2023/10/07 - 2023/10/08
338位(同エリア491件中)
タブラオさん
スポーツの日の3連休に相方と一緒に中山平温泉の名湯秘湯 うなぎ湯の宿 旬樹庵 琢ひでに泊まってきました。これだけではもったいないため、翌日には松島まで牡蠣を食べに行ってきました。
まず、どうしてこの旅館が「普段は泊まれない宿」シリーズなのか? 単純に「普段は泊まれない宿」の基準を25,000円以上としているためです。正直、この旅館がそのカテゴリーの旅館だという認識はありませんでしたが、前から泊まってみたいと思っていた旅館だし、その値段を掲げている以上、当然、それに見合った部屋・食事内容だろうと考え予約しました。
で、どうだったかというと、正直、期待外れでした。5段階評価すると、かなり甘めに見ても、部屋→1、お風呂→5、食事→4、顧客対応→3でした。部屋は、相方からも、これまで泊まった中で2番目に酷いと言われてしまいましたが、私も同感です。ただ、部屋以外は食事もまあまあだし、お風呂は相方も私も大満足だし、それなりに楽しめました。温泉以外では、松島の牡蠣と仙台の牛タンを楽しみに行きましたが、松島の牡蠣はシーズン前だったみたいで、期待していたものは食べられませんでした。
まあ、色々ありましたが、ゆっくりとお湯を満喫できたし、美味しいものもそれなりに楽しめましたので、行って良かったと思います。
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8時20分発の「はやぶさ7号」で仙台に向かいました。どうしてこの時間かというと、仙台駅牛タン通りの「たんや善治郎」が10時00分開店のため、開店前に着こうと思ったからです。ところが、新幹線が大幅に遅れたため、「たんや善治郎」に着いた時には長蛇の列でした。
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「青葉亭 仙台エスパル店」
結局、「たんや善治郎」は諦め、11時00分開店のここのお店に並びました。 -
東京でもたまに牛タンを食べることがありますが、やはり仙台で食べるのとは違うなあと感じていました。そう思いながら、ここで食べましたが、以前に食べた時には、もっとプリプリしていたような記憶がありましたが、今回は正直、東京で食べるのと変わらない気がしました。そんなものなのでしょうか?
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「潟沼」
仙台で青葉城に寄ってから、鳴子温泉に行く計画でしたが、1時間予定がずれてしまったため、青葉城は諦め、鳴子温泉にそのまま行きました。鳴子温泉駅は特に観光するところもないため、結局、タクシーで潟沼に行くことにしました。 -
相方は初めてでしたが、私は2回目でした。前回来た時は朝方で、今回は昼過ぎでしたが、太陽の当たり方が違うせいか、前回は南国のビーチのように青く見えた潟沼が、今回は普通の青にしか見えませんでした。ご参考までに前回の旅行記を以下に貼り付けておきます。
https://4travel.jp/travelogue/11768598 -
潟沼では強酸性の温泉が湧き出ているため、魚はいません。前回来た時には、沼の水が生温かくなっていることは確認しましたが、酸性であることを確認し忘れました。今回、忘れずに、沼の水を舐めてみましたが、予想通り、少し酸っぱい味がしました。
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「名湯秘湯 うなぎ湯の宿 旬樹庵 琢ひで」
日帰り入浴では、3回か4回来ましたが、宿泊は初めてでした。鳴子温泉駅から送迎してもらいましたので助かりました。 -
今回、初めての宿泊でしたので、それなりに期待していきましたが、結論から言えばがっかりでした。ここの旅館は「日本秘湯を守る会」の会員旅館ですので、忘れずにスタンプ帳を持っていきましたが、じゃらん経由の予約の場合はスタンプは押せないそうです。それがルールのようですので、仕方ありませんが、言い方があると言うもの。これまで、色んな旅館でスタンプを押して貰いましたが、こんなことは初めてです。相性が良くないのでしょう。
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ロビーはこんな感じでした。それなりに高級感がありました。
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泊まったのは離れの部屋でしたが、これが不満の元凶でした。離れは本館入口の真向かいの建物です。予約時のメールを見返すと確かに「離れ」と書いてありますが、予約時には全く意識していませんでした。2階の部屋でしたが、急な階段がある部屋でした。離れと言うと普通、ちょっと高級なイメージですが、ここの離れは完全におまけの建物でした。
アユミ・コレクション ショッピング
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1泊2食付き、2人泊で1人当たり25,850円でした。3連休ということもありますが、立派なお値段でした。
写真は部屋の扉を開けて最初に目にした光景ですが、部屋を見て愕然としました。写真だと伝わりませんが、まずは狭い。それと言葉では表現出来ない違和感を感じました。 -
