2023/07/20 - 2023/07/26
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アタオコロイノナさん
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この旅行記のスケジュール
2023/07/20
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飛行機での移動
AF163 羽田 9:50 / パリ(CDG) 16:50
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車での移動
Elife Limo
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この旅行記スケジュールを元に
コロナ明け、待ちに待った海外旅行を再開。元々は2020年7月に計画していたパリ旅行、コロナの為に3年越しで実現です。3年の間にウクライナ戦争による航路変更・燃料高騰、インフレ、円安、現地治安の悪化等々、日本人の海外渡航、特に欧米への渡航はハードルが滅茶苦茶上がった。でも来年はパリオリンピック、私も若くない、行くのは今しかないと思い立ち、パリ行きのへエコノミー席、15時間のフライトチケットを手にしたのです。パリ市内に6泊し、ミュージアムパスを購入しパリ市内を目一杯楽しむことにした。ホテルは、治安を考え9区の一応の4星、だけどエコノミーな「Hotel Le Cardinal」に宿泊しました。
そして結果的にパリに行って大満足。世界一の観光地なので色々気を付ける点はありましたが、フレンドリーで親切なパリジャン、パリジェンヌに助けて貰い、楽しい6泊8日の旅になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2023年7月20日(木)
羽田空港第三ターミナル。AF163、羽田9:05発、パリ(CDG)行に搭乗します。
チェックイン、保安検査に時間がかかるという話があり、6時30分には空港に着きました。結果的には、出国手続きを含め全てムーズに進み、あっと言う間に制限エリア内に。 -
エールフランスは、ワンワールド。ラウンジが使えないので、自動販売機でパンと飲み物を調達し、朝食としました。制限エリア内のレストランは激混みです。スタアラゴールドなのに、なぜエールフランスを選択したのかは色々理由がありますが、長くなるので省略。
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一番端っこの149番ゲートから出発です。
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行ってきま~す!久々の海外は、エコノミークラス15時間の長旅です。
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最後部2列前の二人席を予約しました。長時間のフライトですので、ストレスを少しでも減らすには、若干のフィーを払ってでもこのシートは価値があると思います。それにしてもシート、ブランケットの配色がオシャレ。
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機材の整備の為、1時間遅れでパリに向けTake off。
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アペタイザー、何だったか?
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機内食は時間的にはブランチ。メインは洋食を選んだのですが、映っていない!シャンパンはエールフランスらしくてグッド。機内食のレベルは高いです。
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赤ワインは2本目もGET。
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こんなところもエール・フランスらしい。とても美味しいチーズ。
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コニャクも供されました。エコノミークラスでこのドリンク・サービスは酒飲みには嬉しい。
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到着1時間前くらいに軽食が配られました。これも美味しかった。
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15時間のフライトは、機内エンタメが日本人向けでは無かったので、殆ど文庫本を読んで過ごしました。やっと、パリ・シャルルドゴール空港に着きます。
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羽田空港出発と同日2023年7月20日、18時頃に到着です。日本を出発後、朝鮮半島、中国内陸部、何とかスタン諸国、黒海沿いのトルコ、バルカン半島からイタリア・ベネチア、スイスを通るルート。15時間は、ニューヨーク行きよりも長く、経験した中では最長ルートでした。
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宿泊先のホテル・ル・カルディナルに着きました。6泊します。9区のオペラ地区にあり、便利で治安の良い地域です。
空港からは送迎サービスを予約しておきました。空港とパリ市内の移動は色々物騒な話も聞くので、多少割高でもストレスの無い移動手段を選択。ホテル ル カルディナル ホテル
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一応4☆の可愛らしいプチホテル。チェックイン時のフロントの女性がとても親切で感じが良かった。日本人と判ると嬉しそうに知っている日本語で話しかけてくれました。
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部屋は中庭に面しているツインルーム。部屋の広さは、パリではこんな感じなのでしょうね。もっと狭い部屋も普通にあるようですので。
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シャワールームを後付けで作った様で、水が流れ出て少し使い勝手が悪い、タオルをあまり変えない等、この点はマイナス。
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収納場所が結構あって、これはとても使い易く二重マルでした。
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2023年7月21日(金)朝食です。時差ぼけ気味。
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コンチネンタルブレックファーストかと思いきや、ハム・チーズ、卵料理にフルーツやヨーグルトもありました。簡単な食事ですが充分です。また、パンが美味しい。
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このホテルのインテリアは可愛い。
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コーヒー、水、ミネラルウォーターはこちらでフリーで提供されていました。これは助かります。
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パティオ。
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ロビーでコーヒーを頂いてパリの街に出かけます。
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歩いて5分ちょっとで、ムーランルージュ。夜はちょっと治安が悪い様です。
