2022/05/23 - 2022/05/23
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Skunkyさん
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2022年5月、またまた一時帰国で日本に戻って参りました!
厚生労働省は2022年3月1日より水際対策を大幅緩和し、搭乗72時間前の陰性証明書と3回のワクチン接種証明書があれば自主隔離期間は免除、日本到着後すぐに公共交通機関やホテルの利用が可能となりました。
しかーし!! 2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、いわゆる西側のフライトキャリアーがロシア上空の飛行を取りやめたため(上空通過料金がロシアの収入になるので)、欧州便のアジアへの飛行ルートのほとんどが南回りとなり、飛行時間は3時間ほど長くなりました。(あちらを立てればこちらが立たず・・・)
今回は日本到着当日は東京のホテルに一泊して英国時間でリモートワーク(夏時間は夕方4時~夜中1時)。翌日は乗り継ぎ便で羽田から伊丹へ飛び実家へ。友人との旅行の間に1日ぽっかり空いた日があったので、地元大阪北摂にありながら、行ったことのなかった「太陽の塔」の内部と、子供のころに初詣に行った清荒神を訪れてみました。「子供の頃に見たのと大人になってからでは印象が変わるんだな~」と、感慨深い訪問となりました。
※写真は太陽の塔の内部展示「生命の樹」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2022年5月15日、JL042便に搭乗すべくお馴染みヒースロー空港ターミナル3にやって参りました。
当時、多くの国が入国の条件に、搭乗72時間前の陰性証明を義務付けていたため、ヒースロー空港の各ターミナルには短時間で結果がでるテストブースが設けられ、多くの乗客がラストミニッツで証明書を取得していました。
※お値段は割高となりますが、旅行で英国に来た人や家の近くにテスト会場がない人たちにとってはありがたい制度 -
全ての必要書類の確認とチェックインを終え、恒例ターミナル3のパブでとりあえずのビール。
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ロシアによるウクライナ侵攻を受けた飛行ルートの変更が影響しているのでしょう。沖留めのJL042便に乗り込みます。
※日本行のフライトで沖留めの飛行機に乗るのは初めて。近くで見るエンジン、やっぱり大きいですね! -
当時は、外国人観光客の日本への入国制限や予防接種証明の提出に加え、ロシア・ウクライナ紛争の影響で飛行時間が伸びたためか、機内はガラガラ。
※エコノミー席でもゆったりできて天国でした~x -
いつもならヒースロー離陸後、北海からデンマーク、フィンランド上空を飛行し、そのままシベリアを突っ切ってウラジオストックの辺りから羽田に向かうのですが、現在飛行機はイスタンブール上空を飛行中。
※フライトナビゲーターには、カーナビのように「元のルートに戻れ!」と指示が出ています -
ヒースロー発が昼過ぎだったので羽田到着もその分遅くなり、そのまま伊丹へ乗り継ぐと英国時間でのリモートワーク業務開始に間に合わないため、羽田空港近くの「京急EXイン羽田イノベーションシティ」に一泊しました。
このホテルの宿泊は、羽田に近く(翌日伊丹に乗り継ぎ)、宿泊料金が¥7,100とお安かっただけでなく、大浴場があったことが大きな決め手になりました。(露天風呂付き!)
※ホテル近くの「HANEDA SKY BREWING」で早めの夕食を頂きます京急EXイン羽田 イノベーションシティ 宿・ホテル
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イチオシ
HANEDA SKY BREWINGを運営する「株式会社大鵬」さんは、大田区唯一のブルワリー「羽田ブルワリー」でクラフトビールを醸造しているそうです。羽田ブルワリーは羽田イノベーションシティにあり、レストランではタップから注いだ作りたてのビールを楽しむことができます。
そうなるとクラフトビールを頂かないわけにはいきません!
