2023/07/07 - 2023/07/08
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funasanさん
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日本でも海外でも宿泊するホテルによって旅の印象が大きく違ってきます。シニアおじさんの1人旅なら陳腐な格安ホテルでもいいですが、妻とのヨーロッパ大旅行ではそうはいきません。できるだけ上品で優雅な雰囲気のホテルに泊まりたいものです。私はホテル上級会員の特典(注)を活かすべく、全てのホテルをマリオット系・ヒルトン系にしました。
ヒルトンミラノはポイントで5連泊したので、有償宿泊の第一弾が「コートヤード・バイ・マリオット・フライブルク」(写真)です。ドイツの小さな町フライブルクにはヒルトン系はなし。マリオット系ではこのホテルしかありませんでした。選択の余地なし。ここに決定です。その結果は?「高くついた(涙)~」です。(1ユーロ=160円換算)
注:私の著書『ホテル上級会員の世界』参照
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
※新著紹介あります。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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フライブルク駅前(写真)は非常に近代的で新しいビルが立ち並んでいます。
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駅前にはレンタル自転車(写真)が沢山置かれています。利用者はスマホで登録・施錠・料金支払い等をするのでしょう。旅行者でも自転車が使えると行動範囲が抜群に増えます。
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駅前から市内のメイン通り(写真)がやや上り坂になっていて1ブロック進むとホテルに到着します。駅から徒歩5分程度、大きなスーツケースを運んでも気にならない距離です。
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見るからにピカピカのホテル(写真)です。期待が高まりますが、何しろコートヤードです。フルサービスのマリオットホテルとは違うので、過剰期待はやめて、自然体で泊まってみましょう。
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チェックインの時の一番大きな“がっかり”は、プラチナ特典としての「無料朝食なし」でした。その代わりウェルカムギフトの中にホテル内で使えるクレジット1人10ユーロがあり、これをホテルの朝食代金にあてました。
写真:6階の廊下 -
コートヤード名古屋でも、以前はプラチナ特典として朝食無料でしたが、2023年4月からこの特典はなくなりました。その代わり、ウェルカムギフトの中にホテルのレストランで使える1人1000円(1室2名で2000円)のクレジットがあります。
写真:6階のツインルーム -
でも、ホテルの朝食をルームチャージと別枠でとると高くつきます。コートヤード名古屋の朝食は3700円です。1000円のクレジットをもらっても2700円の支払いになります。2人で5400円の追加出費!
写真:窓側のテーブルと椅子 -
コートヤードフライブルクの朝食は1人25ユーロ(4000円)でした。10ユーロ割引しても15ユーロ(2400円)になり、2人で4800円の追加出費になります。
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今日の宿泊代金は素泊まりボトムの料金で237ユーロ、これに2人分のCity Tax 11.86ユーロ加えて249ユーロ(39840円)です。フルサービスのマリオットではなく格下のコートヤードで1泊4万円です。
写真:ウエルカムのお菓子 -
さらに2人の朝食代4800円を加えると45000円くらいになります。う~ん、コートヤードで1泊朝食付で45000円か…。高いな~。
写真:バスルーム(バスタブなし) -
エグゼクティブラウンジはありませんのでアフタヌーンティー、カクテルタイム等のサービスもなしです。もう泊まれないな~。
写真:シャワーブース -
高層階の部屋からの眺めです。青い空に白い雲が浮かび我々を呼んでいます。“ケチなことを言ってないで市内観光においでよ”と。
写真:6階の部屋からの眺め -
ホテルからフライブルクのシンボル「大聖堂」(写真)が見えます。フライブルクは小さな街なので駅前のホテルから歩いて十分市内観光ができます。
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7月のドイツ(フライブルク)の日没は遅く午後9時30分頃です。夕方6時過ぎても昼間の明るさです。ミラノからの長距離列車のあとで、ちょっと疲れがありましたが、市内観光に出かけました。
写真:ホテル前の道 -
引き締まった体をさらして、若者がさっそうと自転車(写真)で通り過ぎていきます。フライブルク大学の学生さんでしょうか?
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ここはフライブルク大学周辺で無数の自転車やバイク(写真)が置かれています。市内観光の詳細は次回にまわすとしてホテルに帰ってきました。
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ホテルの1階にスーパーマーケット(写真)があります。現地の物価調査のために入ってみました。
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驚いたことに、目立つところに「おにぎり」(写真)がありました。商品名が「Onigiri」となっているので、今や、「おにぎり」はドイツ人の中で認知されているのですね。中身の「Lachs & Meerrettich(ドイツ語)」を調べたら「サーモン&わさび大根?」でした。
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美味しい日本米と海苔を使った「おにぎり」なんでしょう。そのお値段に驚きです。1個2.99ユーロ(478円)。このおにぎりがカウンターに山積されているのです。と言うことは、1個500円のおにぎりがよく売れる!