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また暫く、カフェの連なる街並みを行くと「ジュテームの壁」がありました。まあ、こんなもんかな?という感じ。
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モンマルトルの丘への坂道、階段を上りきると、サクレクール寺院に着きました。寺院内は写真撮影禁止だったと思います。1914年完成というから第一次世界大戦と同時期で、それ程は古い教会ではありませんね。
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パリの街を一望。パリ市内で一番高い場所にある様です。
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サクレクール公園のメリーゴーランド。
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この辺りはお土産物屋さん、ビストロなどが多かったです。
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Anvers駅から初めてメトロを利用。Navigo easyを窓口で購入し、10回分をチャージしました。
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2号線でCharles de Gaulle Étoile駅で下車すると、目の前にドーン!とエトワール凱旋門が現れました。一気に気分が盛り上がります。天気も良し!
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凱旋門の階段を頑張って登り、シャンゼリゼ通りを見下ろします。素晴らしい光景!ネットでミュージアムパスを購入してあったので、並ばずにアクセスできました。エトワール凱旋門のエトワールは星の意味ですが、凱旋門から星の様に12の道路が伸びていて、これも美しい光景でした。
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遠くにエッフェル塔!
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エッフェル塔、説明は要らない。
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中二階の美術館、お土産ブティックのエリア。
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凱旋門を降りて、見上げる。
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第一次世界大戦の無名戦士の墓。
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シャンゼリゼ通りを少し散策。
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良い天気で、周りの観光客も楽しそう。
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ルイヴィトン・・・
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Franklin D. Roosevelt駅から、9号線でChaussée d'Antin 駅に向かいました。
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ギャラリー・ラファイエット(パリの百貨店)。ドーム天井の装飾は有名です。お土産売り場が充実していました。
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華やかなドーム天井を楽しみながらカフェタイム。
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ギャラリー・ラファイエットは屋上を開放しています。天気も良くとても気持ちいい。
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オペラ・ガルニエを目の前に。美しいパリの街を目に焼き付けます。
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ドーム天井を上から見るとこんな感じ。
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オペラ座、オペラ・ガルニエを見学します。ガルニエは、設計者の名前だそうです。ガルニエ宮という言い方もありますね。
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大階段。オペラ座ですが、現在はバレエ中心に使用されているそうです。
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舞台はとても奥行きがありました。
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シャガールの天井画「夢の約束」。このシャンデリアが落ちた事故があり、オペラ座の怪人のアイデアが生まれたそうです。ニューヨークのオペラ座の怪人、終わってしまいましたね。ブロードウェイの舞台をもう一度見たかったのに残念です。
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高級感のある座席。オペラ座の怪人でファントムが空けておくように言った5番ボックス席のエリアは閉鎖されているそうです。
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実際にオペラやバレエを見てみたいですね。
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大階段。
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絢爛豪華なグラン・フォワイエ。幕間に観客が休憩する場所だそうです。
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オペラ・ガルニエからホテルまでは、散歩がてら15分程度。ホテル近くにスーパーマーケットがあり、ワインやおつまみを買って、ホテルの部屋で軽く飲みながら少し休憩。夕食はこれもホテルからすぐ近い「ART BISTRO」にしました。
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夕食には早い時間で空いています。赤ワインをボトルで頂きました。
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ハンバーガー、パスタという軽い夕食、普通に美味しい。この周辺はビストロ等が色々あって食べる場所には困らなかったです。雰囲気もお洒落でした。
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2023年7月22日(土)再び朝食です。ここでしっかり朝食を取ると夕方までお腹が空かないです。
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シンプルですが美味しい。パリは思いのほか涼しく、ライトダウンが重宝します。
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ホテルから歩いて5分くらい先にあるLiège駅からメトロ13号でInvalides駅で下車、セーヌ川越えて左岸に来ました。後ろに見えるドームは、アンヴァリッド廃兵院、その後方にナポレオンのお墓があるらしい。
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初セーヌ。今日も天気良く気持ちいい!
