再びの米子と松江旅行（その２）

2024/10/05 - 2024/10/05

一昨年手術した足のリハビリを兼ねて、短いスケジュールで足立美術館と松江城周辺をぶらぶらしたのですが、米子市内を観光する時間がなくなってしまいましたので、改めて米子と松江を旅行することにしました。

10月とは思えないほど眩しい日差しの中でしたが、松江市内をゆっくり観光し、前回よりも松江の歴史等を深く知ることができてとても充実した旅行になりました。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

松江最終日の早朝６時過ぎの様子。
３日目も天気に恵まれました。

グリーンリッチホテル松江駅Across 宿・ホテル

朝食２日目。
特にお魚料理がおいしかったです。

グリーンリッチホテル松江駅Across 宿・ホテル

レイクライン 1 日乗車券を購入して、松江を観光します。

松江駅 駅

前回の松江旅行では時間切れで立ち寄ることができなかった「松江歴史館」。

松江歴史館 美術館・博物館

写真撮影不可となっている展示が多く、一部撮影ができる展示を記念に撮影。

農林水産物に恵まれた土地柄で、現代と同じような豊かな食文化が存在していたことを興味深く知りました。

小泉セツさんが来年の朝ドラ「ばけばけ」のモデルになることもあり、現地は準備に追われて大変なんです…といった現地ガイドさんの話を耳にしました。

松江歴史館 美術館・博物館

２回目の訪問となった「小泉八雲記念館」。
内部は撮影不可のため、記念に入り口を撮影。
小泉八雲の日本に関する著作物によって、世界の歴史や著名人に多大な影響を与えたことを興味深く知りました。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

小泉八雲記念館に隣接する小泉八雲旧居も２回目の訪問。

小泉八雲旧居 名所・史跡

落ち着いた日本庭園で気持ちが和みます。

小泉八雲旧居 名所・史跡

生前の小泉家の暮らしがしのばれます。

小泉八雲旧居 名所・史跡

小泉八雲は身長157センチだったそうですが、視力の問題でこのような特注デスクを使用していたそうです。
小泉八雲が家族を呼ぶときに使っていたホラ貝（レプリカ）もあります。

小泉八雲旧居 名所・史跡

書斎の一コマ。

小泉八雲旧居 名所・史跡

小泉八雲旧居見学後、田部美術館に行きました。
松江は歴史的に茶の湯が盛んだったそうで、この美術館内に素敵な茶器がたくさん展示されています。
内部撮影不可なのですが、茶器のみならず、建物内部の意匠が素敵です。

田部美術館 美術館・博物館

今回も松江城を目指します。

松江城 名所・史跡

１年ぶりの松江城。
青空に映える美しい意匠の松江城が印象的です。

松江城 名所・史跡

松江城は、現存天守のお城なので、最上段まで急な階段を上らなければなりません。
前回の旅行では、この階段の昇降はよいリハビリになりました。

松江城 名所・史跡

天守閣からの眺め。
こちらは宍道湖を望む南側の景色になります。
天候に恵まれて、とても良い眺めでした。

松江城 名所・史跡

松江城を後にして、松江神社にて参拝。
再び松江を訪問できたこと、旅路の安全を祈願しました。

松江神社 寺・神社・教会

松江神社に隣接する「興雲閣」。
明治36年に松江市が松江市工芸品陳列所として建てた建物だそうです。
次に行く島根県立美術館の見学時間を考慮して、外部だけ撮影して移動しました。

興雲閣 美術館・博物館

大手前堀川遊覧船乗場・歴史館前からレイクラインに乗車して島根県立美術館へ向かいます。

島根県立美術館に到着。
日没の宍道湖の景色が素晴らしいといった口コミを見て、是非行きたいと思っていました。

屋根のデザインが独特ですね。

島根県立美術館 美術館・博物館

ちょっとお腹が空いていたので、島根県立美術館内のレストランのラシヌでブリュレパンケーキのセットを頂きました。

湖畔のレストラン ラシヌ グルメ・レストラン

ラシヌから見た宍道湖の景色。
胸がすくような青空の景色も堪能。

湖畔のレストラン ラシヌ グルメ・レストラン

美術館所蔵の彫刻は見ごたえがあります。
こちらは、ヴェナンツォ・クロチェッティの「岸辺の娘」。

島根県立美術館 美術館・博物館

オーギュスト・ロダン「ヴィクトル・ユゴーのモニュメント」。
作品から伝わる迫力に目を奪われます。

島根県立美術館 美術館・博物館

島根県立美術館は、北斎作品が豊富に展示されていることも、魅力です。
島根県出身の浮世絵研究家である永田生慈が約2,400件の作品を寄贈した作品の一部だそうです。

島根県立美術館 美術館・博物館

ゆったりとしたスペースが確保されているので、この景色だけでも落ち着きます。
日が暮れるまで、しばらく美術館所蔵の書籍を眺めました。

島根県立美術館 美術館・博物館

縁起物（？）として有名な「宍道湖うさぎ」。

島根県立美術館 美術館・博物館

前から2番目のうさぎの足元にシジミの殻をお供えして、出雲大社のある西を向いて優しくなでると願いがかなうらしいのです。
しかし、２番目のうさぎの足元には１円や10円の硬貨があり、長年たくさんの方に撫でられた躰は、所々テカリがあります（笑）。

島根県立美術館 美術館・博物館

背面からの「宍道湖うさぎ」の姿もかわいいです。

島根県立美術館 美術館・博物館

徐々に日暮れにさしかかる宍道湖の様子。

島根県立美術館 美術館・博物館

島根県立美術館の建物の意匠が、宍道湖の風景と調和しているので、撮影していて楽しいです。

島根県立美術館 美術館・博物館

宍道湖の美しい夕焼け。

夕暮れにさしかかる美術館を後にして、米子空港20:15発のANA390便で帰路につきました。

島根県立美術館 美術館・博物館