2023/12/01 - 2023/12/08
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マリアンヌさん
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カイロのピラミッドもザ・エジプトでしたが、南エジプトのアブシンベル神殿も超有名で見てみたいもののひとつでした。
年に2回、至聖所に光が当たる神秘にも出会いたかったが、さぞ世界中から観光客が押しかけるでしょうから、外した時期でゆっくり見たいとこの時期の旅程を選びました。
砂漠に鎮座するピラミッドに反して、大河ナイルに浮かぶイシス神殿も河岸のアブシンベル神殿も水辺の風景と相まって素晴らしい佇まいでした。
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この日は移動日、ホテルのロビー3:15集合。起きれて良かった!
ドライバーさんが迎えに来て空港まで送ってくれた。チップは5ドル。
チェックイン担当スタッフが来て、自分でも出来るけどツアーで全手配になってるから仕方ないよねと思っていたら…成田のエジプト航空の事務処理に不備があったのか発券にとても手間取り、この便には乗れないかもと思っていたら、スタッフが駆け回り頑張ってくれて発券出来た。チップはプラスして25ドル。
空港に入っても搭乗ゲートに行くまでに何度か扉がロックされていて少し焦ったが、同乗者もいたので待ちながら、やっと無事にゲートへ。
カイロ6:10 発 カイロ上空は、雲海から朝日が望め、アスワンでは砂漠が広がっていた。 -
アスワン到着。荷物をピックアップするスタッフにチップ5ドル。
南エジプトのドライバーと日本語ガイドと合流。ガイドは、カイロ大学大学院で考古学を学ぶ28才の方だった。
まずは、プラスした訪問先であるイシス神殿へ。
アスワンの南方のナイル川に浮かぶアギルギア島(現フィラエ島)へ。
位置的には、このより南方がアスワンハイダム、さらに南がアブシンベル神殿となる。 -
まずは、ボートに。カイロ周辺とは全く違う景色。
土産物が並ぶ。 -
こちらのボートでフィラエ島へ。2、3人同乗だった。
モーターはYAMAHAだった。 -
ボートがいっぱい。繁忙期はもっと稼働するのでしょう。
水面を吹く風が気持ちよかった。 -
もともとこんな地形とのこと。
イシス神殿は、ナイルの真珠と言われていたフィラエ島にあったが、1902年アスワン・ダム完成により、神殿がが水に沈む状態に。
1980フィラエ島からアギルキア島に移築、保存されることとなった。現在はアギルキア島をフィラエ島と呼んでいる。 -
わぁ!神殿デビューだ。
フィラエ神殿(イシス神殿)は、古代エジプトの神オシリスの妹であり妻でもある女神イシスに捧げられた神殿で、紀元前3~紀元前4世紀のプトレマイオス朝時代にクレオパトラの父プトレマイオス12世のよって建てられた。
神々の家族関係はというと、兄妹の関係にあるオシリス神とイシス女神が夫婦で、その息子がホルス神、そして息子の妻がハトホル女神。 -
女神イシスは古代エジプトではアセトと呼ばれた女神とのこと。
そして、古代ローマ帝国の皇帝やローマ人たちも崇敬される存在で、アウグストゥス、トラヤヌス、ハドリアヌスなど歴代の皇帝が女神イシスを崇拝したので、彼らが寄進したキオスク、塔門などが残っているとのこと。 -
こちらは、手前の建物。
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列柱にハトホル女神の顔、耳が牛になっている。
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エジプト神話によると、オシリス神は弟であるセト神に殺されてしまい、死体をばらばらにされてしまった。それを妹であり妻でもあるイシス女神が拾い集め、オシリス神を復活させ、オシリスは冥界の王となったそう。
少し見にくいが、塔門の中央に線があるのは、水に浸かっていたからだそう。 -
列柱の柱頭には、パピルス、ローヤス、ヤシなどの装飾。
柱の下の方が黒いのは水に浸かっていたからだそう。 -
第一塔門。
手前には削られてるけどホルス的な像。
入口の両脇にイシス女神。 -
第一塔門の左側。
敵を倒すプトレマイオス12世。 -
第一塔門の左側。
イシス女神とハヤブサの頭のホルス神。
四角い穴は、旗を掲揚してたそう。
後世の偶像崇拝を嫌う人たちに削られてるね。 -
イチオシ
第一塔門の右側。
イシス女神、ホルス神、ハトホル女神でしょうか。
レリーフが綺麗に残っている。 -
後にキリスト教の教会として使用されたようで、顔の部分を削って十字架が刻まれていた。
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セクメト神らしき神に捧げ物をしている。
下にこちらもクロス。 -
このような壁面には、後世の落書きもあるそうで、ボナパルトつまりナポレオンの名もあるそう。
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イシス女神と捧げ物をする人が消されてる。キリスト教の影響なのかな?
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拡大して。神々への捧げ物のレリーフは綺麗に残っている。
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第二塔門。
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列柱の柱頭には、ハトホル女神。
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第二塔門の左側。
イシス神ですよね。左はオシリスでしょうか? -
第ニ塔門の右側。イシス女神、中央にハヤブサの頭のホルス神。
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キリスト教の祭壇の後や柱にクロスなどが残っている。
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本殿前の列柱広間。
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立派な列柱、良く残っているね。
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至聖所へ。
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美しいレリーフがたくさん残っている。
イシス女神とハトホル女神?に捧げ物を掲げている。 -
イシス女神に捧げ物?
