2022/06/03 - 2022/06/04
326位(同エリア491件中)
タブラオさん
金曜日に午後休を取って、1人で鳴子温泉郷に行ってきました。
鳴子温泉にはこれまで何度も行っていますが、夏場に行くのは今回が初めてでした。夏場にしか行けないということで、今回は、吹上温泉 峯雲閣の湯滝と潟沼をとても楽しみにしていました。
で、どうだったかというと、潟沼は期待以上に素晴らしいところでした。朝方に行ったのが良かったのか、誰もいない湖畔(沼畔?)を気持ちよく散策することができました。真っ青な沼と白い砂浜には驚かされました。一方、吹上温泉ですが、湯滝はまあそれなりに楽しめましたが、それ以上に露天風呂、旅館の周囲の環境が良く、ゆっくり泊まりで行くのも良さそうでした。
実質1日半でしたが、その間に8つの温泉に入りました。その内初めて行ったのは6つでしたが、とても内容の濃い1日半でした。天気にも恵まれ、夏の鳴子温泉郷を満喫することが出来ました。
PR
-
12時36分発の「やまびこ61号」で古川に向かいました。一旦家に戻っていては間に合わないため、着替えを持参してそのまま新幹線に乗り込みました。
-
川渡温泉駅に着いたのは15時39分。着いたら雨がぱらついていました。川渡温泉駅から旅館まで歩くと結構な距離でしたが、旅館の方が駅まで迎えに来てくれたため助かりました。
-
「川渡温泉 越後屋旅館」
今年の3月に川渡温泉の藤島旅館に日帰り入浴した時に川渡温泉を気に入ってしまい、次は絶対に泊まりで行こうと決めていました。藤島旅館も考えましたが、考えてみたら、藤島旅館は夜遅くまで日帰り入浴できるし、藤島旅館からすぐ近くの越後屋旅館も良さそうであったため、ここにしました。 -
1泊2食付きで11,000円(税込)でした。お部屋も清潔だし、一人なら充分に広いし、トイレ付きだし、食事も美味しいし、お湯もいいし、越後屋旅館にして大正解でした。是非また泊まりたいです。
-
「川渡温泉 共同浴場」
越後屋旅館から歩いて2、3分のところにあります。事前に調べたら、ここの共同浴場の評判が良かったため、宿の方にどんな感じか聞いてみました。地元の方専用の共同浴場とのことですが、鍵があれば入れるとのこと。ただ、コロナのこともあり、東京の方だと地元の方が嫌がるため、余り行かない方が良い的なことを言われました。一瞬ためらいましたが、ただ入れないわけではなさそうだし、ちょっと覗くだけでしたので、粘って聞いてみたら、その鍵は越後屋旅館の向かいの加賀屋商店という雑貨屋さんで貰えるとのことでした。 -
ということで、越後屋旅館の道を挟んで向かいの加賀屋商店さんで鍵をゲットし、共同浴場まで行ってみました。入り口前で躊躇していると、共同浴場から出てきた方が声を掛けてくれ、入り方を教えてくれました。鍵を使って中に入ったら、中から施錠をするようにと言われました。
-
混み合っていたら、越後屋旅館の方のこともあるし、入るのを止めようと思っていましたが、幸い、入っていた方と入れ替わりになり、一人だけでした。
で、どうだったかというと、今となってはほとんど覚えていませんが、とにかく熱くて、足だけ入れて諦めました。あと、予想外に硫黄の香りは全然しませんでした。 -
「川渡温泉 湯あみの宿 ぬまくら」
越後屋旅館の方に聞いたら、ここの旅館も日帰り入浴をやっているとのことであったため、せっかくですので行ってみました。ここのお湯は共同浴場とは違い、しっかり硫黄臭がしました。窓を締め切っていたため、ムシムシしていましたが、いいお湯でした。 -
夕食は専用の部屋に集まって食べましたが、隣との距離は充分にあったため、コロナを心配する必要はありませんでした。
和牛のすき焼き付きでした。それだけでも宿泊代の割には豪華な印象ですが、質量とも大満足の内容でした。 -
ヒラメかカレイか忘れましたが、この焼き魚が絶品でした。卵がたっぷりでとても食べごたえがありました。近くの魚屋で買ってきたものだと女将とおぼしき方が仰っていましたが、温泉街の魚屋でもこんないい魚が手に入るんだと感心しました。
-
何の混ぜご飯か忘れてしまいましたが、手が凝っていて美味しかったです。それと、ずんだのおはぎ! これも絶品でした。
-
