2023/10/20 - 2023/11/01
8位(同エリア31件中)
youさん
兼ねてから行きたい場所であった秘境ギアナ高地、これまでベネズエラの政情不安やコロナ禍で行けていませんでしたが、ようやくツアーが再開されましたので、S旅行社の13日間ツアーで行ってきました。
日程は下記
■10月20日 成田→イスタンブール
■10月21日 イスタンブール→キューバのハバナ経由→ベネズエラのカラカス(泊)
■10月22日 カラカス→カナイマ→カナイマ散策→カナイマ(泊)
■10月23日 カナイマ→セスナでルエバ→4WDにてサンタ・エレナ→サン・フランシスコ(泊)
10月24日 サン・フランシスコ→グランサバナ散策→チバトン(泊)
10月25日 チバトン滞在→周辺地帯散策→チバトン(泊)
10月26日 チバトン→ルエバ→セスナでカナイマ→ボートでエンジェルフォール・キャンプ地(ハンモック泊)
10月27日 キャンプ地からヘリフライトで滝上のデプイへ→キャンプ地からンジェルフォールの展望台まで往復→エンジェルフォール・キャンプ地(ハンモック泊)
10月28日 エンジェルフォール・キャンプ地→ボートにてカナイマ(泊)
10月29日 カナイマ→カラカス(泊)
10月30日 カラカス→イスタンブール経由
10月31日 →イスタンブール経由
11月1日 朝 成田
この旅行記は、ベネズエラのカラカス到着までとカラカスからエンジェルフォールのあるアウヤン・テプイ(台地)への拠点となるカナイマを掲載します。
表紙の写真は、セスナから見るカナイマ湖。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
-
10月20日 成田10時35分発TK-051にて、約13時間余りかけてイスタンブールに到着。ベネズエラの首都カラカスに向かうフライトTK-183は、イスタンブール発02時10分で空港での乗り継ぎ時間は約6時間余りあります。ラウンジなどでゆっくりしますが、それでも時間有りすぎ。
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新しいイスタンブール空港内には、古代博物館があるというので立ち寄りました(入場料オーディオガイド込みで13ユーロ)。
トルコ国内の遺跡などから集めた彫像、モスクや宮殿で使われていたもの展示や、宮殿の室内を再現した空間などが見られます。 -
TK-183のイスタンブールからハバナ経由、ベネズエラのカラカスへのフライトマップです。
オランダのアムステルダム、アイスランドやグリーンランド、クリーブランド上空を通過して、キューバのハバナに向かっています。 -
イチオシ
10月21日 12時前 上空からベネズエラの首都カラカスの街が見えてきました。カリブ海に面した山の裾沿いに高層ビルや白い建物が広がっています。
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機が空港に近づくと見えてくるカラカスの街並みです。
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こちらも。
マッチ箱を整然と並べたようなアパートメント・ハウス群が見えています。 -
こちらも。
よく見ると一つのアパートメントは4階建ての集合住宅で、カラカスの多くの人達はこのような画一された住宅に住んでいるのでしょう。 -
こちらも。
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現地時間12時15分 カラカス空港に到着。
成田を発ってから実に36時間もかかっています。ベネズエラ・・・遠~い。。。
アメリカ経由であればもう少し短時間に来られるはずですが、両国は仲が悪いためにフライトが制限されており、コストが超高いのだそうです。 -
空港内の歓迎看板。
山を背景にした多数の超高層ビルが並ぶ街に、カラフルな鳥が舞う美しい景観の看板です。
豊富な石油資源により近代的な街に成長したかのような印象を受けますが、現在は政情不安や経済の混乱により、カラカスは最も危険な街になっているようです。。。 -
ちょっと警戒しながら空港ロビーに出てきました。警備の人達が目立ちます。
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空港の出口からの風景。
山の斜面にバラック小屋が見えて、何やら怪しい雰囲気のベネズエラの第一印象になりました。 -
迎えのバスで、空港から至近距離にある今宵のカラカスのホテルEURO BUILDING EXPRESS MAIQUETIA 5☆に直行します。
部屋はこんな感じ、お湯の出るバスタブ付きです。 -
こちらも。
大型TV、快適WiFi、コヒー・ポット、冷蔵庫等ついていてヨーロッパのホテルと変わりません。
今回のツアー参加者は、ご夫婦2組、母娘1組、一人参加6名の全部で11名。それに男性添乗員のUさんが付きます。 -
ホテルの外観。
新館と旧館とが2棟あります。中庭にプール、別棟にジムや売店、レストランが付いています。 -
ホテルの裏手は崖が迫っており、その上はバラック小屋が建っていて貧民街のようです。崖を下って住民がホテル敷地に入ってくるのではないかと、ちょっと心配になります。
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ホテルのフェンス沿いには大きなイグワナが時々出没します。
現地ガイドによれば、ホテル敷地から外には絶対に出ないように。。。この近辺での犯罪被害率は200%ですから~。。と。 -
