👟ぶらり北総線･京成成田空港線 途中下車のたび

2023/11/19 - 2023/11/19

北総線は京成高砂から印旛日本医大までの32.3kmの路線
京成成田空港(スカイアクセス)線は京成高砂から印旛日本医大を通り､成田空港までの51.4kmの路線
両線は京成高砂から印旛日本医大まで(北総線全線)を施設共用しています

施設は京成高砂から小室までを北総鉄道が保有､小室から印旛日本医大までを千葉ニュータウン鉄道が保有､印旛日本医大から成田空港高速鉄道線接続点までを成田高速空港アクセスが保有､成田高速鉄道アクセス線接続点から成田空港までを成田空港高速鉄道が保有
北総線は京成高砂から小室までが第１種鉄道事業者､小室から印旛日本医大までが第２種鉄道事業者
成田空港線は京成高砂から成田空港までの全線が第２種鉄道事業者として運行しています

実際には緩を北総線が､急を別の路線である京成線が担っていて､両路線が１つの路線のような運行形態がとられています

空港へ行く以外は沿線住民以外殆ど利用しないであろうこの変わった路線を途中下車して散歩してみました

【表紙の写真】北総線

エリア 鎌ヶ谷・印西・八千代(千葉)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

ちょっと遅めに日暮里駅を出発です

日暮里駅 駅

特急の成田空港行に乗り

京成本線 乗り物

京成高砂で乗換ます

京成高砂駅 駅

複雑な線路配線

右の方へ行けば京成本線､その左側が北総線・京成成田空港線と両線の分岐駅で､さらに車庫への出入庫線､京成金町線への連絡線などなど線路は入り組んでいます

11時17分発のアクセス特急成田空港行

北総線・・・

ではなく､アクセス特急はあくまでも京成電鉄の成田空港線です

アクセス 特急 (京成電車) 乗り物

東松戸駅
京成高砂を出発してアクセス特急の最初の停車駅です

東松戸駅 駅

続いての停車駅は新鎌ヶ谷

新鎌ケ谷駅 駅

ここで高砂駅で目の前を去って行った北総線の印旛日本医大行(京急車両)に接続

京成成田空港線のアクセス特急から北総線の普通電車に乗換ます

北総鉄道北総線 乗り物

白井駅
「しらい」ではなく「しろい」です
「臼井」でもなく「白井」です（間違えないように京成線の臼井駅は「京成」がついたり､ひらがなで「うすい」と表記されることが多いようです)

一旦下車してみましょう

白井駅 駅

街のつくりがいかにも新興住宅街という感じです

白井市は昭和39年に白井村から町制施行､平成13年に白井町から市制施行で白井市になり､「市」としてはまだまだ新しく､県内(隣接自治体においても)でも知名度が低いよう
「新興住宅街」と書きましたが､市の中心駅の白井駅でも少し離れればまだまだ畑なんかも多かった

北側に出て

ロータリーはあるけど寂しい感じがします

船橋の非公認キャラふなっしーは梨の妖精だった

その船橋に隣接している白井市も､実は梨の生産が盛んなんだそうです

なので､マンホールのデザインも梨なんです

空に目を向けてみれば､成田も近いので飛行機が低空で飛んでました

市役所まで来てしまいましたが､ここまで特にこれというものがありませんでした

出てくるのが遅かったので､ここでちょうどお昼となりました

市役所の前にあるたまや食堂さんでご飯にします

たまや食堂 グルメ・レストラン

からあげ､ハンバーグ､魚､生姜焼などメニューは和洋中とバラエティーに富んでいます

サラダバーなんかもありました

カウンター席の上には米俵！

黄ハンバーグ定食
チーズハンバーグ定食(税込980円)

お米は献上米になるほど有名で美味しい千葉のブランド米 多古米
御飯やみそ汁はおかわり自由です

ハンバーグは3種類

黒ハンバーグ定食
温玉煮込みデミグラソースハンバーグ定食

白ハンバーグ定食
和風おろしハンバーグ定食

黄ハンバーグ定食
チーズハンバーグ定食

「時間をかけ丁寧に仕込んだ手作りハンバーグ」(たまや食堂さんのHPより)だそうです

食後､小春日和の気持ち良い陽気の中､腹ごなしを兼ねて駅の方へと戻ります

市役所の裏にあったのは白井総合公園

正面の屋上にドームがある建物の3階には

白井市文化センター プラネタリウム 美術館・博物館

プラネタリウム

観光用というよりも市内の小学生向の学習施設的な感じでやってません

白井市プラネタリウム館 美術館・博物館

同じフロアにあったのが郷土史料館

特に入口にも受付もなく､勝手に見てちょうだいという感じの無料施設です

白井市郷土資料館 美術館・博物館

どこの市町村の郷土博物館にもある感じで土器から始まり

戦後まで 歴史を辿って行きます

建物の反対側に「庭園」と書かれていたので行ってみました

そのままぐるっと回って正面へ行こうとしたら､まさかの行き止まり

ということで建物の周りを戻って正面へと出て再び駅へと向かいます

こちらは建物脇に展示されていた船戸古墳の石棺石材

6世紀の古墳から見つかったそうです

北総線の線路を渡り

駅の南側

こちらにはマンションも建っていました

白井駅から再び北総線に

白井駅 駅

北総線の電車は印旛日本医大まで
その先は成田空港線しか走っていないので､この電車は印旛日本医大行

この路線､運行会社は別ですが､優等種別は京成の成田空港線がその役割を担っています

尤も､小室から印旛日本医大迄の間は設備保有は千葉ニュータウン鉄道が保有し､北総線も京成と同じ第２種鉄道事業者になります

ということで､ここからは千葉ニュータウン鉄道の線路を走って行きます

小室駅 駅

千葉ニュータウン中央駅
駅数からしてもかなり成田に近いように思いますが､京成高砂から京成成田空港線(51.4km)の路線の23.8km地点 まだ半分も来てないんです

ここで再び途中下車

千葉ニュータウン中央駅 駅

お隣小室駅は船橋市で､こちら千葉ニュータウン中央駅からは印西市となります

こちらは「インざい君」というご当地キャラクターのようです

それでは駅の周りを散策開始

駅前には結構高い建物も建っていて､先ほどの白井駅に比べると「街」感がする

ただし､この数十年にできた街という感じが溢れています

高層マンションも建っていますし

北総花の丘の公園にある池を渡って

ここから公園へ

県立北総花の丘公園 公園・植物園

寂しかったけど､バラも咲いていた

温室もありました

外に比べて温かかった・・・という感じでもなかったような

そんな暑くもない温室なので､温室の中でコンサート

斬新・・・

すっかり秋の光景

池の向こうの木々も

すっかり紅葉

スカイライナーが走る脇を歩いて

千葉ニュータウン中央駅に戻ってきました

ただただお散歩の途中下車旅でした

千葉ニュータウン中央駅 駅

この旅行記へのコメント （1）

• Zebraさん 2023/12/04 00:01:33

  京成線♪

  はじめまして。
  珍しい京成線沿線の旅行記をありがとうございます。
  適度に使う路線で、一時期は通勤にも使っていたので懐かしいです。
  
  京成高砂駅を利用していたのですが、金町線が分離されたとはいえ
  一つのホームに出入りする電車が複雑で酢よね、外国人も多いし。
  でも、駅員が英語でも日本語でも、中国語などの言語で喋りかけられても、
  即座に（とりあえず）説明する、というのを見て、
  すごい駅（路線）だなあ、と尊敬していたのです。
  
  入り組んだ線路も、とても懐かしいです。