2023/11/10 - 2023/11/11
33位(同エリア343件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
この夏は本当に暑かった!
9月になっても、10月を半ば過ぎてもなお、一向に季節は先へ進もうとしない・・・
いったい2023年の秋というものはホントにやって来るのかね?
と訝しく感じながら・・・
今年もまた紅葉の季節に1泊で旅をしたい!
そんな気分で行き先選びに興じた10月冒頭。
今回は目的地を新潟と決め、特に紅葉が美しいと評判の弥彦公園の紅葉を見ようと、11月2週目の週末にかかる日程で計画有給を取得し宿の予約も入れた。
さて、新潟ではどんな紅葉を見ることができるだろうか・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
文化の日の週あたりまでは季節外れの温かさ(というより異常な高温)で、仕事中も半袖ポロシャツを着て作業するような陽気が続いていたが・・・
2週目になるとやっと季節も例年通りの陽気へとハンドルを切ったのか?(苦笑)、朝晩は急激に冷え込む日が増してきた。
それでも日中は暖かい日が続き、旅に出る前日まではホント素晴らしい天気。
この恩恵を預かりたいな!
と願いつつも、残念ながら旅に出た11/10(金)は朝から厚い雲に覆われ、昼過ぎからは雨模様になるという予報。
ここのところずっと僕の旅行は晴れ続きで、いつの間にか「晴れ男」になったのかしらん?(笑)と思っておったが・・・
やっぱり僕は本質的には「曇り男」らしい(トホホ)弥彦公園 公園・植物園
-
弥彦公園に到着したのは朝9時ちょっと前。
紅葉の季節の金曜日だから混みあうんじゃないか?と心配していたが、逆に肩透かしを食らう程のひっそりさ。
弥彦駅前の駐車場に車を入れることもでき、幸先上々の旅の始まり。
園内の案内板で位置を確認したら、早速、散策開始! -
紅葉情報のまとめサイトなどを事前に複数確認していたら、どのサイトでも「弥彦公園は紅葉見頃!」となっていたので、さぞ真っ赤に燃える風情なのだろうと勝手に想像していたが・・・
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まだまだ紅葉の序盤から中盤に差し掛かったみたいな風情。
そりゃそうだよね!
こないだまで、どうかと思うほどのバカ陽気が続いていたんだもの・・・
自然だって勝手が狂ってしまうわな・・・ -
観月橋に差し掛かったあたり。
ざっと色づき7分目といった印象か・・・ -
それでもこのエリアは人の賑わいもあり、阿吽の呼吸で場所を譲り合いながら写真を撮ったり紅葉を楽しんだり。
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左上部にちょっと写り込んではいけないものが・・・(失笑)
木々によって色づきがまちまち。
撮影したあたりがイチバン赤が惹き立っていた場所。
それにしてもこの曇天模様が恨めしい。 -
陽光が降り注げば、さぞ美しく映える景色が見られただろうに・・・
とはいえ、色のバリエーションという点では、紅葉の色づき前半の景色も美しく感じるもの。
不自然に”映え写真”にならない、自然の風合いが乙なものかと・・・ -
それより気になるのは葉の量・密度。
色づき始める前に既に落葉してしまったものも多いらしく・・・
これってやはり、今年の猛暑の悪影響なのかしらん? -
観月橋を見やりつつ少し外れた場所からの1枚!
弥彦公園は手入れも行き届き、美しい公園ですね~ -
弥彦公園トンネル方向を1枚!
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弥彦公園トンネルの手前で、トンネルを抜けて大挙してもみじ谷方向へと押し寄せる集団と遭遇!!
