2023/07/08 - 2023/07/11
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funasanさん
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「シェラトン・フランクフルト・エアポートホテル」はフランクフルト国際空港の第1ターミナルに直結したホテルで、日本からロングフライト後の到着ホテルとして最高の場所にあります。
マリオットの上級会員(プラチナ以上)であれば「シェラトン・クラブ」(写真)へのアクセスがフリーで、朝食、アフタヌーンティー、そしてカクテルタイム(アルコールも飲み放題)が無料で楽しめます。
私が宿泊した時のルームチャージ(シニアレート、2名利用、税・サ込)は以下でした。物価高騰の今、最安値の素泊まりで予約しても、実質的に3食アルコール付き宿泊になるので、マリオットの上級会員(注)にはお勧めのホテルです。
7/8(土)144ユーロ(23040円)
7/9(日)165ユーロ(26400円)
7/10(月)173ユーロ(27680円)
参考までに、コロナ前の2019年7月にもこのホテルに泊まりましたが、1泊93ユーロ(1ユーロ123円換算で11439円)でした。現地価格の高騰と円安で2倍以上になっています。(涙)
注:私の著書『ホテル上級会員の世界』参照
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
※新著紹介あります。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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シェラトンホテルは空港のスカイウオークの近距離駅近くにあります。ホテル入口(写真)は左右対称になっていて、右側が「シェラトンホテル」左側が「マリオットホテル」です。
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シェラトンホテルに入るといきなり広いカフェ・レストランの雰囲気になっています。ここはアトリウムバー「The Eatery kitchen and bar」(写真)です。
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最も目立つ場所にスターバックスのメニュー(写真)が掲示されています。名前を見てもよく分かりませんが、絵があるので助かります。ラテ・マキアートの値段はトールサイズ:4.2ユーロ(672円)、グランデサイズ:4.7ユーロ(752円)
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この「The Eatery」(写真)は米国東海岸と西海岸風のメニューを提供しており、アメリカの味が楽しめるそうです。誰でも気楽に利用でき、ランチタイムでも混みあっています。
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参考までにドイツ(フランクフルト)物価の最新情報としてメニューをアップしておきます。ただし、シェラトンホテル内のレストラン値段です。
アぺタイザー(前菜):18ユーロ(2880円)
スープ&サラダ:10ユーロ(1600円)
サンドイッチ:27ユーロ(4320円) -
メイン料理
サーモン:32ユーロ(5120円)
チキン:28ユーロ(4480円)
パスタ:21ユーロ(3360円)
ビーフリブ:37ユーロ(5920円)
デザート
チーズケーキ:9ユーロ(1440円)
なかなかのお値段で(私には)敷居が高いです。 -
「The Eatery kitchen and bar」(写真)の営業時間は月-金は06:30 ~ 23:30、土-日は08:00 ~ 23:30となっています。早朝から深夜までフル営業です。このThe Eateryを過ぎて右に進むとやっとシェラトンホテルのレセプションに到着です。
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一方で、The Eateryを先に進むと、突き当りになり、その左側には高級感漂うロビー・ラウンジ(写真)が現れます。マリオットのフロント・ロビーでした。両ホテルは入口は違っていても中でつながっています。
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さて、いよいよシェラトンホテルのチェックインです。大型ホテルだけあってフロント(写真)は広く、多数の客に対応できます。
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ちょっとびっくりですが、フロントの一角に「クルー専用レセプション」(写真)がありました。世界の航空会社のクルー達が泊まるのでしょう。
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内心「スイートルーム」へのアップグレードを期待したのですが、ごく普通の客室でした。それでも高層階の空港側というリクエストは通ったようです。8階の廊下(写真)を部屋に急ぎます。
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部屋は8階のシェラトンクラブルーム(写真)でした。客室面積は31㎡と、広くも狭くもない標準的なものです。
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参考までに客室のカテゴリーを低い順に記すと…
スタンダード(27㎡)スタンダード・プラス(空港側:27㎡)エグゼクティブ(31㎡)プレミア(27㎡:空港側)シェラトンクラブ(31㎡)となります。 -
この上に3つのスイートルームがあります。ジュニアスイート(44㎡)シェラトンクラブスイート(72㎡)プレジデントスイート(141㎡)です。スイート以外はキングベッドとツインベッドの区別あり。
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空港隣接のホテルに泊まって部屋から飛び立つ飛行機を眺めるのはいいものです。目の前に全日空(ANA)が止まっています。
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コロナ前の2019年7月にこのホテルに泊まった時、シェラトン・クラブ(写真)はリノベーション中でした。それが今や新規オープンしてます。期待がわきます。
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残念ながらシェラトンクラブは最上階の眺めの良い場所ではなく、ホテル2階の奥まった所(写真)にありました。
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しかし、室内(写真)に入ると非常に広々としていて窓から明るい光が差し込んできます。内装はブルーとホワイトの椅子、木目調のダークブラウンの床を基調に、上品にまとめられています。
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妻も私も一気にこのラウンジが好きになりました。ラウンジの営業時間は午前10:30から夜の11時まで。以前は朝食もラウンジで提供していましたが、今回は一般の朝食レストラン利用です。