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右の羽根を持った女神がイシス女神。イシス女神の羽根で守られているのがオシリス神。死者の保護者としてのイシス女神の姿とのこと。
左が貢物を差し出すファラオ。 -
至聖所その1。
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右は頭に被っているものがオシリスのものと似ているが、体の特徴からすると女神のよう。右手にウアス杖、左手にアンクを持っているし、イシス女神では?
捧げ物を差し上げている。 -
ライオンの頭のセクメト女神、オシリス神でしょうか?
子猫が迷い込んで…可愛い。 -
こちらもイシス女神へ捧げ物でしょうか。
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神々への捧げ物をするレリーフで埋め尽くされている。
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至聖所その2。
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イシス女神への捧げ物シーンかと。
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浮き彫りが良く残っているなぁ。
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これもイシス女神に捧げ物をしているシーンのよう。
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水に浸かっていたのによく残っているなぁ。
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ひたすらイシス女神へ捧げものシーンのよう。
さっきの子猫ちゃんのママかしら。ロシアンブルー的な毛の色。 -
あ一説によるとこの神殿は、イシス女神が息子ホルス神を生んだ島「聖地」として崇められていたとのこと。
ホルス神はハヤブサの頭で描かれるのが普通なのだが、赤ん坊の時は人間の頭で描かれ、裸で描かれるそう。
イシス女神が赤ん坊のホルス神に乳を飲ませている。 -
こちらも椅子に座るイシス女神が赤ん坊のホルス神を抱いて乳を飲ませている。
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至聖所その3。
古代衣装っぽいコスプレした観光客が。 -
とにかく保存状態の良いレリーフが溢れていて感動した。
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本殿から出ると…
何だかユニークなレリーフ。 -
舌を出したユーモラスな神”ベス神”。
失礼ながらTOTOのCMで寺田心が出ていたビックベンみたい(笑) -
ローマ皇帝が寄進したキオスク、塔門などが残っているが、中でも立派なのがトラヤヌス帝のキオスク。(船着き場に戻ったイシス女神の休息所)
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こちらの柱頭にのパピルス、ロータス。
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キオスクの中もレリーフが残っていた。
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古王国時代のピラミッドと時代も全然違うプトレマイオス朝のイシス神殿、エジプトはホントに奥が深いなぁと実感した。
往きと違うルートで帰った。 -
スーダンも近いヌビア地方、カイロ周辺とは雰囲気が違う。
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ヌビアの人々は北エジプトと比べ、よりアフリカっぽく肌が黒いようだった。
ラムセス2世に愛された妃、ネフェルタリもヌビア人だったとか。 -
そして車で20分ほど、アスワンハイダム到着。
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1970年ソビエトの支援を受けてナセル大統領時代に完成。
ナセル大統領、覚えてるわ。 -
ダムの反対側のナセル湖。広い!海のよう。
ワニもいるそう! -
プトレマイオス朝時代に建てられたカラブシャ神殿が見える。
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車のフロントガラスから見える景色はずっと一緒で砂漠のドライブ3時間。
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砂漠のドライブインでトイレ休憩。チップは10EGP。
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このポイントでは、蜃気楼が見えるそう。確かに水があるように見える。
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アブシンベル到着。さすがアフリカ、12月に鮮やかなブーゲンビリア。
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ガイドの方がチケット購入の間、アブシンベル神殿やネフェルタリ神殿をアスワンハイダムの建設時に移築した写真を見た。
よくぞこんな巨石を移築したものだね。 -
アブシンベル神殿到着。TVや写真で見知っていたものの、やっぱり自分の目で見ると感動!古代に岩盤を彫り抜いたなんてスゴイなぁ。
1960年代に、ダムの建設計画によって水没の危機が訪れたが、ユネスコの国際的な救済活動が行われ、現在神殿が存在している200mほど高台の場所へと移設された。 -
正面に4体の巨像が据えられていて、全てラムセス2世のもの。
肩口のカルトゥーシュには、左から異国の支配者たちの太陽、2国の支配者、アメン神に愛されし者ラムセス・メリィアメン、アトゥム神に愛されし者とあるそう。
入口上部にはこの神殿の祭神「太陽神ラー」の像が配置されている。 -
ラムセス2世の膝下には、ネフェルタリ王妃の像。
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神殿上部に太陽神ラーの使い、ヒヒが並んでいる。
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太陽神ラーの像の下をくぐって入ります。
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両側には、ラムセス2世が制覇した地の人々が描かれているようで、シリア人ではとのこと。
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こちらは、クシュ王国のヌビア人とのこと。
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このアンク(生命、復活、魔除け的なエジプト十字)を持った笑顔のオジサマ。
このクロスを持てと…ヤバいと思ったのだけど、クロスを持って何枚か私の写真を撮ってくれたのだけど、ハイ、当然チップ! -
内部に入るとオシリス柱と呼ばれる左右四体ずつのファラオの像がある。
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威風堂々としたラムセス2世像。
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天井はこんな感じ。
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さらに奥へ。
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上はプタハ神かな。
下はハヤブサ頭に太陽円盤ラーへ捧げ物かな。 -
至聖所へ。ライトがあたり、神像がよく見えて嬉しい。
