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時期が良い時期でしたので、東京⇔富山往復の帰省の際に、ちょこっと寄り道をして安房峠で紅葉狩りをしてきました。<br /><br />まさに寄り道の王道ルートがこの「安房ルート」。以前は国道20号線からずっと下道でドライブで行くハードモードで行ったこともありましたが、今回は松本までは高速を使うイージーモードで参ります。

ちょこっと寄り道、いつも通る道から半歩だけ-4-【深秋の安房峠と奥飛騨温泉郷】

91いいね!

2023/10/21 - 2023/10/23

9位(同エリア242件中)

トゥーバーズ

トゥーバーズさん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

時期が良い時期でしたので、東京⇔富山往復の帰省の際に、ちょこっと寄り道をして安房峠で紅葉狩りをしてきました。

まさに寄り道の王道ルートがこの「安房ルート」。以前は国道20号線からずっと下道でドライブで行くハードモードで行ったこともありましたが、今回は松本までは高速を使うイージーモードで参ります。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 目指す富山県まではカーナビさまの計算では約370km。朝6時に出発して、思ったより車が多い中、中央道を走って9時ごろに談合坂サービスエリアにつきました。

    目指す富山県まではカーナビさまの計算では約370km。朝6時に出発して、思ったより車が多い中、中央道を走って9時ごろに談合坂サービスエリアにつきました。

  • 今回お借りしたのはダイハツのMOVEです。高速料金が安くなるうえ、燃費も平均で20.5km/l、今の軽四はスピードも結構出て100km/時くらいは出せ、室内の静かさも昔のようなことはありません。長距離でもストレスありません。

    今回お借りしたのはダイハツのMOVEです。高速料金が安くなるうえ、燃費も平均で20.5km/l、今の軽四はスピードも結構出て100km/時くらいは出せ、室内の静かさも昔のようなことはありません。長距離でもストレスありません。

  • 松本インターまでは中央道~長野道を使い、ここから158号線で平湯方面に安曇野をだいたい50分。乗鞍に行った時と同じルートです。平日でしたが紅葉シーズンということもあり、道は結構混んでいました。

    松本インターまでは中央道~長野道を使い、ここから158号線で平湯方面に安曇野をだいたい50分。乗鞍に行った時と同じルートです。平日でしたが紅葉シーズンということもあり、道は結構混んでいました。

  • 「せっかくだからいつもは通りすぎるドライブインに寄ってみようよ」と、トイレ休憩に選んだのは「風穴の里」さん。

    「せっかくだからいつもは通りすぎるドライブインに寄ってみようよ」と、トイレ休憩に選んだのは「風穴の里」さん。

    道の駅 風穴の里 道の駅

  • ドライブインから山々を望むと、上の方が色付いていました。

    ドライブインから山々を望むと、上の方が色付いていました。

  • 「ねえ、風穴だって?」<br />「火山洞のことが多いけど、群馬や富士山にあるような地中から風吹いてくる穴が空いてるんだろ」<br />「滅多に来ないんだから見てみようよ」<br />「そうねえ…時間はあるし寄ってみるか」<br /><br />ということで、風穴まで徒歩10分程の散歩です。

    「ねえ、風穴だって?」
    「火山洞のことが多いけど、群馬や富士山にあるような地中から風吹いてくる穴が空いてるんだろ」
    「滅多に来ないんだから見てみようよ」
    「そうねえ…時間はあるし寄ってみるか」

    ということで、風穴まで徒歩10分程の散歩です。

  • 橋を渡って風穴に向かいます。

    橋を渡って風穴に向かいます。

  • しばらく歩くと、穴じゃ無くて建物が…?<br />二つ近くにあって、一つには観光用の看板もたっています。<br /><br />「なんだか話と違うじゃない」<br />「そうだねえ?」<br />「開けて入っていいの?」<br />「観光用って書いてあるから、こっちはいい方だろ?開けてみよう」

    しばらく歩くと、穴じゃ無くて建物が…?
    二つ近くにあって、一つには観光用の看板もたっています。

    「なんだか話と違うじゃない」
    「そうだねえ?」
    「開けて入っていいの?」
    「観光用って書いてあるから、こっちはいい方だろ?開けてみよう」

  • 中に入ると貯蔵庫になっていました。<br />「なるほど、ただの穴じゃなくて、実際に使ってるんだね」<br />「へー。涼しいんだね、冬はどうなるの?」<br />「地中の気温は変化が少ないから相対的にあったかいはずだよ」<br />「天然のエアコンってことね」<br />部屋に温度計がかかっていました。見てみると10℃です。ひんやり涼しい空間です。

    中に入ると貯蔵庫になっていました。
    「なるほど、ただの穴じゃなくて、実際に使ってるんだね」
    「へー。涼しいんだね、冬はどうなるの?」
    「地中の気温は変化が少ないから相対的にあったかいはずだよ」
    「天然のエアコンってことね」
    部屋に温度計がかかっていました。見てみると10℃です。ひんやり涼しい空間です。

  • 貯蔵されている日本酒「アルプス政宗」は、売店で購入できるんだそう。お酒は飲まないですが、名前のセンスは嫌いじゃありません。

    貯蔵されている日本酒「アルプス政宗」は、売店で購入できるんだそう。お酒は飲まないですが、名前のセンスは嫌いじゃありません。

  • 奥の壁からひんやりした空気が流れてくるので、ここが風穴に繋がっているのでしょう。しばらく体験してから小屋を後にします。「風穴の里」らしく興味深いものを見れました。

    奥の壁からひんやりした空気が流れてくるので、ここが風穴に繋がっているのでしょう。しばらく体験してから小屋を後にします。「風穴の里」らしく興味深いものを見れました。

