2023/10/17 - 2023/10/24
2892位(同エリア16387件中)
葉月さん
コロナ禍、焦がれ続けた大好きなロンドン・パリ!!
コロナ直前の2019年秋、ロンドンで大好きなミュージカル「オペラ座の怪人」を二夜連続で観、それにちなんだオペラ座を見に行くためだけにユーロスターでパリまで日帰り旅行をぶち込むという、本当に趣味に浸ったあの時間は今も私の大事な思い出・・・いや、思い出だけじゃなくてまた行っちゃえばいいじゃん!
・・・と思い立ち急遽立ち上げた旅行プラン。
今回も趣味に走った内容になりました。
今回はそれに加えて「パリ・トコジラミパニック!」「パリ・爆弾予告連発!!」という訳の分からん禍の中の出発となりました。渦中では「ちょっとまってよ!!」ということも多かったのですが、無事に終わってみればどれも楽しい思い出です。
この2点については参考になることもあるかと存じますので、ご参考にして頂けることがあれば幸いです!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、パリ観光の初日です!
まずは朝食を。
ポップで可愛らしい食堂です。
こちらはビュッフェ式。
2013年は食堂は奥の方にあったんですが、今は道路沿いの窓際になったようです。
8時前、まだまだ外は暗い・・・
ちなみに今日の雨予想は95%です!!
ロンドンで土砂降りに遭遇してしまった「旅行限定晴れ女」の実力はどうなる?! -
今日は丸一日使ってベルサイユ観光。
ちょっと贅沢ですがプライベートガイドを頼んでおりました。
料金は基本の40,500円に加えて二人分の交通費、食事代、プチトラン代となりますが、某大手オプショナルツアー会社よりかなり安い(約半額)です。
9時にホテルまでピックアップに来て貰い、一緒に電車で移動し、夕方6時に送り届けて貰えるプランになっています。
旅行も中日、人恋しくなる時期でもありますので、旅の相棒を「買った」って感じですかねー
あとはパリ初日に1日ガイドさんと居ることで色々とパリ情報を聞いちゃおう!という魂胆もありました。
この料金を高いと思う気持ちも無きにしも非ずなのですが、この日ガイドさんを頼んだことで物凄くメリットがありましたので、結果的には「物凄く安かった」です。
さて、グランブールバールの駅からアンヴァリッドでRERに乗り換え小一時間・・・
憧れのヴェルサイユ宮殿に到着です。 -
一切迷うことなく入場を済ませ、私のリクエストでまずトイレに・・・
この階段の先にトイレがあります。
個室の数も多くてきれい!
ちなみにこの日ちょっと私は腹の具合が悪く、トイレから出て歩き始めてもう一度「すんません、もう一回トイレ良いですか?」とリターンしました。
これもプライベートツアーならではの贅沢!
納得いくまでトイレに籠れたことでこの後お腹の調子が悪くなることはありませんでした! -
万全の腹を抱え、いざスタートです。
こちらは礼拝堂。
王族や有力貴族は上の階、普通の貴族は下の階だったのだそう。 -
そして有名な鏡の間!!
うーん、ここで「今日は・・・ヴェルサイユは大変な人ですこと」と呟くのが夢だったのですが、とてもじゃないけど恥ずかしくて出来ませんでした・・・人、多いし、ガイドさん居るし・・・
でも絶対これ呟きたい人って私以外にもいるでしょ!! -
ガイドさんに聞くまでまーーーーーったく気付きませんでしたが、鏡の間後半の右上方になんと日本の鎧兜があるのです!!
まじかー -
アントワネットの肖像。
ヴィジェルブラン夫人作ですね。
このサテンの艶感がたまりません。
今にもサラサラという衣擦れの音が聞こえてくるようです。 -
ヴェルサイユ宮殿前景と私。
なんかもう広すぎて。
実はヴェルサイユ宮殿は既に2回訪問したことがあって。
今まで回ったところはすべて観たことがあるスペース。
2回とも午前中の半日ツアーでしたので、ここまでしか見られなかったのですが、今日は丸一日!!
