2023/10/05 - 2023/10/05
856位(同エリア5113件中)
Reiseさん
- ReiseさんTOP
- 旅行記442冊
- クチコミ839件
- Q&A回答0件
- 349,831アクセス
- フォロワー55人
兵庫区を久しぶりにあるきました。
平家の時代から栄えた場所です。
以前建設中だった兵庫津ミュージアムも見学、兵庫大仏も見学、そのほかも小さな歴史の遺蹟を訪ね、良く歩きました。
大輪田橋で戦災や震災があったことを再認識しつつ、兵庫津ミュージアムで最新のデジタルや技術の新しい博物館を見学しました。
これからは、こんなタイプの博物館も増えていくのでしょうか。。
この日はどんどん天気が変わって、雷雨から晴天、肌寒さから暑さへ
この気温差、老体にはこたえます。。(-_-;)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
兵庫駅から出発。
-
地図と、みどころ。
一度には回れそうにないので、今日はとにかく自分の計画に沿って歩いてみます。 -
運河の周りが綺麗に整備されて、散歩も休憩も楽しめる場所になっています。
-
江戸時代から兵庫津を中心として経済も栄えてきました。
-
対岸には近代的名ショッピングセンターが建っています。
-
平家の時代から栄えた場所。
-
休憩できるベンチも。
-
ここは先日行った平清盛像と石塔のあったあたり。
-
美しい橋が見えます。
三連のアーチ。 -
旧仮名遣いで、おほわだのはし。
大輪田の泊が近くにあるので、その名前から付けられたそうです。 -
反対側の様子。
-
大輪田水門。
-
この橋のたもとに、戦災で犠牲になった人々への慰霊碑があるそうです。
-
よくみると、かたつむり。
震災の跡に、親柱の道しるべとしてつくられたそうです。 -
大正13年につくられた橋。
-
戦災や震災の歴史を観てきた橋です。
阪神・淡路大震災では親柱のうち、1本が残り、あとは折れてしまったそうです。 -
折れた親柱。
-
説明板がありました。
戦災、震災への鎮魂。 -
橋を渡ったところにあるお寺、阿弥陀寺。
-
お庭にナツメの木がありました。
色づいて、美味しそう。(ナツメ好きなもんで) -
こちらは以前見学したことのある、昔の兵庫県庁を再現したところ。
-
以前来たときにはなかったのですが、こちらの博物館ができていました。
-
兵庫県立兵庫津ミュージアム。
-
入口のそばに、お洒落なモニュメント。
-
チケット売り場へ。
チケットは生協などの会員カードでずいぶん安くなった記憶。
最近、こういった割引のある博物館が多いです。
大歓迎。 -
お土産コーナーも。
あとで観ようと思っていて、忘れてしまった。(^^; -
中は写真撮影可です。
-
とにかく、デジタル、電気機器を使った、新しい博物館といった感想。
低学年の子供もわかりやすいと思いました。 -
興味が湧いてくるような展示。
-
平家が活躍した時代。
平清盛を中心として。 -
平清盛の構想の福原京、幻の京となりますが。
清盛は、大輪田泊を見下ろす高台に別荘を建てます。
1180年に天皇、貴族一族を連れて京都から福原へ遷都します。
福原京が築かれる計画が進みますが、源氏との戦いに敗れるなどして、半年でまた京都に遷都。
その後は壇ノ浦で平氏は滅びてしまいます。
とても短い間の福原遷都と幻の福原京。 -
福原の様子がCGで再現、わかりやすいです。
-
貿易で栄えた大輪田泊や港の魚住の泊。
-
魚住の泊から発掘された丸太の一部。
平安の時代のものだそうです。
丸太を組み立てて、古代の技術が見えます。 -
日宋貿易の発展。
-
宋銭の重さも体験できますよ。
-
源氏との戦い。
平家滅亡へ。
栄華の期間はあまりにも短いです。 -
鎌倉、室町時代になると、大輪田泊は兵庫津として発展していきます。
説明にもありますが、寺院とも深いつながりがあるようです。 -
一遍や叡尊、重源もかかわりがあったのですね。
-
多くの物資が船の行き来で運ばれます。
-
足利尊氏と楠木正成の戦い、港川の戦いも起こります。
-
室町幕府になり、足利義満の時代には、日明貿易が盛んになります。
-
面白い展示。
足利義満が兵明の使節の出迎えや見送りに度々兵庫に来ています。
初めて知りました。 -
応仁・文明の乱、混乱の時期、一時期は兵庫津も被害にあいます。
その後三好氏が支配するようになり、兵庫津も復興へ。 -
1581年に兵庫津に池田常興が築城した兵庫城。
1615年には陣屋となり、その後、明治になってからは兵庫県庁になります。
土地開発や兵庫運河ができて、お城の跡はなくなってしまっています。 -
多くの船が集まり、兵庫津がにぎわう様子の屏風。
-
支配体制も時代で少しずつ異なり。
でも、細かい体制です。 -
高田屋嘉兵衛も函館やこの兵庫津においても店を構えています。
