久しぶりの東北旅行は会津へ－その1（猪苗代）

2023/11/19 - 2023/11/22

小学校の修学旅行で行ったっきりの福島。
会社の出張では長期間滞在したことがありますが、観光目的では大人になってから初めてです。
子供の時の記憶は忘れないもので、今でもかなり鮮明な思い出となっています。
最初はオリックスの株式優待が無くなると言うことで、一度くらいは使ってみようよと言うことで東山温泉・東鳳を予約したのですが、会津に1泊だけで帰ってくるのは疲れに行くだけということで猪苗代のフォレストリゾート四季の里と東山温泉・向瀧を追加し、合計3泊の旅としました。
交通手段は郡山まで新幹線もあるのですが、在来線との乗り換えが面倒だし時間的なロスもあるため、時間はかかっても新宿からずっと座っているだけの高速バスにしました。

旅程
1日目　新宿→猪苗代　高速バスにて移動　フォレストリゾート猪苗代四季の里泊
2日目　JRで会津若松移動　会津若松観光　東山温泉　向瀧泊
3日目　会津若松観光　東山温泉　御宿 東鳳泊
4日目　会津若松→新宿　高速バスにて移動　帰宅

エリア 猪苗代(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

節約と面倒な乗り換えを無くすために、最初の目的地の猪苗代にはバスタ新宿からの高速バスを利用しました。時間的には若干かかりますが、乗り換え時の時間ロスや荷物を持っての移動の手間を考えると、今回の場合は直接目的地まで行くことが出来るバスの方がラクです。

荒川に沿った首都高からの眺め。
遠くに富士山が見えました。

バスは郡山ジャンクションで磐越道に乗り、猪苗代磐梯高原で一般道へ下ります。
猪苗代駅で降車したのは自分たちだけでした。
他の乗客はほとんど終点の会津若松まで行くのでしょうね。

猪苗代駅構内です。
会津の英雄、野口英世の看板がありました。
背丈が153cmと低い人ですが、この写真の背丈は明らかにそれよりも小さめになっています。
偉人の小柄さを強調するためなのか、作成上の誤差なのか？

駅から路線バスで野口英世記念館へ。

野口英世記念館です。
大昔、小学校の修学旅行で来たことがあるのです。
もちろんこんな立派な施設では無かったはず。

野口英世記念館 美術館・博物館

内部です。
クリスマス前なので、ツリーが飾ってあります。

2階は野口英世の経歴や業績などの展示があります。
有名なお母さんからの「早く帰ってきて」という手紙も展示されています。

昔はこのような大屋根はなかったのですが、これでも生家を十分保存出来るとは思いません。これだけの物を造るのであれば、もっと生家をきちんと会津の厳しい気候から守れるような施設にすべきだったと思います。
屋根とか葺き替えたとは思いますが、小学校で来たときのまま残っていると言うのも凄いですが。

野口英世が赤ん坊のとき、落ちて右手を大やけどした囲炉裏もそのままです。

野口英世記念館からタクシーで猪苗代駅へ。普段はタクシーを極力使わないのですが、地方なのでバスの本数が少なく、止むなくタクシーを利用しました。
駅からは宿の送迎車を利用。
宿に着いた後はチェックイン作業のあと、すぐに部屋に通されました。
スムーズすぎて写真を撮影する時間も無いほど。
3階の「いわかがみ」と言う8畳和室の部屋です。
広縁に冷蔵庫とクロゼットがあります。

フォレストリゾート　猪苗代　四季の里 宿・ホテル

広縁のクロゼット。

広縁側から入口方向を撮影。
入口脇に洗面台とトイレがあります。

お着きのお菓子は合わせ焼きというもの。
よくある餡やクリームをサンドイッチしたお菓子です。

外の景色。
昨日雪がどかっと降り、あっという間に溶けていったそうです。

洗面台。
左に少し見えている扉はトイレです。

トイレはもちろん洗浄式。

室内探検を終えて、さっそくお風呂へ。
お風呂も3階で、自分たちの部屋はお風呂に最も近い部屋でした。

温泉分析表。
泉質はナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉。ｐHは6.8の低張製中性低温泉。

脱衣所です。
まだ誰もいません。
一番風呂は気持ちが良いものです。

脱衣所の洗面台。

浴槽はこの内湯のみ。露天風呂はありません。
男女入替もありません。

洗い場はけっこうたくさんあります。
もっともコロナ禍では隣どうしは避けたいので、実質半分ですね。

浴槽の縁に温泉成分がこびりついています。
きれいな浴槽の温泉よりも、いかにも温泉だといった気分が味わえます。

ロビーと奥はフロント。

浴衣は3種類から選ぶことが出来ます。

夕食時間になりましたので、1階の食堂へ。

レストランの様子。
この日は前日の大雪予想のため、キャンセルが相次いだそうです。
さすがに福島でもこの時期にはまだタイヤを交換していない人が多いとのこと。

献立表です。

テーブルの上には予めこのような品が並んでいました。

丸い皿の中が先付けの鯨ベーコンサラダ仕立てです。
他の四角い皿の中は焼八寸です。

お造り。

3点盛り。

後から来た蓋物です。
黄色いのは蟹とほうれん草の信田巻き。
茶色のは松茸小芋。里芋を松茸のようにカットした物です。

これも後から出た会津の郷土料理であるこづゆ。
ホタテの貝柱の出汁で薄味のお吸い物。具としては一般的に豆麩、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどが入っているようです。

鍋が煮えました。

フォレストリゾートの特徴である洋皿。
基本的には和食懐石なのですが、箸休め的に途中で洋物が一点出て来ます。
温かい料理なので食事途中で出て来ます。

これも途中で出て来た天麩羅。
天麩羅なので温かい内にということです。

デザートです。

2階の休憩所。

朝食です。
朝食は特に地方色は出ていません。
焼き魚はアジだし。
これだけ見たら湯河原地区のフォレストリゾートの宿の朝食みたいです。

あいにくの曇り空ですが、遠くに猪苗代湖が見えました。

敷地内の源泉が見えました。

ホテル全景です。
今度転勤でここから那須にあるフォレストリゾートの宿、ホテルグリーンパール那須に異動するという支配人さんの運転で猪苗代駅まで送ってもらいました。
グリーンパール那須は一度行ったことがあるので、逆にいろいろ質問されました。

猪苗代駅からJRで会津若松へ向かいます。
今日から東山温泉で2泊です。