ホテルでの夕食。
前菜のシーフード・ミックスサラダ。全体的に量が多すぎでした。 -
10月22日 朝のホテルのモーニングコールは4時。ホテルが作ったボックス弁当をとって、5時45分にホテル出発となります。国内線のフライトは、時間通りに飛ばないこともあるというので早めに空港に到着します。
カラカス発8時予定のフライトは、定刻にカラカスを離陸し、ギアナ高地の観光拠点となるカナイマに向かいます。 -
カナイマ行きのCONVIASA航空の機内です。
早朝出発にもかかわらず機内はほぼ満席。ほとんどがギアナ高地へ行く観光客ばかりの様です。 -
9時過ぎ 約1時間余りのフライトで密林の中にあるカナイマ空港に到着です。
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カナイマ空港のターミナルはご覧の茅葺屋根の小屋です。待合室やターンテーブルのような施設はないようです。
ネパールの斜面滑走路のある小さな空港ルクラでも、この小屋より本格的なターミナルビルがあるのに、ここはなんともお粗末な。。。。びっくりです。 -
イチオシ
インデアン姿の現地人が乗降客を迎えてくれます。
フェンス越しに、これから飛行機に乗り込む乗客らが待っています。 -
カナイマ空港の入口です。
どこにもセキュリティー・チェック等する場所は無く、人も犬も空港内に出入り自由です。ギアナ高地の密林の中にあるここカナイマは、カラカスとは違って治安は全く問題ないのでしょう。
ここはカナイマ国立公園内で世界自然遺産にもなっています。 -
空港に出迎えのバスで、今宵に泊まるロッジに連れて行ってくれます。スーツケースは、個人でピックアップする必要もなく、別便でロッジに届けてくれるようです。
カナイマに来る人は、すべて予約済のロッジに泊まる観光客ばかりなので、飛行機を降りた後の観光客は、このシステムで問題ないようです。 -
カナイマのメインストリート。
密林の中にいくつかのロッジが点在しています。 -
10時過ぎ 迎えのバスに10分ほど揺られて、カナイマの今宵のロッジ CAMPAMENT PARAKAUPAに到着。スーツケースは既に届いています。
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部屋はこんな感じ。ベッドが3つある他に、お湯が10分ほど出るシャワーが備えられています。
時々ドアの隙間から虫やイモリ等が出入りしますが、持参の虫よけスプレーや蚊取り線香で凌ぎます。 -
早速ロッジの周辺を散策します。
こちらはロッジの前庭からの眺め。
奥にテーブルマウンテンが見え、とうとうギアナ高地にやってきた気分が高揚してきます。 -
庭に咲いていた花たち。
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林の中から出没する飛べない鳥。。
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木々に咲く花。
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メインストリートは非舗装で雨が降ると泥んこ道になります。
脇道への角には、いくつかのロッジの行き先看板が建っています。 -
密林の木の根っこ付近で蟻の行列を発見。。。それぞれが身の丈よりも大きな木の葉を運んでいます。統制のとれた蟻の世界にちょっと感動です。
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脇道を進むとカナイマ湖が見えてきました。大自然の風景が次々と目の前に展開され、ワクワクしてきます。。。
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14時前 ランチの後は濡れてもよい支度に着替えて、カナイマ湖のボート・クルーズに出ます。
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ボートは滝のある手前まで進みます。
しかし、青空が見えていたカナイマ湖上空でしたが、にわかに雨雲が着て豪雨に変貌してしまいました。そのため滝に打たれたかのようにずぶ濡れ状態となり、急遽引き返します。いきなり、ギアナ高地の豪雨(スコール)の洗礼を受けます。 -
しばらくすると雨は止み再び青空が見えてきましたので、再びボート・クルーズに出ます。
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イチオシ
湖に浮かぶ泡、泡。。。。
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茶色の水が落ちています。
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湖の色もよく見ると茶色ポイ~。初めて見る透明な茶色水です。
地元ガイドによれば、これはギアナ高地特有の植物に含まれているタンニンが溶け出して、それが水に含まれているのだとか。 -
イチオシ
滝の奥にテーブルマウンテン「テブイ」が見えています。ギアナ高地内には、あのようなテプイが100以上点在しているそうです。
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ロッジのシャトル・バスに揺られて、カナイマ村内を観光します。
