2023/09/25 - 2023/09/28
425位(同エリア781件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記539冊
- クチコミ3894件
- Q&A回答0件
- 982,988アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
2023/09/25
-
飛行機での移動
7:50東京 羽田発~ 9:10三沢空港着
-
バスでの移動
9:25三沢空港発~9:41三沢駅前着
-
電車での移動
9:50三沢発~11:07下北着
-
バスでの移動
11:20下北駅前発~11:58恐山着
-
バスでの移動
13:05恐山発~13:40下北駅前着
-
旧大湊ホテル
-
海上自衛隊 大湊地方総監部~北の防人大湊 壱番館~北の防人弐番館
-
北の防人大湊 海望館
-
安渡館
-
旧海軍大湊要港部水源地堰堤
-
旧大湊水源地水道施設
-
徒歩での移動
16:50海上自衛隊前発~16:57大湊駅着
-
食堂しなだ
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2023年9月25日(月)~28日(木)の3泊4日で青森県・秋田県に行ってきました。
9月も終わりだというのに連日厳しい残暑が続くので、避暑もかねて東北地方を観光しようという計画です。
青森県エリアは恐山、三内丸山遺跡、奥入瀬渓流、十和田湖という超メジャー観光地をバスと徒歩で巡ります。
秋田県エリアでは小坂町と鹿角市の鹿角花輪駅周辺を観光します。どちらもかつて鉱山の採掘で大変に栄えた地域です。
旅行記その1は下北半島エリア、恐山と大湊の観光です。さすがに山の上の霊場は涼しい風が吹いていてとても快適でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田空港から約1時間20分、三沢空港に到着しました。
三沢空港 空港
-
青森県らしく、林檎と金魚ねぶたでお出迎えです。
-
空港から青い森鉄道の三沢駅まで連絡バスで移動してきました。
そこから電車で下北駅に向かいます。三沢駅 駅
-
車窓から陸奥湾が見えます。波のない静かな海が広がっています。
-
絵に描いたようなローカル路線で下北駅へ。
-
下北駅からはバスに乗り換えて恐山に向かいます。
下北駅 駅
-
バスで恐山に向かう途中に恐山冷水という湧き水があります。
わざわざバスが停車してくれて見学時間をとってくれます。運転手さんに水は飲めるのか聞いてみたら、自己責任で、ということでした。手ですくって飲んでみたらとても冷たくて美味しい水でした。冷水 名所・史跡
-
宇曽利山湖が見えてきました。火山の噴火によってできたカルデラ湖です。恐山というのはこの湖の周りにそびえる外輪山の総称なんだそうです。
宇曽利山湖 自然・景勝地
-
入山料500円を払って恐山菩提寺に入ります。
恐山菩提寺 寺・神社・教会
-
立派な山門をくぐります。
-
建物はどれも想像していたよりもきれいでした。
-
恐山といえば、この風車ですね。
-
奥の院に続く坂道の上から見えるお寺の全景。
-
奥の院不動明王。
-
お寺の裏側には殺風景な岩場が広がっています。
-
雰囲気があります。
-
宇曽利山湖の北岸は菩提寺の境内になっています。
-
地獄を抜けてたどり着いたのが極楽浜。
-
水がとてもきれいです。水素イオン濃度はpH3.5付近の酸性湖で、生物は宇曽利湖ウグイと呼ばれる魚しかいないそうです。
-
湖畔の小高い丘に登ります。五智如来という看板がありました。
-
丘の上からの眺め。とても美しい風景です。
-
そういえば恐山名物のイタコが一人もいませんでした。調べて見たらイタコが恐山にやってくるのは夏と秋の大祭、つまり大祭典(毎年7月20日~24日)と秋祭典(毎年10月第2週の三連休)の期間中だけなんだそうです。
-
ウィキペディアによると「恐山で口寄せが行われたのは戦後になってからであり、恐山にイタコは常住していない。また恐山菩提寺はイタコについて全く関与していない。イタコは、八戸や、青森から恐山の開山期間中にのみ出張してきており、むつ市には定住していない。」とのこと。
-
境内には温泉もあります。入山料を払った人は自由に入れます。入り口を開けるとすぐに湯船があります。結構効き目がありそうなお湯ですが、今回は入浴は遠慮しておきました。
-
バスで下北駅に戻ります。朱塗りの橋が架かっている川(三途の川というらしい)を渡って現世にもどります。
-
下北駅に戻って来ました。駅前にある食堂で昼食をとります。
駅前食堂 グルメ・レストラン
-
その名も「駅前食堂」。
お昼の時間は過ぎていたのですいていました。 -
セットメニューのラーメンと牛バラ。ラーメンのスープは「あっさり」か「こってり」かを選べます。私はあっさりの煮干しスープを選択。少し前に東京の方でも流行った煮干しラーメンなるものを初めて食べましたが、たいそう美味しいラーメンでした。煮干しラーメンは青森発祥なんだそうです。
-
大湊海自カレーウェーブセット。ウェーブとは海上自衛隊女性隊員の略。
このカレーも大変美味でした。
田舎の駅前食堂だと思って入ったら驚きの美味しさ。下北半島は食べ物のレベルが高いのかも。 -
食後は徒歩にて観光です。
-
旧大湊ホテル。大正7年(1918)に創業、主に海軍上級士官のクラブ、要人用のホテルとして利用されていたそうです。戦昭和60年(1985)に閉館しました。
-
当初の予定ではここからバスで大湊方面に移動する予定でしたが、スケジュールが早まってしまったので、このまま大湊まで歩いてしまうことにしました。
特に面白いものもない田舎の道を歩きます。 -
大平集会所の横にあった鳥居と祠
-
