2023/09/24 - 2023/09/24
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深海1万メートルさん
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折り畳み自転車で往く東海道自転車旅三日目。
本日はロマンスカー輪行を活用して日帰り。藤沢駅から復帰し、小田原宿まで向かう。
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江戸時代、江戸・京都を行き来する人々で賑わったという東海道。
当時の庶民にとって、旅行など夢のまた夢で、幸運にも東海道を辿った人々にとっても、一世一代の大冒険であったはずである。
、、、が、当時の市井の方々の夢でありえたということは、現代の技術を用いれば(平日は仕事に追われる)私だって踏破できるはずである。という訳で、夢の技術をフル活用しつつ、東海道を回ってみることにした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車
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-
おはようございます。
それでは、藤崎宿から江の島で中断した自転車旅の再開である。
本日は、藤崎駅→平塚宿→大磯宿→小田原宿の約35km。途中、湘南海岸砂浜沿いのサイクリングロードも経由する予定。
まずは、早朝から小田急線ロマンスカーで藤沢駅に移動。ロマンスカーは自転車スペースがある車両とない車両があるが、比較的空いている早朝で問題なく輪行できるはず。 -
藤沢駅ではお祭りをやっていた。おそらく米軍の水兵さんだろうか、横須賀のような雰囲気を感じる。さすがは湘南、祭りもどこなくオシャレである。
藤沢駅 駅
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自転車を早速準備して、東海道を進む。
湘南周辺は、自転車ゾーンを明示してあるほか、舗装も良く漕ぎやすい。交通量は多いが、恐さはあまり感じない。 -
東海道から少しずれ、湘南海岸砂浜沿いの「太平洋横断自転車道」に入った。伊豆半島に向かって進む景色のダイナミックさは圧倒的で、今までで一番の解放感である。
砂にタイヤがとられ、やや漕ぎにくい面もあるが、ゆっくり漕げば問題ない。景色に見とれながら、ひたすら海岸線を突き進む。 -
途中で茅ヶ崎の「C」を発見。まさに湘南だ。
周りの人がサザンについて話している。これもまた、湘南の風だというのか。上裸のサーファーやサーフボード付きに自転車を横目に、先に進む。 -
やや北にそれ相良川を渡ると、そこは平塚宿である。
湘南新宿線の行先でしか知らなかった平塚だが、趣深い。旧東海道の史跡(江戸見附)の碑が非常によく整備されている。 -
東海道を少しそれると、平塚の塚緑地という場所を発見した。「平塚」という地名は、高見王という皇族の娘がこの地で逝去された塚があったのだが、それが月日を経て平らになり、「平塚」と呼ばれるようになったことが由来のようだ。
東海道よりさらに深い歴史を垣間見ることができた。 -
さて、大磯宿に向かう前に昼ごはんである。
「大磯 たまや」さんにお伺い。やはり湘南地域、海鮮を食さねばならないだろう。 -
こちらが「おまかせ刺身定食」。思ったよりボリューミー。これなら、これからの坂も耐えられる。
地元の方が多いようで、非常に味わい深かった。 -
さて、大磯宿に向かう。
道中の東海道には松並木が残っており、非常に趣深い。江戸時代にはこの松並木が延々と続いていたようだが、現代にはほぼ残っていないようだ。大磯宿までの間は、その中でも特に保存状態が良い場所らしい。 -
途中で井上蒲鉾店さんに立ち寄る。
大磯を愛したかの首相、吉田茂氏が愛した蒲鉾店らしい。 -
大磯の人通りの少なさに半比例して、中は盛況であった。
保存料を一切使っていない、生のはんぺんが名物。刺身醤油でいただく。
後日談であるが、人生のはんぺん観を完全に覆されるはんぺんであった。ほぼ刺身。配送もできるので、ぜひお試しいただきたい。 -
大磯は雰囲気の良いお屋敷が並ぶ。その中でもうっそうとした中に古民家が見えた。
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これが俳諧場として高名な鴫立庵(しぎたつあん)であった。浮世絵にも登場しているうえ、現代の俳諧でも用いられる一種の聖地だ。時間があれば、ぜひ中を見学したいものである。
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続いて、吉田茂邸である。もはやちょっとした城なのではないか?見学には一日かかるとしか思えないサイズなので、後日の再訪を誓うのであった。
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そこからは、なだらかアップダウンの連続で、圧倒言う間に小田原城に着いた。もしかしたら足も慣れてきたのかもしれない。
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小田原城で、「ういろう」をみる。江戸時代の万能薬であったらしい。現代でも購入できるようだが、お店が閉まるのが早めなので購入する場合は要注意。
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小田原城出口でかまぼこコレクションを発見。これだけメーカーがあれば、テイスティングもできるだろう。
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小田原でも祭りなのか、小田原提灯をみる。次の箱根宿に向けて早朝に出るための需要が高かったため、江戸時代から小田原提灯が名物となっていたようだ。作りも頑健で、壊れにくいと評判だったようだ。
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小田原城を見学後、ロマンスカーを予約して万葉の湯で休憩。十分疲れを癒した後、明日の仕事に向けて帰路につくのであった。
疲れの取れ方が明らかに違うので、温泉によるのはオススメである。小田原駅 駅
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