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私のいつも行くスーパーでは1個100円くらいで「おにぎり」が買えます。何と5倍!もう別世界ですね。手ごろなサンドイッチ(写真)は4.49ユーロ(718円)。腹が減った若者が胃袋を満たすには相当お金がかかりそうです。
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スーパーの野菜類(写真)は計り売りです。これは無駄がなく合理的でいいです。恐らくお安いでしょう。
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リンゴ(写真)が大量に売られています。日本の大きな赤いリンゴと違って小柄で色とりどりのリンゴです。恐らくあまり手をかけず、収穫しているのでしょう。コストがかからない分、安くなります。
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さて、ディナーです。この夜はホテルのレストラン(写真)で食べることにしました。午後7時を過ぎていましたが外は明るいです。
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屋外に広いパティオ(中庭)があり、ここでも食事ができます。暑い夏でも湿気がないので日陰に入ると涼しいです。
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英語のメニュー表を出してもらって、慎重に料理を選びます。まずは、新鮮なサラダから。我々は少食なので、全ての料理を2人でシェアします。
写真:ミックスサラダ6.5ユーロ(1040円) -
お次はスープとパン。暖かいスープとパンが美味しいです。サラダもスープも巨大なので2人でシェアしてちょうどいいくらいです。
写真:バジル・クリームスープ8.5ユーロ(1360円) -
そして、メインは超厚切りの牛フィレステーキです。肉の中まで火が通っていて美味しかったです。夕食代は合計で59ユーロ(9440円)でした。
写真:ビーフフィレステーキ(250g)38ユーロ(6080円) -
我々夫婦の朝は早いです。朝食レストラン(写真)のオープンと同時に入室します。そして窓側の席を確保して優雅なホテル朝食のはじまりです。
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見知らぬ外国のホテルの朝食ビュッフェは期待が高まります。何が食べられるのだろうか?まずはビュッフェカウンターを見て回ります。
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焼きたてのパン類(写真)が目白押しです。甘いデニッシュ類もあるので、食事の締めはコーヒーとスイーツになります。
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ドイツは世界で一番パンの種類が多い国と言われていて、地域特有のパンを含めると3000種類にものぼるらしい。写真左にあるのがドイツの定番ブロートヒェン(小型パン)です。この小型パンを半分にスライスし、チーズやハムなどをのせてオープンサンドで頂きます。
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ドイツパンには、小麦だけでなくライ麦が多く使われます。また、かぼちゃの種やひまわりの種などの種子やフルーツ入りのパンも多いです。パン好きの人にはたまらない国です。
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ナッツやドライフルーツも豊富に揃っています。普段食べない「いちじく」は抜群に甘くてうまいです。
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ヨーグルト類
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そして、定番のチーズ類です。
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生ハム、その他のハム類。これらを小型パンやバケットに挟んで食べれば十分朝食になります。
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デザート用にケーキもありました。
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イチゴが山盛りです。これは有難い。朝から採りたて?イチゴをたっぷり頂きます。
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私の朝食メニュー第一弾(写真)です。残念ながら青菜類がありません。朝は新鮮サラダから食事をはじめたいのですが…。
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暖かい料理として普通のメニューはそろっています。ドイツらしい大きなソーセージ、ベーコン、それに小さなハンバーグもありました。スクランブルエッグに焼きトマトを加えれば朝食メニュー第二弾(写真)の完成です。
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そして、締めは甘い「デニッシュとケーキ」、カプチィーノを添えて。あれ~、ドイツ名物の小型パンがない。私はプチ糖質制限の食事をしており「炭水化物」はできるだけ避けています。それに齢をとってきて沢山食べられなくなってきました。パンの代わりにデザート類で炭水化物をとっているのです。
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不思議なことに、夕方から夜にかけてホテル前の道を大聖堂に向かって上っていく人の流れが絶えないのです。実は大聖堂の周囲で「ワインフェスティバル」(写真)が開催されていたのです。
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今年(2023年)は7月6日~11日まで、しかも、記念すべき第50回「ワイン祭り」です。全く偶然ですが今日は7月7日の金曜日、ワイン祭りの一番盛り上がる週末です。その様子(写真)は次の旅行記「フライブルク観光」で紹介します。
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