石が祀られています。どんないわれのあるものなのか全然わかりませんでした。
-
大平神明宮
この先すぐに大湊駅があります。本日の宿は駅横のホテルフォルクローロ大湊です。フロントにリュックを一つ預けて、すぐに駅前からバスに乗り込みます。大平神明宮 寺・神社・教会
-
海上自衛隊前バス停下車。ここには海上自衛隊大湊基地があり、海上自衛隊大湊地方隊が、宗谷海峡と津軽海峡という、2つの重要な国際海峡の防備を担当しているそうです。
-
敷地内にある北洋館。大正5年(1916年)に海軍士官の社交場として建てられた石造りの洋館です。現在は資料館として利用されていますが、残念ながらこの日は休館日でした。
北洋館 美術館・博物館
-
基地の入り口。レンガ造りの門がカッコいいです。
-
国道から山側に登る坂道の途中にある、北の防人大湊壱番館。
1915(大正4)年に建設された士官の官舎です。終戦後は大湊高校の学生寮として使われていたそうです。 -
向かいにある弐番館。こちらは現在多目的ホールとして利用されています。
-
無料なので入ってみました。
-
過去の水害に関する写真展。
-
食品サンプルのミニチュアの展示もありました。詳細は不明。
-
再び壱号館側に向かいます。
-
裏手をのぞいてみると、こちらは建物の老朽化が進んでいるようです。
-
もう少し上に登ったところにある北の防人大湊海望館。無料で入れる展望台になっています。
-
隣にあるのが北の防人大湊安渡館。こちらは実在した海軍大湊要港部庁舎をイメージし、平成27年4月にオープンした内装・外装ともに明治・大正期を感じさせる施設です。
-
先に海望館に登って見ます。
-
大湊地方隊には護衛艦ちくまという船がいるそうですが、今日は見当たらないようです。
-
北の防人大湊安渡館に入って見ます。
-
以前はカフェの営業なども行っていたようです。現在は貸しスペースとグッズ販売を行っています。
-
水源池公園という公園が隣接しています。公園というか、山の端というか、青森らしい自然が味わえる場所です。
水源池公園 公園・植物園
-
公園の奥の方に旧海軍大湊要港部水源地堰堤という施設があります。1910年(明治43年)に建設され、水道施設として1976年(昭和51年)3月まで使用されていたそうです。2009年(平成21年)には 国の重要文化財に指定されています。
-
背後にそびえる釜臥山から切り出された安山岩を用いた重力アーチ式石造堰堤です。
-
底の部分も全部石張りでできています。とても美しい姿をしています。
-
堰堤上部の通路は現在通行禁止になっています。
-
少し離れたところからの全景。
-
続く水路で改修工事が行われていました。
-
公園内には乙水槽という文化財も保存されていました。明治43年竣工と看板に書かれていました。
-
せっかくなので海の方に降りて行ってみます。
-
八幡神社がありました。
-
ここには狛犬が4体いました。
-
かわいらしい顔つき。
-
こちらは凛々しい。
-
ちょっとかわいい。
-
拝殿の彫刻が思いのほか立派でした。
-
先ほど展望台からみた艦船を間近で見学。
-
「120」と番号があるのでたぶん護衛艦「しらぬい」ですね。この船も大湊が定係港になっています。
-
国道から海岸に続く下り坂にはいろいろ名前がついています。
-
大湊地区は背後に下北半島随一を誇る主峰「釜臥山」(標高879m)があります。その山の裾野が芦崎湾にせり出している地形から、釜臥山が蓄えた雪や雨水が豊富な地下水となって海沿いの道(通称下道)のいたるところに湧水があります。
-
バスで帰る予定だったのですが、少し時間が余ったので下道を大湊駅方面に向かって歩くことにしました。一本杉という巨木の下を通って帰ります。
-
神社がありました。
-
兵主(ひょうす)神社と言います。
-
海岸からなだらかな斜面になっている境内なのでなんだかとても奥行きを感じます。
-
食堂しなだというお店で夕飯にします。
-
店内はとても小さいです。おばあちゃんが一人で切り盛りしていました。ラーメン350円、親子丼500円等々、驚くほど安価です。
-
店内はテーブルが2脚、カウンターは多分1人くらいしか座れないでしょう。雰囲気は完全に昭和です。注文をすると厨房でおばあちゃんが野菜を切り始める音が聞こえてきます。実家に帰ったような気分です。
-
野菜炒め定食。シメジの香りが食欲をそそります。
-
夕方になって少し涼しくなってきたので、味噌ラーメンが食べたくなりました。
ダシが薄めのあっさりスープでした。
お宅に上がって手料理を食べさせてもらったような気持ちになりました。 -
店を出たら大分暗くなっていました。ホテルまではもう少しです。
近川稲荷神社(金刀比羅神社)という神社がありましたが、中に入るのはやめておきました。 -
三山水という湧き水がありました。大湊の湧水群には誰でも利用できるようにコップが用意されています。
-
駅横のホテルフォルクローロ大湊に到着。JR東日本が運営するホテルです。
駅の隣の便利なホテル by 公共交通トラベラーkenさんホテルフォルクローロ大湊 宿・ホテル
-
フロントのスタッフの方々の対応がとても丁寧で好感が持てます。
部屋も広々としていて使いやすいです。 -
おばあちゃんの手料理だけでは少し量が足りなかったので、コンビニでダメ押しの炭水化物を購入しました。これを食べてすぐに寝ます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2023年9月25日~28日青森・秋田旅行
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
下北半島(青森) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023年9月25日~28日青森・秋田旅行
0
84