2023/10/06 - 2023/10/06
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amstrobryさん
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記録的な暑さだった9月も終わり、秋らしい気候の日も増えてきた。
群馬県みどり市に10月に見ごろを迎えるひまわりのスポットがあることを知った。ひまわりといえば夏のイメージが強いが、涼しくなった秋の日差しの下でひまわりを鑑賞したい。
周辺には日本の旧石器時代の発見へとつながった岩宿遺跡や鍾乳洞など見どころもある。みどり市内の日帰り観光をした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 タクシー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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特急りょうもう号の終点赤城駅で下車。写真の特急は数年前に登場したリバティではなく旧型車両でコンセントはついていなかったが、フリーWifiは設置されていた。
まずはひまわり畑に向かう。駅構内に無料のレンタサイクルがあるのでお借りした。赤城駅 駅
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駅からひまわり畑までは2.5キロ。道もほぼ一本道でわかりやすいが、写真のように歩道がない区間があり、交通量も多いので注意が必要だった。
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10分ほどでひまわり畑に到着した。山に向かって一面のひまわり畑がみられた。
10月6日から9日にかけてひまわりの花畑まつりが開かれる。 -
畑の中に入って撮影。ちょうど見ごろを迎えていて、どこからみてもしっかりと咲くひまわりの花がみられた。
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奥の少し高くなっているところに立つとひまわり畑の全景がみられる。
暑い時期のイメージが強いひまわりだが、涼しくなった秋でも満開のひまわりがみられてきれいだった。
敷地は広すぎず、狭すぎずちょうどよい広さだと思う。じっくり敷地内をまわって30分から1時間くらいか。 -
ひまわりを鑑賞した後は1キロほど離れた岩宿博物館を見学する。
1946年、相沢忠洋氏によって発見された石器により、日本の歴史が縄文時代(新石器時代)から旧石器時代にまでさかのぼることが判明した。岩宿博物館 美術館・博物館
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館内はワンフロアの展示スペース。発掘された石器の展示や、石器や石斧を加工する技術、マンモスなど古代生物の展示もあった。相沢忠洋氏が使用していたバイクや自転車の展示もあった。
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博物館を後にし、300メートルほど離れたところには岩宿遺跡A地点が保存されている。この遺跡により、日本の生活文化は縄文時代から1万年以上もさかのぼる旧石器時代には定着していたという発見につながった。
岩宿遺跡 名所・史跡
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岩宿遺跡A地点から道路を挟んで岩宿ドームという施設がある。
史跡岩宿遺跡遺構保護観察施設(岩宿ドーム) 美術館・博物館
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こちらは岩宿遺跡B地点の地層断面を保存展示するために作られたもの。8分ほどの映像資料もあり、岩宿遺跡に関する理解を深めることができた。
こちらを見学してから岩宿博物館を訪れるとよいかも。 -
ひまわり畑と岩宿遺跡を見学し、赤城駅に戻り自転車を返却した。
この後は約1キロ離れた大間々駅方面まで歩き、電動自転車をレンタルし、鍾乳洞方面へと向かう。赤城駅 駅
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赤城駅から大間々駅までの通りの様子。国道122号線が通っており、旧宿場町の名残か古くからの商店街が連なっていた。
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国道沿いにあるまちなか交流館に到着。ここで自転車を借りる予定だったが、現在休止中とのこと。ちょうど点検の時期に当たってしまったようだ。
こちらは観光案内所と土産物も取り扱っていた。地元のお土産調達にもちょうどよさそうな施設だった。みどり市まちなか交流館 名所・史跡
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自転車が借りられなかったため、予定を見直し。
まずはすぐ近くにある大間々博物館を軽く見学することにした。
レトロな外観は大正10年に建築され、旧大間々銀行の営業所と倉庫を修復したものだそうだ。大間々博物館(コノドント館) 美術館・博物館
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館内は3つのテーマに分かれていた。
まずは自然。みどり市内に生息する動植物の紹介。山間部もあり、近年各地に増加しているツキノワグマも出没するようだ。近づくと鳴き声を聞くことができます。 -
次は民俗資料の展示。大間々は足尾銅山からの銅の運搬ルートの中継地点としてもにぎわっていたようで、さまざまな商店が営業していたようだ。また、養蚕業も盛んだったようで、道具類の展示もあった。
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最後は歴史展示室。縄文時代から現代までワンフロアでコンパクトに展示してあった。