  • 風穴の里から先は梓川沿いに山の中の一本道をドライブするのみです。

    風穴の里から先は梓川沿いに山の中の一本道をドライブするのみです。

  • だんだん標高が高くなるにつれ、ところどころで紅葉が進んでいます。この分なら上の方は期待できそうです。

    だんだん標高が高くなるにつれ、ところどころで紅葉が進んでいます。この分なら上の方は期待できそうです。

  • お昼過ぎになり、少し雲が多い日になりました。時折明るくなると綺麗に映えます。40kmほどドライブして、安房峠の中部縦貫自動車道の入り口を入らずに158号線を平湯温泉側に曲がり、そのまま安房の旧道に向かいます。

    お昼過ぎになり、少し雲が多い日になりました。時折明るくなると綺麗に映えます。40kmほどドライブして、安房峠の中部縦貫自動車道の入り口を入らずに158号線を平湯温泉側に曲がり、そのまま安房の旧道に向かいます。

  • 旧158号線に入るとつづら折れの急カーブで山を一気に登っていきます。道幅も広くなり、木々の紅葉が道路のすぐ横に広がるように変わります。<br /><br />「富山に向かう道は色々あるんだけど、10月のこの時期はかわらずココが一番」<br />「11月から閉道よね」<br />「その2週間くらい前がいいんだよ。前上高地に寄った時は11月に入ってたから遅かったけど、今日は間に合ったね」

    旧158号線に入るとつづら折れの急カーブで山を一気に登っていきます。道幅も広くなり、木々の紅葉が道路のすぐ横に広がるように変わります。

    「富山に向かう道は色々あるんだけど、10月のこの時期はかわらずココが一番」
    「11月から閉道よね」
    「その2週間くらい前がいいんだよ。前上高地に寄った時は11月に入ってたから遅かったけど、今日は間に合ったね」

    安房峠 名所・史跡

  • 紅葉の林のなかを、時折対向車に気を付けながらゆっくりと上がっていきます。<br /><br />「安房のトンネルができるまで、ここは混んでてさ」<br />「へえ…前に来た時はトンネル抜けたね」<br />「普段はトンネルが早いから。昔は車の性能も悪かったから、つづら折れで立往生する車とか出て、それで登坂する間にオーバーヒートして、狭い道の脇に車がいっぱい止まってる…みたいな景色だったんだよ」

    紅葉の林のなかを、時折対向車に気を付けながらゆっくりと上がっていきます。

    「安房のトンネルができるまで、ここは混んでてさ」
    「へえ…前に来た時はトンネル抜けたね」
    「普段はトンネルが早いから。昔は車の性能も悪かったから、つづら折れで立往生する車とか出て、それで登坂する間にオーバーヒートして、狭い道の脇に車がいっぱい止まってる…みたいな景色だったんだよ」

  • 安房峠のてっぺんは、標高1800m。周り中高い山で目立ちませんが、谷川岳並みの標高です。長野県側のつづら折れは16か所。グネグネです。<br /><br />「カーナビ見ると、大腸は周りのほうだから…えーと小腸みたいね」<br />「なんのこっちゃ」<br />「小腸みたいじゃない、グネグネ?」<br />「岐阜県側に入ると高原になってるから、登りだけだよ」<br />

    安房峠のてっぺんは、標高1800m。周り中高い山で目立ちませんが、谷川岳並みの標高です。長野県側のつづら折れは16か所。グネグネです。

    「カーナビ見ると、大腸は周りのほうだから…えーと小腸みたいね」
    「なんのこっちゃ」
    「小腸みたいじゃない、グネグネ?」
    「岐阜県側に入ると高原になってるから、登りだけだよ」

  • 山の中腹すぎが、すごく紅葉してました。黄色と赤の絨毯が広がっています。

    山の中腹すぎが、すごく紅葉してました。黄色と赤の絨毯が広がっています。

  • 1から始まって8号カーブ。およそ半分まで登ってきました。

    1から始まって8号カーブ。およそ半分まで登ってきました。

  • 紅葉もこのあたりからますます綺麗になります。道が狭いので、まるで紅葉のトンネルを走っていくようです。

    イチオシ

    紅葉もこのあたりからますます綺麗になります。道が狭いので、まるで紅葉のトンネルを走っていくようです。

  • 中の湯温泉を抜けて、しばらく走ると焼岳登山道の入り口に到着します。<br />だんだん天気が悪くなってきて、雲が厚くなってきてしましました。<br /><br />「夕方から雨だっていってたけど、まだお昼過ぎなのに…」<br />「ついてない。この時期安房通ることも滅多にないのに」<br />「こればっかりは仕方ないわね。登山の人も多いのかしら」<br />「焼岳登山とか、上高地まで徒歩で入るとか、まだギリギリできるんだろうね」<br />「歩ける靴履いてきた?」<br />「えー…登山するのは聞いてないから」<br />「だよねー、じゃあ少しだけ行って戻ってこよ」

    中の湯温泉を抜けて、しばらく走ると焼岳登山道の入り口に到着します。
    だんだん天気が悪くなってきて、雲が厚くなってきてしましました。

    「夕方から雨だっていってたけど、まだお昼過ぎなのに…」
    「ついてない。この時期安房通ることも滅多にないのに」
    「こればっかりは仕方ないわね。登山の人も多いのかしら」
    「焼岳登山とか、上高地まで徒歩で入るとか、まだギリギリできるんだろうね」
    「歩ける靴履いてきた?」
    「えー…登山するのは聞いてないから」
    「だよねー、じゃあ少しだけ行って戻ってこよ」