本日のメインはこれから向かうアントワネットの「プチトリアノン宮殿」です!!
さあさあ!トリアノンに向かう為にプチトランに乗りましょう!と乗り場に向かったのですが・・・
あれ?全然プチトラン無いけど?
とガイドさんと二人で「ハテ」と顔を見合わせた時に、スタッフの女性が速足で近づいてきてガイドさんに早口で何かを言い出しました。
なんと!!
「爆破予告が出たので、全員宮殿内から退避しないといけないそうです」
と!!
えええええええええええええええええええ!!!!!
これからがメインなのにーーーー!!
と私が地団太を踏んでいるとそのスタッフの女性がガイドさんを見て「あら!あなた、一昨日も居たわね!!」と。
どうやらガイドさん、一昨日にもヴェルサイユに来ていてその日も爆破予告があって退場を余儀なくされたそうで。
でも結局爆発物チェックの1時間位が過ぎたらまた普通に入場出来たそうで、「多分ねー今日もそんな感じだから一旦出て昼ご飯でも食べてきたら?」と提案されていました。 -
ということで出口へ向かうと銃を携帯した軍人さん達や警察官がぞろぞろ・・・
いやー、これ、1人だったら完全に詰んでた。
ガイドさん居たから状況も分かったし、そのガイドさんが「爆破予告経験者」だったからチェック後、再び入れることも分かったけど・・・
1人だったら諦めてパリに戻ったと思う!! -
ということで宮殿の外でごはんを食べることにしまして、お店を探してフラフラ~
パトカーが一杯停まっています。 -
直ぐ近くにイタリアンのお店があったので入ることにしました。
凄く美味しいのですが、量が多い・・・
でもガイドさんがなかなかに食欲旺盛な方のようで私の分も食べてくれました!
あー私も沢山食べられる胃袋が欲しいよ―― -
あ、一応ここでもトコジラミチェックは欠かしません。
うん、大丈夫なようです! -
食事で1時間位潰してから再度宮殿に向かうと警戒は解除されていて普通に入れました。
いやこれほんと、いきなり一人で遭遇したら戻ってこなかったって!!
先ほどのプチトランの乗り場に戻ると次に来るプチトランが奥で待っているのが見えました。
あーーーよかったーーー -
プチトランに乗ります!
物凄くガタガタ揺れる!!舌かんじゃいそう!! -
憧れのプチトリアノンに到着!!!!
きゃーーーーー!!これが!!これが!!
大喜びの私。
あ、ちなみにですね、朝降水確率95%でしたが、この時点で雲はあるものの雨は降っておりません。
晴れ女復活を果たしたか?! -
台所を再現したところから巡っていきます。
ガイドさんがノリノリで「そこで火を起こす感じで!!」とか「料理の具合をチェックする感じで!」と指示してくるのでそれ以上に乗りまくりでポーズをとる私。 -
かまどの前が良く似合う私。
-
ここはエントランスの階段・・・宮殿本館(?)と違って豪華ではありますが威圧感と迫力に満ちた感じではなく、柔らかく上品な空間になっています。
-
ここにアントワネットのAの文字がデザインされています。
ルイ16世がアントワネットに送ったというこの館・・・彼の妻に対する愛情が現れていますねー -
全体にとても可愛らしく、センスの良い空間。
豪華絢爛な本殿に比べて、本当にほっと出来る温かみのあるお部屋です。
あ~ここでポリニャック夫人はじめとする取り巻き達とおしゃべりに花を咲かせていたのね~そりゃ楽しいよ・・・ -
アントワネットの寝室。
衆人監視の本館の寝室と較べたらなんと落ち着く空間であることか!!
