2023/10/11 - 2023/10/18
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j3matuさん
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2023/10/11
2023/10/12
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Petra Tourist Complex
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コロナ禍が開けて、ようやく解禁になった海外旅行。まずは、ずっと行きたかったヨルダンに行こうと思い立ちました。
個人で行くのか、団体ツアーに参加するのか、悩みどころでしたが、私がヨルダンで2番目に行きたいと思っていたアズラック方面に行く公共交通機関はなく、現地ツアーも見当たらなかったため、アズラック方面もカバーしてくれている西遊旅行社さんの「王の道が貫く砂漠の国ヨルダン8日間」のツアーに参加することにしました。
ツアーも決まって、一安心と思っていたら、意外な伏兵が…。いつも私の旅行先など全然気にしない娘が急に反対してきたのです。「ヨルダンなんて、絶対ダメだよ!銃で撃たれて、死んじゃうよ!?」 どうやら娘が小学生の時に、イスラム国が台頭して、日本人ジャーナリストが撃たれるというニュースが頻繁に流れていたので、それがトラウマになっているようです。中東の中では治安が良い国であること、安心・安全な添乗員同行ツアーであることを娘にアピールし、納得とまではいかないくとも、まぁ、そんなに行きたいなら仕方ないか…と諦めの境地になるまで説得し、ツアーに申し込みました。
ところが、ツアー出発まで本当にあと数日というところで、隣国のイスラエルで戦争が勃発! ツアー中止か!?とハラハラしましたが、旅行社は決行の方針のよう。外務省の海外安全情報も「イスラエル大使館付近のデモに近づかないように」というコメントが追加されただけで、特に危険レベルが上がっていないようなので、私も予定通り行くことにしました。ただし、やっぱり娘は反対。「本当に行くの!?」とジト目付きプレッシャーがありましたが、「ごめん!行くよ!!」と振り切って、行って来ました! 心配をかけて本当に申し訳ないと思ったけれど、どうしても行きたい場所だったのです。あと、娘には言えませんが、愛されているなぁと実感できて、お母さんはちょっぴり嬉しかったです(笑)
結果から言えば、ヨルダンは危険を感じる所は全然ありませんでした。郊外の観光地はのんびりとしたもんです。バスでアンマンのホテルに向かうときだけ、イスラエル大使館付近の道がデモのため通行止めになっており、迂回しなければならなかったくらいでした。
戦争をしている隣国で、のんきに観光していることへの罪悪感は勿論ありましたが、ヨルダンはシリアやパレスチナからの難民を多く抱え、経済的に困窮している国で、観光業が大きな支えになっているそうです。今回の件でキャンセルしないで観光に来てくれたことを現地の人はとても喜んでいたと添乗員さんが言っていました。私たちが観光して、お金を落とすことで、ささやかですが難民の支援に繋がるかもしれません。私の旅行記を見て気に入ったら、皆さんもぜひヨルダンに行ってみてください。
ツアーの全行程です。
10/11 成田発22:30のカタール航空でドーハへ
10/12 ドーハからヨルダンへ。リトルペトラ、ベトラバイナイトを見学し、ペトラゲストハウスに宿泊
10/13 ペトラ遺跡を観光、ペトラゲストハウスに宿泊
10/14 ワディラム観光、その後アンマンに移動し、アンバサダーブティックホテルに宿泊
10/15 午前中、アンマン市内観光、午後ジェラシュ遺跡観光、アンバサダーブティックホテルに宿泊
10/16 ネボ山、マバダの聖ジョージ教会を観光後、死海へ。モーベンピック・リゾート&スパ・デッドシーに宿泊
10/17 ハラナ城、アムラ城、アズラック城を見学後、カタール航空にてドーハへ。
10/18 ドーハから乗り継ぎ、成田19:00頃着
この旅行記①では、ツアー1日目の旅のはじまりから、2日目のリトルペトラ、ペトラバイナイトの観光、ペトラゲストハウスに宿泊した様子をご紹介します。
ヨルダンのことをあまりご存知ない人やこれからヨルダンに行く予定がある人のために、詳細な説明を心がけました。少し説明がくどいところもあるかと思いますが、お許しください。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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コロナ禍が明けたので、念願のヨルダンへ。今回は西遊旅行社さんの「王の道が貫く砂漠の国ヨルダン8日間」のツアーに参加することにしました。娘に反対されたり、ツアー数日前に隣国のイスラエルで戦争が勃発したりといろいろありましたが、なんとか無事に旅立ちの日を迎えました。
