2023/09/10 - 2023/09/10
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この旅行記のスケジュール
2023/09/10
この旅行記スケジュールを元に
高松市美術館
香川県JR高松駅から南へ徒歩15分
高松空港から空港リムジンバスで兵庫町下車徒歩4分
上田薫展
20230715~0918
入場料1200円
大学生600円
高校生以下無料
休館月曜日
開館時間9:30~17:00
上田薫
1928東京生まれ
1954東京芸術大学卒業
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
PR
-
香川県の
高松市美術館
JR高松駅から
中央通りを南へ15分
美術館通りを左折高松市美術館 美術館・博物館
-
美術館
入り口
1988年開館
佐藤総合計画の佐藤武夫の設計
佐藤の設計には
晴海の東京国際展示場
宮崎県立芸術劇場などがある -
入り口を入ると巨大な吹き抜け空間
写真
右側に美術関係の書籍が揃った図書館
突き当たりにミュージアムカフェとショップ
その左は東側の入り口
左側奥に市民の美術団体に公開される展示スペース「市民ギャラリー」
がある -
美術館の鑑賞は
「上から下へ」
「手ぶら」
特別展
「上田薫」
へエレベーターで -
エレベーターを出ると
コインロッカー
荷物を預けて
手ぶらで
入場 -
上田薫(1928~)
東京芸術大学在学中の課題制作
デッサン
左側「裸婦」1952 紙に木炭
右側「ブルータス」1949 紙に木炭
油絵科の梅原龍三郎の指導を受けた
卒業制作の自画像は買い上げになっている
芸大でも「優秀」の評価を得ていた -
最初のブース
初期の作品が並ぶ
卒業後は
抽象画とグラフィックアート
を中心に制作 -
中央
「ハンバーガーA」1974 アクリル キャンバス
左側
「コカコーラB」1974 油彩 キャンバス
右側
「黒アワビ」1975 アクリル キャンバス
上田薫の代表作
「スーパーリアリズム」の作品たち
1970年以降は
新境地
写真画像を正確にキャンバスに移しとってゆく「スーパーリアリズム」に移行していく -
「黒アワビ」1975
アップ
写真を絵画に応用した画家は多い
古くは
フェルメール(1632~1675)
カメラオブスクラという針穴カメラで投影した画像に絵を描いた -
スプーンやナイフに
ジャムやマーマレードを載せた作品
アメリカの雑誌
サタデーイブニングポスト
の表紙で知られる
ノーマンロックウェル(1894~1978)
も写真画像から制作を行った -
「スプーンのジェリーB」1974
油彩 キャンバス
高松市美術館蔵
この展示には
親子連れ
子どもを連れたお母さん
の来場者が多かった
子どもたちも
上田薫作品
身近な生活の一部をテーマにした
超精密画像を
楽しんでいた -
左側
「生たまごJ」1978
油彩 アクリル キャンバス
高松市美術館蔵
右側
「フライドエッグC」1976
油彩 アクリル キャンバス -
生たまご
アップ
ユトリロ(1883~1955)は
パリの下町の心象を描いた画家として日本人に圧倒的に人気がある
晩年のユトリロはパリから離れ
観光土産のパリの絵はがきを模写した -
「壊れたビンC」1983
リトグラフ 紙 -
「皿の上の炎A」1988
油彩 アクリル キャンバス -
「壊れたビンB」1982
油彩キャンバス -
家族連れが多い
-
子ども連れが多い
子どもも真剣に楽しんでいる -
第二会場へ
-
第二会場への廊下の右側は正面入り口
上田薫展の大きな告知看板が見える -
「液体D」1991
油彩 キャンバス -
自然をテーマにした作品たち
-
「秋の水溜り」2012
油彩 キャンバス -
「樹」2012
油彩 キャンバス -
「流れ1」2014
水彩 コラージュ 紙
額縁の中に小さなコラージュ作品
がある
上田88歳の制作
新しい方向を模索したのだろうか? -
2020~2022年の作品
小品が並ぶ -
「サラダE」2014
油彩 キャンバス
手前のスプーンに
カメラを持って撮影する上田が映っている
その意味からすると自画像 -
「無題」
スケッチブック2022年より
巻貝のイラスト
スーパーリアリズム絵画の始まりとなった
「貝」
「貝殻」
を思い出させる -
「後ろ向きの自画像」1971
アクリル キャンバス
右側に
「後ろ向きの自画像」2019
油彩 キャンバス -
後ろ向きの自画像を
鑑賞する親子連れ
上田作品は親子で楽しめる -
親子で鑑賞
-
参考
カメラを持った自画像 -
2019年の自画像
髪の毛が白くなり
後頭部は禿げている
着ている
赤いえんじ色のセーターは同じ
上田薫のユーモアを感じた -
94歳の自画像
えんぴつ画
94歳だといわれる
誕生日
もう少しカワイイかった
とユーモア溢れる添え文がある -
2022年のスケッチブックから
小品を展示 -
写真を撮る
親子 -
映像コーナーでは
山田薫の近況
映像を映写
今年95歳の上田薫が
以前使用していた鎌倉のアトリエを訪ね
発見された
芸大入学前後の自分の作品に
「懐かしい」と呟くシーンが印象的だった -
画像の記憶力
右側
「シュール的表現の習作」1955
グワッシュ 紙
左側
「リボンが舞う」2020
アクリル 紙
65年前の画像を記憶していたという
縮尺は違うが
構成は確かに細部まで同じ -
山田薫展
鑑賞完了
左に進むと
こどもアートスペース
親子連れが
工作
お絵描き
など楽しめる部屋がある
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この旅行記へのコメント (2)
-
- チーママ散歩さん 2023/10/08 09:12:13
- 素敵な画家さんですね。
- こんにちは norio2boさん
いつもいいねありがとうございます。
おもしろい展示ですね。
いわゆる「見て感じるアート」ではないので
感性が鈍い私でも楽しめそうです。
リアルさにこだわったアートは子供と
同じで私も好きです。
見てみたいですね。
「透明」を色をもって描くってすごいですよね。
自画像もあって画家さんのイメージがわかった
中での「94歳だと言われる誕生日」
もう少しかわいかったとありますが
おちゃめな方なのですね。
94歳であそこまで描けるのもすごいです。
さすが筆と共に苦楽を共にし、芸術の旅路に
数々の作品に魂を吹き込んでこられた人生。
筆はおいくつになられても体の一部なのでしょうね。
私もそんな絵がかけたらいいのにな( ´艸`)
今更ですが フォローが外れていました。
あらためてフォローさせてください。
- norio2boさん からの返信 2023/10/08 18:11:03
- Re: 素敵な画家さんですね。
- チーママ散歩さん
コメントありがとうございます
フォロー恐縮しています
生卵のリアルで巨大な画面に子どもは興奮して走り回っていました
静かで足音だけが
響く
そんな感じの展示会とは別の世界です
今後ともよろしくお願いします
追伸
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