自分の好きなインテリアに囲まれて、誰に見はられることなく過ごせる空間・・・そりゃ入り浸るよね。 -
こちらはアントワネットのトイレだそうです。寝室のすぐ隣にあります。
-
これはアントワネットの浴室。
左のフリルのカバーが掛かっているのが浴槽です。 -
何と驚くべきことにこの壁の二つの穴からお湯とお水が出たそうです!!
-
館を出てお庭を散策・・・
ああ、これは・・・ -
なんかアニメ版の方でこういう場所出てきた気がするーーー!!
-
アントワネットの村里を目指していると、なんと虹が・・・
なんて美しい光景なの!! -
可愛らしい村里が見えてきました。
これはすべてアントワネットが作った(いや別に実際に作ったのは職人だけど)人工の畑、牧場、農家・・・
うーん、実際に汗まみれで畑で働いて、でもロクに出来た作物を口に出来ず苦しんでいた農民から見たらそりゃ「おままごとでこんなもん大金かけて作りやがって」って気にもなるよなぁ・・・ -
ちなみにこちらは何と贅沢なことか、私達用に作られているトイレです。
-
まあそこそこ、汚くはない、という感じのトイレでした。
-
トイレからすぐ羊さん達のいるエリアになります。
ここの羊や馬さんは世界一優雅な家畜ではありませぬか! -
ここからちょっと険しい散歩道を進み、アントワネットとフェルゼンが逢引きに使ったという洞窟へ向かいます。
砂利道を進んだこの奥にある洞窟・・・これもガイドさん居なかったら気づけないかも。
私は足が悪いのですが、一応足を滑らすことなく行くことが出来ました。
ただ結構な砂利道、坂道になるので、ここを訪問する場合は歩きやすい靴、底がギザギザになっているような靴がおすすめです。 -
このあとグラントリアノンの外観を巡って帰ることにします。
私はあまりグラントリアノンには興味が無かったし、プチトリアノンでかなり時間を使ってしまったのでそんな感じになりました。
好きな場所で沢山時間を取ることが出来るのもプライベートツアーならではの特権!
私は傘をさすことは無かったのですが、どうやらちょっと小雨がふっていたのでしょう。
ふと空を見上げると -
なんと見事な虹が!!
しかも半円綺麗に見えます!
写真だとよく分からないのですが、一色一色本当に綺麗に見えて・・・
これにはガイドさんも「こんなの初めて!!」と写真を撮りまくっていました。 -
腹痛、爆破予告、虹・・・盛りだくさんのヴェルサイユを後にしてまたRERでパリに向かいます。
いやー楽しかった!! -
あ、ここでも勿論トコジラミチェック!
大丈夫そうです!
来た時と同じく、アンヴァリッドで乗り換えてグランブールバールまで送って頂き、ガイドさんとはお別れです。
いやー、本当に頼んでよかった!!
安心して一日過ごせたもんねーー
ただ物凄く疲れちゃったので、外で食事は諦めてカルフールで総菜を買って部屋で夕食を食べることにしました。
そして早く寝ましょう・・・
ちなみに今日は19,190歩!! うわー歩いた!!
雨もほとんど遭遇しなかったし、ほんとに一日大充実でした!! -
あ、ちなみにこの日思いついたアイデアなのですが、このお部屋、バスタブが無くて、シャワーカーテンも無かったのです。
なのでシャワーを浴びるとどんなに気をつけていても床に水が飛んで、しかも床がちょっと木っぽいので、入浴後床掃除をする感じだったのですが・・・
そうだ!これ、使えるかも!と、トコジラミ対策で持って来ていた70Lのゴミ袋をチョキチョキと切り開いて、これまたトコジラミ対策で持っている透明のガムテープで端っこをガラスにペタッと固定したら・・・
全く水が床にはねなーい!!
イライラしなーい!!
床掃除要らなーい!!
即席のシャワーカーテンになり、大変重宝しました!!
いやービニール袋、本当に役に立つ!!
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