![9月22日、旅行3日目は雨の朝を迎えました。日本を出発するときから、天気予報で今日と明日23日はグリンデルワルトの天気が悪いことは分かっていました。こんな日は山へ行ってもしかたないので、今日はスイスの首都「ベルン」の街歩きと「トゥーン湖」のクルーズを楽しむことにしました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/86/18/650x_11861811.jpg?updated_at=1698134490)
2023/09/20 - 2023/10/04
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Fuyuyamaさん
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9月22日、旅行3日目は雨の朝を迎えました。日本を出発するときから、天気予報で今日と明日23日はグリンデルワルトの天気が悪いことは分かっていました。こんな日は山へ行ってもしかたないので、今日はスイスの首都「ベルン」の街歩きと「トゥーン湖」のクルーズを楽しむことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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天気予報どおり雨の朝を迎えました。目の前に聳えるメッテンベルグも雨に煙っています。気温もグッと下がっており、この分だと山の上は雪が降っていることでしょう。
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グリンデルワルト8時18分発の電車に乗りベルンへ向かいます。ベルンまでは約1時間半の道のりです。
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ベルンに来るのは2011年以来12年ぶり。お天気もグリンデルワルトを離れるに従って回復し、ベルンに着く頃は青空が広がりました。
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駅前のトラム乗り場で日本語が書かれたトラムを発見。それにしてもどういう意味?
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前回の記憶を頼りに街歩きをスタートします。写真の塔は1250年にベルン市街の西門として建てられ、その後牢獄として使われていたことから牢獄塔と呼ばれています。建物の下はトラムが通り抜けていきます。
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青果、花、雑貨の出店が並んでいるべーレン広場のマーケットを抜けて先を急ぎます。
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2つの議事堂と中央ドームから成る重厚な建築が印象的な「連邦議事堂」です。
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正門を潜り中庭から眺めます。日本の国会議事堂とは趣が違います。
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連邦議事堂は高台に建っており、裏庭からは街並みが一望できます。とても首都とは思えない落ち着いた街並みです。
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イチオシ
連邦議事堂からはアーレ川沿いの遊歩道を「クマ公園」へ向かって歩きます。天に向かって聳える塔は高さ約100メートルの「ベルン大聖堂」です。前回来たときは修復中で囲われていたので、全容を眺めるのは初めてです。
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アーレ川沿いの遊歩道はこんな感じ。緑に囲まれた自然豊かな遊歩道が続いています。
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対岸には統一感のある5階建て程度の建物が軒を連ねています。
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クマ公園に着きました。12世紀にツェーリンゲン公がこの街をつくった時に、街を取り囲む森の中で最初に射止めた動物が熊だったので、街の名をベルン(ドイツ語の古語で熊)と名付けたという逸話が残されています。以来、ベルンの街のシンボルである熊は、1513年から町の発祥の地であるニーデック橋のたもとの小さな堀で飼育されていましたが、熊たちにとって手狭だったため2009年に現在の場所に移転したそうです。この公園では現在3頭のヒグマがいるとのことですが、1頭しか出会えませんでした。
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クマ公園対岸の街並み。右端はニーデック橋です。
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ニーデック橋の橋脚から覗く向こうの景色も絵になります。
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クマ公園からは石畳の小径を上り、高台にある「バラ公園」を目指します。
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坂の途中にこんなベンチがありました。ベルンに縁のあるアインシュタインが座っています。
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クマ公園から歩いて5分。バラ公園にやって来ました。約200 種類18000本を誇るバラやアイリスなどが次々と咲く公園です。
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芝生が美しい広々とした園内では、市民が思い思いに楽しんでいる光景が見られました。
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イチオシ
しかし、ここの売りは何と言っても旧市街の眺望です。その絶景がこちら。湾曲するアーレ川に囲まれた旧市街地は世界文化遺産に登録されています。
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園内にはこんなプレートがありました。奈良県から寄贈された100本のソメイヨシノ記念するものです。
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ちょうど桜の紅葉が始まりかけていました。
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ニーデック橋を渡って駅へ戻ります。橋の上からの街並みです。
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旧市街地のメインストリートを抜けて行きます。
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個性ある看板が軒を飾っています。
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駅へ戻る途中、脇道にそれ「ベルン大聖堂」に寄り道します。ここへ来るのは初めてです。
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ベルン大聖堂はスイス最大規模を誇る後期ゴシックの傑作で、特に正面扉につくられたレリーフ『最後の審判』は一見の価値ありです。
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祭壇正面の巨大なステンドグラスも見事です。
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100箇所以上の泉(水飲み場)が残るベルン。そのうち、16世紀につくられた歴史的なもので、カラフルな装飾が施された柱が特徴的な11の泉が旧市街の主な通りの真ん中に点在しており、世界で最も魅力的な交通障害物と言われています。
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イチオシ
旧市街地のメインストリートです。両側の建物の1階はアーケードになっています。また、道の真ん中には泉が鎮座しています。
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旧市街のほぼ中心に位置する「時計塔」は、ベルンを象徴するランドマーク的な存在です。
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大きな天文時計の脇にある熊の兵士や鶏、王などの人形仕掛けは、毎時、時間が変わる数分前から動きだします。
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ベルンからの帰りは「トゥーン」で途中下車し、トゥーン湖を渡る船に乗って終点のインターラーケン・ヴェストまで行きます。そして、そこから電車に乗り換えグリンデルワルトへ戻ります。
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素敵な建物があると思って調べたら「ヒューネック城」というお城でした。
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どの船着き場も花々で飾られています。
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こちらは一際目立つ「オーバーホーヘン城」。時の支配者であった領主や貴族に受け継がれていった城は、ベルンの歴史博物館の別館として内部公開されているようです。
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イチオシ
美しい湖畔の風景を眺めている間に、乗船時間の2時間はアッという間に過ぎていきます。
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シュピーツ城を過ぎれば終点のインターラーケンは間もなくです。なお、グリンデルワルトへ帰ってきたのは午後5時40分。こちらは相変わらず雨が降っています。今日は雨と諦めていただけに、何だかすごく得した気分の一日となりました。
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