  • 遠くの山も色づいているのが見えます。<br />もう少し晴れていてくれるともっと綺麗なのでしょうが…だんだん雲が多くなってきました。

    遠くの山も色づいているのが見えます。
    もう少し晴れていてくれるともっと綺麗なのでしょうが…だんだん雲が多くなってきました。

  • 興味本位で山道を少しだけ進んでみます。

    興味本位で山道を少しだけ進んでみます。

  • 薄い黄色の葉っぱは白い幹の白樺です。透明感のある綺麗な黄葉になっていました。

    薄い黄色の葉っぱは白い幹の白樺です。透明感のある綺麗な黄葉になっていました。

  • 紅葉のなか、しばらく細い登山道を散策します。

    イチオシ

    紅葉のなか、しばらく細い登山道を散策します。

  • 山紅葉のグラデーション。

    イチオシ

    山紅葉のグラデーション。

  • しばらく歩いただけですが、綺麗です。熊鈴の音を立てて登山の人が戻ってきたのとすれ違ったり。

    しばらく歩いただけですが、綺麗です。熊鈴の音を立てて登山の人が戻ってきたのとすれ違ったり。

  • 黄色い子ちゃんも。

    黄色い子ちゃんも。

  • 山紅葉は同じ木でも葉の色は一定しなくて、平地の公園にある人工的な真っ赤な紅葉のトンネルとはまた一味違った味わいになっています。

    山紅葉は同じ木でも葉の色は一定しなくて、平地の公園にある人工的な真っ赤な紅葉のトンネルとはまた一味違った味わいになっています。

  • 紅葉は綺麗ですが、少し寒くなってきたので、適当なところで切り上げて車に戻ります。

    紅葉は綺麗ですが、少し寒くなってきたので、適当なところで切り上げて車に戻ります。

  • 峠を越える頃には、だいぶ曇ってしまいました。<br /><br />「天候ギリギリだ」<br />「ここまで晴れてラッキーだったね」<br />「今日は新平湯にお宿とったから、峠越えたら福地温泉に湯巡りしてチェックインでちょうど15時かな」

    峠を越える頃には、だいぶ曇ってしまいました。

    「天候ギリギリだ」
    「ここまで晴れてラッキーだったね」
    「今日は新平湯にお宿とったから、峠越えたら福地温泉に湯巡りしてチェックインでちょうど15時かな」

  • 長野と岐阜の県境になっている安房峠を越えると緩やかに高原を下って、クマ牧場のある岐阜県は奥飛騨地域に到着です。

    長野と岐阜の県境になっている安房峠を越えると緩やかに高原を下って、クマ牧場のある岐阜県は奥飛騨地域に到着です。

  • 158号線から一本脇道に入って福地温泉に。朝市(やっていませんでしたが)のある広場のなかに、立ち寄り湯の「石動の湯」(いするぎのゆ)があります。

    158号線から一本脇道に入って福地温泉に。朝市(やっていませんでしたが)のある広場のなかに、立ち寄り湯の「石動の湯」(いするぎのゆ)があります。

    昔ばなしの里 石動の湯、福地化石館 美術館・博物館

  • ノレンをくぐって、ここまでの疲れを癒します。<br />「こんにちはー…」<br />

    ノレンをくぐって、ここまでの疲れを癒します。
    「こんにちはー…」

  • 「お風呂借りれますか?」<br />「はーい、大丈夫ですよ~。女湯のほうは、露天が使えないんですがそれでよろしかったら」<br />「いいですよ~、あ、サトちゃんがいる!」<br />奥でお話されていた方が、手際よく受付してくださいました。<br />聞いてみると、お食事は米のものは無いそうですが、ラーメンや五平餅は食べられるそうです。

    「お風呂借りれますか?」
    「はーい、大丈夫ですよ~。女湯のほうは、露天が使えないんですがそれでよろしかったら」
    「いいですよ~、あ、サトちゃんがいる!」
    奥でお話されていた方が、手際よく受付してくださいました。
    聞いてみると、お食事は米のものは無いそうですが、ラーメンや五平餅は食べられるそうです。

  • 「前に来た時はひらゆの森でお風呂したでしょ」<br />「そういえば行ったね。お風呂気持ちよかったけど人も多かった」<br />「あっちは上高地観光の拠点に組み込まれちゃったから繁盛してるけど、新平湯や福地は大概静かなもんだよ」<br />「そうなんだ。ここお昼も食べられそう」<br />「まず風呂入って、それからご飯もいいね」<br />「タオル持った?」<br />「じゃあ、そこの休憩スペースで集合ね!」<br /><br />ちょうどお客さんも切れていて、私たちで貸し切り状態。<br />チャンスとばかりに、いまのまにお風呂を楽しむことにしました。<br />玄関口から左に曲がって、湯屋に向かいます。まっすぐで男湯です。

    「前に来た時はひらゆの森でお風呂したでしょ」
    「そういえば行ったね。お風呂気持ちよかったけど人も多かった」
    「あっちは上高地観光の拠点に組み込まれちゃったから繁盛してるけど、新平湯や福地は大概静かなもんだよ」
    「そうなんだ。ここお昼も食べられそう」
    「まず風呂入って、それからご飯もいいね」
    「タオル持った?」
    「じゃあ、そこの休憩スペースで集合ね!」

    ちょうどお客さんも切れていて、私たちで貸し切り状態。
    チャンスとばかりに、いまのまにお風呂を楽しむことにしました。
    玄関口から左に曲がって、湯屋に向かいます。まっすぐで男湯です。

  • 途中で曲がったところが女湯です。

    途中で曲がったところが女湯です。

  • ちょうど誰もいなかったので、湯舟の様子も少しだけ。<br />露天が使えるので、写真は男湯のほうで。内湯は女湯も同じくらいの大きさの左右対称。窓の多い明るい浴室で気持ちの良いお風呂でした。<br />お湯は三井金属一号泉、観音泉、天裕温泉に、湧水を混合したものが源泉なのだそう。自然冷却に加えて湧水で温度調整をしての掛け流し温泉です。Ph7.1の単純温泉ですが、細かく湯の花が舞い、ほのかに温泉らしい硫黄臭さもあるよいお湯です。

