2023/09/20 - 2023/10/04
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Fuyuyamaさん
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10月2日、スイス13日目。いよいよ旅行も大詰めです。明日は帰国日となるので、実質的には本日が最終日となります。
昨日ハイキングからアパートへ戻ると、Kさんはベッドで寝ていました。物音に気づいて起き上がったKさんはライトダウンジャケットを着込んでおり、汗をびっしょりかいていました。発熱しているためかとても寒いようで、レセプションで追加の毛布をもらってきた後、加入している海外旅行保険会社に連絡を取り、「この近くある病院で診てもらえるようコーディネートして欲しい。」と依頼していました。なお、その結果は翌日に連絡が来ることになっています。
一夜明け、Kさんに身体の具合を伺ったところ、「昨日たっぷり汗をかいたのでずいぶん身体が楽になった。今日は出掛けられる。」とのことでした。そこで、サンモリッツのバート地区にあるコープの大型店へお土産を買いに行くついでに、「ピッツ・ネイル展望台」へ寄り道することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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買い物の前に「ピッツ・ネイル展望台」へ上ります。ケーブルカーの駅はサン・モリッツの中心部の「学校広場」から2~3分坂を上った所にありました。これまでサン・モリッツには2015年と2017年の2回滞在していますが、これに乗るのは初めてです。黄色いケーブルカーの看板が無ければこれが駅だとは気づきません。
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平日なのでケーブルカーはガラガラでした。
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ピッツ・ネイル展望台へは途中「チャンタレッラ」でケーブルカーを乗り継ぎ、最後は「コルヴィリア」からロープウェイに乗り換えます。写真はチャンタレッラからシルバァプラーナ湖方面の眺めです。
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コルヴィリアの駅前にはレストランがありました。サン・モリッツと言えば冬期オリンピックが2回開かれた街。このレストランもスキーシーズンには大勢のスキーヤーで賑わうことでしょう。
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同じくコルヴィリアからサメダン方面の眺めです。まだこの時は、このあとサメダンの街へ行くことになるとは夢にも思いませんでした。
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コルヴィリアのロープウェイ駅です。終点の「ピッツ・ネイル展望台」が左奥の山頂に見えます。
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標高3,057mのピッツ・ネイル展望台に到着しました。サン・モリッツからは約40分かかりました。
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ロープウェイを降りると、目の前に有名な「シュタインボック」の像がありました。
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駅舎の展望デッキから下界を眺めます。下の湖はサン・モリッツ湖、その左に谷沿いに広がる街は「ポントレジーナ」。今日も気温が高いので、中層には水蒸気のヴェールが纏わり付いています。
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イチオシ
こちらは右奥に「シルバァプラーナ湖」、手前は「チャンプフェー湖」。そして左奥には「ピッツ・ベルニナ」と「ピッツ・ロゼック」が写っています。
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駅舎の壁が面白い模様だなと思って見ていたら、ソーラーパネルでした。
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ピッツ・ネイルの山頂は、ロープウェイ駅の目と鼻の先にありますが登りませんでした。
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最後にシュタインボック像をもう一度撮って山頂を後にしました。
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今度は明日の帰国に備えて、サン・モリッツのバート地区にある「コープ」でお土産の買い出しです。サン・モリッツにはドルフ地区にもコープがありますが規模が違います。こちらのコープは2階建ての大型店です。
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皆さん外国のスーパーには興味があると思いますので、少し店内の様子をお見せします。果物や野菜はパック売りでは無く、ほとんどが量り売りです。
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酪農の国だけあってチーズ売り場の広いこと。この写真はチーズ売り場のごく一部ですが、スイス国内のあらゆる産地・種類のチーズが置いてあり説明を受けないとどれを買って良いか分かりません。
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ハムやソーセージ売り場も凄いことになっています。
