2023/09/30 - 2023/09/30
137位(同エリア243件中)
タブラオさん
日本一の強アルカリ性温泉と言われる、埼玉県の「都幾川温泉 旅館 とき川」に日帰り入浴してきました。
ここ1年位、日本一のヌルヌル・トロトロ泉はどこだろうと思い、ヌルトロの温泉ばかり行っているような気がします。そんな中、たまたまこの「都幾川温泉 旅館 とき川」が日本一アルカリ度数が高い温泉であることを知りました。それも、都心から近く、貸切でゆっくり入れるとのこと。ということで早速予約し、温泉好きを誘って行ってみることにしました。
で、どうだったかというと、一般的にアルカリ度が高い温泉はお湯がヌルヌル・トロトロしていて、「美人の湯」などと言われることが多いですが、アルカリ度が高いからと言って、必ずしもヌルヌル・トロトロでないことは、経験上知っていました。そのため、正直、アルカリ度日本一と言いながらも、大したことないだろうと内心思っていました。ところが、良い意味で予想は外れました。日本一のヌルヌル・トロトロ泉は中山平温泉だと思っていますが、それより若干落ちる程度の超ヌルヌル・トロトロ泉でした。おまけに貸切だし、設備は新しいし、食事も美味しいし、風情もあるしで、大満足な日帰り温泉旅行となりました。泊まりで行きたいくらいですが、ここは日帰り専用の施設ですので、次は季節を変えて、また行ってみたいと思います。
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都幾川温泉の最寄り駅は八高線の明覚駅です。自宅から在来線を乗り継いで1時間半程度ですので、近いし安いです。
八高線には生まれて初めて乗りました。基本的に単線ですので、すれ違うために駅で待ち合わせをします。東北でよく見掛ける、バスのような運賃表示のディーゼル車でした。近場でしたが、旅行気分も味わえました。 -
明覚駅で旅館の方が待っていてくれ、都幾川温泉まで送迎してもらいました。迎えに来たのは、普通の5人乗りのセダンでしたが、送迎は1組だけと言われていた理由がわかりました。
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都幾川温泉まで明覚駅から車で15分位でした。予想以上に人里離れたところにありました。
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「都幾川温泉 旅館 とき川」
ネットで見ていて、たまたま、ここの温泉が日本一アルカリ度が高い温泉であることを知りました。以前は宿泊も可能だったようですが、今は日帰りプランのみで営業しています。 -
入口玄関を入ってすぐのところです。2部屋と貸切風呂2つだけですので、中は広くありません。
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「やまぶきの間」
昼食付き、貸切風呂付き、11時00分から15時00分まで4時間滞在で一人12,980円(税込)でした。10,000円程度で利用出来たら完璧だったのですが、内容的には充分に満足です。部屋は2間ありました。 -
奥の部屋です。この部屋で食事をいただきました。
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入室と同時に抹茶とゆず羊羮が運ばれてきました。おもてなしされている感がありました。
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奥の部屋からもう1つの部屋を撮ったものです。ほとんど使いませんでしたが…
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一休みした後、早速、貸切風呂に行きました。写真は貸切風呂の入口です。
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入口を入ると、かなり広めの着替えスペースがあって、いよいよ貸切風呂です。
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入口を入ったところです。日本一の強アルカリ性温泉ってどんなだろう? どうせ大したことないんだろ!? でもドキドキ! って感じでした。
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露天風呂があったらもっと良かったのですが、窓から気持ち良い風が入ってきました。窓の格子がお湯に反射して、風情がありました。
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お湯ですが、まず、無色透明・無味無臭です。お湯が澄んでいて、お湯に足を入れるというより、清流に足を突っ込む感じでした。で、肝心のヌルヌル・トロトロ度合いですが、足を入れてすぐに分かるくらいヌルヌルでした! 中山平温泉の「しんとろの湯」とか「琢ひで」ほどではありませんが、それに近い位のヌルトロでした。アルカリ度が高いからと言って、必ずしもヌルトロでないことは知っていましたので、どうせ大したことないのだろと内心思っていましたが、良い意味で予想が外れました。
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私の中では、日本一のヌルヌル・トロトロ泉は、1位が中山平温泉、2位が奈良田温泉で、この2つは不動だと思っていました。ところが、ネットで調べていくと、ヌルトロ泉は意外とどこにでもあって、次から次へと行きたいところが出てきます。中でも山形県の羽根沢温泉が「しんとろの湯」以上にヌルヌル・トロトロだという人もいて、次はこの羽根沢温泉にトライしてみたいと思っています。
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都幾川温泉が日本一の強アルカリ性温泉と紹介されている高校の化学の教科書が、客室内に置かれているとどこかに書いてあったため、係の人に聞いてみたら、写真の棚に無造作に置かれていました。右がその教科書です。
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教科書の該当ページです。「日本一の強アルカリ性温泉(埼玉県ときがわ町)」と写真付きで紹介されていました。
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一風呂浴びた後にランチでした。柚子の産地が近いこともあり、柚子懐石でした。
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出来上がりが、その都度、運ばれてきました。焼きたての岩魚が美味しかったです。
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地元の食材が中心ですが、どれも美味しくいただけました。
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品数が多く、かなりの量でした。お腹がいっぱいになり、横になったら、うとうとしてしまったため、4時間はすぐに過ぎてしまいました。
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上が食後のデザートで、下がお会計の後に運ばれてきた、ゆず茶とお茶菓子。
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帰りは送迎がないため、乗り合いタクシーを予約してもらいました。明覚駅まで一人500円でしたが、乗っている時間を考えたら良心的でした。
これまで魅力的な温泉というと、東京から離れたところにしかないと思っていましたが、9月に行った、秩父の新木鉱泉といい、この都幾川温泉といい、近場にも意外と楽しめる温泉があることがわかりました。東北や信州ばかりでなく、近場をもっと開拓してみるのも良いかもしれません。
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