    ちょうど誰もいなかったので、湯舟の様子も少しだけ。
    露天が使えるので、写真は男湯のほうで。内湯は女湯も同じくらいの大きさの左右対称。窓の多い明るい浴室で気持ちの良いお風呂でした。
    お湯は三井金属一号泉、観音泉、天裕温泉に、湧水を混合したものが源泉なのだそう。自然冷却に加えて湧水で温度調整をしての掛け流し温泉です。Ph7.1の単純温泉ですが、細かく湯の花が舞い、ほのかに温泉らしい硫黄臭さもあるよいお湯です。

  • 冬が近づいて、お肌ガサガサしてきたところでしたので、うるおい効果を期待したのですが、どちらかといえばツペツペ肌になるタイプのお湯です。もう少しもっちりした感じの湯上り感になってくれるとベストです。

    冬が近づいて、お肌ガサガサしてきたところでしたので、うるおい効果を期待したのですが、どちらかといえばツペツペ肌になるタイプのお湯です。もう少しもっちりした感じの湯上り感になってくれるとベストです。

  • 男湯の露天風呂です。周りの林が紅葉していると綺麗なのでしょうが、暖かいせいかまだもう少しかかりそうです。

    男湯の露天風呂です。周りの林が紅葉していると綺麗なのでしょうが、暖かいせいかまだもう少しかかりそうです。

  • 「あー、あったまったね」<br />「気持ちよかった~」<br /><br />囲炉裏の切ってある休憩所に腰かけて、少し湯上りの体を冷まします。<br /><br />「お昼だし、何か食べてこうよ?」<br />「コーヒーが美味しいと思うのよね。それと五平餅」<br />「じゃあ、それでお昼ご飯ね」

    「あー、あったまったね」
    「気持ちよかった~」

    囲炉裏の切ってある休憩所に腰かけて、少し湯上りの体を冷まします。

    「お昼だし、何か食べてこうよ?」
    「コーヒーが美味しいと思うのよね。それと五平餅」
    「じゃあ、それでお昼ご飯ね」

  • 湧水で淹れたコーヒーは想像どおりの甘いお味。<br /><br />「おいし~い」<br />「水で変わるよねェ、コーヒー」<br /><br />器もちょっとかわいい一杯でした。

    湧水で淹れたコーヒーは想像どおりの甘いお味。

    「おいし~い」
    「水で変わるよねェ、コーヒー」

    器もちょっとかわいい一杯でした。

  • 続いて五平餅が登場です。<br /><br />「これこれ、度合温泉で食べて以来!」<br />「あの時目輝かせてたよね。顔より大きい五平餅見て」<br />「こういうの好きなの~」<br /><br />こちらの五平餅は、山椒が薫る大人のお味でした。<br />ごちそうさまでした、美味しかったです!

    続いて五平餅が登場です。

    「これこれ、度合温泉で食べて以来!」
    「あの時目輝かせてたよね。顔より大きい五平餅見て」
    「こういうの好きなの~」

    こちらの五平餅は、山椒が薫る大人のお味でした。
    ごちそうさまでした、美味しかったです!

  • 石動の湯からは5分ほどで、隣の地域の新平湯温泉に到着。今晩はペンション木之下さんにお泊りです。

    石動の湯からは5分ほどで、隣の地域の新平湯温泉に到着。今晩はペンション木之下さんにお泊りです。

  • 見た目は立派なお屋敷という風情です。お庭が綺麗に紅葉しています。<br /><br />「なんでもオーナーは画家さんらしいけど…」<br />「お庭の作りとかすごく立派ね」

    見た目は立派なお屋敷という風情です。お庭が綺麗に紅葉しています。

    「なんでもオーナーは画家さんらしいけど…」
    「お庭の作りとかすごく立派ね」

    奥飛騨の美術館 ペンション木之下 宿・ホテル

    良くしていただきました by トゥーバーズさん
  • 「こんにちわー」<br />思っていたよりだいぶ立派でドキドキしながら玄関の左手のカウンターで呼び鈴でお呼びします。<br /><br />「はーい、ちょっとお待ちくださいねー」<br /><br />少しするとパタパタとオーナーの奥さまが奥から出てこられましたので、チェックインの手続きを済まします。

    「こんにちわー」
    思っていたよりだいぶ立派でドキドキしながら玄関の左手のカウンターで呼び鈴でお呼びします。

    「はーい、ちょっとお待ちくださいねー」

    少しするとパタパタとオーナーの奥さまが奥から出てこられましたので、チェックインの手続きを済まします。

  • 下駄箱の所からお庭が見えます。正方形のガラスの細身の桟がオシャレです。しげしげと眺めていて旦那が耳打ちしてきます。<br /><br />「サイズから既製品じゃなくて特注だよ…地味に丁寧に作られてる」<br />「普通のおうちを改造したって感じじゃないわね」<br />「やっぱ絵描きさんだからかなあ、こだわってる感じする」

    下駄箱の所からお庭が見えます。正方形のガラスの細身の桟がオシャレです。しげしげと眺めていて旦那が耳打ちしてきます。

    「サイズから既製品じゃなくて特注だよ…地味に丁寧に作られてる」
    「普通のおうちを改造したって感じじゃないわね」
    「やっぱ絵描きさんだからかなあ、こだわってる感じする」

  • 「じゃあ、お部屋にご案内しますね。お風呂はココの階段を降りていって、まっすぐで露天風呂。左が内風呂です。今日はたまたまお客さんだけだから貸切で使えますよ」<br />「えー?そうなんですね」<br />「それなら贅沢に使わしてもらいます~」