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至聖所には4体の神像が置かれていて、右からヘリオポリスの太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、首都テーベの守護神アメン・ラー、メンフィスの闇の神プタハと並んでいる。
1年のなかで2月22日と10月22日の2日だけ、神殿の入り口からまっすぐに入った日の出の太陽の光が、最初にラムセス2世の像を照らすそう。
太陽が動く中、最初から最後までラムセス2世の像には太陽の光があたり続け、闇の神とも言われていたプタハには光が当たらない設計になっているそう。
ちなみに世界中からすごい数の観光客が訪れるそう。
興味はあるものの、押しくら饅頭状態よりゆっくり見れる季節と今回の旅程を選んだ。 -
列柱の奥にはたくさんのレリーフが。
色彩も残っているね。 -
ガイドは、中で説明することは出来ないようで神殿に入る前にポイントの説明をしてくれた。
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想像した以上に壁じゅうレリーフが残っていて圧倒された。
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とりあえず撮ってみて帰国してからググったけど、レリーフについては検索しても簡単には調べられなかった。
本を読むなり勉強しないとだね。 -
猫に小判だろうが、素晴らしいことはわかる。
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こちらは太陽神ラー様ですか。
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ラムセス2世が捕らえた兵士をこん棒で打っている。
左下に珍しく作者ピアイの名が刻まれているそう。 -
そもそもラムセス2世 は、エジプト新王国の第19王朝の王。7,8人の妃に多くの側室、100人もの子供がいたとか。
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この文化度、3200年位前っていうのが信じられないよね。
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ラムセス2世への捧げ物を運んでいる。
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奥には小部屋もいくつか連なっている。
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列柱の後方の右側には、カディシュの戦いのレリーフ。
世界史でヒッタイトとの戦いって出てきたよね。 -
宿営地に飼っていたライオンも連れて行っていたそうだけど、並走してるのはライオンかな?
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勇猛果敢にラムセス2世が弓を引いている。
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敵を打ち据えているところ。
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ぐるぐる時間まで巡ってしまった。
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団体がいなかったので、ゆっくり見ることが出来た。名残惜しんで。
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ヒッタイトとの姫と結婚したステラ(石碑)が左側にあったはずなのだが、見忘れてしまった。
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続いてすぐ近くの小神殿へ。
アブ・シンベル小神殿はハトホル女神に捧げられた神殿で、ラムセス2世が最愛の第一王妃ネフェルタリのために造った神殿。 -
正面に並ぶのは4体のラムセス2世と2体のネフェルタリ王妃。古代エジプトでは王妃の姿は王の足元に小さく刻まれるのが普通だったのに、ラムセス2世と同じ大きさで刻まれたというのは、異例のことだそう。
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左右それぞれ3体ずつ像が据えられていて、2体のラムセス2世の間にはネフェルタリ妃が祀られている。正面右側。
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こちらは、向かって左側。
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柱にはハトホル女神の顔のレリーフが。
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牛の耳のハトホル女神、なんか、かっわいい☆
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ハトホル女神でしょうか。
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さらに奥へ。
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至聖所。
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太陽神ラー?への捧げ物かな。
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ハトホル女神にラムセス2世とネフェルタリ王妃が、パピルスを献上している様子。
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ネフェリタリ王妃の戴冠式。
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ネフェルタリ王妃?に捧げ物かな。
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小神殿の内部は、割とシンプル。
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こちらはラムセス2世が敵を打ち据えているところかな。
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カルトゥーシュは読めないけど、まさにエジプト!って感じ。
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そしてアブシンベルでランチ。
ひよこ豆が入ったスープや牛肉ライス添えなど食べきれなかった。
ところでガイドさん、体調不良でランチをほとんど食べられなかったんです。
大丈夫ですか?ご心配には及びませんと…
そしてこのレストランの常連さんに日本語が上手な方がいてビックリ。 -
再び砂漠のドライブ3時間、アスワンに到着。
紅茶や香辛料のお店に案内された。添加物のない良い品とのこと、紅茶の茶葉の香りもマンゴー、アップル、ミントetc.いい香りだった。
あーカイロでも結構、土産買ったのでと思ったのだけど、ひとりなので断りづらい。
結局、紅茶3種、胡椒などを購入。 -
アスワンの街は、とても賑わっていた。
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そしてナイル川クルーズをしながら宿泊ということでミネルヴァという船に乗船。
河岸に3隻が並列していて、私の乗船する船は一番奥、手前の2つの船を通って乗船した。1日お世話になったドライバーさんとはチップを払ってお別れ。
ガイドの方は、一緒に乗船しました。 -
クルーズ船のレストランはビュッフェになっていて、好きなものを食べれました。
アスワン出航は真夜中の0時出発。明日は、ナイル川クルーズしながら神殿めぐりです。
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