どうやらクラブツーリズムのツアー客御一行がやって来たみたい。
彼らをやり過ごしてからトンネルを抜けることに・・・ -
せっかくなので弥彦神社まで歩いてみることにしましょう。
道路沿いの饅頭屋からは湯気が勢いよく噴き上がっていたり、弥彦神社周辺には旅館なども立ち並んでいて、情感を感じる風景。 -
弥彦神社の鳥居が見えてきた。
この辺りは弥彦公園よりも一層賑わっていて、写真を撮ろうにも他人様が写り込んでしまうので・・・
消しゴムマジックでバッサリ処理したら、あら怖いくらい不気味な静けさに仕上がってしまいました(汗)
やっぱ、過ぎたるは猶及ばざるが如しでございますわね・・・ -
雪吊りが施された樹木。
雪国らしい景観。 -
杉木立と石畳の参道。
両側には菊祭りの開催中とあって、地元の方が手塩にかけて育成した菊の鉢が陳列されていた。 -
「霊峰白山」のテーマで設えられた菊の作品
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反対側の角度からも撮影
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それにしても菊と一言で分類してしまうのが憚られるほど、様々な種類の菊の鉢が並ぶ光景に驚き!
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どうやらこういう事らしいです
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賞を与えられた菊の鉢はやはり見応えがありますね
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神社の中心部に進むにつれて、出来栄えの見事な菊が展示されるのを見ながら進んでいると、やがて隋神門と呼ばれるエリアに。
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杉木立の中にあるイチョウの黄金色の葉がひときわ目立つ風景
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石段を上がると今度は盆栽の体の菊花の鉢が並んでいて・・・
気の遠くなるような手間暇をかけねば作れないであろう力作揃い! -
説明文を読んでいるだけでもクラクラしてきそうです。
せっかちな自分には無縁の世界?!(笑) -
カネと時間と熱量と、どれだけ掛けたらこんな凝りに凝った作品を生み出せるのだろう???
見ているだけでため息が出てくるような見事さですネ。 -
どうやったらこんな作品が作れるの???
恐れていた事態が・・・
雨がポツリポツリ落ちてきてしまいやした(冷や汗)
駐車場まではそれなりの距離だし、雨でずぶ濡れ!なんてことは回避したいので、ここら辺で散策を取りやめて弥彦公園まで戻ることに。 -
来た道をまた戻るのも芸がない話だし・・・
帰り道はちょっとおもてなし広場方面へと向かうことに。
観光地でありながら、人の生活の匂いのする場所。
ざわざわと喧騒を立てずに、ひっそりと歩くことにしなきゃ!
そういえばこの日は海外からのインバウント客御一行様の姿はまったく見ていない気が・・・
昨今、日本の何処に行っても外国人の姿を見ない場所はないくらい、当たり前の光景になって来たから。
海外からの観光客って、紅葉を愛でるとか興味がないのだろうか? -
すっかり葉の落ち切った大木が!
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住宅の裏手には大層立派な銀杏の木が・・・
弥彦の大銀杏と呼ばれているとか。 -
マンホールには弥彦山にロープウェイ、それに競輪選手が。
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弥彦公園もみじ谷のライトアップはこの期間行われているそうです!
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再び弥彦公園トンネル付近。
青モミジの何と美しい事よ!
光線が淡いこんな空模様の日だからこそ、一層その緑が目に沁みるかのよう。 -
あららら・・・
本格的に降り始めてしまったぞ~! -
若干の雨に撃たれながらも、ざっと園内の紅葉風景を写真に収め
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観月橋の上には傘を差した観光客の姿が目立つ
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紅葉の前半の弥彦公園、これはこれで乙なものですね。
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弥彦駅を写真に収め、駐車場に戻る。
来る時に料金を払ってないので係員のお爺さんに払おうとすると
「9時前の入場じゃろ!ここは(払わんで)良いよ」
との事。
ビックリしたけど厚意をありがたく受け取り、丁寧にお辞儀して駐車場を後にした。弥彦駅 駅
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時間はまだ11時ちょい過ぎ。
昼飯にはまだ早いので、やって来たのはストックバスターズ燕三条店。ストックバスターズ アウトレット
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台所用品を幾つか欲しいものがある!との母のリクエストがあり立ち寄ることに。
店内は撮影厳禁なので外観だけ。
燕三条の地場の生産品や、中国産・韓国産の調理器具など結構なアイテム数。
同じような仕様のものでも金額はピンキリ!