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小さな子供連れファミリーやグループのためのソファー席(写真)も用意されています。シェラトンに3連泊して毎日カクテルタイムにラウンジに来ましたがあまり混んでいませんでした。東洋系の顔ぶれの人はいないようでした。
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この静かなラウンジでWifi接続してパソコンで仕事をするのもよし、新聞・雑誌・本を読むのもよし、もちろん、カップルで楽しく飲食するのもよし、です。
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夕方のカクテルタイムは午後5時から始まります。ワイン、ビール、各種の洋酒で乾杯です。前菜とデザートも提供されます。
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嬉しいことに青菜野菜やニンジン・セロリ・キュウリなどのスティック野菜(写真)もあり、我々の普段の夕食の「新鮮野菜盛り合わせ」になります。
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美味しそうなチーズがてんこ盛り(写真)です。
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肉や野菜を包んだラップ(写真)もあります。これは炭水化物を少なくししてお腹が膨れそうです。
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午後5時30分からホットディッシュが2種類(写真)出てきます。
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暖かいスープ(写真)もあります。これも日替わりです。
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ドイツはパンの国、ラウンジでもしっかり色々なパンが提供されています。バケットにチーズとハムをのせて食べれば満腹になります。
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お酒の好きな人にはたまらないでしょうね。飲み放題です。
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飢えているからといって、ガツガツ食べるのはやめましょう。まずは、上品に、優雅に、静かにお喋りしながら、カクテルタイムをはじめます。ワイン、ジンジャエールで乾杯し、新鮮野菜とチーズ・ナッツを口にはこびます。美味い!
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ホットディッシュは当たりはずれがあり、この日はヒットでした。しっかりしたバーベキュー(写真)がありました。
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シェラトンホテルを起点に朝から夕方まで観光旅行をして、やや疲れて帰ってくるので、このラウンジでのカクテルタイムは本当に助かります。
写真:別の日の前菜類・スープ -
甘党の私にはたまらないチョコレートケーキ(写真)もあります。ケーキは2種類、これにほろ苦いカプチィーノを加えればディナーとして完璧です。
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ヨーロッパの物価高騰の今、これだけの料理やお酒を一般のレストランで楽しんだら一体いくらかかるでしょう?あらためてマリオットの上級会員(プラチナ以上)の凄さを感じました。
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シェラトンクラブラウンジにアクセスできるお客はマリオットホテルの「Mクラブ」も利用できるのですね。ただし、Mクラブの利用は10:30~17:00と昼間の時間帯に制限されています。連日、観光旅行に出かけていてMクラブに入るチャンスはありませんでした。
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フィットネスクラブ(写真)もシェラトン・マリオット共用です。24時間オープンでルームキーで入室します。
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齢をとってきたせいか、私は早朝の5時には目覚めてしまいます。まだ熟睡中の妻を起こさないように、1人でフィットネスクラブに行きます。そして、床(写真)にマットを敷いてストレッチ体操をします。
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ボトルの水を飲みながら全身をストレッチしていると自律神経が整い血液循環がアップしてきます。これを海外のホテルでやると意欲がどんどん沸いてきます。
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さて、朝食です。巨大なホテルだけあって、朝食レストラン(写真)は広々としています。
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まずはビュッフェカウンターを全部見て回ります。これが楽しい!今日は何が食べられるかな?ローストビーフ(写真)が山盛りです。これは凄い。
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厚切りのスモークサーモン(写真)もトレーに溢れんばかりです。隣にレモンの輪切りもありますので、私の趣向にピッタリの朝食ビュッフェです。
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ホットディッシュ(写真)もいっぱい並んでいます。それらを1つ1つ開けて中身を見るのも楽しいです。そして、自分用の朝食コース料理を作ります。
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まずは私のオードブル類(写真)です。新鮮野菜盛り合わせ、チーズ各種、スモークサーモンとローストビーフ、もう完璧な前菜です。レモンをスモークサーモンに絞って食べると口の中で美味しさが弾けます。
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その後、卵料理を中心としたメイン料理(写真)を頂きます。もうお腹いっぱいですが、最後はスイーツ代わりに甘いパンとコーヒーで朝食を締めます。参考までに、シェラトンエアポートホテルの2名「素泊まり」と「朝食付き」の値段の差は約1万円もありました。1人5000円の豪華朝食です。
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マリオットの上級会員(プラチナ以上)はこの朝食も無料になります。やはり、ホテル上級会員の世界は凄かった!
しかし、マリオットもヒルトンもコロナ後サービス改悪が続き、このエリートメンバーに対する朝食無料のサービスも風前の灯です。近い将来「朝食無料特典なし」の可能性があり、プラチナ特典に期待し過ぎないほうがいいかもしれません。
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