旅行社との待ち合わせ時間が19:30なので、余裕を持って18:00頃に成田空港にやって来ました。成田国際空港 空港
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時間があるので、私が持っている入会金、年会費無料のイオンゴールドカードでも入れる貴重なIASS・エグゼクティブ・ラウンジ2へ。カードの他に当日のフライトチケットの提示を求められましたが、旅行社から渡されるのはこの後だと話したら、旅行社の旅程表の提示でOKをいただきました。
こちらのラウンジではビール1杯と柿ピーが無料。ソフトドリンクは飲み放題です。(飲み放題とは言ってもそんなに種類はありませんが) 1時間ほど静かに時間を潰すには十分でした。IASS Executive Lounge 2 空港ラウンジ
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19:30に待ち合わせ場所に行くと、今回の添乗員Nさんが待っていて、eチケットと旅行中に使う無線機を渡されました。無線機は壊したり、失くしたりすると5500円の弁償だそうです。ビミョーにプレッシャー…。
ツアーの他の参加者ともここで顔を合わすことになるかと思っていたのですが、来た人からどんどん搭乗手続きをして、先に行ってもらっているとのことで、他の人と顔を合わせるのは乗り継ぎ空港でということになりそうです。
今回の旅行では、カタール航空を利用。ドーハで一度乗り換えて、ヨルダンに向かいます。 -
22:30に成田空港を出発。機内はほぼ満席でした。
日本時間23:51に最初の機内食が出てきました。照り焼きチキンをチョイスしたのですが、これが申し訳ないけど、本当に激マズでした。とろみをつけすぎたチキンはぷよぷよし過ぎて気持ち悪く、味付けは薄い醬油味といった風で、照り焼きの甘辛さとはほど遠い感じでした。きんぴらレンコン風の副菜は美味しかったので、チキンとソースはよけて、きんぴらレンコンで白ごはんを食べることにしました。デザートはフルーツジャムが乗ったムースのような感じで、こちらはまあまあでした。 -
ドーハ到着の少し前、日本時間6:08、ドーハ時間2:08頃に2回目の機内食。
1回目で少し懲りていたので、2回目は無難そうなスクランブルエッグをチョイス。ほうれん草のソテーとウィンナー、フライドポテトがついています。まぁ、無難な味でした。デザートはヨーグルトとカットフルーツでした。 -
日本時間10:30、ドーハ時間4:30少し前くらいに、ドーハのハマド国際空港に到着しました。ドーハとヨルダンは時差がないので、ここから先はすべて現地時間で表記します。
飛行機を降りてすぐのところでツアーのメンバーと待ち合わせという段取りになっていたので、ここで初めて他の人と顔を合わせました。定員15名のツアーでしたが、イスラエルのいざこざで一人がキャンセル、総勢14名のツアーです。内訳はご夫婦参加が2組、女性の友人同士が2組、男性の一人参加が2人、女性の一人参加が4人と、元気な女性多めのツアーになりました。女性一人参加の私にとって、とても居心地の良いツアーでした。
この後、全員で手荷物検査場に向かいます。手荷物検査が結構厳しく、成田ではスルーだったのに、こちらではカバンの中まで開けられて確認される人が多かったです。
検査場を抜けて、階段を降りてから少し歩くと、この大きなクマさんのいるホールに出ます。ここが全てのゲートへの起点になるそうです。5:00頃にここで解散となり、次はヨルダンの空港で待ち合わせになります。ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
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次のフライトまで3時間ほど。添乗員さんは椅子がある休憩所に案内してくれるということでしたが、散々フライトで椅子に座って、もう勘弁という気持ちなので、私は事前に調べておいた寝転がることができるスペースを目指すことにしました。
知りたい人のために行き方を紹介しますね。興味がない人は飛ばしてください。クマさんのところからCゲートに向かって行くと、2階に登る階段があって、そこから白いモノレールが出ています。クマさんのいるsouthエリアとnorthエリアを結ぶモノレールで、無料で頻繫に往来しています。乗車時間は5分くらいです。 -
モノレールを下車して階段を降りると、こういうオブジェが見えてきて、このオブジェを回り込んで奥へ真っ直ぐ行きます。
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そうすると、こんなガーデンエリアがあります。
