瀬見温泉のレトロ宿、喜至楼に泊まる

2023/12/04 - 2023/12/05

山形県の新庄の先にある瀬見温泉のレトロ宿の喜至楼にはいつか泊まってみたいと思っていて、陸羽東線で冬の旅に行きました。湯治向けの本館に泊まって温泉を堪能しました。
山形の古い温泉街というと銀山温泉と肘折温泉が有名ですが、瀬見温泉も昔ながらの風情があって義経伝説の場所もありいいですよ。

エリア 最上・舟形(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

今回のJR東の「大人の休日倶楽部パス」は、それほど遠出せず、山形県の温泉に行くことにした。
山形新幹線で新庄まで。
窓の大きいこの車両だが、山形新幹線にも来年には新型車両が登場するらしい。

新庄駅 駅

新庄駅構内の最上広域交流センター「ゆめりあ」には、ゆめりあ鉄道ギャラリーがあり、ジオラマなどがあり楽しめる。

もがみ情報案内センター 名所・史跡

駅前のとりもつラーメンで人気の急行食堂はまだ健在。
今は急行といってもピンとこない時代で、新庄駅に夜行急行津軽号があった頃のなごりか。

急行食堂 グルメ・レストラン

新庄駅から陸羽西線で瀬見温泉をめざします。
２両編成。

JR陸羽東線 (奥の細道湯けむりライン) 乗り物

瀬見温泉駅に到着。雪が残っている。

瀬見温泉駅 駅

喜至楼までは駅から歩いても１０分程度で到着。
木造３階＋の建造物。
本館と別館があり、どちらも明治から大正にかけての古い建物。

瀬見温泉　喜至楼 宿・ホテル

建物内には装飾物がいろいろ。
本館の玄関。

部屋がたくさん、レトロな温泉旅館の廊下の雰囲気。

今回は、本館に。トイレが共同の分お手軽値段。
別館（新館）は基本はトイレ付。
懐かしい石油ストーブが部屋にあります。寝るときはストーブ消すので明け方は冷えます。

窓飾りがいい雰囲気。

館内には、ローマ千人風呂、オランダ風呂という大きな風呂があるが、まずは小さな「あたたまり湯」に。一人で入るのちょうどよい。

風呂の入口の飾り

食事はこちらの個室で用意してくれた。

今回はちょっと豪華に山形満喫プランで。
湯治向けのお手軽プランもあるので、連泊して湯治を楽しむのもよさそう。
山菜が充実してます。小鉢のジュンサイがおいしい。

鮎の塩焼きが焼き立てで

鍋は地元のモクズカニ。
ごちそう満喫しました。

風呂の洗面はレトロ感でいっぱい。
客室がある本館２階にはトイレはあるが洗面は１階で

ローマ千人風呂。千人入れるわけではないが、大きいのは事実。
壁のタイル画はギリシア神話のシュリンクスとパンの笛の話、昔の日本にギリシア神話が生きていたとはびっくり。
平日で、千人風呂貸切でした。

朝食も充実、鮎の干物がでてきました。

以前は、本館で日帰り入浴を受け付けていたらしいが、今はやっていない。

瀬見温泉は義経伝説の里。

瀬見温泉 温泉

ここで義経の正室が出産して産湯をつかったとか。

産湯 温泉

こちらの共同浴場は無料の足湯もあり、中には天然サウナのふかし湯もある。

瀬見温泉共同浴場 名湯ふかし湯 温泉

町内にある和菓子店。

奥山菓子店 専門店

瀬見温泉と温泉街の途中にある橋には牛若丸像が。

瀬見渓谷 自然・景勝地

義経、弁慶にちなむ伝説の地。

弁慶の硯石 名所・史跡

瀬見温泉駅から鳴子温泉経由で古川駅から新幹線で帰ります。

大人の休日倶楽部パスは、残りの日で新潟に日帰り寿司旅、宇都宮に日帰り餃子旅でフルに使わせていただきました。

瀬見温泉駅 駅