戸口を入ってすぐのところから、部屋全体を撮ったものです。広縁がないからテーブルも椅子もないし、ちゃぶ台もありません。そのため、物を置こうとすると床に置く以外にありません。相方は、ワンルームの友だちの部屋に泊まりに来たようだと言ってましたが、正にその通りでした。1泊12,000円程度の部屋ならまだ我慢できますが、倍以上支払ってこれ? って感じでした。
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部屋の奥側から入口側を対角線で撮ったものです。入口部分がどれだけ狭いか分かると思います。後からメールで予約内容を確認したら、8.5畳の部屋と表示されていましたが、普通、例えば8畳と表示されていても、和室なら広縁もあるし、その他に畳数に含まれないスペースもあるため、どんな安旅館に泊まっても、荷物の置き場に困ったことなどありません。ここの8.5畳は本当に8.5畳しかないのでしょう。
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別の対角線を撮ったものです。
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写真は、夕食を終えて部屋に帰ってきた時に撮ったものです。食事の間に布団が敷かれていました。布団を敷くと本当に足の踏み場もない位でしたが、どれくらい狭いかお分かりいただけると思います。物を置くところがないため、全て床(畳のような物体)に置いていましたか、それらが見事に動かされていて、物がどこにあるのかわからない状態に! イライラもMAXでした。
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余りに狭いため、並べた布団が重なっていました! 布団が重なっていてショックを受けたと言えば、令和元年のGWに函館に行って、1泊4,000円台の格安ビジネスホテルに泊まった時以来ですが、相方には、函館の黄色い格安ホテルの次にヒドイ部屋だと言われてしまいました。全く同感です。ご参考までにその時の旅行記を以下に貼っておきます。
https://4travel.jp/travelogue/11494194 -
部屋は狭いですが、トイレも洗面台もありました。こういうのを部屋に詰め込むから余計に狭くなるのでしょう。
ところで、ここで手を洗ったら、水がヌルヌルしているように感じました。相方にも聞いてみましたが、ここの洗面台でコンタクトレンズを洗浄した時に水がヌルヌルして嫌だったと言っていました。中山平温泉付近では民家の水道水もヌルヌルしていると聞いていましたが、本当なんだと思いました。 -
気を取り直して、お風呂に行くことしました。そのお風呂ですが、何回か日帰り入浴で来ていたため、真新しいものはありませんでした。もしかしたら、宿泊者専用のお風呂でもあるのかと期待していましたが、そういうわけではありませんでした。
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「長生の湯 混浴露天風呂」
最初に男女別の露天風呂に行きましたが、混んでいたため、諦めました。「長生の湯 混浴露天風呂」も混んでいるのかと思ったら、誰も入っていなかったため、ここにしました。 -
混浴露天風呂が一番広いお風呂ですが、なぜかほとんど貸切状態でした。お湯はいつも通り、超ヌルヌルでしたが、何だかお湯が澱んでいるように感じられました。広い割にはお湯の投入量が少ないし、落ち葉や小さなゴミも気になりました。
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「長生の湯 内風呂」
混浴露天風呂に直結している内風呂です。琢ひでに来る度に入っていますので余り新鮮味はありませんでしたが、混浴露天風呂よりはお湯が綺麗でした。 -
「石橋の湯」
写真を撮っただけで、今回は入りませんでした。 -
混浴露天風呂とは別に、男女別の露天風呂があり、時間で男女入替制になっています。写真は男女別露天風呂の入口付近で見掛けた「御神体」。そう言えば、最近、こういうのは余り見ません。
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「鶴の湯」
男女別の露天風呂には翌朝入りました。朝方に入ったのが良かったのか、前日入った混浴露天風呂よりずっとお湯が新鮮で清潔感がありました。 -
琢ひでには色んなお風呂がありますが、今回はどのお風呂もヌルヌル・トロトロ度合いに変わりはありませんでした。相変わらず、入った瞬間にわかるくらいヌルヌルでした。ヌルヌル・トロトロ度では国内No.1クラスだと思います。匂いは、硫黄と油と他に何か混じったような独特の匂いがしますが、個人的には好きです。
で、ヌルヌル度と匂いはどのお風呂も同じ感じでしたが、なぜか色はお風呂によってかなり違っていました。「長生の湯」は緑がかった透明のお湯ですが、「鶴の湯」は青白く濁っていました。途中で、お風呂のお湯を管理されている方が見回りに入ってきましたので、色々と聞いてみましたが、どこのお風呂も源泉は同じなのだそうです。湧き出たお湯は一旦タンクに貯められるそうですが、それぞれのお風呂へお湯を供給するパイプの吸水口の位置(高さ)がお風呂によって違うのだそうです。色があるのはタンクの下の溜まった部分なのだそうです。とても興味深いことを教えてもらいました。 -
「亀の湯」
