黒船祭を一人で楽しみ、ペンションラフィーノに宿泊。

2022/05/21 - 2022/05/22

了仙寺で再現劇「日米下田条約調印」を見て、花火を見て、海上保安庁巡視船「かの」一般公開を見て、一人で黒船祭を楽しみました。宿泊先に選んだのはペンションラフィーノ。部屋から黒船祭の海上花火大会が見えるのに、黒船祭当日の宿泊でもお手頃価格でした。

エリア 下田(静岡)

了仙寺で13時30分から再現劇「日米下田条約調印」が行われるとのことで10分前に到着したところ、立ち見の人もいっぱいで、身長低めの私は立ち見だと良く見えませんでした。
しかし1つだけ空いているイスがあったので運良く座ることができました。

劇は20分程。歴史にはそれほど興味はなく、生のお芝居が無料で観られるなら…と思い軽い気持ちで観に来たのですが、役者さんってすごいですね。声の強弱や動きの緩急で観ていて飽きませんでした。

第85回黒船祭 祭り・イベント

本日宿泊する宿が素泊まりなので、翌朝のパンを平井製菓で購入。下田あんぱん（おぐらあん）税込238円。消費期限は3日後でした。

平井製菓 本店 グルメ・レストラン

平井製菓は黒船祭の出店が集まるKIZUNA広場近くのためか、店内はかなり混雑していました。

人気の少ない路地を見ると、ゆるキャラの後ろ姿。

KIZUNA広場前の通りにはゆるキャラがいました。14時15分頃です。

また別のゆるキャラが来ました。結構かわいい。

KIZUNA広場は人がいっぱい。出店を見てまわるのは諦めました。

14時35分、道の駅開国下田みなとに到着しました。

下田駅側から歩いてくると2階に到着しました。4階にあるハーバーミュージアムやかじきミュージアムは有料なので立ち寄りませんでした。
しかし3階がないのでしょうか。不思議。

観光案内所と土産物売場がありました。

道の駅 開国下田みなと 道の駅

土産物売場の奥では伊豆石などが展示されていました。

広々としたデッキです。広いわりにテーブルやイスは少なめ。

顔出しパネルです。ペリーや吉田松陰と一緒に撮影できます。

こちらの顔出しパネルは、下田のご当地キャラぺるりんと、水着でベタベタする日焼けカップル。子ども向けなのか大人向けなのか…。

デッキから階段で1階へ下りられました。「i」のマークが見えたのでフロア案内図かと思い見に行ったらただの地図でした。他の女性グループも「ここの案内が欲しい～」と騒いでいて、館内案内図が見当たらずわかりにくかったです。

宿で食べる夕食用に、下田バーガーテイクアウト目的でRa-maruへ入店。

Cafe&Hamburger Ra-maru グルメ・レストラン

下田バーガーは1100円（2022年5月時点）。支払いは現金のみでした。

注文し、店内を見て待ちます。

注文から5分程で出来上がりました。容器だけの提供。ちょうどビニール袋を持っていてよかったです。

宿の方向を確認するため地図で確認しようとしましたが、色あせていて役に立ちません。

2階に上がり、道の駅を出て、来た道を背にして進みます。（写真は振り返ったところです。）

柿崎神社前バス停がありました。

本数は1～2時間に1本程度。それほど多くはありません。

バス通りから右に曲がるとペンションラフィーノが見えてきました。

建物の外に飲料の自動販売機あり。

5月のためか冷たい飲料のみ。

15時半頃、ペンションラフィーノに到着。チェックインは15時からのはずですが、中に入って呼んでも奥からスタッフがなかなか出てこなくて困りました。

ペンション　ラフィーノ 宿・ホテル

チェックインを済ませ、1階の101号室に案内されました。

一人利用にしては広い部屋です。壁紙に古さを感じますが清掃はきちんとされていました。
Wi-Fiは弱めですが、サイト閲覧は問題なくできました。

テレビやエアコン。

タオル掛けやイス。このイスが見た目より軽いので好きな場所に移動できました。

窓からは寝姿山の顔部分が見えます。

建物前の通りは、人通りや車通りがそれほど多くはなく、基本的に静かでした。

客室内にバス・トイレあり。

クローゼット内に毛布かブランケットがありました。丈の長いコートだと下につきそう。

バスルームの扉にタオル掛けあり。

ごく普通のバスルームです。温泉大浴場を使用したので客室のバスルームは使用しませんでした。

洗面台に、リンスインシャンプーやボディソープが置かれていました。歯ブラシがなかったのでフロントにもらいに行ったところ、謝罪の言葉はなく「なかったですか」と言われました。でも丁寧で嫌味を感じない接客のためか、それほど不愉快には感じません。