「藤島旅館」
夕食後、せっかくですので、藤島旅館に日帰り入浴に行ってきました。越後屋旅館から歩いてすぐです。確か、21時00分か22時00分まで日帰り入浴出来るため、わざわざ泊まる意味もない気がします。 -
藤島旅館には、大きめのお風呂と小さめのお風呂がありますが、前回小さめの方に入りましたので、今回は大きめの方にしました。写真は、大きめのお風呂に通じる廊下ですが、昭和の雰囲気が漂っていて、こういうの好きかも。
-
湯治棟の廊下ですが、正直、泊まらなくて正解だと思いました。まあ、インパクトが強くて記憶には残る宿なのでしょうが…
-
その大きめのお風呂です。誰もいなくなった瞬間がありましたので、写真を撮ってきました。お湯は恐らく、小さい方のお風呂と同じで、硫黄の香りも強くいい感じではありましたが、人の出入りも多いし、締め切っているためムシムシしているし、余り居心地が良くなかったため、すぐに出ました。
-
さて、宿泊した越後屋旅館のお風呂ですが、2種類あって、時間によって男女入れ替えとなっていました。チェックイン時にはこちらのお風呂に入れましたが、結局写真を撮っただけでした。
-
もう一方のお風呂ですが、こちらには夜と早朝に入りました。写真は内風呂の方です。お湯は、特に特徴があるわけではありませんが、藤島旅館と同じ感じのお湯ですので、申し分のないお湯でした。
-
ほとんどこちらの露天風呂の方にいました。2人一緒に入れない位の狭さですが、ずっと一人でしたので、快適でした。
-
翌日は、8時04分発の電車に乗るため朝食は早めにしてもらいました。朝食も値段からしたら大満足の内容でした。朝も、駅まで車で送ってもらいましたが、至れり尽くせりで11,000円は本当にお値打ちだと思いました。
-
「潟沼」
鳴子温泉駅には8時12分に着き、荷物をコインロッカーに預けて、鳴子温泉駅からタクシーで潟沼に行きました。潟沼の存在を知ったのは、今年の3月に藤島旅館に日帰り入浴した時に、潟沼のポスターが貼ってあるのをたまたま見たからですが、こんなに青々とした沼がこの地域あるんだ!と思って調べたら、鳴子温泉駅からすぐであることを知り、どうしてこれまで気付かなかったのだろうと逆に驚きました。
で、どうだったかというと、結論から言えば、行って大正解でした。 -
特に下調べはせずに行きましたが、取り敢えず、時計回りに沼を回ってみることにしました。
-
歩き始めてすぐに硫黄ガスが噴出している一帯がありました。硫黄の臭いがプンプンしていて、いい感じでした。ちなみに、潟沼には沼底から温泉が湧き出ているらしく、潟沼に手を入れてみたら、生温かい感じでした。強酸性のため魚は生息していないそうですが、どれほどの強酸性なのか、舐めて確かめておけば良かったと後になって後悔しました。
-
こんな感じの歩きやすい道が続いていました。
-
ふと沼の方を見ると
-
白い砂浜と青い海でなく、青い沼が広がっていました。
-
思わず、「沖縄の離島に行ってきました!」とでも書きたくなるような光景でした。
-
それも朝方でしたので、誰もいない! 無人島に一人でいるようでした。
-
沼を一周してレストハウスの前まで戻ってきました。
-
帰りもタクシーを使う予定であったため、行きで使ったタクシーの電話番号を聞いてありました。ところが、レストハウスからタクシーを呼ぼうと電話しても上手く繋がりませんでした。レストハウスが開いていたので、聞いてみたら、何とレストハウスではドコモは繋がらないそうです(他は大丈夫みたいですが)。ということで、レストハウスの方のご厚意でタクシーを手配してもらいました。
写真はレストハウスで買ったアイスクリーム。空気が良いから、アイスクリームも美味しかったです。 -
「鳴子温泉 姥乃湯」
潟沼から鳴子温泉駅に戻ってきて、吹上温泉行きのバスの時間まで時間があったため、少し気になっていた姥乃湯に寄ってみました。 -
お湯はごく普通の癖のない硫黄泉でした。個性的なお湯ばかりの鳴子温泉にあってはむしろ珍しい位ですが、それよりも、日帰り入浴料が800円とバカ高だし、電話で問い合わせした時の応対も「?」だったし、Googleの評価が低評価なのもよくわかりました。
-