もう一つの男女別露天風呂です。朝の時間帯は女性専用でしたが、誰もいないからということで、管理人の方に是非比べて下さいと言われ、入らせてもらいました。管理人の方曰く、同じ男女別露天風呂でも「鶴の湯」よりも「亀の湯」の方がよりヌルヌルしているのだそうです。湯船を囲っている桧の木にヌルヌル成分が染み込んでいるためではないかとのことでしたが、特にヌルヌル度に違いは感じませんでした。 -
「芍薬の湯」
ここも朝方に入りました。琢ひでには日帰り入浴で何度も来ていますが、なぜかこのお風呂は初めてでした(たぶん)。 -
早朝に入ったためなのか、お湯はほぼ無色で透明でした。とても新鮮なお湯に見えました。
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芍薬の湯のすぐ隣に露天の樽風呂がありました。朝日が入り込んでいい感じでした。陸羽東線の電車からこの樽風呂が見えると宿の人に言われましたが、確かに樽風呂から電車が通り過ぎるのが見えました。景色も良いし、一人で入っていると、とても良い気分でした。
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夕食は夕食会場でいただきました。
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最初からテーブルに置かれていた料理です。
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夕食のメニュー。
結論から先に言うと、食事に関しては、大きな不満はありませんでした。宿泊代に見合った内容だと思いました。 -
食器が凝っていました。写真の食器ですが、左の写真のように蓋がかぶった状態で出てきて、係の方にパカッと開けてもらったのが右の写真です。
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追加で運ばれてきた料理です。量的には充分でした。食前酒で出てきた梅酒がとても美味しかったため、梅酒を追加でオーダーしました。
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高級な食材を使っているわけではありませんが、どれも美味しくいただけました。
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朝食も同じ場所でいただきました。盛り付けも綺麗でしたし、量も充分でした。
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10時00分過ぎにチェックアウトし、鳴子温泉駅まで送迎してもらいました。
写真は鳴子温泉駅前通りの郵便局前ですが、電話ボックスがない! その電話ボックスの屋根には大きなこけしが載っていて、鳴子温泉の観光名所のような存在でしたが、電話ボックスごと見事に撤去されていました。寂しい限りです。 -
鳴子温泉駅から仙台に向かいました。陸羽東線は座れない人が出るほど混み合っていました。
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古川から仙台まで新幹線で行き、その後、仙石線で松島海岸に向かいました。仙石線も松島海岸駅まで都内の地下鉄のような混みようでしたが、松島海岸駅でみんな降りました。仙台駅でも松島海岸駅でもコインロッカーは全て埋まっていたため、松島ではコロコロバッグを引きながらの観光となりました。
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「さんとり茶屋」
本当は牡蠣小屋で蒸し牡蠣の食べ放題を食べたかったのですが、長時間待つのも嫌であったため、時間をずらしてこちらのお店に行きました。 -
「カキ殻蒸し焼き」
事前にHPを調べたら、牡蠣三昧定食だったか、そんな名前の定食があったため、それをオーダーするつもりでしたが、出されたメニューに載っていませんでした。聞くと牡蠣はまだ早いとのことで、写真の蒸し牡蠣しかないとのこと。わざわざ松島まで牡蠣を食べに来たのに…。提供できないなら、HPに載せるべきではないのでは… -
ということで、取り敢えず、1個400円の蒸し牡蠣を2つ注文しました。お味は普通でしたが、痩せた感じで食べ放題の牡蠣みたいでした。
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牡蠣を除いたら、目ぼしい物がなかったため、うにいくら丼にしました。何しに松島にきたのか…。うにいくら丼はそれなりに美味しかったです。
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電車の時間まで時間があったため、周辺をコロコロバッグを引きながら散策しました。
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「ずんだ茶寮」
ランチが遅い時間だったため、仙台駅で夕食代わりにずんだ餅とずんだシェイクをいただきました。 -
ずんだ餅も美味しかったですが、セットに付いていたお茶が絶品でした。単品で注文したい位でした。
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17時57分発の「はやぶさ36号」で帰京しました。
まあ色々ありましたが、お湯は良かったし、旅館の料理もまおまあでしたのでそれなり楽しめました。琢ひでも、日帰り入浴だったらまた行っても良いかな。
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