寝巻。浴衣よりリラックスできてよかったです。

客室を出て、階段の下に大浴場があります。
客室前に灰皿がありましたが、幸いなことに喫煙中の人とは遭遇しませんでした（煙草の煙が苦手なので）。

大浴場前です。左が女湯、右が男湯ですが、大浴場前の廊下が真っ暗。温泉とのことですが、温泉分析書は見つけられませんでした。

女湯の脱衣所。

洗面台。

洗面台に置かれていたものは最低限のもの。

温泉は、私には熱めでした（体感41度）。湯上りは肌がすべすべになりました。

狭いので他人が来たら気まずいと思ったのですが、誰も来なくて貸切で使用できました。

リンスインシャンプーとボディソープ。髪はまとまらなかったので、お気に入りのシャンプー類を持参したほうがよいかも。

客室とロビーの間の廊下部分に、お客様用と書かれた冷蔵庫がありました。

ロビーに観光案内リーフレットと置物。

玄関。

ロビー。

ロビーの一角も喫煙所のようですが、喫煙中の人と遭遇することはありませんでした。

フロントの貼り紙。深夜緊急連絡先の電話番号も掲示されていました。

Ra-maruでテイクアウトをした下田バーガーです。大きめで食べ応えがありました。購入から3時間以上経っていたので水分が出ていましたが、味は濃すぎず薄すぎず美味しかったです。
ただ、客室にテーブルがなくて食事がしにくかったです。

18時45分、日が暮れてきました。その後19時35分頃に、「20時15分から花火打ち上げ」とのアナウンスがありました。
しかし外から雨音が聞こえるくらいの雨が降っています。

20時15分、花火が打ちあがりました。イスを窓際に移動して、室内から鑑賞します。雨が降っているのに濡れずに鑑賞できて、しかも座って鑑賞できて、快適でした。

低い位置の花火も見えます。

花火は20時40分までの25分間。終わりに近づくと華やかになってきます。

伊豆急下田駅前の伊豆ぽたSTATION下田でもらった黒船祭パンフレットに「花火終了時に船が汽笛を鳴らします」と書いてあったので、汽笛が終了の合図かと思ったら…

汽笛が鳴った後に大きな花火が上がったので驚きました。
最後だけでなく何度かこの位置で大きな花火が打ちあがりましたが、電柱できれいに見えずちょっと残念。

花火後に大浴場へ行きましたが、また誰とも会わずラッキーでした。
フロントにドライヤーを借りに行きましたが、フロントは真っ暗。チェックイン後に2台あったドライヤーは1台になっていました。

小さめのドライヤーでしたが、使い勝手は悪くはありませんでした。

翌朝です。
客室のカーテンが全部閉まらなかったとか、ロビーから毎時0分と30分にリンゴーン♪と鐘の音がするとか、隣か上の客室のシャワー音や話し声が聞こえるとかありましたが、基本的に眠れました。

平井製菓で購入した下田あんぱん（おぐらあん）で朝食にします。

あんが丁度良い甘さで美味しいですが、パンがパサつき気味に感じました。私はもう少ししっとりしているパンの方が好みです。

9時、チェックアウトのためフロントへ。2階へは行く機会がありませんでした。

黒船祭花火大会の日で満室の割に、他の客と会う機会は少なかったです。客室からの花火も良く見えましたし、泊まってよかった宿でした。

海上保安庁巡視船「かの」一般公開が9時30分からあるとのことで、帰りがけに、道の駅開国下田みなとやまどが浜海遊公園近くの岸へ立ち寄ります。

テントの所で整理券をもらいます。住所や氏名を記入しました。

開始まで15分程待ちましたが、日陰がないので暑かったです。

船内は撮影禁止。順路に沿って進み、ここは何をする場所だという簡単な説明の後は自分のペースで進む感じで、近くにいる職員に質問自由でした。中年女性のグループが「窓がたくさんあるのね」と言うと職員が「周囲が良く見えるように」と答えていました。このグループの質問力がすごくて、近くにいた私はこのグループのおかげでいろいろ話を聞けました。

海上保安庁巡視船「かの」見学時間は10～15分程でした。船を出るとゆるキャラ登場。海上保安庁のマスコット、「うみまる」です。カメラを向けるとポーズをとってくれました。

しかしうみまるの頭にトラブルが発生したようで、すぐに帰って行きました。
お芝居とか花火とか海上保安庁巡視船「かの」見学とか、一人でも黒船祭を楽しめました。