2023/10/20 - 2023/11/01
33位(同エリア96件中)
youさん
兼ねてから行きたい場所であった秘境ギアナ高地、これまでベネズエラの政情不安やコロナ禍で行けていませんでしたが、ようやくツアーが再開されましたので、S旅行社の13日間ツアーで行ってきました。
日程は下記
10月20日 成田→イスタンブール
10月21日 イスタンブール→キューバのハバナ経由→ベネズエラのカラカス(泊)
10月22日 カラカス→カナイマ→カナイマ散策→カナイマ(泊)
10月23日 カナイマ→セスナでルエバ→4WDにてサン・フランシスコ→サンタ・エレナ(泊)
10月24日 サンタ・エレナ→グランサバナ散策→チバトン(泊)
10月25日 チバトン滞在→周辺地帯散策→チバトン(泊)
■10月26日 チバトン→ルエバ→セスナでカナイマ→ボートでエンジェルフォール・キャンプ地(ハンモック泊)
■10月27日 キャンプ地からヘリフライトで滝上のデプイへ→キャンプ地からンジェルフォールの展望台まで往復→エンジェルフォール・キャンプ地(ハンモック泊)
10月28日 エンジェルフォール・キャンプ地→ボートにてカナイマ(泊)
10月29日 カナイマ→カラカス(泊)
10月30日 カラカス→イスタンブール経由
10月31日 →イスタンブール経由
11月1日 朝 成田
この旅行記は、エンジェルフォール・キャンプとヘリ遊覧飛行を掲載します。
表紙の写真は、エンジェルフォール・キャンプ地に向かうボート上からの絶景。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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秘境ギアナ高地の旅(3)からの続きです。
10月26日 10時 セスナ機でグラン・サバナからスーツケースを預けているカナイマのロッジに戻ってきました。ロッジにて、2泊3日のキャンプ地へ行くための、8Kg重量制限内にした荷造りをします。
こちらはロッジのフロントに掲げられていたカナイマ国立公園のマップ。
中央土色部分がアウヤン・テプイで、目指すエンジェルフォールは、左側の括れた部分の右手にあります。ロッジのあるカナイマは右下にあり、そこから水色で示されているカラオ川をボートで遡ってキャンプ地へ向かいます。 -
11時 カラオ川のボート乗り場に来ました。ここで、ロッジにて仕分けをした各自8Kg内の荷物をボートに積み込み、重量バランスを考慮して各自が乗り込みます。
ボートは木造の長さ6~7m程、荷物はキャンプ地で使う食料や飲料水、燃料の他に、各自の荷物があります。これにスタッフを含めて15人が乗り込み、総重量は・・・う~ん積載量オーバーしていないのか、ちょっと心配。。。 -
こちらはボート乗り場のすぐ下流側にあるカナイマ湖に落ちている滝です。ボート乗り込みに際して、ライフジャケットを付けていますが、もしもボートが転覆すると、体は浮いていても、やがてはこの滝から落下することになります。なのでどうしても、この滝の手前までに河岸に泳ぎ着く必要があります。
ボートが転覆しないように操縦して・・・・と、スタッフにお願いするしかありません。 -
カラオ川をYAMAHAエンジン付きボートは、順調に航行始めました。
この辺りの川幅は結構あって、ボートは水飛沫を挙げて相当なスピードで遡上しています。 -
時々水飛沫を浴びますが、水に濡れても良いような身支度をしてボートに乗っています。
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川の流れが穏やかなところを航行中。
青空のもと、南国的な景観が続き、快適なボート・クルージングです。 -
イチオシ
こちらも。絶景~絶景~
ボートが転覆するなど余計なことを考える必要はなさそうです。 -
川の上流に浅瀬があってボートの航行に支障があるというので、川岸に接岸して下船し、徒歩で迂回します。
その後、スタッフ3人が荷物だけとなったボートを引っ張って浅瀬を移動します。ご苦労なことです。
乾季になると川の水量が更に減って、この付近は船での移動が完全にできなくなります。 -
川の奥にテーブルマウンテンが見えるこの絶景を眺めながら、川沿いの草原地帯を歩きます。
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迂回路の途中には、休憩用の茅葺屋根の小屋があります。
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30分ほど歩いて、再び岸壁に横付けされたボートに乗り込みます。
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テブイを眺めながら川を遡ります。
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イチオシ
こちらも。
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段々と目前の絶壁が大きく迫ってきます。
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こちらも。
長い時間をかけて雨や川の流れが削り取った垂直の岸壁です。 -
再び急流の浅瀬になり、ボートを接岸して下船し、陸地を徒歩にて迂回します。
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川沿いの密林地帯を歩きます。途中にあった小屋の軒先でランチタイムとなります。
徒歩にて迂回している陸上から川を見ています。この付近は確かに浅瀬の様で、白波が立っております。大勢の人が乗ったまま無理して移動して、ボートの底に穴でも開けたら大変ですからネェ。 -
徒歩で迂回すること、ランチタイムを含めて1時間以上となりました。
再びボートに乗り込み、川を遡ります。スタッフは、ボートが岩にぶち当たらない様に、また浅瀬を避けるようにコース取りをしながら進めています。 -
途中から右側にコースを取り、支流のチュルン川に入ります。このチュルン川は、エンジェルフォールを初めとするアウヤン・テプイから流れ落ちる数々の滝が水源となっています。
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垂直の岸壁が迫ってきています。
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イチオシ
16時過ぎ 崖上から落ちている滝・・・エンジェルフォールが見えてきました。
カナイマからボートに乗ること5時間以上かかっています。ボートの腰掛け場所が平板で、薄いクッションだけでしたので、ボートがアップダウンする度にお尻がイタイ・イタイ~ほぼ限界でした。。
それでもカナイマから徒歩でここまで来るのはもっと大変でしょう。。 -
はるばる来たぜ~♪~エンジェルフォール~♪~さかまく波を乗り越えて~♪
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16時30分 川沿いのエンジェルフォール・キャンプ小屋に到着です。
屋根がボロボロの小屋ですが、背後の密林越しにエンジェルフォールの上の方が見える最高のロケーションです。ここに2泊します。。 -
エンジェルフォール・キャンプ小屋から川向こうを見ています。
川べりに乗ってきたボートが係留されています。対岸にもキャンプ小屋が見えています。
あちら側からの方がエンジェルフォールが良く見えるようです。 -
と言うわけで、暗くなる前にボートに乗って対岸までやって来ました。
こちらは、対岸から見るエンジェルフォールです。 -
こちらも。
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2泊お世話になるエンジェルフォール・キャンプ小屋です。