このガーデンエリアには左下のような人工芝のスペースがあり、ここで横になって休憩している人がたくさんいるんです。私もスペースを見つけて横になりました。緑がいっぱいで、水の流れも聞こえて、とっても癒されます。何より長いフライトの後に横になれるのが嬉しい。ただし、スペースは限られているので、混雑時間帯はいっぱいかもしれないということはご了承くださいね。また、荷物を盗まれないように注意してください。 -
ヨルダンへの乗り継ぎ便には、「わざと遠回りしてない?」と思うほどゲートからバスでぐっるぐる回って、たどり着きました。結構時間がかかるので、早めにゲートに行った方が良さそうです。
8:30出発のヨルダンのアンマン行きの飛行機は9割くらいの乗車率でした。機内食は10:16に提供されました。事前に添乗員さんから、すぐ昼食になるから、機内食は食べ過ぎないようにね~と注意があったので、軽めにしようとパスタをチョイス。しか~し、この機内食がおいしすぎた! 副菜のクスクスのサラダが絶品! パスタもキノコのクリームソースで、ボリュームがあって、おいしい。これまでのおいしくなかった機内食の反動で、メインと副菜はガツガツと完食してしまいました。デザートはチョコレートのムースのような感じで、甘すぎで、こってりしていたので、さすがに食べるのはやめました。 -
12:15頃、アンマンのクイーンアリア国際空港に到着しました。同じ飛行機にヨルダンで開催されるバスケットボール(たぶん)の国際大会に出場するための選手団が乗っていて、そちらの荷物の搬出が優先されたため、私たちの荷物が出てくるまでに時間がかかりました。
こじんまりとしています by j3matuさんアンマン・クイーンアリア国際空港 (AMM) 空港
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こちらがヨルダン滞在中にお世話になる私たちのバス。空港からバスに乗って、まずは昼食のレストランへ。
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13:53、昼食のレストラン「Petra Tourist Complex」に到着。アンマンからペトラに向かうデザート・ハイウェイの途中にあるドライブインの中にあります。
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この日はクラシックカーのイベントをやっていたみたいで、駐車場内は大混雑。おまわりさんも来ていて、何やらもめています。
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パトカーはこんな感じなんですね。
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敷地内にはGSもあります。
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これまで走ってきたデザート・ハイウェイ。その名の通り、ひたすら砂漠の中を行く道路です。
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前菜はビュッフェでしたが、添乗員さんの「機内食は食べ過ぎない方がいいですよ~」との忠告を守りきれなかったため、お腹いっぱいで味見程度に。ピクルスが意外と辛かったです。
カタール航空の成田ードーハ間の機内食がまずすぎて食が進まず、ドーハーアンマン間の機内食がおいしくて食べ過ぎたのはツアーの他の皆さんも同じだったようです。皆さん、お腹いっぱいで苦しんでいました。 -
メインはマンサフというお料理で、大皿で提供されました。写真ではちんまりとして見えますが、すごい迫力です。
マンサフは羊肉をヨーグルトソースで煮込んだお料理で、実は羊肉好きな私が今回の旅行で一番楽しみにしていた料理なんです。まさか、ここで出てくるとは! お腹いっぱいなのが悔やまれるーーっ 機内食を食べる前に昼食はマンサフだと教えてほしかったです。
お腹いっぱいだけど、死ぬ気で頑張って食べました。羊肉はトロトロで、ヨーグルトソースはコクがあってとってもおいしい! -
デザートは口直し程度で、ぶどうとデーツを少しだけ。
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お店のトイレも綺麗でした。トイレ前にはお洒落な待合スペース。
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レストランの隣はお土産物屋さんになっています。
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イスタンブールのバザールとかで売っていたお皿に似てるかも。