-
港の賑わいの様子。
-
いけす、、、こんな名所もあったのですね。
-
デジタルのいけす。
タッチできます。魚を捕まえるのも楽しい、、。 -
生きているみたいです。。
-
10分の一の大きさの北前船。
-
ビデオもわかりやすく。
-
江戸時代の朝鮮通信使12回のうち11回は兵庫津に寄港しています。
尼崎藩が宿泊の手配や港の整備などの任をになっていました。 -
工楽松右衛門。
高砂市出身、江戸時代に海運業や港湾改修をおこない、松右衛門帆の発明を行い、全国に広まっています。
特に、幕府の命でエトロフ島に船着き場も造っています。 -
さいころで兵庫津をめぐる遊びも。
子供たちも喜びそうです。 -
当時の町の様子。
-
朝鮮通信使が宿泊とした場所も発掘が行われ、中国の陶磁器が出土しています。
-
出土した人形や陶器。
-
とても上品で高貴な雰囲気の陶器でした。
-
西国街道もあり、宿場もあり、賑わいが想像できます。
-
雨ごいの祭りを再現。
-
江戸時代の兵庫津の様子。
お寺も沢山。
惣門で西国街道より入ってくる人々を確認。 -
1861年にシーボルトも兵庫津を訪れています。
多くの船の出入りに驚いたそうですが。
外交官、通訳のイギリス人 アーネストサトウも兵庫津を訪れています。
また、当時、起こった「神戸事件」についても語っています。 -
アーネストサトウは西郷隆盛と兵庫の浜本陣 子豆屋で慶応2年に開国の密儀が行われたそうです。
こちらは今もお店だそうですが、当時は浜本陣で多くの幕末の志士の集まりや宿泊があったそうです。 -
神戸事件について。
1868年、明治維新となって、神戸の三宮で、備前藩の前を横切ったフランス人水兵二人が藩士により切りつけられ、負傷した事件。言葉が通じなかったのが大きな原因のようですが、この事件の責任をとり、隊の瀧善三郎が切腹をしました。
このことで事件は解決されますが、
当時の列強の圧力のすさまじさと、世界の中での日本の立ち位置の弱さをつくづく
感じる事件で、私はなんだか悔しさを感じる事件の一つです。 -
明治の新政府となり、兵庫県も誕生します。
-
兵庫津も変わっていき、
-
兵庫県の市町村の仕組みも変わっていきます。
-
初代の県庁館の模型。
初代県知事は伊藤博文。 -
県庁の建物も変遷します。
-
兵庫県の150年を写真で。
-
県議会も開かれます。
その建物のステンドグラス。
きれいな色です。
県のマークが真ん中に。 -
こちらの柱も。
-
県議会の建物の柱だそうです。
-
美しい形の柱です。
-
三階ではレゴ展をしていました。
-
孫と来ればよかった~。
ずっと子供たちに愛されてきた玩具。 -
歴史を展示。
長い間、今もそうですけれど、子供たちは大好きですよね。 -
こんな大きなものも。
-
レゴで作ったエッフェル塔もありましたよ。
-
丸い形のものも。
丸い形は、すごい技術ですよね~。
教えてほしい。。 -
こんな芸術作品も。
子供だけでなく、大人も楽しめますよね。
私も時々、孫と一緒にレゴを楽しみます。
手先に良いです、少しでも脳によいかなぁ~とおもいつつ。笑
孫に教えてもらいながら、恥ずかしながら、、、笑 -
こんな難しそうな文化財や建物も。
-
大きな船もありましたよ。
-
説明。
35000ピースも使ったのですね。
すごい。 -
学習室のような場所もありました。
-
レゴもありましたよ。
-
市町村史などの本もありました。
-
窓から、お隣の県庁館が見えます。
-
こちらは昨年見学したので、今回はパスです。
-
1階に戻ります。
ここには兵庫県のそれぞれの地域の特産物や紹介のパネルや展示があります。 -
レゴの展示もありました。
-
楽しい展示でした。
-
こちらにも見どころ。
-
兵庫津の街歩きのマップ。
沢山の見どころがあるようです。
歩くのが楽しみ♪ -
昔のマップのギャラリーになっていました。
-
立派なシアターがありました。
-
時間が決まっているようです。
次回体験してみたいです。
見学を終えて、映像や最新の技術があちこちに詰まった、新しい博物館という印象でした。兵庫津、兵庫の歴史がまたよりわかりやすく理解できます。
子供にも大人にもわかりやすい博物館だと思いました。 -
見学を終えて外に出ます。
ところどころにこんな地図版があります。 -
中央卸売場がすぐ近く。
空模様が怪しい、、、
このあと、突然雷雨になります。
風も強いし、海に近いことを感じます。。
兵庫歩き、続きます。
お読みいだいてありがとうございます。(^^♪
お読みいただいてありがとうございます。^^
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
神戸(兵庫) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
102