アウトレットだから通常価格より安いですが、それでも国産はそれ相応のお値段だという事が理解できましたですぅ(笑) -
車窓から見る燕三条駅。
ちなみに高速道路のインターチェンジ名は三条燕IC。
田中角栄の仲介による妥協の産物(?)説あり。燕三条駅 駅
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昼飯は回転寿司 鼓響 燕三条店で。
新潟を始め日本海側の回転寿司店は個人的に非常にレベルが高いと感じている。
海に近いという地の利も大きいだろうし、競合も激しそうだからそれが却って好循環を示していると感じているのだが・・・回転寿司 鼓響 燕三条店 グルメ・レストラン
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モロに昼時と重なったものの、スムーズに案内してもらえた。
椅子席で側面にはタッチパネル式のメニュー兼オーダー、上部には寿司がやって来るレールが設置。 -
たまには贅沢しよう!と意見が一致し、最初は母に食べたいものを選ばせてみたら・・・
いきなり最初からスゴイもん頼んだねぇ・・・(笑)
左上から
・こぼれすぎイクラ
・びっくりネギトロ
・紅ズワイてんこ盛り
種類を多く食べたいため、1貫ずつ食したが、どれも結構ずっしりと食べ応えあり!
紅ズワイてんこ盛りはカニの水分がシャリの方に移ってしまっているのが難点だが、他の2つは非常に美味! -
・焼き穴子一本握り
これは2皿取って、それぞれが大満足! -
・本鮪三貫
本鮪大トロ、赤身、本鮪ネギトロ
これもそれぞれ1皿ずつ。
幸せ過ぎてほっぺたが落ちそう!!(笑) -
・中トロ
・白身三昧 -
・まぐろ赤身
・炙り三昧
種類が何か忘れた・・・(苦笑)
母:「とても美味しいんだけど、こりゃ結構値段が張るんじゃない?」
僕:「確かにそれなりの値段になると思うけど、以前、八戸の八食市場でぼられた回転寿司店ほどの値段にはならないと予想するし、美味しさと値段が釣り合っていればいいんじゃないかな?」 -
ネタ一つ一つが結構しっかりと大きく、シャリも美味しい。
かなり腹いっぱいになって来たので、最後に1貫ずつ食べたいものを頼もう!ということで
母にはウニの軍艦巻き、僕の最後はイクラの軍艦巻きで。
食べている時は気づいていなかったが、エビとかイカとか完全に失念しておった(汗)
お値段はというと・・・
新潟には「新潟すし三昧 極み」という共通メニューがあるのですが、それを2人前頼んだ金額よりやや安いくらいでした。
胃も心も大満足。
ごちそうさまでした。
三条燕ICから高速に乗り、さらに新潟を北上。
この時間帯は完全にしっかりと雨モード。
屋外の観光は無理そうな降り方なので、館内で過ごせる場所を目指しましょう! -
日本海東北道の村上瀬波温泉ICで高速を降り、一般道へ。
三面川の岸辺にあるイヨボヤ会館に到着した頃がイチバン雨風の酷い時間帯だったかもしれない。
車から降り傘を差したらイキナリ強風に煽られ傘がぶっ壊れた(涙)
仕方がないので母を建物の真ん前まで車で運び降ろしてから再び駐車場に停めて、雨に濡れつつ転ばぬよう注意しながら建物まで駆けていく。イヨボヤ会館 美術館・博物館
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JAFの会員証を提示すれば入場料は100円引き。
入口付近のこのモニュメントはもしかしてイクラ??? -
鮭の説明文と、その下には本物の鮭。
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ミニ孵化場の中央にはでんと大きな水槽が。
片方には小さくて黒い塊の群れがぎっしりと・・・
チョイと気持ち悪くて背中がゾワゾワするような(苦笑) -
一方、もう一つの方にはチョウザメが悠然と泳いでいる。
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白地に黄色の斑紋が入った新品種の錦鯉「黄白」
十数年の歳月をかけ改良されたのだとか。
そういえば昨今、新潟の錦鯉が海外のマニアの方々によって凄い値段で買い上げられているんですってね! -
トミヨの水槽。
この魚は淡水で水質がとても綺麗な場所に生息するのだとか -
ではこの階段を降りて、地下1階の生態観察室へと向かいましょう!