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アレクサンドルⅢ世橋。19 世紀後半に建造された、華麗なボザール様式のアーチ橋。ロシア皇帝にちなんで名付けられたそうです。
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セーヌ川沿いを10分程歩いて、オルセー美術館に着きました。元々はオルセー駅で、1986年に開館。日本人に人気の印象派やポスト印象派を多数所蔵していて有名です。ミュージアムパスがあるので、直ぐに入館できました。
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自由の女神が迎えてくれました。
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駅の雰囲気が残っています。それ程美術館としては大きくない、という話も聞いていたのですが、いえ、結構広くてビックリ。NYCのメトロポリタン美術館やルーブル美術館と比べれば小さいだけで、比べる先を間違えている。
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時計は、旧オルセー駅のままでしょうか。中途半端に写りですが豪華な時計。
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落穂拾い(ミレー) 以下、有名どころだけご紹介しておきます。
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晩鐘(ミレー)
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草上の昼食(マネ)
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草上の昼食(モネ)
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ムーラン・ド・ラ・ギャレット(ルノワール)
これは、何枚か書かれている様ですが、小さいサイズのものを30年前位に東京で見た記憶があります。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットは、現在はレストランになっていて、今回宿泊したホテルからも歩いていける距離でしたが、見に行くのを失念。 -
少女アルフォンジン(ルノワール)
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田舎のダンス(ルノワール)
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14歳の小さな踊り子(ドガ)
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サン・ラザール駅(モネ) サン・ラザール駅は、今回宿泊したオペラ地区にあり、構内にショッピング・アケードがあり、とても便利でした。
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モントルグイユ街,1878年6月30日の祭日(モネ) 万国博覧会の開催を祝って行われた祝祭行事の模様を描いたものです。
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日傘の女(左向き、モネ)
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日傘の女(右向き、モネ)
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床に鉋をかける人々(カイユボット)
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リンゴとオレンジ(セザンヌ) セザンヌの静物画はたくさんありますが、その中でもよく知られた絵ですね。
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アルルの寝室(ゴッホ) この絵も3枚か書かれていて、東京で見たことがあります。この絵だったかは判りませんが、3枚のうち一番小さいサイズの絵でした。
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ローヌ川の星月夜(ゴッホ)
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白熊(フランソワ・ポンポン)
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庭の女たち(ボナール)
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蛇使いの女(ルソー) ルソーは最も絵が下手な画家と言われていたそうです。
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戦争(ルソー) この少女の顔の書き方は確かにちょっとと思います。
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考える人(ロダン) 世界に24体あるそうです。上野の西洋美術館にもありますね。
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じっくり見る、という訳にはいきませんでしたが充分堪能できました。印象派ファンには必見ですね。
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セーヌ川側から見るオルセー美術館。垂れ幕にありますが、マネ、ドガの特別展を開催していました。
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オルセーを後にしてセーヌ川を渡ります。
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10分ほど歩いて、ルーブルのピラミッドが見えてきました。結構な人が並んでいましたが、12:30に予約を入れてありますので、待つことはありませんでした。勿論、ミュージアムパスの対象施設です。ルーブル美術館は、オルセー美術館よりも前の時代の美術品が展示されています。ルイ14世を始めとする歴代の王宮ですので、建物は広く絢爛豪華。
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正直なところ広すぎて見ることができるのは限られます。最低限の見所を抑えたいところ。早速、正面に見えてきました。
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サモトラケのニケ。階段を登るごとにだんだん近づいてくる石像は迫力があります。
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1863年にエーゲ海のサモトラケ島で発見。頭部と両腕は失われています。ギリシャ彫刻の傑作で、翼のはえた勝利の女神ニケが空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像。
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アポロンのギャラリー、ルイ14世が改装。19世紀後半に大々的な改修が行われ、ドラクロワなどによって仕上げられたそうです。
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「ルイ15世の王冠」、ブルボン朝の現存する唯一の王冠です、必見!
