地中海と砂漠のオアシス8日間⑥

2023/11/18 - 2023/11/25

１１月２４日
いよいよ最終日。

チュニジアという国、ほとんど知識のないまま旅した国ですが、とても好きになりました。会う人々、とても気持ちがいい。本当に素敵な人達

天候はギリギリセーフ、最後までこの天気もってくれ～と祈りながら…
今日は、カルタゴとシディ・ブ・サイドの観光です。

エリア カルタゴ(チュニジア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

カルタゴ遺跡
カルタゴは、古代フェニキア人が地中海交易の中心として植民した都市。

まずは、ビュルサの丘へ
サン・ルイ教会

高台にあり、城壁に囲まれたカルタゴ誕生の地。
遠くに臨めるのはブーコーリン山。

古代カルタゴの街の全景

古代カルタゴの住居跡
ローマ軍に徹底的に破壊され、塩がまかれ、５万人ものカルタゴ市民が奴隷にされたとか…繁栄を誇っていたカルタゴ市民の夢のあと…

ビュルサの丘から見下ろす軍港

ガイドのブーちゃん
こうやって写真とるのよ～とお手本を
ブーちゃん、空港で「ガイドさんです」と紹介された時、少し驚きました。
女性のガイドさん？何か国かイスラム圏の国を旅行しましたが、初めてです。
すごーく陽気で、旅する中、いろんな話をしてくれましたが、チュニジアの女性についてよくわかりました。
チュニジアの女性の地位は、アラブ世界のなかではちょっと特別です。一夫多妻制の禁止や女性からの離婚の権利が認められています。労働法は男女平等を明記していますが、そこは、日本と同じような現状のようで…
街中を闊歩する女性は、欧米や日本の女性と変わらぬファッションです。

この後、トフェに向かいます。
カルタゴ人の主神バール・アモンと女神タントの聖域
幼児の遺骨が多く発見された地。ローマ人は幼児を神の生贄にしたとしていますが、ブーちゃんの見解は、障害を持つ幼児の施設があり、そこで亡くなった子供たちのお墓だとか。
（お墓のため、写真は撮らず）

軍港
古代カルタゴ最盛期には、約２００隻の軍船を収容し、地中海に其の名をはせたカルタゴ海軍の本拠地。
周りを白壁の建物が囲み、美しい港です。

アントニヌスの浴場
ローマ帝国の中でも３番目の規模を誇る。
きれいな左右対称型。

こ～んな森の中を通って浴場跡へ向かいます。

温浴・冷浴・サウナなどローマ式の浴場跡

こんな大きな石どうやって運んだんだろう

コリント様式の柱が、ひときわ目を引きます。

二階建ての建物だったらしく、所々に大理石が残っています。

目の前が、地中海
さぞや気持ちのいい浴場だったことでしょう。

シディ・ブ・サイド
青と白の街並みがとても美しい。
スペインのアンダルシア地方に住んでいた富裕層が建設に携わったので、ヨーロッパ的な街並みになったとか。
デーツ専門店Deymaが、ここにもあり、昨日買えなかった人達のために、まず、そのお店へ。私は、バスでお留守番か～と思っていたら、駐車スペースがないので、ミニドライブへ。
素敵な邸宅や、その中にあるちょっとおしゃれなお店。車窓から眺めただけでしたが、街の雰囲気を味わえて、得した気分。

カラフルな土産物店が並ぶメインストリート
ここで、残った１０ディナールを使うため、ピアスを購入
（４０→２５→１０＋２ドルでなんとか買えました）
ここのお土産はちょっと高め

カフェ・シディ・シャバーン
よく見るシディ・ブ・サイドの光景です。空はもっと青いけど…

バンバロー二（揚げドーナッツ）
列の最後になった私。最後の１個。でも、シボシボだなぁと思ってたら
ちょっと待ってて（みたいなこと言われて）
お兄さん、新しく作ってくれました。
薄い生地を手で伸ばしながら、真ん中の穴を作ります。ペラペラになった生地を１分程（に感じました）油で揚げて出来上がり。砂糖をかけるかどうか聞かれるので、お好みで。
見た目は大きいのですが、生地自体は、よく見るドーナッツより少ないので、カロリーも気にせず食べられます。
熱々のドーナッツに、砂糖が程よく溶けて、とても美味！
最後でよかった～

白壁に青いドア・窓枠に、青いシャツは本当に映えますねぇ～

カフェ・ド・ナッツ
ナッツの意味する「ござ」のお座敷あり
旅の満足感にひたりながら、ミントティーを

旅の終わりはいつも、ちょっと物悲しく、もう少しここにいたいなぁ～とか、あそこでもっとのんびりすごしたかったなぁ～と思ってしまいます。
ただ今回は、それがない。充分満足…
コロナを経験したからでしょうか…旅の好みも変わってしまったし、異世界に身を置くこと、新たに目にするもの、知ることに毎日充足感を感じます。
雨の日も、チュニジアには恵みに雨と聞くと感謝してしまう。
自分でも、ちょっと不思議な感覚です。

チュニス空港へ
１４：５５発ＥＫ７４８便でドバイへ
ドバイ着後、そのままＣラウンジへ。
ここに、N田さんの姿が…お互い何故、N田さんの方が早く着いたの？
私達は、通常のエレベーター→シャトル→エレベーターでBゲートから、てくてく歩き。N田さん達は、荷物検査後、他のツアーが別のコースに行くので付いて行ったところ、Cゲート行のバスがあり、それに乗ってきたとか。
次回、又利用することがあればそのコースを利用しよう！
N田さん、先に行った私達を心配して、来てくれた模様。本当に、きめ細やかな心配りをされる、ステキな添乗員さんです。（この後も、色々お世話になりました）

３：０５発ＥＫ３１６便で関空へ
両方ともＢ７７７－３００（旧型）…寝られるだけ幸せです。

今回初めて、Visit　Japan　Webを使ってみました。
６月の羽田、税関申告で、列前方のあの国の方が、すごーく時間を要し、待たされたためです。
これはいい！関空では機械がずらーっと並んでいて、全く待ち時間なし。
関空は工事中の箇所が多く、大丈夫なの？関空と思ってしまいましたが、ここは良い！がんばれ関空！