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高価そう。
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煌びやかな絨毯。
購入できるものはちょっとなさそうです。 -
再びデザート・ハイウェイをひた走ります。
車窓からの眺め。見渡す限りの砂漠がずーっと続きます。
アンマンの空港から合流した現地ガイドのモハマドさんがバスの中でヨルダンの話をいろいろしてくれました。モハマドさんはおやじギャグは秀逸ですが、時々日本語があやしいときがあって、そんなときは添乗員のNさんがさり気なくフォローしてくれます。Nさんはヨルダンのツアーに何回も来ているベテランで、先月、先々月にも同じツアーを担当したそうです。そのため、とても的確で、ためになるお話をしてくれます。 -
砂漠の中を走っていると、時々こんな盛り土を見かけます。モハマドさんによると、ヨルダンは石油は取れないけど、畑の肥料になるリン鉱石が豊富で、主要産業になっているそうです。この盛り土はそのリン鉱石の採掘の跡のようです。後で調べましたが、日本もヨルダンからリン鉱石を輸入しているみたいですね。
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道はデザート・ハイウェイからキングス・ハイウェイに入ります。キングス・ハイウェイに入ると、家畜を放牧している風景がチラホラ見られるようになってきました。ラクダがいますね。
キングス・ハイウェイはアンマンからアカバ湾までヨルダンを南北に縦断する道路です。かつてはシリアのダマスクスからエジプトまで続いていて、モーセの出エジプトにも使われたという歴史ある道路です。そのため、このキングス・ハイウェイ沿いには歴史的な名所がたくさん点在しています。今回参加したツアー名「王の道が貫く砂漠の国ヨルダン」の「王の道」はこのキングス・ハイウェイを指します。 -
集落はこんな感じ。
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ヤギかな?
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キングス・ハイウェイから右折して、最初の観光スポット、シク・アル・バリド(リトルペトラ)に向かう山道に入ります。
私達と同じように、アンマンからバスでリトルペトラやペトラに向かう人は、バスの座席は右側がおすすめです。車窓から一面に広がる奇岩の荒野と遠くに連なる山々が見渡せて、素晴らしい眺めを見ることができます。生憎、私は左側に座っていたので、ちょっとだけ右座席に寄らせていただいて、この1枚を撮影しました。 -
左側の車窓からはこんな眺め。まあ、悪くはないんですけどね…。
ちなみに、このリトルペトラ付近の山道は結構くねくねしているので、車酔いしやすい人は注意してください。私達のツアーでも気持ち悪くなって、リトルペトラを観光できなくなった人がいました。 -
16:43、私好みの奇岩が聳え立つエリアでバスが停車しました。どうやらシク・アル・バリド(リトルペトラ)に到着したようです。
シク・アル・バリドはナバテア王国時代の遺跡の一つです。アラビア半島から来た遊牧民、ナバテア人は紀元前6世紀頃にこの辺りの地域に定住するようになりました。その後、アラビア半島と地中海を結ぶ交易で莫大な富を得て、紀元前2世紀頃にナバテア王国を築き上げました。ナバテア王国の遺跡として一番有名なのは、明日訪れるペトラ遺跡ですが、シク・アル・バリドはその縮小版としてリトルペトラと呼ばれています。それならば、ペトラ遺跡に行けば十分じゃない?と思われるかもしれませんが、実はこのリトルペトラにしかない貴重なものがあるのです。後ほど紹介しますね。秘密基地のようです by j3matuさんリトル ペトラ 史跡・遺跡
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あ~、この奇岩だらけの山だけで、もうテンション上がる! 超カッコイイ。
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砂と岩しかないような所にも花が咲いています。
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アップで。実もついていますね。
グーグル先生に聞いてみたけど、何の花かわかりませんでした。 -
早速、墳墓跡。
ガイドさんが言うには、屋根部分(△の頂点)に壺の彫刻があるのは墳墓の証だそうです。ナバテア人の身分が高い人の墳墓は、このように岩をくり抜いて、正面(ファサード)を装飾して作られています。 -
砂の粒子が細かくて、歩きにくい!