尚、廻りにちりばめられている宝石はイミテーションで、本物は別に展示されています。 -
エメラルド。140カラットというダイヤモンド(世界最大?)があるらしいのですが、見落としました。
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モナリザの展示場所は、人でごった返していました。
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こんなに人がいて近くで見られるのかな~と思っていたら、意外と直ぐに列が進みました。
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モナリザの対面にあるのが、カナの婚礼、イタリアルネサンス期のパオロ・ヴェロネーゼ。とても大きな絵で新約聖書にあるガリラヤのカナでの結婚披露宴でイエス・キリストが行った最初の奇跡を主題にしています。
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メデューズ号の筏、テオドール・ジェリコー。1816年のフランス海軍の軍艦メデューズ号が難破した際に起きた事件が描かれています。ロマン主義の作品で、激しい筆のタッチで躍動感が表現されています。
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民衆を導く自由の女神、ドラクロア。1830年のフランス7月革命がモチーフ。ロマン主義の代表作ですが、日本でもお馴染みの絵。
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ミロのヴィーナス。説明は不要ですね。中学校の教科書にエッセイがあった気がします。
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ミロのビーナスと記念撮影。
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フェルメールの「天文学者」。初めて見るフェルメール作品で、宗教画とは違い17世紀のオランダという時代背景、色彩が目を引きます。
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「レースを編む女」を探しましたが、残念ながら見つからず。
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ナポレオン3世の居室。大食堂。
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壁に描かれたトロンプルイユ。部屋にいながら外を眺めるという当時の流行のだまし絵だそうです。
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ナポレオン3世の居室。大サロン。
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いかにもナポレオンっていう感じの椅子。今のパリの街が作られたのは、ナポレオン3世のお陰らしい。彼は、クリミヤ戦争によってウィーン体制を終わらせたが、今回のウクライナを巡るロシアとの争いを見ると歴史は繰り返すな、って思う。今回の戦争も、意外や意外、エマニュエル・マクロンの活躍により終焉を迎え、彼がナポレオン4世を宣言したりして。いや、無いか。
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自然採光の屋根から柔らかい日差しが差し込む中庭。そこに彫刻作品がゆったりと並べられています。
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とても心地良い空間です。
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フィリップ・ポーの墓所。黒い頭巾に顔を埋め、頭を垂れた8人の泣き人に運ばれているのは、代々のブルゴーニュ公に重用された家令フィリップ・ポー。中世の作品。
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これは必見、ハンムラビ法典碑。目には目を歯には歯をで有名ですね。
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紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハムラビ王が晩年に発布した法典。 メソポタミア文明最盛期。
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「もしある者が強盗を働き捕らえられたなら、この者は死刑に処せられるであろう。」こうした判例形式で王の布告を集成した大石碑。
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ライオン。
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さてホテルに戻りましょう。流石に疲れました。ルーブル美術館の地下には大きなショッピングエリアと地下鉄の駅がありました。
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まだ明るいですが、夕飯。ヨーロッパはPM10時頃まで明るい。お洒落なビストロで、ホテルから歩いてすぐの「Chez Papa」というお店。英語だと「At Dad's」なので「おとうさんのところ」っていう感じ。ワインとポーションが多いので、前菜とメインを1品づつをシェアしてお腹一杯。円安で心配していたけど、意外とリーズナブルです。
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このお店、南西フランス料理店とあり鴨などお肉中心です。美味しくてボリュームがあって本当にお勧め。店内もお洒落で、お店の人もフレンドリーで感じが良い。何かパリジャン、パリジェンヌ、結構日本人に優しい気がするんだけど気のせい?
(旅は続く)
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