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こちらは精肉売り場。
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日本のインスタントラーメン類も売っていました。そう言えばグリンデルワルトのコープでは豆腐を買いました。
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コープでの買い物を終えチェレリーナへ帰るバスを待っている時に、昨夜Kさんが依頼していた保険会社から連絡が入りました。サメダンにある診療所で診察してもらえる段取りがついたので、午後4時に行って欲しいとのこと。現在時刻は午後1時30分を回ったところ、それほど余裕はありません。アパートに荷物を置き、海外旅行保険証などの必要書類を持って向かいました。なお、私も付き添いとして同行します。
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保険会社からの連絡で分かっているのは住所と名前だけ。グーグルマップを頼りに、何とか指定された「ドクター・アンケ・クリームラー診療所」へたどり着きました。
約1時間待たされてクリームラー女医の診察が始まりました。まず困ったのは言葉です。ドイツ語はもちろん英語もほとんど話せないので、グーグル翻訳が頼りです。私が仲介者となって双方の話を伝えます。熱は39度を超えていました。血中酸素飽和度を計ってみると何と86しかなく先生の顔つきが変わりました。明日が帰国日であることを伝え、どうしても帰国したい旨を話しましたが先生は首を横に振るばかりです。 -
もっと詳しい検査が必要とのことで先生が何処かへ連絡していましたが、同じサメダンにあるこの州で2番目に大きい「オベレンガディン病院」へこれから行くよう言われ、タクシーを手配してくれました。
「オベレンガディン病院」へ行くと既に話は通っており、直ぐさま応急治療室の様な部屋で点滴などが始まりました。診断の結果、Kさんの病状は「肺炎」。この時点で2日間の入院が必要とのことで、明日の帰国は無くなりました。思わぬ急展開で私の頭はパニックです。右も左も分からないKさんを置いて、私は明日帰国しなければならないからです。
まず、旅行会社の現地駐在員Yさんに電話をしましたが繋がりません。一縷の望みを託してショートメールを送ったところ繋がりました。実はYさんはスイスの国境にほど近いイタリアの「ティラーノ」に住んでおり、私が知っているYさんの番号は仕事用のスイス携帯のものでショートメールの受信しかできないとのことでした。Yさんから私用の携帯電話を教えてもらい、以後やりとりができるようになりました。Yさんに状況を説明し、Kさんの退院から帰国までのサポートをお願いしました。その後、Yさんは東京の本社とも連絡を取り合い綿密な連携の下、Kさんの退院からチューリッヒ空港で帰国便に乗るまでアテンドをしてくれました。なお、結局Kさんの入院は2日間で終わらず5日間にも及びました。また、日本に帰ってきてからも地元の病院で4日間の入院を余儀なくされたそうです。
一方、私の方は9時30分まで病院に付き添っていたため、アパートへ戻ったのは10時を過ぎていました。それからが大変です。明日の帰国のため自分の荷物をスーツケースに詰め込むと共に、Kさんの荷物もスーツケースに詰め込まなければなりません。結局、全て終わったのは夜中の1時30分。大変な1日になってしまいました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- travelさん 2025/05/19 15:03:41
- 海外旅行保険
- Fuyuyamaさん、海外に出発する際には必ず出発空港で海外旅行保険に入って行きます。
でも今までス-ツケ-スが壊れた際に保険を使用しただけで現地で病院にかかるようなことはなかったので旅行記はとても参考になりました。
風邪をこじらすと肺炎になる事があるので誰にでも起こりえることですね。
私なら肺炎で入院になり帰国出来なくなったなら頭が真っ白になりあたふたするんじゃないかと、落ち着いていろいろと判断できるかどうか自信は全くないです。
出発前に風邪気味でも折角の海外旅行と私も旅行に行ってしまうと思います。
いろいろと考えさせられました。
Fuyuyamaさんは冷静に対処されておられて凄いです。
ロス・トレス湖の旅行記に訪問いただき有難うございます。
南米はコロナ禍後は航空運賃も驚くほど高くなりもう行くのは無理、今から思うと行きたい時に行っておいて良かったです。
travel
- Fuyuyamaさん からの返信 2025/05/21 13:18:17
- Re: 海外旅行保険
- travelさん、こんににちは。
コメントをいただきありがとうございます。
2023年のスイス旅行は不本意な結果となってしまい、今でも苦い思い出です。何が辛かったかというと自分の体調は勿論ですが、同行者に風邪をうつしてしまい、入院せざるを得ない状況にしてしまったことです。
Google翻訳を使って医師とやりとりし、入院となった時は頭が真っ白となりました。この経緯については旅行記に書いたとおりですが、幸いだったことは旅行会社の現地駐在員に連絡がついたことです。
結果的には私は翌日に帰国の途につき、同行者はその後5日間入院となりました。旅行会社の現地駐在員が最後まで面倒を見てくれ、帰国便の出発まで付き添ってくれたそうです。ちなみに、入院費用はというと330万円かかったそうですが、全額保険でカバーできたとのことです。
いずれにしても、体調が万全でないと楽しい旅はできないということが身にしみて分かりました。travelさんもお身体にはくれぐれも気をつけて、これからも旅を楽しんでください。
Fuyuyamaでした。
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