鳥取に帰ることを帰鳥というんだってね／その２／日本一美しい廃線跡といわれる、竹林に囲まれて幻想的な国鉄倉吉線廃線跡をぶらぶら

2023/04/29 - 2023/04/29

ゴールデンウィークに連れの田舎である鳥取に帰省していました。鳥取全域に加えて兵庫にも足を延ばしましたが、今回のの旅行記は国鉄倉吉線廃線跡をぶらぶらっとしたものです。

エリア 倉吉(鳥取)

• 交通手段: 自家用車 徒歩

今回の旅行記のその２です。
倉吉線廃線跡観光案内所に到着です。

旧国鉄倉吉線廃線跡観光案内所 名所・史跡

中では鳥取大学の鉄道研究会などの展示もありました。

案内所前にレールが残されている。ここの案内所は元々駅舎と思っていましたが、それは外れでした。

名所に行くには、あの先にまで歩かなくてはならないようだ。

とりあえず歩いてみよう。

歩き始めて数百メートルで盛り土が崩され、レールも敷かれていない。廃線後に線路の両側の集落を行き来しやすくするため崩されたようだ。

レールがなくなった区間は５００メートルくらいか。

ここからレールが復活。

踏切区間はアスファルト舗装になってしまっているが、さらにレールが延びる。

カエルの石碑

六地蔵

泰久寺駅跡
単線のレールにはっきりとホームが残されている。

旧国鉄倉吉線泰久寺駅跡 名所・史跡

さらに先に進む。

だんだんと雰囲気が出てきた。

左手には小鴨川が流れている。

おっと見えてきたぞ竹林が・・・

美しさが日本一の廃線跡と言われるような雰囲気が出てきましたね。

レールの間にも竹がにょっきりと２本伸びている。

さらに進むと

トンネルがあった。ツアーで参加すると中に入れるようだけど。今は完全封鎖。
まあ入ってもコンクリートの外壁の暗い湿った穴でしょう。←悔し紛れで・・・

↓一般社団法人 倉吉観光MICE協会（2023年は予約満席）
https://www.kurayoshi-kankou.jp/wp-content/uploads/2023/04/haisen_openday2023.pdf

さてと、きびすを返します。

竹林の所まで戻った。

線路脇に出ていたタケノコが｢こんにちは｣だと。

反対側から見ても風情がありますね。

よく見ると枕木の腐食が進んでいる。
そりゃそうだよね、廃線から４０年近いのだもの。

枕木にいた昆虫。関東の方ではみたことがないなあ。
クロナガオサムシか？

藤の花。

泰久寺駅跡まで戻ってきた。

たいきゅうじ
　泰久寺
山守　関金

右側にレール。
泰緬鉄道を巡る旅もこんな場面もあったな。

かなり戻ってきた。
てくてくと歩いているとき、｢こんにちは｣元気に挨拶をする年配夫婦がいて軽く挨拶を返した。後で義姉が挨拶をしてきた男の人は境港市長よと言っていた。きちっと挨拶を欠かさない市長の日常も大変だし、自分の家から１００キロも離れた市長の顔を知る義姉もただものではない。

無人野菜売り場があった。

タケノコが売られていた。さっきいっぱい生えていたけど。
採取してから時間が経過しているタケノコのようだった。

戻って旧国鉄倉吉線廃線跡観光案内所のボランティアの方に尋ねた。レールが残っているのにバンブートレイン見たいの走らせないのかと。
そうしたら、ＪＲ西日本にトロッコで要らなくなったのを譲って下さいと交渉中だそうだ。うまく話が進めば、この線路の一部でトロッコが走るかもしれない。トンネルの中で喫茶とかもいいかと思うけどね。

旧国鉄倉吉線廃線跡観光案内所 名所・史跡

カンボジアでの旅行記からバンブートレーンはこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11285047
農機具などのモーターで走らせている。