※仕事前だけどHANEDA SKY BREWING グルメ・レストラン
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おっと! いぶりがっこクリームチーズがあるではありませんか! プラス、レストランおすすめの「ちくわぶの唐揚げ」を頂きました。
※夕食というより・・・ -
イチオシ
2022年6月3日は、エリザベス2世英女王の在位70年を祝うプラチナ・ジュビリーで英国は祝日だったので、有休を組み合わせて5月19日から年次の長期休暇を取りました。(私が働く会社には年次で10日間連続休暇を取らねばならないという規則があります)
休暇を利用し、5月20日から友人と尾道、5月24日からまた別の友人と沖縄、5月27日からは一人旅で高野山、戸隠村、黒部ダム、立山トロッコ列車に乗りに行くという予定を組みました。このスケジュールで5月23日がぽっかり一日空いたので、この日を利用して地元大阪北摂にありながら、行ったことのなかった「太陽の塔」の内部と、子供のころに初詣に行った清荒神を訪れてみました。
私は1970年の大阪国際万国博覧会を実体験しています。当時小学校1年生で、お祭り広場でのイベントに使うという鶴を学校で折らされたのを覚えています。また、太陽の塔の片方の目に過激派を名乗る活動家が籠城し、片目からしかサーチライトが出ていなかったのも覚えています。(年齢は隠しませんw)
※快晴! 青空をバックにそびえる「太陽の塔」、近くで見るとなかなか迫力がありますね万博記念公園 公園・植物園
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太陽の塔の内部へ入って行きましょう。
入り口は塔の裏側にあります。太陽の塔への入場は建築基準法により人数制限 (1度に最大16人) があるため、入館には予約が必要です。
公共交通機関でのアクセスは、大阪モノレールの「万博記念公園」駅で下車。駅から太陽の塔は見えているのですが、歩いて15分ほどと、まあまあ距離があるので余裕をもって予定を組んだ方が良さそうです。
※結構、猫背w -
太陽の塔の内部は、地下1階を含む6階建てとなっており、中心にそびえる「生命の樹」の周りを囲むように階段が螺旋状に設置されています。内部は一方通行で、後戻りはできません。
※受付横から入ると、すぐに「地底の太陽」ゾーンが始まります。 -
パリで民族学を学んだ岡本太郎は、日本の民族伝統や縄文時代の土器などにインスピレーションを得て、原色の色使いを駆使することにより、力強い原始の生命力を表現しました。
※遮光器土偶を彷彿とさせる展示 -
太陽の塔には、4つの顔があったそうです。塔の顔の部分の「黄金の顔」、胴体正面の「太陽の顔」、背後の「黒い太陽」の3つに加え、1970年の万博開催時には、地下に「地底の太陽」と称される4つ目の顔が展示されていました。
地底の太陽は、高さ約3メートル、全長約11メートルもの巨大な展示物だったとされていますが、万博終了後の撤去作業で行方がわからなくなり、50年以上経った今も不明のままだそうです。
※現在設置されているのは復元されたレプリカ -
イチオシ
「黄金の顔」は金色に輝く未来を、「太陽の顔」は現在を、「黒い太陽」は過去を、そして「地底の太陽」は原始の時代を象徴していたということです。
入館するとプロジェクションマッピングを駆使したプロローグが始まります。 -
岡本太郎にとって、真っ赤に燃える原始の太陽は力強さの象徴だったのでしょう。
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展示を進むと原始の海が現れます。
ウミユリをモチーフにしたオブジェや・・・ -
海底を這うウミウシのような生物・・・
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アメーバのような生物も・・・
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原始の海の真ん中からは、高さ約41メートルの「生命の樹」が太陽の塔の中心を貫くように展示されています。生命の樹の幹や枝には292体の生物模型群が装着され、三葉虫、アンモナイト、恐竜、マンモス、そして人類へと続く生命の進化の過程が表現されています。
エキジビションは、カメラやスマホなどの撮影機材が落下する可能性を考慮し、撮影が可能なのは1階 (地底の太陽ゾーンと生命の樹の原始の海ゾーン)のみ。なお、一階から上部を見上げる写真を撮るのはオッケーです。
趣味は人それぞれですが、私にとって太陽の塔の内部はかなり見応えがありました。
※初号機は神と等しき存在へと・・・ -
万博記念公園駅から大阪モノレールで蛍池駅まで行き、そこから阪急宝塚線で清荒神駅にやって来ました。
清荒神駅から清荒神清澄寺へと向かう参道は、子供の頃に初詣で行った記憶があるのですが、こんなに遠かったっけ? 中国自動車道の下を潜り、アップアンドダウンを繰り返しながら本堂を目指します。この日は月曜日だったからでしょうか、参道沿いの出店は閉まっているところが多かったです。
※山くらげ・・・何か知りたすぎる!清荒神参道商店街 市場・商店街
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清荒神清澄寺の山門。駅から山門までは徒歩で15分強の距離でした。山門を入ると樹齢約500年の銀杏の大木が2本あり、宝塚市の天然記念物に指定されているそうです。
火を扱う「かまど(台所)」が賑わえば、家庭・会社が繁栄することから、火の神である荒神を祀る荒神信仰は、家内安全、商売繁昌、厄除開運などの現世利益をもたらすと信じられています。
※元旦には大勢の初詣客で賑わいます清荒神清澄寺 寺・神社・教会
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こちらは一願地蔵尊。この地蔵像の頭上に水を掛ければ、ご利益があると言われているそうです。
※いや、頭上はどうやっても無理でしょう! -
清荒神は六甲山や妙見山にそれほど近いわけではなく、山岳信仰のイメージはありませんが、役小角が祀られている祠も。
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イチオシ
お寺の入り口に近い方の出店は何件か開いていました。
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七味屋さんでは、好みに合わせて七味をその場で調合してもらえます。
※山椒強めで調合して頂きました -
参道の途中にあったお蕎麦屋さん「丸味屋」さんでお昼を頂きます。
※気取らない内装が落ち着きますね -
「荒神そば」と瓶ビールを頂きました。お蕎麦は関西っぽくない濃口醤油のお出汁でした。駅から参道を歩き、この日は5月とはいえ暑かったので、冷えたビールが沁みました~x
女将さんのお話では、食堂の後を継ぐ人がいないということです。こうやって雰囲気の良いお店がなくなっていくのかと思うと寂しいですね。
※この旅行記を書くためにネット検索をしたところ、2023年11月現在も営業されているようです。これからも長くお店が続くことをお祈りしています。 -
阪急電車に乗り、石橋阪大前駅までやって来ました。石橋には昔ながらの商店街がありますが、そこに銭湯があるのをネットで発見したからです。しかし、なんと月曜日は残念ながら定休日でした・・・ガーン!