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降りてすぐ目に飛び込んでくるのはこの水槽!
淡水魚を展示した水槽の中にはとにかくたくさんの魚たちが・・・ -
鮭とサーモンの違いを開設した案内板
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稚魚が悠々と・・・
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サケのオスとメスの識別法を記した解説
ふむふむ・・・ -
サーモンロード
地下1階からさらに緩やかに下って行きます。 -
両側にはパネル展示が何枚も・・・
雨模様の陽気だからか、館内は結構、観光客と思しき人々がいた。 -
鮭の自然ふ化増殖に尽力した江戸時代の村上藩士・青砥武平治を紹介する動画コーナー
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三面川鮭観察自然館。
全長50メートル、幅8メートルの大きなフロア。
ここは三面川から分流した種川に沿うように設えられていて、ガラス越しに種川の水中の観察ができるのです。
鮭が川を遡る時期にはガラス越しにその様子が見られるのです!
スゴイよね~!! -
残念ながらまだ遡上する鮭の姿は見ること叶わず。
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その代わり展示物の内容はかなり充実していた。
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さかなクンが描いた絵も展示
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撮影コーナー
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三面川と分流した種川の写真
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建物の2階も展示コーナーになっていて、ここには「郷土と人々の暮らし」「三面川・魚の宝庫」「村上のサケ文化」「こどもサケ科学館」「村上の自然」等の展示物がギッシリ。
僕的に目を惹いたのがこれ!
「鮭皮ブレザー」
何とこれ、鮭70~80匹の皮を仕立てて1着のブレザーにするんですって!!
あ、決して生臭い臭いとかはしていませんでしたよ。 -
雨宿りを兼ねて出向いた場所だったけど、思いのほか内容が充実していて良かったです。
時刻も4時を回ったし、雨模様だから外もうっすら暗くなってきたし・・・
そろそろ今宵の宿へと向かいましょう!
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅猫さん 2023/12/19 07:13:07
- 菊の盆栽
- 群青さん、おはようございます。
弥彦公園の紅葉はまだだったようですね。
弥彦は、桜の季節にゆっくり歩いたことがありますが、彌彦公園は園内を通過しただけでした。
結構広そうですね。
弥彦神社は、凛とした空気が漂い、気に入っています。
秋には菊が飾られるのですね。
菊の盆栽って、初めて観ました。
育てるのは大変そうですよね。
午後は、一気に村上まで北上したのですね。
イヨボヤ会館は二度訪れましたが、鮭の遡上は一度も観られず。。。
でも、ここで食べた白鮭は美味しかったです。
旅猫
- 群青さん からの返信 2023/12/20 17:36:40
- Re: 菊の盆栽
- 旅猫さん
こんばんは。
コメント頂きありがとうございます。
例年だと11/10前後が弥彦公園の紅葉の見頃と何かで読んだので、ドンピシャのタイミングを狙ったつもりでしたが・・・(汗)
今年の猛暑と、秋になっても一向に気温が下がらなかったせいなんでしょうね。
菊の盆栽は僕も今回じっくりと見させてもらいましたが、よくぞこんな端正に作れるものだ!と感心してしまいました。
気の遠くなりそうな行程と、手間暇惜しまぬ地道さがなければ、あんな立派なものは作れないのでしょうね。
イヨボヤ会館の隣に土産物店と食堂があり、ここが旅猫さんが鮭を食した場所かな?と・・・
夕方近かったし、雨ももの凄かったので立ち寄らずじまいでしたが、美味しい鮭を自分も食べてみたかったです。
群青
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