2023/05/03 - 2023/05/18
147位(同エリア373件中)
クリスさん
コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。8日目(5月12日)の行程、3番目はシャロン=シュル=ソーヌ県のブランシオンとその周辺のロマネスク教会です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
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トゥールニュから西に10kmほど走るとブランシオンの村に着きます。
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村の外れに駐車場がありますが、そこから400mほど歩くと村の入口に到着します。
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入口に上に聳えるのはブランシオン城(Château de Brancion)。城塞としては12世紀に工事が始まり14世紀に完了したとあります。
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村は城塞を中心に発展しましたが、村の規模も小さく中世の面影を良く残すといっても、財政規模もなく、施設も充実しているわけでもないので、フランスの最も美しい村協会には加盟していません。
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村のホールとして使用されていたという建物。
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傾斜地に建てらているので、上部は階段での登り降りとなります。
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坂道を登り切った村の頂上部には教会があります。最近の発掘調査の結果では6世紀からの歴史があるようですが、現存の教会は12世紀前半の建築です。
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ブランシオンのサン・ピエール教会((Église Saint-Pierre de Brancion)。
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三つの後陣をもつ教会です。
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シンプルなファザードですが、全体的に均質のとれた造りで美しいです。
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堂内。
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身廊の北壁、後陣、聖歌隊席にいくつかのフレスコ画が残されています。
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不鮮明ですが埋葬の場面です。
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アブラハムの聖書からアブラハムの魂の計測の場面とあります。
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聖歌隊席。中央には栄光のキリスト。
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下部のフレスコ画は使徒たち。
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側壁部分のフレスコ画は腐食が酷くてよくわかりません。
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14世紀のゴシック様式の物ですが、周辺の補修がされている教会と比べると残念な結果のなっています。
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クーポラ部分の天井。
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見学を終えて外に出ます。
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お城の円形になります。
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岡の上からは次に向かうラ・シャペル・スー・ブランシオンの教会が見えます。
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シャペル・スー・ブランシオンのノートルダム教会(Église Notre-Dame de la Chapelle-sous-Brancion)。サン・ピエール教会からは2kmほど、直線距離だと1kmほどかと思います。
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先ほどのブランシオンの丘を見上げると木立に隠れて教会までは見えません。
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正面ポータル。
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教会は12世紀後半の建築ですが、1893年に身廊等はロマネスクに修復し直されています。
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単廊式の教会。
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聖母戴冠のフレスコ画。このフレスコ画は修復されています。
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三日月の聖母。
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聖ジャンヌダルク。
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パドヴァの聖アントニウス。
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洗礼盤。詳細はわかりませんでした。
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後陣。
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次の教会は6kmほど東に行ったシャペーズ(Chapaize)の村。
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教会の名はサン・マルタン教会(Église Saint-Martin)。
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残念ながら12時を過ぎお昼休みに入ってしまいましたので内部の見学は出来ませんでした。
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先の2つの教会より古い11世紀の創建です。この教会は最近の修復により少し前まではかなり白い教会の写真を見てきましたが、私が行って見た限りでは少し落ち着いた色になってきて古さが戻った印象があります。
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一応、この扉の装飾もロマネスクです。
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あいにく雨も降りだしたので、撮影もそこそこに次の村に向かう事にしました。
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