    「じゃあ、お部屋にご案内しますね。お風呂はココの階段を降りていって、まっすぐで露天風呂。左が内風呂です。今日はたまたまお客さんだけだから貸切で使えますよ」
    「えー?そうなんですね」
    「それなら贅沢に使わしてもらいます~」

  • お部屋は二階にあって、それぞれ画家の名前が付いています。たまに誰かわかんなかったりするのはご愛嬌ですが、だいたい有名どころで、私たちはドガのお部屋です。別に内装が画家のイメージにはなっていないみたいです。

    お部屋は二階にあって、それぞれ画家の名前が付いています。たまに誰かわかんなかったりするのはご愛嬌ですが、だいたい有名どころで、私たちはドガのお部屋です。別に内装が画家のイメージにはなっていないみたいです。

  •  まずはお部屋で一休み。扉を開けると広々とした明るい和洋室になっていて、ゴロゴロしやすい畳ゾーンと、ベッドゾーンに分かれています。<br />浴衣は用意していただいていますが、使わない選択をすることもできて、その場合は木之下さん特製の燻製ナッツと交換してもらえます。

    まずはお部屋で一休み。扉を開けると広々とした明るい和洋室になっていて、ゴロゴロしやすい畳ゾーンと、ベッドゾーンに分かれています。
    浴衣は用意していただいていますが、使わない選択をすることもできて、その場合は木之下さん特製の燻製ナッツと交換してもらえます。

  • クラシカルな調度品ですが、飾っている絵と合っています。

    クラシカルな調度品ですが、飾っている絵と合っています。

  • 窓からの眺めはちょうど良い塩梅に紅葉していました。

    窓からの眺めはちょうど良い塩梅に紅葉していました。

  • 玄関横のお庭を上から眺められます。このお庭、いい感じなんですよ。<br /><br />「一休みしたらお風呂入りに行こうよ」<br />「夕飯18時30分だっけ」<br />「とりあえず今はゴロゴロしたい!」<br />「さんせーい」

    玄関横のお庭を上から眺められます。このお庭、いい感じなんですよ。

    「一休みしたらお風呂入りに行こうよ」
    「夕飯18時30分だっけ」
    「とりあえず今はゴロゴロしたい!」
    「さんせーい」

  • ゴロゴロタイムの後、夕方になってからお風呂に入りにいきます。廊下に飾ってあった紅葉と雪山の絵。ちょうどこの時期の焼岳でしょうか。飾る時に変えているんでしょうね。

    ゴロゴロタイムの後、夕方になってからお風呂に入りにいきます。廊下に飾ってあった紅葉と雪山の絵。ちょうどこの時期の焼岳でしょうか。飾る時に変えているんでしょうね。

  • 露天風呂から!<br />森の中の湯小屋!

    露天風呂から!
    森の中の湯小屋!

  • 男湯女湯はこの屏風のような岩で仕切られています。ちょうど入りやすいお湯です。びっくりするくらい本格的な岩風呂になっていました。

    男湯女湯はこの屏風のような岩で仕切られています。ちょうど入りやすいお湯です。びっくりするくらい本格的な岩風呂になっていました。

  • いったん服を着て、内風呂に移動します。今晩は貸切状態なので全部のお風呂独り占めで贅沢に使えます。

    いったん服を着て、内風呂に移動します。今晩は貸切状態なので全部のお風呂独り占めで贅沢に使えます。

  • 内風呂は少し熱めで、さっぱりした気持ちの良いお風呂でした。

    内風呂は少し熱めで、さっぱりした気持ちの良いお風呂でした。

  • 18時30分、お風呂に入ってお部屋でのんびりしていたらあっという間に夕食です。一階の食堂に着いたら、いい香りがしていました。

    18時30分、お風呂に入ってお部屋でのんびりしていたらあっという間に夕食です。一階の食堂に着いたら、いい香りがしていました。

  • 食堂の横には囲炉裏の切られた休憩スペースもあるくつろぎ空間です。

    食堂の横には囲炉裏の切られた休憩スペースもあるくつろぎ空間です。

  • ズラリと並んだ晩ごはん。こんなに立派なご飯が出てくるとは思っていなかったので嬉しい誤算でした。

    ズラリと並んだ晩ごはん。こんなに立派なご飯が出てくるとは思っていなかったので嬉しい誤算でした。

  • 七輪で飛騨牛がじうじうと…<br />ヤバいうまーい!<br /><br />「あなた普段量食べないのに飛騨牛は普通に食べるよね」<br />「美味しいからね」<br />「そうですか」

    イチオシ

    七輪で飛騨牛がじうじうと…
    ヤバいうまーい!

    「あなた普段量食べないのに飛騨牛は普通に食べるよね」
    「美味しいからね」
    「そうですか」

  • 珍しくお酒をつけました。シェアしてとっくり一本なのでささやかなものです。寒い秋の夜に身体に染み入る熱燗でした。

    珍しくお酒をつけました。シェアしてとっくり一本なのでささやかなものです。寒い秋の夜に身体に染み入る熱燗でした。

  • デザートに柿のシャーベット。これも殊の外美味しかったです。

    デザートに柿のシャーベット。これも殊の外美味しかったです。

  • 浴衣をお断りしたらいただける特製の燻製ナッツもいただきました。これがいい香りで癖になります。美味しかったです、ごちそうさまでした。<br /><br />のんびりした夜はゆっくりと過ぎていき、ご飯の後もまたお風呂に入ったりして、リフレッシュすることができました。急に入れた予約だったので不安もありましたが、木之下さん、とてもいい時間を過ごすことができました。

