁ～!!」と断言する「現金な人たち」中国人経営だと言うことが明らかな店名。

サーティトゥー アット ザ マンション フレンチ

【＝Eki（益）＝】

中に入って見ると、日本料理店とはかけ離れた（前面にステージがあり）、煌びやかなクラブ（我々の世代は「ディスコ」と呼ぶ）のようなお店だった...

G ホテル ガーニー ホテル

【＝Eki（益）＝】

アメリカにある日本料理店：Nobuの様に、オリジナル日本が一旦、海を渡ってみたらあっという間に「ショーコスギ」の時代映画みたいになってしまいました...全く日本ではない世界でした...みたいな...

Deluxcious Luxurious Heritage Hotel ホテル

【＝ペナン島一の高級街＝】

そして翌朝...

ジョージタウンから少し離れたこの地区は、高級モールと高層マンション群が一杯...

ジュリーク (ガーニーパラゴンモール店) 専門店

【＝ペナン島一の高級街＝】

ここにあるペナンイチの高級ショッピングモール「ガーニープラザ」。

バンコクなんかのモールに比べると明らかにシャビィなのだが、ここペナン島では間違いなくNo1...だと思う。

高級ショップを抱え、ユニクロなんぞもしっかりと入店していた。

この高級モールを中心に、お金持ちエリアが広がっているのがこの「ガーニー地区」...外国人企業の事務所やその駐在員たちの多くは、この辺りで生活している模様...

シティテル ホテル ペナン ホテル

【＝ペナン島一の高級街なのに、やっぱ屋台だよねぇ～＝】

さて、前夜、二次会、三次会と、友人と夜遅くまでガンガン飲んでしまい、翌日の朝は、ずぅ～っと気持ち悪くて何も口にできなかった...

あゝ、歳なんだし、会社も引退したんだから、あ～いう飲み方はダメやなぁぁ...と反省しきり...

昼が近くなっても「おぇ...気持ち悪りぃ～」と呻いている私に気を使い、友人は胃に優しいお店に連れて行ってくれた。

行った先はこの屋台...

...外見からは、一見さんでは...ちょっと怖くて入れないな...

Meng Catering 中華

【＝ペナン島一の高級街なのに、やっぱ屋台だよねぇ～＝】

ペナン島の中でも【高層オフィス／マンション】が建ち並ぶ場所から歩いてすぐのところにある、ローカル系『屋台』...

赴任してまだそう時間も経っていないのに、ガンガンあらゆるお店に突撃し、食の道を探求しまくっている友人...大したもんだわ...笑）

Midlands One Stop ショッピングセンター

【＝ペナン島一の高級街なのに、やっぱ屋台だよねぇ～＝】

最初に頂いたこの穀物の入ったジュース。

名前は『バーリーウォーター(Chinese Pearl Barley)』、アルコールで爛れた内臓が癒される...

どうもこの穀物は「ハトムギ」らしい...

ザ ノルタム オール スイート ペナン ホテル

【＝ペナン島一の高級街なのに、やっぱ屋台だよねぇ～＝】

友人が、麺を頼んでくれる。

海洋青海鮮楼 (オーシャングリーンレストラン) シーフード

【＝ペナン島一の高級街なのに、やっぱ屋台だよねぇ～＝】

うまっ!!...これ美味いよぉ～!!

麺を食べ終わる頃には、すっかりと酔いが抜けていた...

ご馳走様でした。

プロテスタント セメタリー 史跡・遺跡

【＝Old town white coffee＝】

さて、ペナン島を離れる日に、時間つぶしに入ったカフェ～

なんだか、この島に勢力を張っている「Old Town White coffee」と言うあちらこちらに見かけるカフェ。

ちょっと店内は薄暗いのだが、どこも結構、店内が広々しており、食事もできるし、意外と空いている。

スタバもどこも空いているのだが、値段と、リラックス度では、こちらの方に軍配かな...

オールド タウン ホワイト コーヒー (ザ ホワイトアウェイズ アーケード店) カフェ

【＝Old town white coffee＝】

で、「お茶」を頼んでみたものの（前夜の飲み過ぎで、まだ内臓の調子が悪い...）、この「お茶漉し」を、どこに置けばいいのさ...

お茶が染み渡るのを待ち、さて飲もうとしたら...これが邪魔やなぁぁ...でも、テーブルにそのまま置いたら、こんもり盛られたお茶がボロボロと崩れるだろうし...ムムム...

「スタッフぅ～」（狩野英孝風に）...

「この葉っぱ、どうすれば良いのさぁ～!?」


...これにて、ペナン島の旅、終了...

オールドタウン ホワイトコーヒー (ペナン空港店) カフェ

この旅行記へのコメント （2）

• スイカさん 2024/01/17 12:51:04

  こんにちは

  ペナン島...名前は聞いたことあったけどどこにあるか知らず...なんか水木しげるの戦時中の話にあったような...原住民の島じゃなかったかな？...違ったかな...という知識で
  
  地図を眺めていて、クラビの隣じゃん、調べてみるとタイから鉄道繋がってるじゃん。
  
  去年プーケットに行こうとしたときにコタ(Kota)1号さんのプーケットタウンの旅行記見て、なるほどプーケットにはビーチだけじゃなくこういう街もあるのか...と旅にプーケットタウンをプラスしました。
  
  いつかクラビに行こうと思っているので、その時にペナンまで鉄道で行くという選択肢ができました。
  
  スイカ
  

  コタ(Kota)１号さん からの返信 2024/01/17 23:25:42

  RE: こんにちは

  スイカ様
  
  そーですね。
  タイ南部より実に簡単にアクセスできますので、次回是非どーぞ。
  
  コタ＠