鳴子温泉駅を10時55分発のバスに乗り、吹上温泉に向かいました。予想外に小さなバスでした。
-
「吹上温泉 峯雲閣」
吹上温泉というと、元横綱白鵬関が湯滝に入る観光ポスターで有名ですが、今回初めてでしたので、とても楽しみにしていました。ところが、前日の夜に旅館に電話したら、雷雨のため、川に濁流が流れ込み、お湯がぬるいとのこと。入れないかもと思いながらも、取り敢えず行ってみました。 -
旅館の建物には特に期待していませんでしたが、玄関はレトロな感じで風情のある宿でした。
-
内風呂から外に出るとすぐに名物の湯滝が見えてきました。少し見づらいですが、右側に露天風呂があります。
-
その露天風呂です。湯滝側から撮ったものです。広々としているし、露天風呂からの景色も最高でした。ここに入るだけでも、来る価値があるように感じました。硫黄泉ではないものの、硫黄の香りも微かにしていて、お湯もまあまあな感じでした。静かで環境の良いところですので、泊まってゆっくりするのも良いかも知れません。
-
そしてお目当ての湯滝です。シーズンではないためなのか、ほとんどの時間、一人でしたのでラッキーでした。それなりの広さはありますが、浅いです。
-
前日に雷雨があったせいで、お湯はプールの水のような温度でしたが、入れないほどではありませんでした。川の流れもあるし、濁ってるし、葉っぱやら、小枝が沢山混ざっているし、足元はゴツゴツしているしで、じっくり入りたいと思うような感じではありませんでした。まあ、ちょっと浸かるだけで充分でしたが…
-
湯滝から露天風呂と内風呂の入る建物側を撮ったものです。位置関係がわかると思います。緑に囲まれていて環境は抜群です。川の流れに癒されました。
-
吹上温泉の後は、バスの時間まで時間があったため、吹上温泉からすぐの間欠泉に寄ってみました。元々期待して行ったわけではありませんでしたが、まあそれなりの間欠泉でした。
-
こちらも湯滝ですが、間欠泉の敷地内にありました。こちらの方が峯雲閣の湯滝よりも深そうですし、入り甲斐がありそうでしたが、もちろん入浴不可です。
-
「ゑがほ食堂」
13時30分過ぎに鳴子温泉駅に戻ってきて、駅前通りのここのお店でランチをいただきました。ここのお店で食べるのは今回2回目でしたが、前回も山菜きのこそばだったと思います。前回はじゅんさいがたっぷり入っていた気がしますが、今回は入っていませんでした。その代わり、キノコがこれでもかと入っていました。 -
「東鳴子温泉 高友旅館」
お昼の後は、せっかくですので、東鳴子温泉まで移動し、高友旅館に入ってきました。 -
3月に東鳴子温泉に来た時には、近くの馬場温泉といさぜん旅館に日帰り入浴しましたが、正直、いずれもお湯の印象がイマイチでした。要はお湯が薄くてパンチが全くなかったためですが、逆に高友旅館はどんなだったか気になっていました。
-
常に何人か入っていましたので、写真は以前に撮ったものです。
で、そのお湯ですが、油臭は強烈だし、お湯もとても濃く感じました。馬場温泉といさぜん旅館は、高友旅館のお湯を3倍位薄めた感じでした(誇張ではなく)。 -
「観光ストアーなるみ」
いつものこのお店で大栗もちをお土産に買いました。特大の栗が入っている割にはリーズナブルなお値段です。 -
「鳴子温泉 早稲田桟敷湯」
鳴子温泉駅のコインロッカーに荷物を預けていたため、一旦、鳴子温泉駅に戻ってきました。電車の時間まで喫茶店にでも入って時間を潰そうかとも思いましたが、せっかくですので、ちょっと気になっていたこちらのお風呂に行ってきました。 -
昭和23年夏、早稲田大学の学生7人がボーリング実習で掘削した温泉なのだそうです。温泉建物は早大教授が設計したそうですが、天井がとても高くて、特徴的です。お湯は硫黄泉なのですが、硫黄の香りはそれほど強くありませんでした。熱かったこと以外は余り特徴のないお湯でした。
-
古川駅18時08分発の「はやぶさ112号」で帰京しました。はやぶさ号は楽チンでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
鳴子温泉(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49