    浴衣をお断りしたらいただける特製の燻製ナッツもいただきました。これがいい香りで癖になります。美味しかったです、ごちそうさまでした。

    のんびりした夜はゆっくりと過ぎていき、ご飯の後もまたお風呂に入ったりして、リフレッシュすることができました。急に入れた予約だったので不安もありましたが、木之下さん、とてもいい時間を過ごすことができました。

  • 翌朝。朝ごはんは時間を選べて8時にしましたので、朝ごはん前に近所にお散歩に行くことにしました。オーナーさんの絵がたくさんかかっているお部屋の前の廊下を抜けて階段で玄関に向かいます。

    翌朝。朝ごはんは時間を選べて8時にしましたので、朝ごはん前に近所にお散歩に行くことにしました。オーナーさんの絵がたくさんかかっているお部屋の前の廊下を抜けて階段で玄関に向かいます。

  • 山々もだいぶ色づいてきていますが、生憎お天気が今朝も微妙に曇りです。

    山々もだいぶ色づいてきていますが、生憎お天気が今朝も微妙に曇りです。

  • 表の道を歩いていくと小さな神社がありました。ちょっとだけ柏手打ってお参りして、ペンション木之下に戻ります。

    表の道を歩いていくと小さな神社がありました。ちょっとだけ柏手打ってお参りして、ペンション木之下に戻ります。

  • ちょうど稲刈りの時期で、はさがけも見られました。今時はコンバインで刈ってしまうので、こうして天日で干すこともほぼ無くなりました。不思議なことに分析では味は変わらないと言いますが、天日干しの新米は格別です。

    ちょうど稲刈りの時期で、はさがけも見られました。今時はコンバインで刈ってしまうので、こうして天日で干すこともほぼ無くなりました。不思議なことに分析では味は変わらないと言いますが、天日干しの新米は格別です。

  • お参りの甲斐あってか、少し青空が出てくれました。

    お参りの甲斐あってか、少し青空が出てくれました。

  • お宿に戻って朝ごはんをいただきます。

    お宿に戻って朝ごはんをいただきます。

  • 朴葉味噌。味噌は偉大です。ご飯に合います。

    朴葉味噌。味噌は偉大です。ご飯に合います。

  • ご飯をよそって卵かけご飯も作れます。安定の美味しさって素晴らしい。

    ご飯をよそって卵かけご飯も作れます。安定の美味しさって素晴らしい。

  • お味噌汁はナメコと豆腐。三つ葉がいい香り。

    お味噌汁はナメコと豆腐。三つ葉がいい香り。

  • ビックリデザートがフルーツポンチ!<br />シュワシュワしたゼリーが不思議なら食感で、オーナーさんのお年を考えるとハイカラな一品。味も器も印象に残ります。

    イチオシ

    ビックリデザートがフルーツポンチ!
    シュワシュワしたゼリーが不思議なら食感で、オーナーさんのお年を考えるとハイカラな一品。味も器も印象に残ります。

  • チェックアウトまでの間にもう一回、お風呂に向かいます。せっかく貸切なんだからいっぱい入って楽しまなくちゃ。

    チェックアウトまでの間にもう一回、お風呂に向かいます。せっかく貸切なんだからいっぱい入って楽しまなくちゃ。

  • また露天風呂の方に。露天の方が硫黄臭がちょっと強くて温泉感があるのです。

    また露天風呂の方に。露天の方が硫黄臭がちょっと強くて温泉感があるのです。

  • 岩風呂の隙間からダバダバと源泉掛け流し。福地温泉の方がツルツル感は強く出るぶん少し強い感じ。こちらのお湯の方がより柔らかい浴感でした。

    岩風呂の隙間からダバダバと源泉掛け流し。福地温泉の方がツルツル感は強く出るぶん少し強い感じ。こちらのお湯の方がより柔らかい浴感でした。

  • いい雰囲気のお風呂を心ゆくまで堪能して10時にチェックアウトです。<br /><br />「ありがとうございました~!」<br />「またきてくださいねー、これはお土産」<br />帰り際に燻製の柿の種をお土産にいただいて、ペンション木之下さんを後にします。<br />オーナーの奥さまお元気でいてくださいね。お世話になりました。

    いい雰囲気のお風呂を心ゆくまで堪能して10時にチェックアウトです。

    「ありがとうございました~!」
    「またきてくださいねー、これはお土産」
    帰り際に燻製の柿の種をお土産にいただいて、ペンション木之下さんを後にします。
    オーナーの奥さまお元気でいてくださいね。お世話になりました。

  • 木之下さんから車ですぐのところ、新穂高温泉に向かう分岐のほど近くに、もう一湯「栃尾温泉」が沸いています。そこで温泉街に立ち寄ることにしました。

    木之下さんから車ですぐのところ、新穂高温泉に向かう分岐のほど近くに、もう一湯「栃尾温泉」が沸いています。そこで温泉街に立ち寄ることにしました。

  • 河原に面した共同浴場「荒神の湯」があります。

    河原に面した共同浴場「荒神の湯」があります。

  • 入湯料はご寸志、目安300円です。<br /><br />「河原お湯って、前に行った新穂高の無料の露天風呂みたいなのかな」<br />「どうなんだろね。あそこは河原そのまま足元からお湯が湧いてて気持ち良かったけどね」<br />「一応観光シーズンだし、あそこ橋の上から丸見えだったから…アレなみだと無理じゃない、人いるし」<br />「ここは男女別みたいよ」

    入湯料はご寸志、目安300円です。

    「河原お湯って、前に行った新穂高の無料の露天風呂みたいなのかな」
    「どうなんだろね。あそこは河原そのまま足元からお湯が湧いてて気持ち良かったけどね」
    「一応観光シーズンだし、あそこ橋の上から丸見えだったから…アレなみだと無理じゃない、人いるし」
    「ここは男女別みたいよ」

