2023/09/08 - 2023/09/10
4643位(同エリア29309件中)
ありま子さん
ほぼ備忘録です。
へっぽこ登山部フルメンバーが揃うと必ず天気が崩れます。今回も台風13号とともに長野県上陸。
本来なら一日目、唐松岳登山→唐松岳頂上山荘宿泊→夕日鑑賞→星空鑑賞。
二日目、ご来光鑑賞→下山。の予定が台風のせいで初っ端から予定が狂いだします。
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長野県への旅のスタートは早朝の駒ケ岳SAからスタートします。木曜日、普通に仕事をして仮眠後ずっと車を運転してくれた隊長。木曜日は仕事を休んで夜の出発に準備万端の副隊長と私(平部員)。徐々に強くなる雨脚に台風の影響を心配する副隊長と私。「このサイトの天気予報では雨は止む予報だからいける!」という隊長。
疲れた体で車を運転してもらっている手前、あまり強くは言えないが「そのサイトの予報、おかしくない?」と心の中では総ツッコミ。台風の進路と風の影響がまったく考慮されてない。私達は2000m級の山の稜線を歩くんだよ!怖すぎるって!
とりあえずお疲れの隊長に肉まんとコーヒーをあたえて正常な判断力を取り戻してもらう。
どうやら初めて泊まる山小屋をとても楽しみにしていたらしい。幸い天気は明日には回復するらしいので明日の日帰り登山プランで納得してもらう。
そうと決まれば山小屋はキャンセル。先に振り込んだ5000円(一部先払い分)のキャンセル料ですみました。今回は個室をとっていたから私も楽しみにしてたんだけどな… -
山登りのプレッシャーから開放されたせいかポツリポツリと本音を話し出す隊長。
「移動日と登山は別にしてほしい。仮眠して運転して登山はきつい」
うんうん、そうだよね。ごめんね。来年の計画はそうしようね…ってこの会話、去年もしてたな。でも大丈夫!今年は備忘録にちゃんと残したから!
隊長の気が変わらないうちに今日の宿も予約しちゃいます。当日だからか結構お得な値段で予約ができました。これでもう予定変更はできません(キャンセル代100%かかるから)。 -
ノープランになったため、とりあえずモーニングをやっているお店を探してウロウロします。雨が止んで来ると隊長が「登れるんじゃない?」と言い出すのを「山小屋もキャンセルしたし風も強いよ」となだめながら登山部オススメのお店に到着。
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外観もおしゃれ。白馬にあるお店って本当にセンスがいい。
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お店の名前です。一階がお店、二階より上が宿泊施設だそうです。綺麗な女性のオーナーさんが「9月は夏休みと紅葉シーズンの間でヒマなのよー」と色々お話してくれました。
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確かに平日の朝9時、私達以外誰もいなかった。まあ今日は台風が来てるからしょうがないか。週末はバイクのイベントがあるから忙しくなるらしい。
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私はオムレツセット。1000円。
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綺麗な盛り付け。これにスープと
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パンが付きます。ホカホカで美味しい!
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ゆっくりモーニングを食べながら相談している間に雨は上がっていました。
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少し体を動かすために栂池自然園に行くことに。
冬にスキーでは来たことあるけどグリーンシーズン(長野の人はこう言っていました)は初めてです。 -
ゴンドラ乗り場の隣にあるグッズ売り場には変なキャラクターが。有名みたいですね、これ。
かわいいのかな?
私はよく分からないです。 -
これはかわいい!欲しい!