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ここはシークと呼ばれる場所。岩の裂け目という意味です。入口は狭い岩の隙間を抜けて行きます。距離は短いです。
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シークを抜けると、広めの平地に出ました。崖を切り取って作られた建造物は、おそらく神殿のようなものだったと考えられています。
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神殿の向かい側の崖には、岩をくり抜いて作られた住居等が見られます。ペトラ遺跡が墳墓や神殿など宗教色の強い場所だったのに対し、このシク・アル・バリドはナバテア人の住居や隊商宿があった場所だそうです。
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当時はきちんと扉があったのでしょうか?
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部屋の天井は、後世にベドウィンの人々が焚き火したため、煤で真っ黒です。
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こんな砂漠で水はどうしたかというと、この崖の上に降った雨を集めて使っていました。
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こういうところを伝い降りて来るのかな?
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崖にはこのような水路が作られ、伝い落ちてくる水を運びます。
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水路の管理のため、急な崖にもこのように階段が作られています。
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そして、水路を伝って来た水は住居の近くに作られた貯水槽みたいなところに集められます。この貯水槽がかなり深いので、落ちないように気をつけてくださいね。柵とかは全然ありません。
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にゃんこも危ないよ~。
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キョウチクトウの花が咲いていました。
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わっ! あんなところに人が…。
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神殿近くの崖には壁龕(へきがん)がありました。壁龕とは、一般的に教会などの壁に崇拝対象の像などを安置するためのくぼみを指します。ナバテア人はこのような崖に壁龕を作り、礼拝していたようです。
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最初に見た神殿のところにやって来ました。神殿の中には、このシク・アル・バリドでしか見られない貴重なものがあります。中に入るには、向かって右側にある階段を登って行くことになります。この階段が少し急で、滑りやすいので注意が必要です。そのため、ツアーでは希望者のみ上がるということになっていました。ただ、距離は短いので、滑らないように気をつけてさえいれば、それほど難しくはありません。
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中には鉄格子で立入禁止にされている部屋があって、柵越しに天井を見上げると、このような模様らしきものが見えます。
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もう一箇所。肉眼ではただの模様にしか見えないですよね。
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拡大すると、こんな感じになります。
ベドウィンの焚き火で真っ黒になった天井の煤を落とすと、美しいフレスコ画が発見されたそうです。イギリスのプロジェクトチームが3年もの月日をかけて修復しました。今から2000年くらい前のものだそうで、当時としては驚きに値する色使いのテクニックだそうです。 -
更に拡大。
振り返る天使の身体も肉感が分かるようによく表現されていますね。細かいブドウやツタの葉も色彩豊かです。鳥なども描かれています。 -
もう一箇所も拡大してみました。
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更に拡大。
こちらの天使はとても良い状態で残っています。横笛を吹く天使ですね。
鳥も何羽か見てとれますが、明らかに違う種類の鳥だと分かるように描き分けられています。
ナバテア王国時代のこんなに緻密なフレスコ画が残っているのは他になく、とても貴重だということです。 -
天井画を見たら、来た道を戻ります。振り返って撮ったこの写真がシク・アル・バリドの地形が一番分かるかも。狭いシークの道を抜けると、聳え立つ高い崖に囲まれた幅50mほどの砂地の平地があります。まるで秘密基地みたいですね。
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もう夕方なので、さっきまでお土産物を売っていたベドウィンのお兄さんたちも引き上げたかな?