※以前は単なる「石橋」駅でしたが、2019年10月1日に「石橋阪大前」駅に駅名が変更されました。 -
仕方がないので、餃子の王将で生ビールと餃子を食べてから帰ると致しましょう。石橋の王将は阪急電車の高架下にあって、町中華のような雰囲気があるところが気に入っています。
生ビールと餃子を頼むと「セットになってます」と、ソーセージもついてました。王将でソーセージとは! 時代も変わりましたな~w -
【おまけ】
翌5月24日から友人と2泊3日で沖縄を旅行しました。
デッキチェアのあるビーチでごろごろするのが大好きな友人。私からのリクエスト「沖縄をドライブしたい」も織り込んで、検索が得意な彼女がお安いパッケージを見つけてくれました!
5月末は沖縄は雨季ということもあったのでしょう、Peachで関空・那覇往復のフライトと、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート2泊(朝食付き、うち1回夕食付き)、レンタカー3日間がついて、一人¥32,000! 安すぎない!? 希望通り、友人はデッキチェアーでごろごろ、私は沖縄ドライブを楽しんだのでしたx
那覇から恩納村へと向かう途中、浦添市港川外人住宅地区(港川ステイツサイドタウン)に立ち寄りました。昔のいわゆる「米軍ハウス」の住宅地区で、沖縄返還に伴い地域の日本人が住むようになったそうです。古い平屋建てのハウスは、おしゃれなカフェや雑貨屋さんに改装されていました。
私たちが行った時はちょうど土砂降り。おしゃれなレストラン「Limpet」さんでコーヒーを頂き、しばしの休憩。(運転がなければOrionビールを飲んでたな~w) メニューを見るとどのお料理もすごく美味しそう!
Limpetさんは港川外人住宅地区に2016年にオープンしたレストラン。この旅行記を書くのに際しネットで検索すると、現在は北中城村渡口に移転されたようです。
※写真は港川のお店
https://www.limpid39.comANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 宿・ホテル
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ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、1983年に万座毛を見渡す恩納村に建設された「万座ビーチホテル」を、2009年にリブランドしたホテル。1980年代のバブル期に建てられたと聞くと納得のホテルで、豪華客船をイメージした建物だったり、建物の真ん中が広々とした吹き抜けになっていたり、ホール横にはガラス張りで最上階まで遮るものがないエレベーターが設置されていたりとバブル感満載!
友人によると、日本にはプライベートビーチはあってもデッキチェアがないホテルがほとんどで、両方あるのは沖縄か離島ぐらいとのこと。確かに今回宿泊したIHG・ANA万座ビーチリゾートには、彼女こだわりのプライベートビーチもデッキチェアもあり、ビーチでごろごろを楽しめました! (というか、彼女がわざわざこの条件のホテルを探してくれたのですが)。
ひとつ残念だったのは、やはり天気がいまいちだったこと。しかも一番晴れたタイミングにはイオンのカーパークにいたという・・・トホホ。
私も希望通りドライブを楽しみました。海沿いの道や島と島を結ぶ海の上に架けられた橋など、沖縄ならではのドライブルートがたくさん! 与勝(よかつ)半島と平安座島(へんざじま)を結ぶ海中道路の中央にある海の駅「あやはし館」で、BLUE SEALのシークヮーサーシャーベットを頂きました。
※沖縄感!アイス喫茶 あやはし グルメ・レストラン
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最終日はホテルが運営している人気のアクティビティ「グラスボート」で、万座毛沖の自然のサンゴ礁や熱帯魚を鑑賞しました。この日はラッキーなことに2匹のアオウミガメに遭遇、広い海を泳ぐ自然の姿を見ることができました。
お昼過ぎにホテルを出発、飛行機の時間まで那覇の国際通りをぶらぶらしようと言っていたのですが、那覇はものすごい豪雨。国際通りは諦め、那覇空港で時間を過ごしました。関空着が夜遅かったので、気の利く友人が「ハタゴイン関西空港」を予約しておいてくれました。(朝食付きで1泊一人¥3,200 安い!)
翌5月27日は、「せっかく大阪南端にいるのに、このまま大阪北部へ帰るのは惜しい」ということで、私は高野山へ。宿坊に泊まり、奥の院散策を楽しんだのでした。
お得な旅行パッケージを組むのが得意な友人のおかげで、沖縄をお安く堪能することができました。「餅は餅屋」で得意分野はお任せするに限りますね! 友人よ、今回もお得な旅行を計画してくれてありがとう!万座毛 自然・景勝地
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