2023/09/20 - 2023/10/04
42位(同エリア175件中)
Fuyuyamaさん
- FuyuyamaさんTOP
- 旅行記119冊
- クチコミ23件
- Q&A回答6件
- 124,854アクセス
- フォロワー40人
9月28日、旅行9日目を迎えました。本日は移動日、グリンデルワルトから次の滞在地「チェレリーナ」へ向かいます。アパートメントは現状復旧が原則なので、部屋の掃除をし、ゴミを指定の場所へ出して1週間お世話になったアパートを後にします。体調不良は相変わらずで、困ったことに日本から持ってきた薬が底をついてきました。しかも同行のKさんにも風邪がうつってしまった様です。実は、私はKさんが持ったきた薬まで貰ってしまっています。チェレリーナでは旅行会社の現地駐在員Yさんが出迎えてくれるので、薬の件を相談しようと思っています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
駅のホームから村を見渡します。これでグリンデルワルトも見納めです。計画していたことが半分も出来ないという悔いが残る滞在となりました。
-
チェレリーナへは何通りも行き方がありますが、我々は最短のチューリッヒ中央駅を経由するルートを選びました。2015年以来のチューリッヒ中央駅。駅の中央通路天井から吊り下げられている金の羽根を持つ巨大な像「ナナ」は健在です。
-
チューリッヒ中央駅11時38分発「クール」行きの電車に乗ります。2階建ての電車でスーツケース置き場もあります。
さて、今回の旅で我々が利用している交通パス類を紹介します。まず「ハーフフェアカード」は1カ月間有効なカードで、電車やバス、船、山岳交通などほぼ全ての交通機関の料金が半額になり料金は120CHF(約20,160円)です。これにそれぞれの目的地までの早割チケット「スーパーセーバーチケット」を事前にインターネットで購入しました。本当は「セーバーデイパス」を利用しようと準備していたのですが、発売日が利用日の60日前から6カ月前に変更となっており、いざ購入しようとしたら既に売り切れでした。因みにグリンデルワルトからチェレリーナまでのスーパーセーバーチケット運賃は56.20CHF(約9,440円)です。またグリンデルワルト地区では「リージョナルパス・ベルナーオーバーランド6日間(220CHF・約37,000円)」を利用しましたが、2日間も寝込んだため元が取れたかどうかは微妙です。 -
出発してしばらくすると、車窓には「チューリッヒ湖」が広がります。
-
クールで、今度は世界遺産に登録されている「レーティッシュ鉄道」に乗り換えます。この沿線の名所の一つ「ランドヴァッサー橋」が見えてきました。
-
ランドヴァッサー渓谷に架かる石造りのこの橋は長さ142m、高さ65mもありますが、残念なことに新型の車両は窓が開かないためガラスの反射で上手く撮れません。後から聞いた話によると、先頭車両は窓が開く車両を連結しているとのこと。でも最後尾に連結しなければ意味が無いのでは?
-
沿線で私が好きな風景の一つが「ベルギューン村」です。レーティッシュ鉄道がちょうどこの区間でループトンネルが連続するので、高度を変えながら何度もこの村を見渡すことができます。
-
14時52分、定刻通りチェレリーナに到着しました。駅には旅行会社のYさんが出迎えてくれました。一緒に宿泊先の「オールインワン・ホテルインロッジ」に向かいました。
-
ここもスタジオタイプの部屋です。グリンデルワルトのアパートより新しくモダンな造りになっています。
-
しかし、調度品が貧弱です。トースターやコーヒーメーカーは勿論、電子レンジもありません。トーストはフライパンで焼いていました。
-
到着早々腰を落ち着けること無く、バスで隣町の「サン・モリッツ」へ向かいました。
-
そう、チェレリーナにはドラッグストアが無いため、風邪薬を買いに来たのです。薬剤師さんからいろいろと説明を受け買った薬がこちら。左の青い箱が「総合感冒薬」、右の箱が「うがい薬」でお値段は約1万円もしました。
-
薬が手に入って安心したせいか、少し欲が出てきました。夕方6時、バス停1つ先にある「ムオタス・ムライユ展望台」へ夕景を撮りに出掛けました。写真はケーブルカーの麓駅「プント・ムラーユ」で、展望台は山の上に見える白い建物です。
-
展望台へ到着したのは18時30分。西日が「ピッツ・ムライユ」の斜面を照らしています。
-
展望台下の草紅葉も、西日に照らされ一段と色鮮やかです。
-
イチオシ
展望台からカップルのパラグライダーが飛び立ちました。眼下の街は「ポントレジーナ」でしょうか。
-
写真奥の雪を抱いた峰々は、「ベルニナ・アルプス」の主稜線です。因みに左の全山草紅葉の山は、セガンティーニ・ヒュッテのある「シャーフベルク」です。
-
だいぶ陽が傾いてきました。眼下には左から「シュターツ湖」、「サン・モリッツ湖」、「チャンプフェー湖」、「シルバァプラーナ湖」、「シルス湖」が連なり湖面を光らせています。
-
我々が滞在している「チェレリーナ村」を俯瞰します。
-
山頂にあるホテルのレストランで絶景を眺めながらディナーを楽しむ人たちがいるので、ケーブルカーはこの時期23時まで動いています。
-
ケーブルカーの山頂駅にあるホテル「ムオタス・ムライユ」。奥の「ピッツ・ムライユ」も赤く染まっています。
-
太陽が山の向こうへ沈みました。残照が稜線を輝かせています。麓の街は右から「サメダン」そして「チェレリーナ」、左端は「サン・モリッツ」です。
-
望遠レンズでベルニナ・アルプス主稜線の山を狙います。主峰「ピッツ・ベルニナ(4,049m)」の山頂に続く雪稜は「ビヤンコグラード」と呼ばれ、世界で一番美しい稜線と言われています。右の山は「ピッツ・ロゼック(3,937m)」です。
-
ピッツ・ベルニナの左側に位置する「ベラヴィスタ(3,922m)」も焼けています。
-
イチオシ
ロゼック氷河上部の「ピッツ・グルシャント(3,594m)」も間もなく暮色に沈みます。
-
山々はもうシルエットです。
-
イチオシ
ムオタス・ムライユの夕暮れ。
-
結局展望台には約1時間滞在し、アパートへ戻ってきたのは8時少し前でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Fuyuyamaさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28