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辺りはすっかり夕暮れの気配。
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17:36、入口付近まで戻って来ました。ゆっくり見学して、1時間かからないくらいでした。
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あ、ヤギが放牧されていますね。
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ロバも。
この後、バスと合流して、ペトラ遺跡近くにある今夜の宿に向かいます。リトルペトラからペトラ遺跡があるワディムーサの町までは車で10分ほどです。車窓の眺めは同じく右側がグッドです。 -
18:04、今夜の宿、ペトラゲストハウスに到着しました。ゲストハウスという名前がついていますが、ちゃんとした四つ星ホテルです。ペトラ遺跡に一番近いホテルとの触れ込みで、後でそのことに非常に感謝することになります(笑)
遺跡から一番近い! それが一番大事! by j3matuさんペトラ ゲスト ハウス ホテル
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ホテルの前にはテラス席。
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その右手にあるのはシャレータイプの客室。こちらに泊まれると素敵なのですが…
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やはり本館の普通の部屋の方でした。でも、お部屋は綺麗です。一人ですがツインルームなので、広々としています。
崖側の部屋だったので、窓からの眺めは岩肌しか見えませんでした。ツアーの他の人に聞いても、やはり同じく崖側の部屋の人が多かったように思います。貴重な反対側の部屋の人は眺めは良かったと言っていました。
気になるコンセントですが、BFタイプでした。マルチプラグを持ってきていたので、組み立てて使用しました。 -
洗面所とトイレ。バスはこのすぐ左隣にあります。バスタブはありましたが、バス栓がなく、シャワー使用のみだったのが非常に残念! やっぱり日本人はお風呂につからないと、疲れがとれませんよね。他の人に話を聞くと、部屋によってバス栓がついていたり、いなかったりするようでした。どうやらアンラッキーだったようです。ツアーの人がビニール袋に水を入れて栓をする方法を伝授してくださいましたが、なんかそれもしづらい変な形状の排水口でした。
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部屋で一息つくヒマもなく、18:30に夕食となりました。レストランは本館1Fで朝夕ともにビュッフェです。ビュッフェの品数はとても多く、普通ならテンション上がりそうですが、14時過ぎにお腹いっぱい食べた昼食が残っていて、食欲は今一つ。
疲れているのもあって、ビュッフェの写真なども撮り忘れていました。翌日も同じホテルなので、ペトラゲストハウスのビュッフェの様子を見たい人は旅行記②をご参照ください。
この日の夜に食べた少ない食べ物のうち、ヨルダンらしい(?)ものを紹介します。
上の写真はマクドゥース。小さな茄子にパプリカやニンニクを詰め、オリーブオイルで漬け込んだものです。保存食のせいか、しょっぱくて量は食べられない感じです。
左下はワラクエナブ。味付けしたお米やひき肉などをブドウの葉で巻いたものです。これはとても美味しかったです。
右下は名前はちょっと分らないけど、サモサみたいな感じの食べ物で、中身は中東っぽい味のひき肉でした。これも美味しかったです。 -
さて、夕食が終わると、またゆっくりとくつろぐヒマなく、19:45、ロビーに集合です。いつもは20:00集合らしいのですが、10月は観光シーズンで観光客がとても多いということで15分前倒しになりました。
こちらが、これから行くペトラバイナイトのチケットになります。17JD(ヨルダンディナール)とあるので、現在のレート、1JDが約210円で換算すると、3570円と割と高額です。(このツアーではツアー料金に組み込まれています) -
街の灯りを背にして、ペトラバイナイトへ出発します。ロビーで集合はしましたが、ここからは自由行動になります。
街の灯りがなくなると真っ暗になって、その代わりにめちゃくちゃ綺麗な星空が広がりました。日本ではこれだけの星はちょっと見られないよね~と感動ものの美しさ! しかし、上ばかり見ているわけにはいきません。足元、しっかり見ないと危ないです。 -
道の両端には、ろうそくを紙で包んだだけの簡易ランタンが並べられています。時々その紙に火が移って焦げているんだけど、いいんだろうか?