  • 確かに、男湯女湯別れてます。

    確かに、男湯女湯別れてます。

  • ほぼオープンスペースですが、一応仕切られています。お湯はこの境目のあたりから入ってきているみたいで、壁側の方が少し暖かめです。

    ほぼオープンスペースですが、一応仕切られています。お湯はこの境目のあたりから入ってきているみたいで、壁側の方が少し暖かめです。

    荒神の湯 温泉

  • 特徴のあるお湯ではありませんでしたが、今回入った三湯のなかでは、一番お肌がしっとりする感じで、気に入りました。景色もすごくいいです。

    特徴のあるお湯ではありませんでしたが、今回入った三湯のなかでは、一番お肌がしっとりする感じで、気に入りました。景色もすごくいいです。

  • そのまま国道471号線を進んで、神岡を抜けて富山県に。お家まではあと1時間30分いうところです。神岡でお饅頭を作っている大坪製菓さんに寄ってお饅頭を買って帰ろうと思ったのですが、工場に人気なく空いていませんでした。近くのご自宅にいるとのメモが貼ってあったので、ご自宅まで伺だたりところ「販売はここではやっていなくて…」とお断りされてしまいました。

    そのまま国道471号線を進んで、神岡を抜けて富山県に。お家まではあと1時間30分いうところです。神岡でお饅頭を作っている大坪製菓さんに寄ってお饅頭を買って帰ろうと思ったのですが、工場に人気なく空いていませんでした。近くのご自宅にいるとのメモが貼ってあったので、ご自宅まで伺だたりところ「販売はここではやっていなくて…」とお断りされてしまいました。

  • 2日後、お家で用事を済ませての帰り道。<br />この数日で急に冷え込んだこともあり、立山連峰は白く冠雪が見えるようになりました。絵葉書のような風景のなか、今度は東京に向けて走ります。帰りは高速で帰る予定にしていましたが、行きが曇ってしまったので、晴れた今日、改めて安房峠の旧道に寄り道して帰ることにしました。

    イチオシ

    2日後、お家で用事を済ませての帰り道。
    この数日で急に冷え込んだこともあり、立山連峰は白く冠雪が見えるようになりました。絵葉書のような風景のなか、今度は東京に向けて走ります。帰りは高速で帰る予定にしていましたが、行きが曇ってしまったので、晴れた今日、改めて安房峠の旧道に寄り道して帰ることにしました。

  • 岐阜発祥の地域スーパーバローの神岡店に立ち寄りました。行きに買えなかった大坪製菓さんの「天ぷら饅頭」を探してみます。

    岐阜発祥の地域スーパーバローの神岡店に立ち寄りました。行きに買えなかった大坪製菓さんの「天ぷら饅頭」を探してみます。

  • ありました!<br />さすがお膝元。売り場の一角を大坪製菓のお饅頭がドーンと占拠して華々しく並んでいます。<br />こちらのお饅頭、天ぷらに揚げることを前提にして作られている珍しいお饅頭です。そのままだと少しパサッとした皮が、揚げるとクリスピーな食感になって美味しい神岡名物なのです。

    ありました!
    さすがお膝元。売り場の一角を大坪製菓のお饅頭がドーンと占拠して華々しく並んでいます。
    こちらのお饅頭、天ぷらに揚げることを前提にして作られている珍しいお饅頭です。そのままだと少しパサッとした皮が、揚げるとクリスピーな食感になって美味しい神岡名物なのです。

  • 神岡を過ぎると、再び奥飛騨エリアです。

    イチオシ

    神岡を過ぎると、再び奥飛騨エリアです。

  • まだ15時です。すでに山には影がかかってきており、暗くなってきています。

    まだ15時です。すでに山には影がかかってきており、暗くなってきています。

  • 上の方まで登ってきて、ようやく太陽が当たるようになりましたが、ここまで来るとこの2日の寒さで紅葉というよりも、冬枯れが目立つようになっていました。

    上の方まで登ってきて、ようやく太陽が当たるようになりましたが、ここまで来るとこの2日の寒さで紅葉というよりも、冬枯れが目立つようになっていました。

  • 尾根の木々に氷がついて樹氷になっています。たった2日で山の様相が一気に冬になりました。

    イチオシ

    尾根の木々に氷がついて樹氷になっています。たった2日で山の様相が一気に冬になりました。

  • ペンション木之下さんのお部屋に飾ってあった絵画のような秋と冬の端境の風景が広がっています。

    ペンション木之下さんのお部屋に飾ってあった絵画のような秋と冬の端境の風景が広がっています。

  • 夕陽にオレンジに染まる木々と雪を被った山々。峠の旧道はもう月内には冬季通行止め期間に入ります。

    夕陽にオレンジに染まる木々と雪を被った山々。峠の旧道はもう月内には冬季通行止め期間に入ります。

  • この辺り、この時期までくると山陰にもなるので影が長くならない昼過ぎに来る方が紅葉にはいいようです。山頂付近は季節が早いので、夕焼けの紅葉を見るならもう少し時期が早いほうが良さそうです。

    イチオシ

    この辺り、この時期までくると山陰にもなるので影が長くならない昼過ぎに来る方が紅葉にはいいようです。山頂付近は季節が早いので、夕焼けの紅葉を見るならもう少し時期が早いほうが良さそうです。

