2023/07/08 - 2023/07/08
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funasanさん
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ヨーロッパ鉄道の旅は自由を愛する旅人にとって、まことに便利な移動手段です。その日のお天気、体調、その他の要因で旅のスケジュールを自由自在に変えられます。
しかし、長距離列車に乗る場合、事前にルートと出発・到着時刻をしっかり確認する必要があります。ドイツが誇る超特急ICEと言えども1時間に何本も走っている訳ではありません。この日は午後3時過ぎの特急列車ICEに乗ってフランクフルトに向かいます。
写真:ICE2等車の客車
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
※新著紹介あります。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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午後3時頃、ホテルをチエックアウトしてフライブルク駅に行きます。駅に隣接して建っているのが「インターシティホテル・フライブルク」(写真)です。3星のホテルで普段は15000円くらいですが、ワイン祭りのときは25000円に跳ね上がります。
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インターシティホテルはドイツを中心に展開しているビジネスホテルで、多くは駅に隣接しているので鉄道旅行には便利です。
写真:フライブルク駅構内 -
今日の列車のルートと時刻です。自宅でグーグルマップとドイツ鉄道の時刻をにらめっこし、予想ルート・時刻(写真)を自分で作成します。こうすることによって、途中の駅や違ったルート等、現地の情報がインプットされます。
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フライブルク駅構内にスターバックス(写真)がありました。ここでいつものカフェラテを味わいたいところですが、まずは本日のチケットを買わねばなりません。
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チケット売り場は列ができている場合が多く、時間の無駄です。やはりチケットの自販機で買えるよう習熟する必要があります。フライブルクからフランクフルトまでドイツが誇る超特急ICEで2時間ちょっとの乗車です。料金は1人55.5ユーロ(8880円)
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駅の「電光掲示板」(写真)を見て、乗車する列車の発車時刻、行先、プラットフォーム等を確認します。
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15:55発ケルン行ICE104号(写真)に乗ります。途中の駅はオッフェンバッハ、カールスルーエ、マンハイム、フランクフルトです。その後、ボンを経由してケルンまで行きます。隣のホームから出るICEは15:48発ベルリン行です。この列車もフランクフルトには行きます。
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今日のICEは遅れずに到着しました。夏休みなのリュックサックをかついだ若者(写真)が乗り込んできます。また、自転車旅行の人も多いです。
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乗車日は7月8日(土)、夏休みに入った土曜日なので車内は混みあうと思い、駅のチケット購入の時、あえて座席指定(注)しました。でも、実際はガラガラでした。好きな場所に座れます。2等車でも1列に2席しかなく座席幅は広いです。
注:座席指定料金1人4.9ユーロ(784円) -
ドイツを中心にヨーロッパを走るICEは国際特急列車なので、大きな荷物を持った旅行者が乗り込んできます。そのための荷物置き場が必須です。
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この列車の食堂車はカフェテリア風で、中央に「レジ+キッチン」(写真)がありました。ここで気楽に飲食物の注文ができます。この写真の手前にテーブル席が3列くらい、写真の奥に立ち席があります。
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テーブル席は満席だったので、メニューからコーヒー(カプチィーノ4ユーロ:640円)をテイクアウトして自分の席で楽しみました。ドイツの移り行く車窓を眺めながらのコーヒーは美味しいものです。
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現地物価調査のため、メニューを写真に撮ってきました。
写真左:有機カレー&ココナッツ・スープ(オイスター、マッシュルーム、有機パン付き)6.9ユーロ(1104円)
写真右:有機アジアンラップ(チキン、照り焼きソース付き)7.5ユーロ(1200円) -
軽いサンドイッチ類として、「ハム・チーズのバゲット」6.2ユーロ(992円)
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朝食メニュー(写真)として…
フレンチ・ブレックファースト:6.2ユーロ(992円)
中身は、クロワッサン1個、有機ロール2個、バター、蜂蜜&ジャム付き。コーヒー付きならいいですが…(確認していません) -
飲み物の種類と値段です。
コーヒー:小3.6ユーロ(576円)中3.8ユーロ(608円)大4.0ユーロ(640円)
カプチィーノ:小3.8ユーロ(608円)中4.0ユーロ(640円)大4.2ユーロ(672円) -
特急列車ICEの乗り心地は非常によく、コーヒーを飲み、車窓を楽しみ、少し仮眠でもしてれば2時間くらいすぐにたってしまいます。
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定刻通り午後6時8分、フランクフルト空港駅(写真)に到着しました。ここで注意!我々はフランクフルト国際空港に隣接したホテルに泊まるので、ここで下車しましたが、普通はフランクフルトの中心にある「フランクフルト中央駅」に行きます。
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フランクフルト中央駅の正式なドイツ語名は「Frankfurt (Main) Hauptbahnhof」です。フランクフルト (オーダー)の駅と区別するため、正式には「(マイン)」を付けますが、通常はフランクフルト中央駅(Frankfurt Hauptbahnhof)と呼ばれます。
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「Hauptbahnhof」の呼び方は「ハウプト・バーンホフ」で、Hauptは「中央」、bahnhofは「駅」、よって、「Hauptbahnhof」は中央駅となります。
写真:フランクフルト中央駅のプラットホーム -
一方、フランクフルト空港駅のドイツ語は「Frankfurt Flughafen」です。Flughafen(フラッグハーヘン)は「空港」の意味です。 フランクフルト空港駅でややこしいのは、「Fernbahnhof」と「Regionalbahnhof」の2つの駅が空港の別々の場所にあることです。
写真:フランクフルト中央駅 -
Fern(フェルン)は「遠い」、bahnhof(バーンホフ)は「駅」、よって、Fernbahnhofは「遠距離駅」です。一方のRegional(リージョナル)は「地域的な、近距離の」、よって、Regionalbahnhofは「近距離駅」の意味です。
写真:フランクフルト中央駅 -
ドイツの超特急ICEはフランクフルト空港駅「長距離駅」に到着します。ホームは地下にあり、エレベータで上に上がると天井ドームが出迎えてくれます。ここは空港直結のザ・スクエアビル内です。ここを直進すると突き当りに「ヒルトンホテル」があります。
◎ヒルトン・フランクフルト・エアポート
https://4travel.jp/travelogue/11386629
◎ヒルトン・フランクフルト・エアポート(ラウンジ編)
https://4travel.jp/travelogue/11387385 -
今夜のホテルはヒルトンではなく「シェラトン・エアポート」です。長いスカイウオーク(写真)を反対側に歩いていきます。
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スカイウオークに掲示版(写真)があり「Fernbahnhof(長距離駅)」は4~7番ホーム。ヒルトンホテルは長距離駅側、シェラトンホテルは近距離駅側にあります。
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スカイウオーク掲示版(写真)の「Rejonalbahnhof(近距離駅)」は1~3番ホームで、シェラトンホテルはこの近くにあります。
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本日のホテルは「シェラトンエアポート」(写真右)です。隣は「マリオットエアポートホテル」です。マリオットのプラチナ会員として、両方のホテルのラウンジが自由に使えます。ここのシェラトンエアポートホテルが意外と安いのです。我々はここに3連泊して近郊の観光の拠点にしました。
→「シェラトンエアポートホテル」に続く
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