日本だったら、「火事になる!」と大騒ぎになる状況ですが、まぁ、周りに燃えそうなものが何もなさそうだしなぁ…。 -
暗闇の中に、何気にすごい建築物があります。
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ろうそくの灯りだけでは足元が全然見えないので、持って来たヘッドライトをつけていると、ベドウィンのお兄さん達に「消せ」と叱られます。懐中電灯の人も同様。
でも足元が結構石でデコボコしているので、見えないと足を捻挫しそうで怖いのです。お兄さん達には悪いけど、ベドウィンの人がいるときは消して、いないときにはつけるという姑息な手段で歩き続けました。 -
20:30頃、ペトラバイナイトの会場に到着。写真には写っていませんが、目の前にはエル・ハズネという有名な建築物があって、その前にはたくさんのろうそくの灯り。手前にはゴザ席やいす席が用意されており、どこに座るかはベドウィンのお兄さん達が誘導してくれます。
私は遺跡と星空の写真を撮るために三脚を立てたかったので、案内は断り、入口付近の端のところに陣取りました。会場内はすごい人だった(後で聞いたら1100人!)ので、退場するときのことを考えても入口付近にいるのが正解だと思います。 -
残念ながら4トラに写真をアップすると、星の部分が見えにくくなってしまっているのですが、実際に撮影した写真では星がめっちゃ綺麗に撮れました。素人のコンデジカメラにしては渾身の出来の1枚になりました。今夜の星空を撮影するためだけに持って来た三脚、立派に役目を果たしました。
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21:00になると、このようなライトが点灯され、ショーがスタートしました。
星空が素晴らしいです! by j3matuさんペトラ バイ ナイト 祭り・イベント
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結論から言うと、ショーはすごくしょぼかったです。クチコミ通り!
まずはベドウィンの男性が笛を披露してくださり、それはとっても素敵だったのですが、あっという間に終わってしまいました。次にエル・ハズネがこんな感じでカラフルにライトアップされます。これも普通の色が一番いいよなぁとビミョーです。
最後に、ベドウィンの男性が長々と演説をして終了という流れです。これが本当に、真剣に長いので、気の毒ではありますが、演説の途中から皆次々と帰り始めました。
でも、決してペトラバイナイトは行く価値なしとは思いませんでした。とにかく星空が素晴らしいのです。この星空を眺めながら、皆とワイワイ言い合って、岩の裂け目の道を通り、夜の遺跡を訪れる…しょぼいショーがなくても、これだけで十分稀有な体験です。歩いているときが一番ワクワクして、すごく楽しかったです。 -
21:57、街の灯りが見えるところまで戻って来ました。往復で5.2kmほどでした。しかも、帰りは緩やかな上り坂で、ビミョーに疲れました。ホテルが近くて本当に良かった!
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ホテルの部屋からの眺めは良くないですが、本館とシャレーを結ぶ通路からの眺めは素晴らしい!
久方ぶりのシャワーを浴びて、早く寝よう!
明日はペトラ遺跡を観光します。楽しみです。遺跡から一番近い! それが一番大事! by j3matuさんペトラ ゲスト ハウス ホテル
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