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さて、5.5キロ離れた鍾乳洞を見学する予定だったが、歩いて往復するには時間がかかりすぎる。行きはタクシーで行くことにした。
わたらせ渓谷鉄道の大間々駅にタクシーは常駐しておらず、駅舎内に連絡先が記載されていたので、手配した。大間々駅 駅
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タクシー料金は2500円弱。鍾乳洞のある小平鍾乳洞公園に到着した。
入口には建物が建てられており、レストランの物産館になっていた。小平鍾乳洞公園 公園・植物園
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鍾乳洞までは歩いて5分くらい。山間の自然環境豊かな場所でキャンプ場もあるようだ。
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奥まで進むと鍾乳洞の入り口についた。
こちらは見学料は320円。安い料金で規模は小さめ。鍾乳洞の後は湿性植物園も見学ができる。小平鍾乳洞 自然・景勝地
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洞窟の中に入る。よく整備されており、照明も明るめで安心して通行できた。
さっそく自然が作り出した造形美を鑑賞する。 -
道幅もちょうどよく、天井も高いので頭をぶつけたりする心配もなく、洞窟内を鑑賞することができた。
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全長93メートルということもあり、洞窟内に入ったと思ったらもう終わり?といった距離感。
鍾乳洞の雰囲気を少しだけ味わうにはちょうど良いと思います。 -
鍾乳洞の後は湿性植物園を見学。10以上の池に花しょうぶやミズバショウなど時期が合えばみられるが、10月には特に見ごろの花は無いようだった。
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続いて鍾乳洞から200メートルほど離れた小平の里に向かい、野口水車保存館を見学しようと思ったものの、管理人が巡回中とのことで、中には入れなかった。こちらは見学料は100円。
小平の里 自然・景勝地
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さて、帰りは5.5キロを歩いて戻る。学校のある付近以外は歩道のない道が続いていた。次は高津戸峡を散策する。
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約1時間の徒歩ののち、高津戸峡遊歩道の入り口、はねたき橋に到着した。
こちらは人道橋で橋の中央部からは高津戸峡の景色を眺めることができた。はねたき橋 名所・史跡
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橋のすぐそばにははねたき道了尊が鎮座している。おおきな下駄が特徴的。
はね瀧道了尊 寺・神社・教会
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さて、はねたき橋から高津戸橋までの約400メートルは高津戸峡遊歩道を散策する。
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階段を降りると、羽滝橋の特徴的な形状を眺めることができた。
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荒々しい岩場の峡谷が特徴的。それほどの急流ではないが、険しい自然環境だと感じた。
高津戸峡 自然・景勝地
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遊歩道からはまじかに川の流れを見ることができた。
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適度な距離感で散策を楽しむことができた。高津戸橋を渡り、ながめ余興場を見学したい。
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入口から雰囲気のあるながめ公園。16時には閉鎖してしまうようだ。
菊祭りの準備がなされており、園内結構な規模で開催されるようだ。10月下旬ごろから見ごろとなる。ながめ公園 公園・植物園
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最後の目的地はながめ余興場。昭和12年に建てられた木造二階建ての劇場。
昭和30年代までは人気劇団や流行歌手が次々の舞台を踏み、にぎわっていたようだがやがて衰退し、取り壊しの予定まであったそうだ。この規模での木造2階建て建築は新築できないようで、貴重な建物を保存するという流れに変わり、改修を経て、現在も現役で利用される施設となった。ながめ余興場 名所・史跡
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受付の方が館内を丁寧に説明してくれた。地階から2階までの施設を一通り見学でき、楽屋や舞台下など劇場の裏側を見ることもできた。
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2階席からの眺めもよかった。現在は1階も2階も同一料金らしい。2階席のほうがゆったりとしており、間近で観覧することにこだわりがなければ2階がよいかも。
トイレも2階にあった。 -
帰りは行きと同じく赤城駅から特急りょうもうで戻る。
ひまわり畑のほか、鍾乳洞などの自然、歴史ある大間々の街並みを見学できた日帰りの旅をすることができた。赤城駅 駅
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