  • 山頂付近の路肩には雪の跡が残っています。まだ期間というほどではなさそうですが、ノーマルタイヤだけに暗くなると不安になります。

    山頂付近の路肩には雪の跡が残っています。まだ期間というほどではなさそうですが、ノーマルタイヤだけに暗くなると不安になります。

  • 峠を越えて長野県側に。登山口付近からの焼岳は夕陽に染まっていました。

    イチオシ

    峠を越えて長野県側に。登山口付近からの焼岳は夕陽に染まっていました。

  • 眼下に紅葉の森は見えますが、残念ながら日陰ですでに暗くなっていました。

    眼下に紅葉の森は見えますが、残念ながら日陰ですでに暗くなっていました。

  • また16のヘアピンカーブを逆に降りていくと、最後の方でお猿さんの群れと逢えました。<br /><br />あとは松本に抜けて高速で東京に帰るだけ…<br />その日は酷い渋滞で、ここからは苦行のドライブでした。行きでなんとなく混みそうな工事をやっているのはわかっていたのに、惰性で中央道を回らずに長野に出れば良かったと思ってみても後の祭り。<br />日付が変わる頃にようやく東京に戻ってこれました。<br /><br />上高地のブームと北陸への下道ルートとして長らく活躍してきた安房峠の国道158号線ですが、中部縦貫道ができた今となっては、通る車も少ない静かな道になっていました。ですが紅葉の時期は、ちょっと寄り道してみるのもいいかもしれません。

    また16のヘアピンカーブを逆に降りていくと、最後の方でお猿さんの群れと逢えました。

    あとは松本に抜けて高速で東京に帰るだけ…
    その日は酷い渋滞で、ここからは苦行のドライブでした。行きでなんとなく混みそうな工事をやっているのはわかっていたのに、惰性で中央道を回らずに長野に出れば良かったと思ってみても後の祭り。
    日付が変わる頃にようやく東京に戻ってこれました。

    上高地のブームと北陸への下道ルートとして長らく活躍してきた安房峠の国道158号線ですが、中部縦貫道ができた今となっては、通る車も少ない静かな道になっていました。ですが紅葉の時期は、ちょっと寄り道してみるのもいいかもしれません。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 白い華さん 2023/12/06 03:21:37
    1年前!に『安房峠・・の 紅葉&雪景色』に 驚きました。
    お早う御座います。
    丁度、1年前!に 『飛騨高山。平湯温泉。そして、上高地』に 行った・・時、

    わずか! 30分間・・の 峠ドライブ。
    旧道『安房峠・・の 紅葉 & 雪景色』に、出会いました。

    3日間の 旅!で
    我が家の 旦那様。が「紅葉・・の 一番の 見どころ。は『安房峠』と 定めて、
    連れてってくれた!場所」でした。

    この 「一度に 2度・・美味しい~」
    不思議・・な 二つ!の 光景は、
    私には「一生、忘れられない!『絶景』」として、心に 焼き付いていますね。
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    そんな・・『安房峠(あぼうとうげ)』の 紅葉。を
    今年は、トゥーバーズさんが 伝えてくれて、
    「やっぱり、綺麗な・・紅葉(の 峠道)なのね」と 感心しながら、拝見しました。

    皆、『有料!の 安房トンネル』に 行ってしまって、
    紅葉・時期・・なのに、すれ違った!車は、「30分間で、 5台のみ」には
    「もったいない・・絶景を 見ずに」と 思わず・・には、いられませんでした。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ご夫婦で「語り合う」 お話。が、
    臨場感!たっぷり・・で、「素敵に、旅(風景)が、浮かび」
    楽しく、旅行記を 読み進めました。

    私達は、「観光(古い! 町並み・ファン)」が、メイン。なんですが
    トゥーバーズさんは「温泉。に、その土地!の 名物・・を 満喫する、旅」を 楽しまれているみたい。
    で、
    そんな・・「贅沢!な ゆったり。のんびり旅」にも 憧れます。(笑)

    (自分には、時間。その土地・・が もったいなくて、
    ついつい、ケチな 観光に 走ってしまう。けど)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    私の「2022年 10月末」の 旅行記。を 載せておきますね。

    https://4travel.jp/travelogue/11789254
    <前編>(「紅葉&雪」の峠道。飛騨高山&白川郷)『2泊3日・・の 紅葉旅!は「飛騨高山&白川郷。そして上高地」の 大自然』。

    <後編>では、
    帰り!道。に「雪・・は、どうなっているか ?(3日後)」が、気になって
    再び!の『安房峠』を 下りました。が
    「雪・・の 場所(痕跡)は、一切・・ありませんでした」。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
       これからも、よろしくお願いします。  白い華 より

    トゥーバーズ

    トゥーバーズさん からの返信 2023/12/07 19:54:32
    Re: 1年前!に『安房峠・・の 紅葉&雪景色』に 驚きました。
    白い華さん
    コメントありがとうございます。安房峠の旧道は、どうしても場所柄時間が難しいのです。
    私たちは時間を15時想定でしたが、実際もっと綺麗に紅葉を見るにはお昼に安房峠がベストなのかなあと、今回は思いました。山間なので暗くなるのが早いのです。
    でも、時間と時期と天候がピタッとあった時の安房峠は、人生で何度も見れないと思うくらいの見事な紅葉になります。
    今日は旦那の方のトゥバーズです。今年亡くなった私の母も、全ての条件がピタッとあった時の、ここの紅葉は日本一だと白い華さんのように、常々話してくれました。
    紅葉の綺麗なところはたくさんありますけれど、ここや妙高は私にとって少し特別な場所なので…白い華さんのように仰ってくださる方がおられるのが何より嬉しいです。
    (旅行記ではその辺の事情は全然触れていませんが、今回無理にでも往復で立ち寄ったのはそういうわけなのです)

    旅先で観光に行かないわけじゃないのですが、だいたい嫁がかわいいもの探しとお買い物タイムが無いと旅行じゃ無いと主張して、私の当初プランはおおよそ成就することなく帰ることになるのです。

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