スタッフが蚊帳付きのハンモックを取り付けてくれました。密林の中なのでプヨプヨや蟻、その他の虫類が出没しますが、それらに攻撃されないためには、蚊帳付きハンモックがベストなのだそうです。
初ハンモックでしたが、寝心地は予想よりも快適でまずまずの睡眠がとれました。 -
10月27日 6時前 エンジェルフォール・キャンプ小屋の朝です。
この日は、天気が良ければ朝方にヘリコプターによるエンジェルフォール遊覧観光が予定されています。対岸のテプイには少し雲がかかっています。 -
小屋の背後のエンジェルフォールはよく見えています。この天候ならヘリがカナイマから飛んでこれそうです。
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しばらくすると、対岸のテプイの雲も流れて青空が見えてきました。
朝食の際、くじ引きで搭乗の順番を決め、ヘリがやって来るのを小屋の外に出て待ちます。。。 -
バタバタと音が響き渡り、ヘリ1機が飛んできて川沿いに出現した砂場に着地しました。
くじで決めた順番にヘリに搭乗します。ヘリの搭乗定員は4人で、山頂との間を3往復することになります。 -
youの搭乗は、3回目のフライトでパイロットの後ろシートに座ります。ビクトリア・フォールのヘリフライトはパイロットの隣で、視界バツグンでしたが。。。
ヘリが離陸すると直ぐに密林の上に出て、雲の合間を飛んでいます。 -
そのうちに2段に落ちる滝が見えてきました。地上からでは見えない幻の滝、チュルン・フォールです。
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幻の滝、チュルン・フォールに接近しています。
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こちらも。
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イチオシ
こちらも。
崖の中段に滝壺が形成されているようで、猛烈な水飛沫が広がっています。 -
垂直壁の脇を飛んでいます。
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続いてエンジェルフォールが見えてきました。
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エンジェルフォール。。。。真横から見ています。
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滝は一瞬で視界から消えて垂直の壁が見え始めています。岩壁の上の方まで木が茂っています。
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亀裂の入っている岩壁も見られます。
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ヘリは高度を上げてテプイの方に移動してきました。
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アウヤン・テプイの上にも奇岩の台地が広がっています。
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こちらも。
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樹林帯や川底が茶色くなっている川が見られます。
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こちらも。
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こちらも。
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ヘリはキャンプ地の川べりから10分ほどのフライトで、アウヤン・テプイの台地上に着地しました。
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まずは、アウヤン・テプイ登頂の証としての記念撮影です。。。。
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テプイの上に滞在できるのは10分。早速周辺の散策をします。
こちらは踏みしめている台地です。天然の三角点が見つかりました。。。
見られる岩盤は、17億年前のものと言われており、この地が当時存在していたゴンドワナ大陸の一部であった頃からほとんど動いておらず、地球最後の台地の一つであると考えられています。
素手で触って17億年前の台地の感触を確かめます。なるほど凄く固い~みたい・・ -
イチオシ
ドラゴン・バレーと呼ばれている谷間です。
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川の中ほどに残されている奇岩。
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奇岩の台地で~す。
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山頂での滞在時間はアット言う間に経過して離陸します。
川の流れで削られたような亀裂がいくつも見られる岩盤の上を飛んでいます。 -
テプイの淵から垂直の崖横に降りてきました。
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岩肌の横に滝の水煙が見えだしました。エンジェルフォールの脇を通過しています。
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エンジェルフォールの水煙・・・・雲のような霧のような・・・凄い景観です。
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エンジェルフォールの水飛沫。その2
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イチオシ
エンジェルフォールの水飛沫。その3
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エンジェルフォールの水飛沫。その4
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エンジェルフォールの水飛沫。その5
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エンジェルフォールの水飛沫。その6
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イチオシ
エンジェルフォールの水飛沫。その7
崖下の急斜面を流れている滝も見えています。 -
こちらも垂直壁から続く急斜面を流れる滝です。
空中で水飛沫となった水滴が集まって滝のような流れになっています。エンジェルフォールの滝の落差は、979mとなっていますが、その落差は多分急斜面を落ちている滝の部分を含めているようです。因みに滝が上の淵から岸壁にぶつかることなく直下する距離は807mとのこと。 -
山頂から10分ほどでキャンプ地前の砂浜に着陸。この時間になるとテプイの上の方は雲で覆われています。良かった、良かった。。
ヘリによる往復30分間のエンジェルフォール遊覧飛行、夢のような時間でした。。。
秘境ギアナ高地の旅(5)---エンジェルフォール滝下までのハイク・カナイマ・カラカス・イスタンブール編につづく。
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