いっぱいある佐賀 ！長崎県西海市から佐賀県の旅 １日目

2023/10/27 - 2023/10/28

個人旅行に旅行支援が適用される数少ない県、佐賀県のクーポンがゲットできたので、佐賀県にお泊まりしてきました。
博多空港に降り立ち、レンタカーで西海市に行き、１泊目は武雄温泉に、２泊目は多良に泊まって、帰りは博多から新幹線で帰ってきました。
｢何もない佐賀｣と揶揄される佐賀県ですが、なかなかどうして、たくさん観るものがありました。

エリア 西海(長崎)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

博多空港から地下鉄で博多駅へ移動してレンタカーを借ります、駅近くの日産レンタカーはKITTEの２階に受付があり、実際の車は地下駐車場で借りるシステムでした。
博多駅から高速道路を走ること約１時間で佐賀県にやってきました。
まだ稲穂の残った黄金色の田んぼ、茶色のは収穫期を迎えた豆のようです。こんな一面の田畑の続く風景も佐賀県ならではでしょうか。

武雄温泉に行くにはまだ早いので高速道路を更に進んで、佐世保から西海市に行く事にしました。

西海橋を渡り西海市に入ります。

今日の昼食は西海市の西海岸の中程にある｢みなとの食堂ひろ｣さんで新鮮なお魚を。

みなとの食堂と言う名の通り、漁港の真ん前にありました。

お刺身定食とアジフライのセット。お皿いっぱいの大きく身の厚いフワフワのアジフライに、刺身はブリ、シマアジ、タイなど、地元のアラカブも乗っている？身がしこしこと歯ごたえあり、苦手なブリの生臭みがゼロでたいへん美味しかったです。

こちらは地魚ぶっこみ丼定食。定食に付いている魚のアラを使った味噌汁も、アラ特有の臭みが全く無かったです。よほど新鮮なのでしょう。

少し北に引き返して大島大橋を渡ります。

この辺り、曲がりくねった海岸線に入江と橋とみかん畑が続きます。
右も左ものどかな長崎の海。

造船所のドックもあります。

崎戸へはいくつか橋を渡ります。

目指すは北緯33度線展望台です。

ナビに導かれてやって来た場所は別の施設の駐車場ようでした。首をひねりながら駐車場を奥に進むと更に道が続いていて、ようやく本来の展望台の駐車場に着きました。
展望台はここから徒歩で10分ほどかかります。
視界の右奥がどうやら展望台のようです。

展望台の手前に現れた旧日本軍の聴音所がツタに覆われて残っていました。海底のスクリュー音をキャッチする施設だそうです。

そしていよいよ展望台へ。

見下ろすのは南シナ海。少し白波が立っていました、

千畳敷のように平たい岩場が広がっています。

こちらも平らな岩場。もしやこれは炭鉱の入口跡？

ほぼ360度海が見え、風が強い。しばし九州の端っこに来た感慨に浸ります。

橋を降りては渡り、途中｢道の駅さいかい みかんドーム｣に立ち寄りました。
島にはみかん畑がたくさんあり、もちろん道の駅でも売っていますが、みかんドームの向かいにある特産品直売所｢よかところ｣で150円から売っているみかんと｢芋粉｣を購入しました。サツマイモを乾燥させて粉にした芋の粉？初めて見る食材に興味しんしん。調べたところ、練った芋粉の中に餡を入れて蒸すお菓子｢せんだんご｣の材料になるらしいです。

地元の特産品も買った事だしもう３時半なので、また橋を渡って今夜の宿のある佐賀県に向かいます。

武雄温泉に到着。シンボルの楼閣のすぐ前にあるのが｢ホテル春慶屋｣さんです。

今日はツインの和洋室に泊まります。一面にカーペットと畳の敷かれた部屋には食事用のテーブルが置かれていました。夕食は部屋に運んでくれるそうです。

大浴場があるので、部屋に付いているのはシャワールームですが、全く問題なし。

夕食は佐賀牛を皮切りに、いろいろ料理が運ばれてきて、締めのキノコの釜飯は食べきれずに残してしまい、おにぎりにしてもらいました。

小鯛のけんちん蒸しは中に卵とじになった小鯛の身が隠れてあんがかかっており、あっさりと食べやすかったです。
温泉はトゥルトゥルで、お肌もしっとりとごきげん。
テーブルに置かれた｢武雄温泉公式ガイドブック｣を読みながら翌日の計画を立てます。
武雄温泉、想像以上に面白そうです。