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空港に続くメインストリートは勿論、村内の道路は非舗装のご覧のような道です。
村内の交通手段は、オートバイや徒歩が中心で乗用車は見かけません。 -
ブーゲンビリアが咲く住宅の脇を通過。
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学校の脇を通過。
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茅葺屋根の村の集会所。
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こちらは屋根の修復用葦が見られます。
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こちらは村の教会。村で一番立派な建物の様です。
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教会の中。
ギアナ高地の奥地まで、キリスト教は浸透しているようです。 -
村にあるスーパーマーケットの中を覗きます。
思っていたよりも品数が豊富です。
お値段、コーラー缶、ビール缶3ドル、カナイマプリント入りのTシャツ30ドル~これらは観光客価格で高い~。 -
10月23日 カナイマの朝です。奥のテプイに雲がかかっていますがまずまずの天候の様。
この日は、セスナでギアナ高地の中にあるセスナ専用空港のあるルエバに行きます。
前日に、荷物を10Kg以内にしてバックに積み替えています。スーツケースはロッジに預けます。 -
8時前 3機のセスナに分乗して、エンジェルフォールのあるアオヤン・テブイの脇を遊覧しながらルエバに向かいます。セスナには、事前に乗る順番をくじで決めて、好みのシートに座るようにしています。一応どなたも窓際のシートには座れますけど。
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イチオシ
離陸するとすぐにカナイマ湖が見えてきます。前の日にボートで滝に近づき自然の凄さを感じましたが、上空から見ると滝はなかなか風情があります。
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優雅に流れる川を眺めながらセスナは飛びます。
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イチオシ
再び滝が見えてきました。
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こちらも。
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ギアナ高地の上を飛んでいます。
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眼下に密林が広がり、そこを川が優雅に流れています。
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テプイが見えてきます。あの断崖絶壁は、下の大地から標高1000m前後はあるのでしょう。
絶壁に沿って雲が見えていますが、ギアナ高地は赤道近くの熱帯地域にあるので、あのような雲が頻繁に発生するのでしょう。果たしてエンジェルフォールは見えるのかなぁ~。。。
秘境ギアナ高地の旅(2)---カナイマ国立公園・グランサバナを歩く編につづく。
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秘境ギアナ高地の旅
この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2023/11/15 06:32:47
- 秘境ギアナ
- youさん おはようございます。
ここの所忙しくしてましたので、コメントできずにいました。
秘境ギアナ、表紙を見て、過去に行った世界一周かと思いましたが、現在の旅行なのですね。コロナ明けには早速、あまり4トラでもめずらしいところにお出かけですね。
さすがです。
飛行場の建物?が草で覆われた掘っ立て小屋、こちらも驚くくらいですから、youさんたちはもっと驚いたことでしょう。
ボートで出かけたはいいが、突然の豪雨、何があるか分からない、アメイジングな旅行ですね。印象に残る旅です。次を注目。
pedaru
- youさん からの返信 2023/11/15 22:57:47
- Re: 秘境ギアナ
- pedaruさん こんばんは。
お忙しいところ、コメント頂き恐縮です。
ハイ、ギアナ高地のツアーが久々に再開しましたので、それに乗っかって行ってきました。ツアーは自分で計画しなくていいし、ホテル等へも黙っていても連れて行ってくれますので、とても楽ちんなんです。
それに今回のような旅先が秘境地で、ボートやセスナ機やヘリ、4WD、徒歩での移動だったり、治安が問題だったりするところは、個人旅行に比べて何といっても安心できるのがいいですね。
一人旅で何が一番心配かと言えば、旅先で病気や怪我をして動けなくなったり、事件に巻き込まれたりしたらどうする。。。なんです。
今回のギアナ高地への旅は、大自然の凄さを感じるアメイジングな旅になりました。旅に多少のトラブルは付き物ですが、大事故や事件には巻き込まれることなく無事に帰国でき、すべてに感謝しています。
you
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