この旅行記へのコメント （5）

• 横浜臨海公園さん 2023/09/26 12:59:37

  倉吉線

  てくてくさま、こんにちは。
  
  旅行記を拝見させて頂きました。
  ５０年以上前の事になりますが、当時、大阪を訪れた際に大阪発上井行気動車急行みささ号という列車を見て、上井とは何処なんだろうと思い帰宅して時刻表を見たら現在の倉吉駅の過去形で、昭和４７年（１９７２年）に当時の倉吉線倉吉駅を打吹と改名し駅名を譲った様です。
  倉吉繊には昭和５７年（１９８２年）に１回だけ乗車しております。
  終点山守なんて何も無い寂しい所だったと記憶しております。
  元帥や打吹公園団子は美味です！
  
  
  
  横浜臨海公園

  てくてくさん からの返信 2023/09/26 14:09:39

  Re: 倉吉線

  横浜臨海公園さま
  
  こんにちは。
  コメントしていただきありがとうございます。
  倉吉線の列車に乗車した事があるなんて凄いですね。
  山守駅前には何もなかったというのは、写真も見たせいもありますが、とても想像しやすいです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てくてく

  横浜臨海公園さん からの返信 2023/09/29 09:48:25

  記憶では

  てくてくさま、おはようございます。
  
  
  倉吉線に乗車して、西倉吉まで結構混雑しておりましたが、かの駅を過ぎると乗客は車内に小生を入れて４名しかおらず、終点山守駅で降りたのは小生を入れて２名だけでした。
  折り返し列車に乗車して來る者もおらず、西倉吉から下校の高校生が大挙して乗って来なかったら、完全に回送列車状態でした。
  
  
  超赤字線だった事から死児の数を数える訳ではありませんが、倉吉線を残しておけば倉吉観光用の一助としてスポットを浴びたかもしれません。
  
  
  
  横浜臨海公園

• まつじゅんさん 2023/09/25 23:08:41

  ようこそ倉吉へ

  てくてく　様
  
  いつも拙い私のページへのご訪問、ありがとうございます。
  そして、ようこそ倉吉へ。
  関金の廃線跡には、今凄い人が来ていると聞いています。
  某旅行サイトで紹介されてからのようですが、私倉吉に住みだした時は、すでに廃線になっていましたが、廃線の日にたまたま大阪から倉吉に帰省していて、記念に乗ろうとなっていたのですが、体調を壊し病院に担ぎ込まれてしまい、残念ながら最初で最後の機会を逃してしまったことが、今考えると残念でなりません。
  倉吉在住時は、良く並行して走る道路を通りｍ関金のレストランに行っていましたが、その当時から大山池や綺麗な場所が多くありました。
  今倉吉では、大相撲の伯桜鵬の復帰と、琴の若がいつ琴櫻に四股名を改めるかが話題になっています。
  落合君は、名古屋場所後に地元に帰省した折、期待の大きさに手術を決断したと後援会の会報に同封されていた手記に記していました。
  復帰は早くて1月と言われていますが、無理せず3月場所まで待って、幕下まで降りても完全に治癒して、横綱を目指して欲しいと願っています。
  
  日本一人口の少ない県ですが、自然一杯、海、山、畜産品等、美味しいものもたくさんあります。
  奥様が同じ鳥取県出身との事で、勝手に親近感を抱かせてもらっていますが、また倉吉、三朝に是非お立ち寄りください。
  私も、奥様の実家の仕舞に当分の間通う事になりますが、倉吉を離れて5年になりますが、今でも大好きな街で、子供たちの故郷でもあります。
  鳥取のニュースは気になりますね。
  
  matujyunn

  てくてくさん からの返信 2023/09/26 10:11:32

  Re: ようこそ倉吉へ

  まつじゅんさんさま
  
  こんにちは。
  コメントしていただきありがとうございます。
  何度も帰っている鳥取ですが、だんだん行くとことがなくなってきた時に、目に飛び込んできたのがこちらのスポット。過度に期待はしていませんでしたが、想像していたよりもよかったです。
  ただ、国鉄時代からまったく期待されていなかった路線のようで、設備の更新がされず、東南アジアの田舎の列車のように、走行速度も相当遅かったようですね。
  雪の降らぬ場所に住む関東の人間がいうのはなんですが、自然が豊かでのんびりしているところがいいですね。小学校の頃にこんなところに住みたかったですね。お子さまが少しうらやましいです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てくてく