2023/10/13 - 2023/10/13
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amstrobryさん
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2日目。今日は早池峰山登山がメインの日程。
登山口までの公共交通が年数回のみでアクセスが難しかったが、新花巻からタクシーで往復することで解決。せっかくお金をかけて訪れるので好天を祈ったが。
登山口から山頂までは片道3時間もかからない予定なので、下山後は宮沢賢治関連の博物館を訪れることにした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目。盛岡駅近くのホテルを6時前にチェックイン。
今日は早池峰山登山のため、盛岡駅から始発の新幹線で新花巻駅に移動する。
天気は晴予報だが、濃霧注意報が出ており、遠くの山々も雲に覆われていた。ホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイング 宿・ホテル
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早池峰山は以前から登りたかった山。登山口まで公共交通でのアクセスが難しく、バスが年数回の運行のみ。原付を借りられるお店もなく、タクシーしか選択肢がなかったが、新花巻駅からタクシーで往復することにした。距離は40キロほど、いくらかかるやら。
盛岡駅 駅
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濃霧注意報が発令されている通り市街地を過ぎると、車窓からの景色は霧で視界が悪かった。だいたい日中にかけて霧も晴れてくるので、早朝から登山をスタートするのは失敗だと思ったが、前日にタクシーを予約してしまったため後にも引けない。
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盛岡駅から10分ほどで新花巻駅に。予約しておいたタクシーに乗車。
新花巻駅 駅
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およそ1時間で早池峰残の登山口、小田越に到着。運賃は14000円台だった。
霧のほうは標高が上がるにつれ、薄くなっており視界不良の心配はなさそうだったが、空はあいにく鉛色の曇り空。天気の面では失敗の予感。
7時27分登山開始。 -
早池峰山は標高1917メートルの日本百名山。小田越から山頂までは2.5キロ、標高差約670メートルと比較的易しめのコース。
はじめは樹林帯の登山道。傾斜もそれほどでもなく歩きやすい。ただし樹林帯を抜けた岩場の登りがこの山のメイン。 -
7時46分ごろ、樹林帯を抜ける。天気が…。
晴れていれば青空の元、見晴らしの良い登山道が続いていそうなだけに残念。
岩場のほうはごつごつしており慎重に足を進めていく。 -
高度を稼いで反対側の風景を見る。背面には薬師岳が見えるはずだが、山頂付近に雲がかかっておりみられない。この日は雲が山頂付近に常にかかっていた。
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ところどころ雲の通過点になっており、さらに視界が悪くなる。
タクシーを使うことを決め、天気は間違いない日を選んだつもりだったが、完全に失敗した。
朝夕の気温差が激しい日が続いているのも、霧が発生するのに関係するのかも。 -
8時48分、この山の難所の一つ、ハシゴ場に到着。一本のはしごがかかったところを上がると、平行に2本並んだはしご場が連続する。慎重に上がっていけば問題ないが、足を滑らせると一気に滑落するので怖かった。
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はしご場をこえると山頂までの稜線部分に出る。剣が峰分岐に至る。山頂へは左側に進む。9時2分。
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山頂付近の稜線は比較的平坦。風があり、雲が速いスピードで流れていく。
一瞬だけ雲が切れる時間帯があり、ほんの数秒の間を狙ってカメラのシャッターを切る。 -
9時13分、山頂に到着。数分に数秒ほど雲が切れる。この写真は30分ほど粘って最も雲が切れた時の写真。滞在中ほとんど白い空間だった。
山頂までの時間は1時間46分。早池峰山 自然・景勝地
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山頂標識は前の写真の背面、晴れていればふもとの景色や宮古方面の視界も得られそうだったが、今日は何も見えず。山頂標識はこの状態が限界でほぼ真っ白な世界だった。
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30分ほど粘ったが晴れる気配も感じられず、せっかく訪れたので名残惜しいがあきらめて下山する。9時51分下山開始。
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下りの注意ポイント、はしご場。登りよりも下りのほうが緊張する。一歩ずつ下がっていくが、足元が見えないのが怖い。10時8分。
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樹林帯に入るまでは見晴らしの良い登山道。快晴ならば最高だろうなと感じながら下山する。
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樹林帯に入る直前のあたり。相変わらず曇り空だが、薬師岳も山頂付近の雲は少なくなった印象。皮肉なことに登山道付近も雲が切れてきた。
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11時25分、小田越登山口に戻る。下りは1時間34分だった。
曇り空で山頂付近は雲がかぶっているが、登山道付近は晴れてきている。登山開始時間を遅らせればよかった。 -
さて、行きはタクシーで小田越登山口まで送ってもらったが、ここは車の停車スペースがないので、帰りはもう一つの登山口、河原の坊まで向かう。こちらは駐車場があるが、台風の影響で登山道が崩落しており、河原の坊から山頂に向かうことはできない。
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小田越えから約2キロ、徒歩25分くらいで河原の坊に到着した。登山道が樹林帯に入るあたりで往路で利用したタクシーに連絡し、待機していただいた。
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復路のタクシー代は13000円台。もともと3万円ほどはかかると見込んでいたのでそれよりはおさえられた。62個目の百名山を登頂した。
時刻は12時50分。観光案内所で自転車を借りられる場所を伺い、この後は宮沢賢治関係の博物館へ。花巻観光センター 名所・史跡
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さてレンタサイクルだが、すべて貸出済みということで借りられなかった。ただ、博物館があるエリアへは2キロほどの距離だったので、徒歩でもなんとかなった。
まずは一番手前にあった、花巻市博物館に。
こちらは市内の歴史が学べる。南部藩と伊達藩の境にある当地は、警備に大層気を使ったなど印象深い。花巻市博物館 美術館・博物館
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次は隣接する宮沢賢治童話村に。博物館が固まって立地しているのはありがたい。
賢治の学校 美術館・博物館
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こちらは宮沢賢治の童話の世界観を体感でき、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンを回ることができる。音とセットが組み合わさり不思議な世界。ゾーンを抜けると注文の多い料理店やセロ弾きのゴーシュの童話の紹介があり、ジオラマで再現されておりわかりやすかった。
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最後は宮沢賢治記念館に。歩行者専用の屋根付き階段で登っていく。ちなみに自動車だと博物館のある丘の上まで直接行ける。
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こちらが記念館までの階段。367段の階段を上がる必要があるが、山に登った後だったので、結構堪えた。
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階段を上ると宮沢賢治記念館に到着した。
宮沢賢治記念館 美術館・博物館
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館内は広く、宮沢賢治の生涯から作品まで様々な角度から紹介。好きな人ならかなり勉強になると思った。科学、芸術、農、宇宙、宗教といった宮沢賢治を読み解くうえで関わりのある分野に関する広がりが素晴らしかった。
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宮沢賢治記念館からの戻りは丘を下り、イーハトーブ館に立ち寄った。こちらも無料の展示コーナーがある。企画展示のような雰囲気で時期によって展示替えがあるようだ。
宮沢賢治イーハトーブ館 美術館・博物館
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さて、戻りは新花巻から在来線経由でいったん盛岡まで向かう。
今日のホテルは八戸にあるので、盛岡で夕食をとってから新幹線で八戸に向かう行程とした。JR釜石線 乗り物
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夕食はじゃじゃ麺にした。盛岡三大麺の一つで、こちらのお店が元祖だという。
白龍 フェザン分店 グルメ・レストラン
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夕食後、新幹線で八戸に移動。明日は種差海岸を散策します。
JR東日本ホテルメッツ八戸 宿・ホテル
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