でもぬいぐるみって置き場に困るんだよなー -
そんなこんなしてゴンドラへ乗り込みます。結構時間が長くて20分くらい。
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むし暑い…
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ゴンドラ降りて、さらにロープウェイへ。
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自然園を舐めてました。けっこうがっつり歩きます
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もちろん選ぶコースにもよるんですが、元々登山をするつもりだったメンバー。せっかくなら一番遠回りに歩こうと右側コースを攻めていきます。
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私がこんな花を撮ったり
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小さな秋を見つけている間もずんずん歩いて行きます。
ここは植物を楽しむ所だよ… -
有名な(?)モウセン池です。
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雨が降ってきて視界も真っ白に。
登山用の雨具があって良かったー。 -
コースタイムは2時間でした。
ロープウェイの待合室にあったストーブがありがたかったです。 -
一日目の宿泊先は「ホテル白馬」。部屋に入った途端に登山道具を広げてしまったので写真はこの寝室のみです。
この寝室プラス60㎡のリビングがあります。今年の夏にリニューアルしたらしくとても綺麗な部屋でした。朝夕バイキング付で1人13500円。
キャンセルした唐松岳頂上山荘の個室は素泊まりで1人二万円だったことを思うと超お得!(但し絶景はプライスレス) -
夜ご飯はバイキング。評判通り見た目も綺麗で美味しかったです。デザートも沢山ありましたよ。明日の登山を考えてノ
ーアルコールです。
私は8時、隊長と副隊長は9時に就寝。 -
二日目朝。今日はできるだけ早くチェックアウトするため朝食バイキングの開場前に並びます。写真は朝食会場から見える景色。白馬の山がくっきり見えて俄然テンションが上がります。
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テンションの上がった私の朝食。炭水化物もモリモリ食べます。
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バランスの良い朝食の副隊長。
さすがです! -
一列空いたバイキングプレートが少し心配な隊長。
バイキングって性格が出て面白い。
ちなみに朝食はスィーツ無しでした。今日は絶対カロリー消費するからいっぱい食べようと思ってたのに… -
7時半にはホテルをチェックアウトして黒菱平駐車場へ向かいます。駐車場に着いてまずこの景色!
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もうこの景色だけでいいんじゃない?ってくらいの絶景。
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画質が落ちるの承知でアップでも撮っちゃう。
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リフトでどんどん高度を上げます。
そんなに高くないリフトなので足に草が当たって何だか楽しい。 -
リフトに乗りながら振り返って下界を撮ります。
うーん…
雲が張ってきたな… -
2つ目のリフトが動くのを一番前で待ちます。
どうしてこんなに急いでいるかというと、今回の日帰り登山にはリフトの最終時間までには戻ってこないといけないというタイムリミットがあるからです。
唐松岳は通常のタイムコースで往復7時間。登り4時間、下り3時間です。
へっぽこ登山部は基本的に体力、運動神経が高い人ばかりですが、その中で大いに平均値を下げているのが私です。今回はその対策として私の荷物を全て他の部員に持ってもらい、私はノー荷物で行くという作戦にしました。
荷物を持たないんだからか集団のお荷物にはなるなよ、というプレッシャーをヒシヒシと感じます。 -
最終のリフトから木道を歩くこと1時間ほどで八方池。すでにかなり雲が張ってきてます。
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登山部のみんなは、より景色の良い所を探して池の周りを一周していますが、すでに疲れている私はテキトーなベンチに腰掛けて待ちます。
この後、携帯すら他の部員に持ってもらって写真も撮らずに
ひたすら歩きます。
北アルプスの初心者向けと言われる唐松岳ですが、場所によってはドキドキする箇所もいくつかありました。 -
そしていきなり唐松岳です。山頂はここからさらに30~40分ほど登ります。私はこの景色を見れただけで十分満足なので山小屋前で荷物番をすることを提案。
いつもならしつこいくらい「一緒に行こう!」と誘ってくる人達があっさりと「じゃあ荷物よろしく!!」と山頂に向かって行きます。
コースタイムは順調と聞いてはいたけど、私と一緒に山頂まで行くと帰りが少し厳しくなる模様。ここまで私の荷物を運んでもらったんだから、せめて山頂までは行ってほしい。
本当に30~40分で帰ってきた。みんな満足そう。私も嬉しい。ここまで連れてきてくれてありがとう。 -
待ってる間に唐松岳頂上山荘で記念のバッジを買いました。ここに来ないと買えないバッジです。嬉しい。
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絶景を見ながらラーメンを食べて下山します。リフトの最終時刻より1時間10分前に着きました。
ちょっとでもグズグズしてたら危なかったかも。
やっぱり唐松岳は泊まりで来たいなー。 -
下山後は本日のお宿、諏訪湖のほとりにある「すわ湖苑」を目指します。移動時間2時間。現在の時刻16時30分。夕食の最終時刻は19時。なんとか間に合うかな、と思っていたらホテルの冷蔵庫に飲みかけのワイン(安いやつ)とキットカット、缶ビールを一本忘れたから取りに行こうと言い出す部員達。私は「いる?」と3回ほど聞くも「通り道だから」と譲らない。
そうだ、この人達山を降りるとグダグダなんだ…
ホテルに戻るついでに近くのスーパーで夜の宴会用買い出し。ここでもグダグダ。
最後に隊長がスタバのコーヒーを飲みたい、と言い出すも店内の混み具合を見て却下。セブンのカフェラテで我慢してもらう。
やっと諏訪湖に向けてスタート。 -
旅館にギリギリになると連絡し、なんとか食事時間の10分前に到着。チェックインを済ませてすぐに食事会場へ。
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土曜日に朝夕食事付きで1人13500円だったので食事は全く期待していなかったけど、この通りなかなかしっかりしたものでした。仲居さんがしょっちゅう様子を見に来てくれて至れり尽くせり。疲れてる時に食事を並べてもらえるのはありがたい。バイキングだと選ぶ元気がない。
明日は軽く自転車して帰るだけなので隊長も私もお酒を頼みます。副隊長は食事の時は飲まないらしい。凄く疲れているけど達成感のせいか心地良い疲労感だよねー、と話しながら食べる食事は美味しい。
部屋に戻るとふかふかの布団が敷かれている。最高ー。やっぱり登山の後は旅館だな。
部屋も12畳とゆったりしてるので布団を敷いた後に登山道具や荷物を広げても余裕がある。
昨日の残りのワインをちびちび飲みながら私は21時過ぎには撃沈。疲れてるからアルコールのまわりが早かったのかな。 -
部屋からは諏訪湖ビュー。諏訪湖の周りには歩行者と自転車専用道路があって、早朝から多くの人が走ってます。気持よさそう。
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朝ごはんはお弁当形式。みんなたっぷり運動してしっかり寝たから朝から食欲旺盛。隊長も副隊長もご飯おかわりしてる。食後のコーヒーはライド中にカフェに寄ろうと決めて8時半にはチェックアウト。
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諏訪湖湖畔にあるレンタル屋さんに向かいます。いい天気!時間があればスワンボートにも乗ってみたかったな。
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レンタル屋さん。種類も豊富でとっても親切。基本は2時間だけど3時間にするより30分くらいなら延長したほうが安いですよ、とアドバイスをもらい2時間レンタルに決定。
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他にも色々レンタルできるみたい。
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スワンボート…
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自転車で走り出して
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10分ほどでコーヒーショップへ。本当にコーヒーだけ飲んで出発!
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レガッタの大会をしていましま。応援の人達がそれぞれテントの下でお弁当食べたり、くつろいだり。
諏訪湖の周りは歩道とサイクリングロードが作られていて湖を見ながら走るのがとても気持良かったです。
但し数カ所作成中の箇所があります。 -
2時間で自転車を返して、すぐ近くにある養命酒が経営するレストラン「くらすわ」へ。
口コミ評価も口コミ数も諏訪湖周辺のレストランの中では圧倒的に高く、お昼時に全然待たずに入れたのはラッキーでした。
豚肉のステーキがとっても美味しかったです。 -
「くらすわ」の屋上から諏訪湖を眺める。
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最後に諏訪湖近くにあるアルパカ牧場へ。
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思ってたよりこじんまりした感じ。私は見るだけと思ってたら触れ合いが売りのようでした。
動物に触るのは苦手なので写真係に徹します。
皆が触れ触れと言ってくるのがちょっとイヤ… -
この子が一番好きでした。
扇風機の前でずーーっと涼んでました。
幸せそう。
今回は久々にしっかり登山できて満足な旅でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ありま子さん 2023/12/02 10:35:52
- コメントありがとうございます
- はじめまして。コメントありがとうございます。琉球熱さんの素敵な山の絶景写真を楽しみに旅行記を拝見しています。私は体力もないので琉球熱さんが登られるような山にはほとんど縁がないのですが旅行記を読んでいると少し自分も登ったような気持ちになれます。これからも楽しい文章と素敵な写真を楽しみにしています。
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- 琉球熱さん 2023/12/01 23:05:23
- はじめまして
- ありま子さん、こんにちは
私の五色ヶ原と立山の旅行記に投票いただき、ありがとうございました
北横岳と唐松岳の旅行記を拝読いたしました
北横岳及び北八ヶ岳は私の大好きなエリアで、特に北横は過去に数回登っています
坪庭からだけじゃなく、蓼科山側からのルートも面白いです
反面、唐松岳は未踏なんです
八方池の高山植物に気を取られ(時間も取られ)、山頂に到達できなかったという(笑)
白馬方面は魅力満載なのですが、我が家からはアクセスが厳しくて、なかなか行けません
立山三山も是非登ってみてください
---------琉球熱--------
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